ベースキャンプ高松店です。
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・
ベースキャンプ高松店です。
。
・
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
5月4日のGWの最中、愛媛県と高知県の県境にそびえる...
四国山地の東光森山(ひがしみつもりやま)に登りました。
・
・
この山はツツジの木が非常に多く、4月末から5月中旬に掛けて、
花を愛でる山行にはもってこい。とりわけ、珍しい白いアケボノ
ツツジが見られるとあって、知る人ぞ知る、花の名山です。
但し、急登とスリッピーな足元には注意が必要ですが...
レポートです。![]()
・
・
今回は大田尾越の登山口から、東へ伸びる尾根に取り付きました。
逆の西側には大座礼山が対峙しています。
登り口からは、いきなりの急登となり、安易に登られると
きっと「まじっ...」となると思います。 (
)
登り始めはやや肌寒く感じたのですが、薄着にしていて正解でした。
・
・
尾根道には、ちょうどシャクナゲがつぼみから開花に
向かっていました。昨年に比べて、一週間程遅めかな?
この山域では、ツツジの開花から少し遅れて、シャクナゲが
開花するので、アバウトですがどちらかは見れると思います。
・
・
急登を登り切るとフラットな道のりへ...
ホッとするや否や、辺りには赤系の艶やかな花が
ポツリ、ポツリ... そしたらその数は増して行き
遂には圧巻の素晴らしい光景が広がっていました。
「ツツジのトンネルだ~い」
\(
)/![]()
・
・
この日はお天気に恵まれて、青い空に咲き誇る花々が
物凄く映えて、心はウキウキ状態に ![]()
朱色はミツバツツジ。
ピンク色はアケボノツツジ。
単色に無い2つの色が混ざり合った...
2つのハーモニーが奏でる極美の空間~![]()
まさに今こそ、花盛りのとき...
。
・
急に眼前にこれから登る、東光森山の山頂部が見えました。 ![]()
際立った、美しい山容ですが、登りが手強そう...
・
・
折角急登を登ったのに、鞍部へと下ります。
冬枯れだった森は、ようやく芽吹きが始まったみたい...
そう云えば、5月4日はまさに「みどりの日」。
若葉色に染まり行く森で、みどりをしっかり体感し、
リフレッシュ出来ましたぁ \(
)/
・
・
鞍部から本峰に取り付きましたが、これがまた急で~ (
)
木や根に捕まり、足元を確認しながら、身体をよじって登って行きます。
・
・
谷を隔てた対岸には、どっしりとした大座礼山の山塊。
ちなみに大座礼山の標高は、1、587m。
・
・
ドンドン、傾斜は増す一方...
例年スリッピーでぬかるんだ様な路面状況に泣かされますが、
今年は意外と乾いていて、物凄く歩きやすく感じました。
GWにも拘わらず、訪れるハイカーは少なく、10数名程度。
本当に静かな山域です。
・
・
念願の白いアケボノツツジに出会うことが出来ましたぁ(
)
早い、遅い、ヤレ風が吹いて、ヤレ雨が降って...
そんなこんなで、ナカナカお目に掛かれない、貴重な花なので、
素晴らしいタイミングでの山行となり、ホント感謝です。
今年は全般的に花の開花が遅れ気味なので、それが功を奏したみたいです。![]()
・
・
山頂直下は更に傾斜は増し、恐るべき激坂に ![]()
・
・
「登って来ましたよ
」
まさに四国は山ばかり...
・
・
標高1,486mの東光森山山頂に登頂 ![]()
山頂でランチタイム ![]()
尾根では風がやや強く感じられましたが、
アラ不思議?山頂はほぼ風も無く、陽射しが照り付け、
ポカポカ陽気でしたよ。
・
・
しばしツツジを求めて山頂部をお散歩...
立派なブナの大木にも遭遇出来ました。
・
・
下山開始...
急登だったポイントは、今度は急下りと化します![]()
フィックスロープを頼りに、ゆっくり、ゆっくりと...
・
.
もはや、崖下りに近いかも... (
)
,
,
この日、一番、二番を競う、花数を付けたアケボノツツジ。
上空にピンク色が浮かんでいるような感じ...
