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2025年10月28日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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10月初旬、京都一周トレイル・東山コースの人気区間の

伏見稲荷~東山展望台を歩きました。京都の人気スポットを

つなぐ道のりに、古都京都らしい風情を感じつつも、熱狂と静寂の

挟間に揺れる...まさに今の京都の姿を目の当たりにした気がしました。

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月末の涼しさを考えれば、初旬の暑さは異常でしたね。

この日は晴れ時々曇りで、気温は26℃~30.5℃、風速は2~4m。

日陰は比較的涼しかったですが、照り付ける陽射しは物凄く強くて

とにかく暑かったです。(coldsweats01sweat01

レポートを掲載致します enter

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朝の京都市内は比較的スムーズに車が流れました。

「平日なので空いていて良かったぁ~」と、この時は安堵...

伏見稲荷の大鳥居を潜り、トレイルウオークがスタート。

ほぼピーカンの下、朱塗りの鳥居の赤が青空に映えます heart04

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境内に入れば、そこには人、人、人でしたぁ (coldsweats02

まぁインバウンドの方しかり、修学旅行生しかりで...

さすがに京都きっての人気のスポットだと再認識。

全国の「お稲荷さん」を束ねるだけ有り、境内はとにかく広くて、立派sign01

参拝後は人気の千本鳥居を潜り歩きます。

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稲荷山に登る道中には、絶え間なく、色鮮やかな鳥居が立ち並び、

独特な雰囲気を醸し出し、まぁこれが海外の方には大人気なのですが、

スマホで撮影しながら歩く人ばかり... まさにインスタ映えのメッカ。

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「おもかる石」にも挑戦してみましたぁ。

「予想していたのより、重かったのかな?軽かったのかな?」

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三辻、そして四辻へと登って行きます。

登っているうちに人だかりも、少しずつ少なくなってきました。

四辻から進路は東から北へと変わり、急な下りを終えれば、行き交う

観光客もほとんど居なくなり、京都の静かな郊外を歩く感じに...

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住宅地から山麓の道に入れば、そこは皇室ゆかりのエリア。

都会の喧騒から隔絶された、木々に覆われた静かで厳かな佇まい。

近くには泉涌寺が在ります。

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トレイルから少し離れますが、折角なので、西国札所15番の今熊野観音寺へ

立ち寄ることにしました。境内は今は青モミジで覆われ、美しく、心和む

空間。四国人にはお馴染みの弘法大師空海ゆかりのお寺。

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トレイルは住宅地を縫い歩く様な区間も有り、

これがまた凄く面白く感じられる所でもあります。

京都の日常を垣間見ることが出来たり...

地元の方とあいさつが交わされたりするのも良いですね。

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そしていつしか再び山の中へ...

「京女 鳥部の森」。

なんと京都女子大所有の森だそうです。

鬱蒼とした山の中に、整備された散策路が伸びて、

本当に京都の中心近くに居るとは思えません。

道端でお弁当を広げさせて頂きました。riceball

木陰から吹き上がる微風が涼しくて、汗がす~っと引きました。

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国道1号線の下を地下道路で潜ります。

このトレイルは山と山とを上手に結ぶコース取りで、住宅地や

舗装路を巧みに繋ぎ合わせ、非常に熟慮して作られていますね。

標識も要所に設置され、整備状況も良く、とても歩きやすいです。

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「歌の中山」と呼ばれるエリアでは、やたら海外組が増えて来ました。

その数は尋常じゃあ無いレベルで、「?」。

皆さん、清閑寺方向へ歩いているので、「この先に何が有るのか?」

興味を覚えたので、予定外でしたが、しばし寄り道を敢行。

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この区間は5回以上は歩いていますが、清閑寺は初入場になります。

静かな古刹で、の~んびり出来ましたぁ。

でも外国の方に人気の理由が結局の所、分かりませんでした。(sad

近くには京都タワーも見えて、街の中心部が近いことは分かりました。

                                                                                                                                                                   ・

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気温の高さを考慮し、急遽歩く内容を調整させて貰い、

最速のトラバース道を通り、次なる清水寺へ向かいました。

周囲には着物を着た海外組がやたら目立ち始めました。

暑い日だったので、少し大変そうに映りました。

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清水寺も西国札所ですが、ひょとしたら伏見稲荷と人気を分ける...

いやそれ以上の超人気スポットじゃあ無いでしょうか?

