ベースキャンプ高松店です。
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4月18日は、徳島県の最高峰の剣山(1955m)、別名"太郎笈"の
南西側に対峙する"兄弟峰の次郎笈"(じろうぎゅう1930m)に登りました。
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次郎笈は「修験道の山」として古くから知られ、山名の末尾の
"笈"も、修験者,遊行者が法具,仏像,経文,衣類などを
納めて背負い歩く箱が名前の由来だとか…
それでは、レポートです。
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今回の登山口は、標高約1,400mの見ノ越登山口。
今年の登山リフトは4月23日からの営業開始なので、
この日はまだ動いておらず、徒歩で登るのみ...
劔神社で「安全登山」を祈願して出発です。
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気温は高めで、ナント14℃もありました。
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西島駅から見上げた、目指すべきピーク。
山頂部に笹原帯を抱いた、美しい峰ですが、
「結構高いし、遠そう...」
レベルは初中級☆☆。
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営業前のひっそりとしたロープウェイの西島駅で休憩。
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今回は百名山の剣山には登りません。
と云うことで、次郎笈へ最短コースを辿ります。
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ガレガレのトラバース道は、滑落に要注意
雪山では危なくて、避けたい道のりです。
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でもこの道からは、剣山の「剣」の謂れの
御塔石がマジかで見られるのです。
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いつしか、次郎笈が真正面に見えてきました。
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ここが「次郎笈峠」と呼ばれる場所。
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反対側を振り返ると、百名山の剣山(右奥)。
すなわち、剣山と次郎笈の分岐にもなっています。
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兄弟峰の吊り尾根を登れば、次郎笈の山頂です。
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次郎から太郎を振り返ります。
たおやかな、優美な山容を誇ります。
所々に残雪がありましたが、アイゼンは不要でした。
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今回は更なる目的地が有りまして、そこを目指して
次郎笈から、一路、人気の剣山系の縦走路を西進。
笹原に続く一本の道... 「気持ちが良いねぇ」
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尾根歩きから、南側へ下り、辿り着いたのは、
『奥槍戸山の家』。那賀郡那賀町になります。
山の中のホント、ポッンと一軒山小屋
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そうなんです。実にここまで山を登って、更に下って...
ここの名物のカレーを食べる為にやって来たのです。 ()
こちらは「おんな気カレー」。
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そしてこちらは「おとこ気カレー」。
結構ボリューミィな感じがたまりません
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名物のカレーを頂き、しばしまったりとランチタイム。
山に登ってここにカレーを食べに来るのが四国のハイカーで
数年前から、とっても流行っています。
「何で歩いて...?」と思われますが、実はこの地に車や
バイクで来ようとしたら、パンク覚悟の未舗装のガタガタ、
凸凹道を延々と長時間走らねばならず、超過酷なのですね。
当然ながら、車酔いの方も続出で、車内は壮絶な感じ… ()
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この山の家の管理人さんご夫妻です。
今回は美味しいカレーを頂き、ありがとうございました。<(_ _)>
また、食べに来ますね。
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食後は再び登り返し、次郎笈峠から別ルートを通り、
無事下山しました。
美味しいカレーを食べに山登り... 「有り」だと思います。
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ベースキャンプ高松店スタッフ