去年に比べると、確かに4~5日遅い開花ですね。
散ったばかりの花びらも有り、上も下もピンク色。
・
・
直下りが有れば、トラバースも有り...
ナカナカ歩き応えがありました。
登降が同じコース取りなのに、登山道をロストして
しまう場面も... 巻き道を直下降してしまいそうになる箇所が
幾つかありました。「アレ、おかしいなぁ?」そんな時は
尾根の左右をよく確認してくださいね。
,
鞍部から振り返ると、その勾配の厳しさが分かりました。
そして山頂部にはピンク色に染めるアケボノがやたら多かったです。
・
・
下山時に登りでは気付かなかった白いミツバツツジも。
これもナカナカ見ることが出来ないですよ。
・
・
いつしか上空には、太陽の周りに虹色の輪っかが...
「ハロ現象」と呼ばれるモノで、別名「白虹」とも云うそうです。
・
・
北側には別子の谷を挟んで、赤石山系の日本二百名山にも名を
連ねる東赤石山も見えました。登山口の筏津登山口には広い駐車場が
ほぼ満車で、四国外ナンバーも多く、人気の高さが伺えました。
・
・
下山後、アフターウオークに直径45mを誇る...日本最大級の
藤棚を観にゆらぎの森へ行きました。こちらも開花しており、
壮観でした。良いGWのお花見山行になりました。![]()
【歩行データ】
歩行距離:3.8㌔ 行程時間:4時間18分
総上昇量:572m 総下降量:489m
総消費カロリー:1、602カロリー
歩行レベル:初中級★★
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
。
5月15日は鈴鹿セブンサミットのひとつで、非常に人気の高い...
竜ヶ岳(りゅうがたけ)に登りました。
ちょうどこの時期は山腹に白い羊の群れが現れると聞き、
「是非ともその光景を観てみたい!」と云うことでのセレクトです。
・
・
果たしてその羊たちは現れてくれたのでしょうか?
レポートです。
・
・
今回は宇賀渓の登山口からのスタート。さすがに平日で、
駐車場は余裕で駐車出来ました。
コースは登りが遠足尾根、下りは金山尾根の周遊コースを
辿ることにしました。レベルは初中級に設定。☆☆
渓谷沿いの川のせせらぎを聞きながら林道を歩行。
前週に結構雨が降ったみたいで、川の水量は多かったです。
・
・
竜の雫を越えて、遠足尾根に取り付きます。
尾根上まではほぼ3ステップを踏む登りですが、最初が
最も急こう配で、ジグザグを刻みながらの植林帯の登り。
一気に汗が吹き出しました。![]()
第2、第3では、階段状の登りが減り、随分登り易く感じました。
・
・
尾根の上部に出ると、風景は一変。
自然林の豊かな森が広がっていました。
新緑に染まったグリーンシャワーを浴びる様な道のり。
そんな中に際立つ真っ赤なレンゲツツジが時折現れて
その対比にすっかり心奪われてしまいました。
「白」を求めて来たのに、「赤」に魅了されるとは...
まるでワイン選びで「白」か?はたまた「赤」か?
悩める子羊ちゃんなのです。(
)
・
・
昨秋に訪ねたときは、ここの紅葉の素晴らしさに感動でしたが、
モミジも多く、思った通りで新緑もピカイチ。![]()
・
真上を見上げるとこんな感じ...
緑のグラデーションが折り重なって...
本当に良い季節に来ることが叶いました。
・
・
林床の花は意外と少なくて、イワカガミとカタクリ、
スミレと山頂直下のキランソウぐらいしか確認出来ず...