音羽の滝にはこの行列。

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清水坂の参道はこの人混み。とにかく活気が溢れています。

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広い境内をぐる~と周遊し、フリータイム。

「清水の舞台」も大盛況で、写真を撮るのもひと苦労。

人気スポットの地主神社は社殿修復工事中とのことで、

今回は残念ながら参拝出来ませんでした。

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 「皆さん、拝観が大変かな?」との心配を他所に、

冷たいかき氷を前にしてマッタリしていたのには、ビックリsign02

まぁ、暑かったので...ねぇ  (*^_^*)

ただ歩くだけじゃあ無い、ゆとりも欲しいですよねぇ。

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台風で路面が崩れ、清水寺へは通行止めと聞いていましたが、

う回路を利用し、お寺から本来のトレイルに復帰出来ました。

通常は清水山山頂を経由し、途中から清水寺へ下って、

再び同じ道を登り返す所ですが、今回は「かき氷タイム」に

その労力が充てられることになったのでした。

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照葉樹の森を歩き、最終点となる東山展望台を目指しました。

午後は雲も出て、陽を遮り、幾分涼しく歩けました。

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眼前にひときわ大きな山塊が現れたかと思ったら、この先に続く

東山コースの最終点となる比叡山(標高848m)でした。

この先、またトレイルの続きを歩き、登りたい山ですね。

但し、熊の出没も有る様なので注意は必要 danger

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今回は東山展望台で、歩行は終了。

本来はここから蹴上に下って、本コースの終了となりますが、

「いつもここで終わりたい...」そう思わさせる、感動的な眺望が

今回も待っていました。

眼下には京都盆地、それを取り巻く山並みが広がる、圧巻の眺め eye

いや、いや、京都は大都会ですね。

豊かな自然と大都会と世界が融合しながらも、古い歴史と文化を今に踏襲する

魅力に富んだ街。山歩きと街歩きを交互に楽しみながら、時に誰もが知る、

有名なお寺に寄り道をしたりするのも面白い... 京都トレイルは色んな

楽しみ方があるトレイルですし、決して色あせない京都ブランドに彩られた

道のりでもあります。特にこの東山コースはお勧めのコースです。 good

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【歩行データ】

歩行距離:12.6㌔  行動時間:6時間12分

上昇量:506m   下降量:324m

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年10月21日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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10月初旬、大江山連峰トレイルに足を踏み入れました。

京都トレイル、広島湾岸トレイル、国東半島峯道ロングトレイル、

山陰海岸ロングトレイル等々、多くのトレイルを歩いてきましたが、

ようやく新しいトレイルの歩き出し...

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大江山は京都府丹後半島の付け根に横たわる連山。

「酒呑童子伝説」が有名で、雲海の名所としても知られており、

丹後天橋立大江山国定公園に指定されています。

たおやかな峰々をつなぐ道のりはとても牧歌的でも有り、

また意外とアップダウンを伴い、歩き応えもあります。

今回はトレイルの西側の3つのピークを踏む内容。

それではレポートです enter

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歩き出しは、連峰の北西に位置する加悦双峰公園。

お天気にも恵まれ、ナントか雨には遭わない予報です。

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まずは主稜線に取り付くべく、登りのスタートsign01

背後にそびえるのは赤石ヶ岳。今回はピストン登山ながら、

最後にこの山を登って終了となります。

既にナナカマドは真っ赤な実を付けていました。

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主稜線に出ましたが、物凄く良い道が現れてビックリ (coldsweats02

さすがにファミリーハイキングにも最適と聞いていた通りsign01

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今年は残暑が厳しく、この日も陽射しが強かったですが、

周囲を木々に囲まれた日陰は涼風が吹き上がり、快適そのもの。

確実に山は秋の気配が感じられました。

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大江連峰の最高峰の千丈ヶ嶽を目指します。

登山道には落下した栗の実だらけ。

今秋は大豊作の予感がします。

でも熊さんの大好物じゃあないですか?

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登山道はゆったりと蛇行して、傾斜を緩く保ち、

山頂へと導いてくれます。標識もしっかり整備され、

とても分かりやすかったです。

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約1時間半で連峰最高峰の千丈ヶ嶽(標高832m)に到着。

ここまでだったら、ほぼ入門コースですね。楽勝、楽勝note

すっかりお腹が空いたので、山頂でランチタイム riceball

日陰がほぼ無いので、陽射しが強ければ、少し下って日陰が良さそう…

この日、下界では最高気温が25℃、山頂部は20℃前後でした。

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主稜線には4つの顕著なピークがあります。

このモニュメントが設営されており、その内の3つのピークを

今回は登る予定にしています。

西から赤石ヶ岳、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚ですが、

鍋塚はまた別の機会に登る予定です。

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千丈ヶ嶽の山頂から、遥か先に日本海が見えました。

どうやら日本三景の天橋立辺りでしょうか?

