うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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10月初旬、大江山連峰トレイルに足を踏み入れました。
京都トレイル、広島湾岸トレイル、国東半島峯道ロングトレイル、
山陰海岸ロングトレイル等々、多くのトレイルを歩いてきましたが、
ようやく新しいトレイルの歩き出し...
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大江山は京都府丹後半島の付け根に横たわる連山。
「酒呑童子伝説」が有名で、雲海の名所としても知られており、
丹後天橋立大江山国定公園に指定されています。
たおやかな峰々をつなぐ道のりはとても牧歌的でも有り、
また意外とアップダウンを伴い、歩き応えもあります。
今回はトレイルの西側の3つのピークを踏む内容。
それではレポートです
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歩き出しは、連峰の北西に位置する加悦双峰公園。
お天気にも恵まれ、ナントか雨には遭わない予報です。
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まずは主稜線に取り付くべく、登りのスタート
背後にそびえるのは赤石ヶ岳。今回はピストン登山ながら、
最後にこの山を登って終了となります。
既にナナカマドは真っ赤な実を付けていました。
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主稜線に出ましたが、物凄く良い道が現れてビックリ ()
さすがにファミリーハイキングにも最適と聞いていた通り
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今年は残暑が厳しく、この日も陽射しが強かったですが、
周囲を木々に囲まれた日陰は涼風が吹き上がり、快適そのもの。
確実に山は秋の気配が感じられました。
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大江連峰の最高峰の千丈ヶ嶽を目指します。
登山道には落下した栗の実だらけ。
今秋は大豊作の予感がします。
でも熊さんの大好物じゃあないですか?
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登山道はゆったりと蛇行して、傾斜を緩く保ち、
山頂へと導いてくれます。標識もしっかり整備され、
とても分かりやすかったです。
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約1時間半で連峰最高峰の千丈ヶ嶽(標高832m)に到着。
ここまでだったら、ほぼ入門コースですね。楽勝、楽勝
すっかりお腹が空いたので、山頂でランチタイム
日陰がほぼ無いので、陽射しが強ければ、少し下って日陰が良さそう…
この日、下界では最高気温が25℃、山頂部は20℃前後でした。
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主稜線には4つの顕著なピークがあります。
このモニュメントが設営されており、その内の3つのピークを
今回は登る予定にしています。
西から赤石ヶ岳、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚ですが、
鍋塚はまた別の機会に登る予定です。
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千丈ヶ嶽の山頂から、遥か先に日本海が見えました。
どうやら日本三景の天橋立辺りでしょうか?
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山頂を後にし、次なる鳩ヶ峰に登ります。
ちょっと急な丸太の階段を標高差で約100m程、一気に下ります
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下ったら、今度は登り返し ()
後方は先程登っていた千丈ヶ嶽です。
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2つ目のピークは、鳩ヶ峰(標高746m)。
周囲の展望は、こちらの方が良く感じます。
東側に主稜線が遠くまで延びています。
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今回登れなかった鍋塚(標高763m)は谷を挟んで、
これまたたおやかに美しい山容を見せていました。
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鳩ヶ峰から千丈ヶ嶽へ戻りますが、一旦鞍部へ下り、
更に登り返しが待っていましたぁ ()
「こ、こんなに下っていたの?」結構な登り返しでしたね。
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千丈ヶ嶽に戻れば、夏の雲が結構高度を下げて、
迫って来ましたぁ。
この日は平日で登山者も少なく、4パーティ8名に出会いました。
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栗の大量落下地点を下り、西へと戻ります。
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笹原の美しい主稜線の向こうにそびえる赤石ヶ岳。
最後にあの山を登って終了です ()
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笹原の眺望行程は素晴らしく、最高に気持ちが良かったですね。
赤石ヶ岳に取り付けば、ススキが見事に開花中でした。
再び、秋を実感
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この日一番の大展望が広がってくれました。
とにかくでっか~い...山並みですねぇ
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大きな石や岩場を縫い歩く道のりは結構気が抜けません。
少々滑りやすいかな。
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「まぁ~だぁ?」「あと、どれくらい?」と聞かれても、
「もうちょっと、もうちょっと...」と答えるしか...
個人的には8月真夏の下見の時にここの最後は長く感じた気がしますが、
下の鞍部からの登り返しは、標高差約180mの登りとなります。
なんとか赤石ヶ岳(標高736m)に登頂~ \()/
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気が付けば足元は山の名前の通りに、赤石だらけ。
眼下には山里が広がっていました。
「今日もよく歩きましたね」
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赤石ヶ岳を下り、無事下山。
本来ならば赤石ヶ岳を最初に登ると良いのですが、
結構手強い山なので、最後に余力があれば登ろうかな?
そんな想定で最後にさせて頂きました。
【歩行データ】
コースタイム:6時間2分 歩行距離:9.1㌔
累積上昇量:748m 累積下降量:746m
消費カロリー:1,486カロリー
歩行グレード:初級
今度は少し志向を変えて、トレイルのサブコースで、
最近人気の「天橋立トレイル」を歩いてみようかな?
新しいトレイルにワクワクする気持ちを携えて...
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ベースキャンプ高松店スタッフ