。
・
尾根の北側をトラバースして、再び尾根に出ると、西側が開けて、
うっすらと竜ヶ岳の山頂が姿を現しました。
「結構、遠いね」そうなんです。でもその分、しっかりと縦走を
楽しむことが出来るので、ロングハイカー好きにはお勧めのコース取り。
・
・
「咲いていましたよ
シロヤシオがぁ...」
ようやく羊を一頭、確認 (
)/
・
・
遠足尾根に関せば、多くの開花木に遭遇しました。
既に落花したものも有りイの、まだつぼみのも有りイの、
尾根の北斜面にも多くの木が開花して、まさにピークに
向かっている印象。今年はひよっとして大当たり年かも。
・
・
気品があり、清楚な花ですね。
見惚れてしまいます ![]()
しかし1本の木に付く花数が半端無いです。
良いモノが観れて、本当にラッキーでした。
「赤」も良かったですが、さすがにこの純白を観れば、
「白」かなぁ (
)![]()
・
・
更に尾根を進むと、「?」
「なんじゃあ、これは...」
花が無ければ理解できなかったです。
馬酔木(あせび)の若葉が造り出した多色美。
黄色、緑、赤色、茶色...
これはこれで素晴らしい景色に遭遇出来た気がしました。
そしてその中を縫う様に登山道が伸びています。
・
・
谷を隔てた向こうの山塊は、同じく7サミットの藤原岳。
・
・
ここを登れば、金山尾根との分岐点です。
登山道はとても整備されていて感心~。
真新しい緑色のロープがそれを物語っていました。
下山後、任意の入山料を少し奮発。
・
・
稜線には笹原が広がり、チラホラと登山者の姿が見え隠れします。
竜ヶ岳はたくさんの登山道が有り、色んな方面から登ってくるので、
40~50名ぐらいのハイカーが登っていた様に感じました。
・
・
いよいよラスト。山頂へのダイレクトな登り。
なだらかで優美な印象を受ける山容ですね。
周囲の展望も開け、気持ちの良くなる道のり。
・
・
気温が高ければ厳しいと思いますが、山頂部は16℃ぐらい。
かなりコンディション良く、登頂出来ました。
この日は風がやや強くて、急ぎ1枚防寒着を羽織り対応。
体感は10℃ぐらいに感じました。
・
・
ほぼコースタイムの3時間で、ゆったり登ることが出来ました。![]()
終日曇天で、残念ながら周囲のクリアな展望は無く、残念~。
広い山頂部に腰を下ろし、風を避けてのランチタイム![]()
多くのハイカーが今年初の羊の出現を目撃しようと登っていましたが
「1週間早かったわ」の声が聞こえてきました。
・
・
お天気がこの先、悪くなる予報だったので、下山を開始。
・
・
下山の金山尾根の上部で、またしてもシロヤシオの群落に遭遇。
この日、一、二を争う花数の木です。
凄い花数に圧倒されました。
さすがにこれだけの花が咲くならば、毎年咲くのにも大変さが分かります。
やはり当たり年、外れ年って、有りますよね。
・
・
金山尾根は比較的に短時間で登れるコースなので、
登りに人気のコースみたいです。
・
・
結構急傾斜の下りも有り、ゴツゴツした岩場でスリップすれば、
大事故につながるので、ナカナカ気が抜けません。
・
・
途中からは脂分の含んだ落ち葉が降り積もった道のり。
その下には露石が隠れていて、難儀しました。
・
・
白滝まで下り、川を徒渉すれば、朝歩いた林道に戻ります。
1週間前は増水して丸太橋が冠水していたそうですよ。
・
・
ぐる~っと二つの尾根を廻って、無事下山。
背後には竜ヶ岳が遠くに幻の様に聳えて見えました。
それは山頂直下で見えた優美さとはかけ離れたシャープさを
際立たせていました。
今回は羊の大群には出会えませんでしたが、咲き誇るシロヤシオに
出会えて本当に良かったです。
これで鈴鹿セブンは「御在所岳」「入道ヶ岳」「藤原岳」と続いて4座を
登頂したことになりました。来月は天気が良ければ「鎌ヶ岳」にチャレンジ予定。
うん。やはり個人的には竜は大好きな山ですね。
【歩行データ】
歩行距離:10.6㌔ 行程時間:6時間15分
総上昇量:912㍍ 総下降量:930㍍
総消費量:2,214カロリー
ヒルに遭遇しませんでした。
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
今春から新たにスタートしたロングトレイル企画。
琴参観光主催、当店スタッフがフルサポートする...