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山頂を後にし、次なる鳩ヶ峰に登ります。

ちょっと急な丸太の階段を標高差で約100m程、一気に下りますdownwardright

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下ったら、今度は登り返し (coldsweats01sweat01

後方は先程登っていた千丈ヶ嶽です。

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2つ目のピークは、鳩ヶ峰(標高746m)。

周囲の展望は、こちらの方が良く感じます。

東側に主稜線が遠くまで延びています。eye

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今回登れなかった鍋塚(標高763m)は谷を挟んで、

これまたたおやかに美しい山容を見せていました。

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鳩ヶ峰から千丈ヶ嶽へ戻りますが、一旦鞍部へ下り、

更に登り返しが待っていましたぁ (coldsweats02sweat01

「こ、こんなに下っていたの?」結構な登り返しでしたね。

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千丈ヶ嶽に戻れば、夏の雲が結構高度を下げて、

迫って来ましたぁ。

この日は平日で登山者も少なく、4パーティ8名に出会いました。

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栗の大量落下地点を下り、西へと戻ります。

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笹原の美しい主稜線の向こうにそびえる赤石ヶ岳。

最後にあの山を登って終了です (happy01scissors

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笹原の眺望行程は素晴らしく、最高に気持ちが良かったですね。

赤石ヶ岳に取り付けば、ススキが見事に開花中でした。

再び、秋を実感sign01

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この日一番の大展望が広がってくれました。

とにかくでっか~い...山並みですねぇ heart04

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大きな石や岩場を縫い歩く道のりは結構気が抜けません。

少々滑りやすいかな。

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「まぁ~だぁ?」「あと、どれくらい?」と聞かれても、

「もうちょっと、もうちょっと...」と答えるしか...

個人的には8月真夏の下見の時にここの最後は長く感じた気がしますが、

下の鞍部からの登り返しは、標高差約180mの登りとなります。

なんとか赤石ヶ岳(標高736m)に登頂~ \(happy02)/

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気が付けば足元は山の名前の通りに、赤石だらけ。

眼下には山里が広がっていました。

「今日もよく歩きましたね」

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赤石ヶ岳を下り、無事下山。

本来ならば赤石ヶ岳を最初に登ると良いのですが、

結構手強い山なので、最後に余力があれば登ろうかな?

そんな想定で最後にさせて頂きました。

【歩行データ】

コースタイム:6時間2分  歩行距離:9.1㌔

累積上昇量:748m    累積下降量:746m

消費カロリー:1,486カロリー

歩行グレード:初級

今度は少し志向を変えて、トレイルのサブコースで、

最近人気の「天橋立トレイル」を歩いてみようかな?

新しいトレイルにワクワクする気持ちを携えて...

                                                                                                                                                    。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年10月17日 (金)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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9月21日(日)は、主催琴参観光、当店スタッフがサポートする...

四国八十八箇所を日帰り・順打ちスタイルで1日15㌔程度を歩く、

「ゆっくり楽しむ遍路道歩き3期」の第5行程が開催されました。

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夏休み明けの久々の歩行は、徳島県神山町の自然豊かな

山岳エリアと清流鮎喰川が流れるリバーサイドウオークの二本立てで

町内を縦断する内容。残暑を感じながらも思わぬ涼やかな

山岳路に秋の到来をしっかりと体感出来ました。

レポートです enter

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歩き始めは12番札所の焼山寺を下った、標高約240mの鍋岩。

のどかな山間の集落にすっかり心が和みますね。

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前の5,6月で遍路道史上最大の難所の「遍路ころがし」を

2回に分けて歩き、ようやく山岳路を終えたと安堵していたにも

関わらず、今回もいきなりの山岳路の登場となりました。(coldsweats02

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ひと山トラバース越えして、隣の集落へ...

朝一は青空が出て、気持ちの良い歩き出しとなりました。

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途中、車道歩きを経て、再び山岳路へ。

標高450mの玉ヶ峠を目指しての沢筋の急登に挑戦!

汗が吹き出しましたぁ~ sweat01

今年の夏も暑かったので、日頃のトレーニングもナカナカ出来ず、

久々の山歩きの方も多かった筈ですが、スタッフの心配を裏切る...