「ゆっくり楽しむ遍路道歩き第3期」の第2行程のレポートです。
・
。
4月20日は阿波の国、吉野川北岸コースの約15㌔を歩きました。
お天気は曇り、気温18~20℃、微風2~3mのベストコンディション。
新緑、そして季節の花々が咲く春本番を迎えた道のりを、多くの札所を
巡りながら楽しく歩き切ることが出来ましたぁ。 (
)![]()
・
・
歩き出しは徳島県板野郡上板町七條。
初回参加出来なかった方々も加わり、第2回目がスタート![]()
毎月1回集う...大人の遠足の様ですね。
・
・
かつては藍染、阿波和三盆等で栄えたエリアですが、
その面影を感じながら旧街道を西進しました。
・
・
本日最初の札所は、6番安楽寺。竜宮城を連想させる...
竜宮門の前で集合写真 ![]()
・
・
広く整然とした境内、そして新緑のお庭は心落ち着く空間。
朝の早い時間、さわやかな気持ちで参拝させて頂きました。
・
・
6番から約1.2㌔歩けば、もう7番十楽寺に到着。
初回は5箇寺、今回も5箇寺と...お参り三昧の道のり。
おかげで読経も息が揃う様になってきました。
・
・
徳島に流れる大河の吉野川に沿う様に西に伸びる...
撫養街道(むやかいどう)を歩きます。
道沿いには人家が多く、どのお庭も手入れが行き届き、
とにかく春真っ盛りのお花が一杯咲いて、明るく迎え入れてくれる様で、
これも素晴らしいお接待だと感じました。
・
・
周囲の田んぼには既に水が張られ、田植えが間近みたい...
こんな風に季節感を肌で感じられるのも、歩き遍路ならでは![]()
・
・
歩行中にイチゴ農家の露店でゲットした獲れたての
苺 🍓を、お接待させて頂きました。
甘くてフレッシュで、滅茶苦茶に美味しかったですね。
現地の旬の味覚を味わうのも、楽しみのひとつ。
お寺を忘れても、食べたモノはそうそう忘れることはありません(笑)
・
・
そしてスタッフが準備してきた露店の資材を開封。
じゃあ無くて...
お抹茶タイムを開催~![]()
・
・
お抹茶を入れたら、サーモスでお湯を注ぎ入れて、
アッ、お茶菓子もしっかりと用意しましたぁ...
・
・
あとのお抹茶を点てるのは、セルフサービスが
私達歩き遍路の流儀![]()
予期せぬ、お抹茶の野点に感激して頂けたみたいで、
準備してきた甲斐がありましたぁ (
)GOOD!
こうして「ゆっくりと歩く」のが今回の遍路旅の特徴なのです。
・
・
高さ13㍍を誇る、四国最大級の山門を潜れば...
.
。
8番札所の熊谷寺に到着。
ちょうど藤の花がほぼ満開で歓迎してくれました。
・
・
境内にはご詠歌が常に流され、荘厳なイメージに包まれています。
多宝塔から奥に登れば、小高い丘に新緑に覆われた本堂、大師堂が
在りました。
・
・
お昼前の時間になる頃は、春のお遍路シーズン真っ盛りということで、
多くの参拝者が訪れていました。今回も外国の方を中心に歩きの方も
道中でお見掛けしましたよ。
・
・
9番札所までは約2.4㌔と、こちらも近い距離。
周囲は住宅地から、のどかな田畑が広がる田園風景に一変。
道端にタンポポが咲く道のり。
「お腹が空いてきましたね。」(
)
・
・
9番札所の法輪寺へ到着。
比較的にこじんまりとした、良いお寺さんです。
ここでお待ちかねのランチタイムにさせて頂きました。
・
・
最近では滅多にお見掛けしなくなった農作物ですが、
たばこの葉です。昔はこの辺りも多かったのですが...
遍路道では季節以外にも、その時代の状況、趨勢等も
色濃く反映されるんです。
・
・
道中で休憩を兼ねて、しばしシロツメクサの花飾りに挑戦。
昔遊びで作っていた乙女達もすっかり童心に戻り、でも悪戦苦闘。
えらく熱心に作っていたご夫婦がいらっしゃいました。
・
・
みごとに完成 ![]()
聞けば、ナント、ナント.ナント...
「ちょうどこの日が〇〇年目の結婚記念日だった」そうで、
参加者一同、大驚き、そして拍手の大歓声で...
忘れらないメモリアルな日になった様ですね。
ホント、遍路道の途上では、不思議な良いことが
たびたび起こります。
・
・
撫養街道から山に向けて90度ターンして、
山上の10番札所の切幡寺を目指します。
・
・
ここは標高差100㍍、300段の石段の登りが待っており、
次の行程の藤井寺~焼山寺の「遍路ころがし」の行程の
試金石ともなる...重要なポイント![]()
・
・
初めて体験する急登になりましたが、全員みごとにクリア ![]()
・
本堂をバックに集合写真。
今回はここが最後の札所になります。
・
・
このお寺の最高の時期に参拝することが出来ました。
境内にはボタンの大輪が咲き誇っていたのです。
「たてばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は〇〇~」の、
あのボタンですね。
お寺から下山したら、長らく歩いて来た撫養街道ともお別れ。
進路を南に変えて一路吉野川を目指しますが、今回はここまで。
【歩行データ・スタッフ】
歩行距離:17.2㌔ 行程時間:7時間18分
総上昇量:282㍍ 総下降量:357㍍
消費カロリー:2,170カロリー
・
次回の3回目は吉野川を北岸から南岸へ渡り、11番藤井寺へ。
その後、「最後まで残った空海の道」とも呼ばれる...人気ながら
「遍路ころがし」で有名な藤井寺~焼山寺の道へ、いざ挑戦です。
こう、ご期待ください。
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
・
・
5月3日(土)は船通山(せんつうざん)に登りました。
標高は1142.5mで島根県奥出雲町と鳥取県日南町の県境に位置し、
比婆道後帝釈国定公園に属します。
レポートです。![]()
・
・
今回は島根県側の登山道からのアプローチです。
・
・
沢の渡渉を何度か繰り返す…変化に富んだ鳥上滝コースから
山頂を目指しました。水の流れる、せせらぎの心地良い音を
聞きながら、ちょうど芽吹きを迎えた新緑も満喫出来て、
心身共にリフレッシュ~ (
)![]()
・
・
林床には、春のお花がいっぱい ![]()
こちらは、エンレイソウ。
・
・
「滑りやすいので、要注意
」
・
・
大きな緑が鮮やかな葉の下には赤茶色の花が...
ハシリドコロ 猛毒です。(
)
・
・
ミヤマカタバミ
・
・
鳥上滝です。
・
・
山頂部周辺はカタクリの自生地で、4月末から
5月上旬の開花時期には多くの登山者で賑わいます。
この日はまさに見頃を迎えていました。(
)![]()
・
・
山頂に到着。広い山頂部からの展望は素晴らしく
360°の景観が得られます。この日はお天気に恵まれ、
最高の見晴らしでした。気温は17℃くらい...
・
・
百名山の鳥取の大山もバッチリ
![]()
・
・
山頂部はカタクリがいっぱい![]()
陽を浴びて、花びらをそり返して、見事な咲きっぷり~。
GW中でお天気も良かったので、大勢のハイカーが
訪れて、お花を愛でていました。
それにしても久しぶりに圧巻のカタクリの大群落を
堪能することが出来ました。大満足です。
・
・
ボタンネコノメソウ
・
・
往路を戻り…
・
無事下山しました。
最高に楽しい、花の山歩きになりました。
次はどこの山へ、お花を見に行こうかな (
)![]()
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
・
4月30日に佐渡島を歩いた、トレッキングレポートです。
・
・
ベースキャンプ高松店です。
・
4月18日は、徳島県の最高峰の剣山(1955m)、別名"太郎笈"の
南西側に対峙する"兄弟峰の次郎笈"(じろうぎゅう1930m)に登りました。
・
・
次郎笈は「修験道の山」として古くから知られ、山名の末尾の
"笈"も、修験者,遊行者が法具,仏像,経文,衣類などを
納めて背負い歩く箱が名前の由来だとか…
それでは、レポートです。![]()
・
、
今回の登山口は、標高約1,400mの見ノ越登山口。
今年の登山リフトは4月23日からの営業開始なので、
この日はまだ動いておらず、徒歩で登るのみ...