皆さん、実に頼もしい脚力を拝見させて頂きました。

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累積標高差325mを登り、辿り着いた峠は切通しになっていて、

冷たい涼風が吹き抜けて、最高に心地良かったです。good

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峠からは南側が明るく開けた車道歩きで、累積標高差が

約471mの下り道を鮎喰川に下ります。

これが結構ダラダラの下り道が続き、距離も長くて、

下りが苦手な方には少し大変かも。

周囲は幾重もの山並みが続き、眼下には蛇行を繰り返す川、

そして山間の集落には栗・柿・柑橘類の木々が一杯...

常に谷から吹き上げる微風に「涼」を頂き、下界では

決して感じられない、「秋」の到来を実感したのでした。

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鏡石を越え、阿川に下る手前で道路工事を実施中で、車両は通行止め。

なお、遍路道は迂回路が設置されており、歩行に問題は無し。

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前方に鮎喰川が見えて来ました。

もうすぐ、午前の歩行の終了。

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今回の昼食は、初の弁当持参で無い...現地の美味しいモノが登場 restaurant

豚肉の陶板焼き、お刺身、フライ、小鉢、茶わん蒸し等が並ぶ...

豪華バージョンに驚かされました (lovely

今後もその土地ならではのお食事が食べられたら良いですね。

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午後の歩行開始ですが、いきなり案山子の登場 shine

過疎化が進む山間を盛り上げるべく、人型の案山子ですが、

その表情、姿は本当に上手に作れれています。感心、感心sign03

とってもユニークで、ホッコリさせられますね。(coldsweats01

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遍路道の道端でいきなり姿を現すので、ビックリsign01

でも多分一人で歩いていると、心強い道案内になること、

間違い無しだと思いました。

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鮎喰川の右岸をアップダウンする道のりですが、今回は

駒坂峠付近で、少し苔むした下り道でスリップしそうな方が続出。

要注意ポイントです。 danger

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鮎喰川に架かる、駒坂の沈下橋を渡ります。

歩き遍路では、超有名な撮影ポイントのひとつ camera

川の水量はマズマズで、ちょうど陽射しも出て、

のどかな景色がお遍路さんにマッチしています。

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清流鮎喰川の左岸を歩きます。

途中で稲穂を干している光景に遭遇 eye

いや~、最近では滅多に見れない秋ならではの風景かも。

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午前中の山岳エリアでの秋めいた気温はどこへやらsign02

リバーサイドウオーク中は、滅茶苦茶に陽射しが強く、

一気に季節は真夏へ逆戻り sun

体力の消耗、熱中症を心配し、出来るだけ日陰を歩いて貰いました。

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さすがに皆さん用意周到で、日傘の登場です。

年々と春~秋シーズンに日傘を使われる方が増えて来ましたね。

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再び、広野で橋を渡り、鮎喰川の右岸へ。

今後も鮎喰川とのお付き合いは長くなりそうです。

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最後は神山森林公園下の臼嶽まで歩き、歩行終了。

おつかれさまでした。<(_ _)>

次回は神山町を抜けて、徳島市内へ。

徳島市内の5つの札所を巡ります。

秋本来の気温になります様に...

                                                                                                                                                     .

【歩行データ】

歩行距離:14.41㌔  行動時間:6時間13分

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P.S.

今回も気温の上昇を懸念し、冷たいスイーツをお接待~

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今シーズン大活躍のイスカ社の保冷バッグの

「フォールドアップクーラーL」の登場sign01

サイズ的には2Lのペットボトルが2本入り、

内側がアルミ蒸着の断熱材をライニングしています。

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ご当地徳島産の旬のシャインマスカット3房を一晩凍らせて持参。

まだまだ冷たくて、甘味も増し、大好評でした heart04

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午後ながら、まだまだ凍っていました。

本当に使える...優れモノなので、今後とも新しい食材に

チャレンジしたいですね good

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年10月11日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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10月10日(金)、西日本一標高の高い、石鎚山に登りました。

云わずと知れた...四国では超有名な紅葉の名所。

標高1,982mの主峰の天狗岳の紅葉は、ほぼ見頃を迎えていました。

「猛暑の影響で遅めかな?」との予想を裏切る...通年の見頃の時期に

合して来ましたね。

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個人的な感想で云えば、赤系統の色調がクリアに発色して、

今年の紅葉は久々のGOODsign01 (happy01good

かなり良い状態に思われます。

この日は10月の3連休前の平日ながら、数百名単位の

ハイカーが繰り出し、登山道も山頂も大賑わいでした。

弥山から天狗岳の往復もかなり時間が掛かりそうな感じ。

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この日は午前中のお天気が抜群でした。sun

谷を挟んだ東側の瓶ヶ森辺りからは、羽根を広げた様な

石鎚山の大きくて美しい山容を眺めることが出来ました。

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今回は土小屋コースをピストンしましたが、時折山頂部が

その姿を変えては現れて、登頂意欲を駆り立ててくれました。(lovely

近づくと明らかに紅葉模様がより鮮明に maple maple maple

                                                