劔神社で「安全登山」を祈願して出発です。
・
・
気温は高めで、ナント14℃もありました。
・
・
西島駅から見上げた、目指すべきピーク。
山頂部に笹原帯を抱いた、美しい峰ですが、
「結構高いし、遠そう...」
レベルは初中級☆☆。
・
・
営業前のひっそりとしたロープウェイの西島駅で休憩。
・
・
今回は百名山の剣山には登りません。
と云うことで、次郎笈へ最短コースを辿ります。
・
・
ガレガレのトラバース道は、滑落に要注意 ![]()
雪山では危なくて、避けたい道のりです。
・
・
でもこの道からは、剣山の「剣」の謂れの
御塔石がマジかで見られるのです。![]()
・
・
いつしか、次郎笈が真正面に見えてきました。
・
・
ここが「次郎笈峠」と呼ばれる場所。
・
・
反対側を振り返ると、百名山の剣山(右奥)。
すなわち、剣山と次郎笈の分岐にもなっています。
・
・
兄弟峰の吊り尾根を登れば、次郎笈の山頂です。
、
・
次郎から太郎を振り返ります。
たおやかな、優美な山容を誇ります。
所々に残雪がありましたが、アイゼンは不要でした。
・
・
今回は更なる目的地が有りまして、そこを目指して
次郎笈から、一路、人気の剣山系の縦走路を西進。
笹原に続く一本の道... 「気持ちが良いねぇ
」
・
・
尾根歩きから、南側へ下り、辿り着いたのは、
『奥槍戸山の家』。那賀郡那賀町になります。
山の中のホント、ポッンと一軒山小屋![]()
・
・
そうなんです。実にここまで山を登って、更に下って...
ここの名物のカレーを食べる為にやって来たのです。 (
)![]()
こちらは「おんな気カレー」。
・
・
そしてこちらは「おとこ気カレー」。
結構ボリューミィな感じがたまりません ![]()
・
・
名物のカレーを頂き、しばしまったりとランチタイム。
山に登ってここにカレーを食べに来るのが四国のハイカーで
数年前から、とっても流行っています。
「何で歩いて...?」と思われますが、実はこの地に車や
バイクで来ようとしたら、パンク覚悟の未舗装のガタガタ、
凸凹道を延々と長時間走らねばならず、超過酷なのですね。
当然ながら、車酔いの方も続出で、車内は壮絶な感じ… (
)
・
.
この山の家の管理人さんご夫妻です。
今回は美味しいカレーを頂き、ありがとうございました。<(_ _)>
また、食べに来ますね。
・
・
食後は再び登り返し、次郎笈峠から別ルートを通り、
無事下山しました。
美味しいカレーを食べに山登り... 「有り」だと思います。![]()
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
・
・
4月21日(月)は、岡山県新庄村の毛無山(1219m)〜
白馬山(1060m)の縦走を楽しみました。
山系は鳥取県江府町とにまたがり、大山隠岐国立公園に
属するブナの森が自慢の山。この時期の山頂稜線は、
圧巻の「カタクリロード」となり、大勢の登山者が訪れます。
レポートです。![]()
・
・
田浪の駐車場で出発準備。
・
・
今回も天気に恵まれました。
本日の行程をチェック。
周回コースを時計周りで歩きました。
・
・
春の到来を感じさせてくれる山野草が出て来ました。
エンレイソウ ![]()
・
・
ミヤマカタバミ ![]()
、
・
猛毒「ハシリドコロ」も...
,
,
まだまだ冬枯れの登山道には陽が射しこみ、
明るい道のり。徐々に高度を上げて行く...
,
.