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山頂から始まった今年の紅葉前線ですが、現在その見頃は

標高1,800m付近が最高潮。また最前線は標高1,700m付近まで

降下中で、こちらはまだ黄色が中心でした。

また気温ですが山頂で4人が計測した温度計の平均値が23℃でした。(coldsweats02

ちょっと高めで驚きですが、1枚羽織ることも無く過ごせました。

陽射しが強いので、サングラスが有ったら良かったかなぁ。eyeglass

あと、ヘルメットの着用者が増えていますね。

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とり急ぎ、ご報告まで…

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年10月 7日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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10月6日(月)は、久々にピークハントに拘らない...

四国の高嶺の紅葉の様子を見に、石鎚連峰が連なる...町道瓶ヶ森線

(別名UFOライン)をドライブときどきフォトときどきウオークの山旅へ、

出掛けました。

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標高1,300~1,700m辺りを走るUFOラインからは、

山腹に色付いた紅葉模様が確認出来ました heart04

「まだまだ早いかな~?」との予想を裏切る秋色の出現に

「おお~っ、始まっている (happy02)」驚きと興奮が同時に...

いよいよ、紅葉シーズンの到来 \(happy01)/ 

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この日は午後からのお出掛けとなりましたが、稜線上では

滝雲が流れたり、ガスが沸き上がったりで...日頃ナカナカ

お目に掛かれない様な、大自然のスペクタルショ―が至る所で

ゆっくりと拝見出来ました。

こちらは笹ヶ峰(日本二百名山/標高1,859m)~ちち山(1,855m)

へと続く、石鎚連峰の主稜線。

稜線上で白雲が南北サイドで激しくせめぎ合っていました。

ウ~ン、北から南へ、雲が零れ落ちるぅ...

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こちらは雲の流れが落ち着いた、伊予富士。

日本三百名山で、標高は1,756m。

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日本三百名山で、標高1,896.5mの瓶ヶ森。

西日本でNO.7を誇る標高を有します。

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瓶ヶ森の南東下でも紅葉が...

この日は陽射しが強く、気温は20℃前後でした。sun

でも耳を澄ませば、秋の虫の音色が shine

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水蒸気の粒が見える程のガスは一瞬で晴れたり、覆ったり...

でもパッと晴れ上がった時の嬉しさって何なんでしょうかね?

山歩きの醍醐味?いや山歩きを続けさせる馬の鼻先の人参的なモノ?

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雲に浮かぶ...日本百名山の石鎚山。

白い海に浮かぶ島の様…

10月10日に登る予定です good

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瓶ヶ森西登山口付近の紅葉も始まっていました up

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瓶ヶ森から東側に伸びた主稜線上にそびえるピーク群。

紅葉は北斜面から始まるのですが、白雲が稜線の北を

埋め尽くし、結局北斜面は全く拝めず仕舞...

南側が色付き始めなので、北側はもっと進んでいる様に感じました。

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瓶ヶ森をちょっぴり散策 run

男山方面に足を踏み入れると紅葉の進捗がより鮮明に...

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瓶ヶ森の男山から女山へ続く、東斜面もしっかりと

色付いて来ていました。見頃はまだ少し先かな?

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笹原の登山道の道端にはリンドウが真っ盛りsign01

こちらは少し遅めかな?

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この日は平日ながら、UFOラインを行き交うバイク、車も

結構居ました。運転、そして山行にはくれぐれも注意して、

四国の紅葉最前線をお楽しみください。

                                                     

ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年9月29日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

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9月28日(日)は立山・雄山から大汝山へ。
お天気に恵まれ、槍ヶ岳や後立山連峰まで見渡せる素晴らしい眺めでした。
雄山山頂の立山神社峯本社では、宮司さんが祝詞をあげる今季最後の日に
立ち会うことができ、心に残る時間となりました。
山肌を彩る紅葉もとてもきれいで、明日から大雨予報ということもあり、
ちょうど見納めの絶景に出会えました。
 