笹原にブナ林が点在する風景に心癒されるが、
ナカナカの傾斜が続きますね。
・
・
山頂に近づくと、この素晴らしい風景~![]()
どこまでも山が続いていますよ。
・
・
さぁ、ラストのひと登り ![]()
・
・
毛無山(標高1,219m)に登頂 (
)/
ほぼ360度、ぐる~ッ周囲が見渡せる展望を満喫。
。
・
雪を抱いた伯耆大山がクッキリ ![]()
意外と近くに見えて、ビックリ~
・
・
大山に向かって歩く感じ...
遮る葉っぱが無いので、よ~く見えます![]()
残雪が残る大山の勇姿を眺めなが、毛無山山頂から
白馬山へとゆっくり周回。 ・
・
カタクリの群生地へ。
・
・
みごとに花を開いていましたぁ (
)![]()
でもこれで3分咲きくらいかな?
今年はやはり寒さの影響で、どこも遅れていますね。
カタクリはたくさんのつぼみをつけており、これから
1週間ほどで見頃を迎えそうです。
・
・
こちらは、タムシバ。
・
・
白馬山(標高1,060m)に到着。
・
・
無事、下山。
・
・
下山後に新庄村の凱旋桜を散策しました。
こちらは遅れた分、満開に遭遇したのでした。(
)
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
4月22日は「飯野山の日/いいのやま」。
・
讃岐のほぼ真ん中にそびえる...おむすび山。
標高422mにちなんで、その日は「飯野山の日」、
別名「讃岐富士の日」として、認知されています。
.
地元のハイカーの多くが、日課として登っていますし、
健康維持、またトレーニングにも最適のゲレンデになっています。
・
今年も4月22日~ 「讃岐富士マウンテンウイーク」と称して、
地元丸亀市周辺では、「讃岐富士を楽しみつくす1週間!」がスタート!
特に22日は朝9時からイベントが行われて、毎年大盛況です。
讃岐に旅される際は、片道約1時間で登れて、瀬戸内海から阿讃山脈まで...
ぐるりと周囲の眺望は抜群ですし、絶対誰かに出会える安心感があります。
是非登ってみてください。(
)/
・
そして下山後のうどんは、そりゃあ格別ですよ。![]()
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
4月6日は、石鎚山系の山々に囲まれ、「四国の水がめ」とも
呼ばれる早明浦ダム湖を有する...自然豊かな高知県大川村を
訪ねました。ちょうど四国のド真ん中に位置しています。
村民は約350人。離島を除けば、日本で1番人口の少ない村だと
お聞きしました。
・
・
この日は春を迎えたばかりの大川村を舞台に、登って、食べて、
お花を楽しんで... そんな春を謳歌する休日をプランニング。
レポートです。![]()
・
・
まずは愛媛県と高知県の県境にそびえる、野地峰(のじみね)の
山頂を目指して、トレッキングのスタート。
今年は残雪が遅くまで残った様ですが、すっかり解けていました。
樹林帯の中のジグザグの登りをゆっくりと登っていきます。
木漏れ日と沢のせせらぎ、小鳥のさえずり...そして吹き抜ける風~。
山登りが楽しめる季節の到来
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いつしか樹林帯を抜けて、山頂部の笹原帯へ。
背後には黒岩山、そして登岐山が見えています。
建造物はマイクロウェーブ反射板で、この山の
山岳同座に欠かせないシンボル的存在になります。
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眼下には大川村の集落、そして幾つもそびえる峰々。
「結構登って来ましたぁ。」(
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標高1,279mの野地峰山頂に登頂。
登山初挑戦の方も余裕で登られました。
この天気、山岳風景で、山登りが好きになって
くださると良いのですが...
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西側には大座礼山、東光森山と...
あこがれの縦走路がつながる峰々が見えています。
北には法皇山脈と眼下には富郷ダムも。
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お楽しみのランチまでの時間をカウントダウンしながら、
ゆっくりと下山。「慌てない...慌てない…」
この日は他に3名の登山者がいらっしゃいました。
ウエアリングは、半袖アンダーウエアに長袖カットソーの
2枚で十分でした。頂上部は風が吹けば雨具の上着を羽織れば、
大丈夫です。下界は18℃に達する陽気だったそうです。
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スミレを発見。ツツジが咲く山ですが、まだまだ蕾は
小さかったですが、花芽はしっかり付いていました。
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下山後はお待ちかねの地元特産のお肉が登場![]()
幻とも云われる「大川黒牛」と「土佐はちきん地鶏」。
大人気のバーベキュー大会の開幕です。(
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お肉が次々と焼き網に乗り、良い色に焼き上って行きます![]()
炭火を使っているので、余計な脂が落ちて、くどさがありません。
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ロケーションも最高で、登った山並みも見えています。
でも誰もお肉に夢中で、景色に見惚れるなんて...(笑)
標高850mでのバーベキュなんて、贅沢ですね。
ちょうど対岸の山で大川黒牛が放牧されていますし、
登った山の下でははちきん地鶏が育てられています。
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「滅茶苦茶、美味し~い
」
牛のうま味、甘味がしっかりと感じられて、大絶賛。(
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加えて、特製たれ、特製ポン酢、特製の塩を使えば、
味変も楽しめて、バクバクと行けちゃいます。
また「鶏が柔らかくて良かったぁ」「クセが無くて美味しかった」と
こちらの評判も上々でした。
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20人分の肉を一気に平らげたのでしたぁ (
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食べる極意とは...
①肉は決して急がずに、ゆっくりと味わって食べるべし...
②ほぼ風向きは回るので、風上、風下は関係ありません。
③強者はサングラスを周到に用意。(
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食後は、さめうら湖を遊覧船に乗り、楽しむ予定でしたが、
湖の水量が少ないみたいで、結局船は出航しませんでした。
代わりに「大川村桜祭・しば桜祭」を見学することにしました。
途中で四国最大級を誇る、落差100mを越える小金滝を眺望。![]()
開花したての桜と滝を一緒に撮影することが出来たのでした。![]()
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桜祭りの会場へ。
ナント、この村で暮らすご夫婦が始めた、まさしく手作りの
個人宅でのお祭りだったのです。ご自宅の裏山を伐採し、100本の
桜の木を植えたのが始まりだとか...今年で12回目を迎えていました。
今では村の若者やサポーターがボランティアで協力し合って、
祭りを支えているそうです。お忙しい中、川上ご夫妻が直々に
ごあいさつ、ご案内して頂きました。<(_ _)>
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「うそでしょ?」「これが個人宅での会場?」 (
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そこはまるで桃源郷の様な、うっとりする程の別世界が
広がっていたのです。芝桜、チューリップ、菜の花、
そしてほぼ見頃を迎えた桜の花、花、花。🌸🌸🌸
春に覆われた空間に、一瞬で心奪われてしまいました。(
)GOOD!
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むせる程の強烈な菜の花の匂いに包まれた散策道。
黄色に緑色、上には桜のピンク色...
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ご夫妻が栽培された茶葉で加工された紅茶を頂くことに...
今回も万能サーモスの山専ボトルが大活躍。
優雅なティ・タイム ![]()
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まろやかで上品なテイスト。![]()
周囲は山々が広がり、眼下には吉野川が流れています。
とても素敵な場所ですね。
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この日は週末でキッチンカーやスイーツの屋台も出ていました。
先程迄肉と格闘していたのに、「スイーツは別腹よ」と
まぁ皆さん、元気でなによりです。
至福の時間をまったり過ごさせて頂きました。
どうか、このお祭りが長く続きます様に...
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最後に、讃岐人にとって必要不可欠な、貴重な水がめとなる、
早明浦ダム湖に架かる赤橋を歩いて渡り、山旅を完結させました。
湖の水量は少なめで、この先の水不足が少し心配になりましたが…
大川村の自然と村民の皆様に、心より感謝申し上げます。
春の大川村も見所が満載なので、お勧めですよ。
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【歩行データ/野地峰】
歩行距離:約4㌔ 行動時間:3時間1分
総上昇量:479m 総下降量:490m
消費カロリー:916カロリー
*バーべQで取得したカロリーだと、オーバーですね?
歩行レベル:入門~初級
ベースキャンプ高松店スタッフ