レポートです。enter
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ホテルを早朝出発。剣岳と立山の間から朝日が登ってきました。
室堂まで立山有料道路をバスで上がります。bus
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室堂で支度をして出発。歩き始めは良く整備された石畳。
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立山が眼前に...
紅葉していますよnote
チングルマの赤色がキレイsign01
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バッチリ晴れた朝日。sun 気温7℃でも日差しが体に
当たると暑くなります。
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チングルマの穂先がすっかり綿毛に...
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上に見える小屋が社務所と雄山の山頂。
登山者が山頂まで繋がっていました。
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極楽浄土に行けるといいですね。
雄山神社の在る雄山山頂の標高は、3,003m。
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雄山でお祓いを受けて清めた後は、最高峰(標高3,015m)の大汝山へ。
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夕方近くになるとまた山肌の色が変わります。
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夜は室堂山荘に泊まり、お風呂でゆったり。
今日は夕食は唐揚げ。野菜モリモリで美味しかったですrestaurant
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自然の恵みに包まれた一日でした heart04
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ベースキャンプ高松店スタッフ

ベースキャンプ高松店です。

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9月14日、15日は、1泊2日のテント泊企画で、奈良県の日本百名山2座の

「大台ケ原」と「大峰山」に登ってきました。 レポートですenter
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初日は、大台ケ原に登ります。登山口のビジターセンターから、まずは
大蛇嵓(だいじゃぐら)向かい、その後は来た道を戻り山頂の日出ヶ岳
(標高1,695m)へ。
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11時半頃に大台ケ原ビジターセンターに着いたのですが、駐車場は満車状態。
ここに来るまでの道にもたくさん路駐していました。何とか1台空いていて、
良いところに停めれて、GOOD scissors
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来る前に道の駅かつらぎで買い出しをして、駐車場でお昼を食べてから
出発します。
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歩き出しは樹林帯ですが、開けたところに出ました。
ここは牛石ヶ原。
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大蛇嵓に到着ですが、写真待ちの渋滞中。
並んで30分ぐらいは居ましたよ。
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慎重に崖の先端に下りていきます。(happy02)/
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雲行きがあやしくなってきましたが、雨は結局降りませんでした。
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正面の山頂に小さく展望台が... eye
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日出ヶ岳山頂の展望台は、もうすぐ!
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大台ケ原の最高峰・日出ヶ岳(ひでがたけ)に到着。
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駐車場に下山したら、宿泊地「WASAMATA HUTTE(和佐又ヒュッテ)」に
向かいます。
キャンプ場では希望に合わせて、テント・ロッジ・ヒュッテに分かれて宿泊。
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宿泊地のWASAMATA HUTTE(和佐又ヒュッテ) house event
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ヒュッテの前にもテントサイトが広がります。
3連休だったので、大賑わいでした。
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夕食はヒュッテのレストランでカレーを頂きました。restaurant
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キャンプ場のオートサイトに移動。
車も乗り入れ出来て、とっても便利~。
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日も暮れて暗くなってきました。
テントサイドでのんびりと優雅な時間が到来...
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無事テントも設営し、こじんまりと宴会スタート 🍻
テントサイトも全て埋まっていましたが、21時以降は皆さん静かに
食事や焚き火を楽しみ、すごくマナーの良いキャンプ場だと感じました。
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2日目は、行者還トンネル西口登山口から弥山と大峰山脈最高峰の
八経ヶ岳(標高1,914m)に登りました。
両日共に天気は良かったのですが、2日目の八経ヶ岳からの展望が
ガスで見えなかったのが少し残念です。それでも、連休の登山者で賑わう中、
日本百名山2座を登頂することが出来ました。
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翌朝は6時にキャンプ場を出発し、行者還トンネル西口登山口に到着。
第一駐車場は満車で第二駐車場に停めれました。
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奥駈出合の稜線に出るまでは急登が続きます。
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奥駈出合に出ましたぁ。
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霧が出ていて、神秘的でした。
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弁天の森を通過。
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弥山小屋に到着。現在の天皇陛下が皇太子時代に
宿泊された山小屋だそうです。
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弥山に到着。
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ガスが掛かっていて見えませんが、八経ヶ岳の山頂に向かいます。
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近畿最高峰の八経ヶ岳(はっきょうがたけ)に登頂! \(happy01)/
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下山時に少し周囲の山並みが見えました。
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滑りやすい急坂を下り、登山口まで下りてきました。
お疲れ様でした!<(_ _)>
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次はどこの山でキャンプ山行を楽しもうかな?
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ベースキャンプ高松店スタッフ                                          ・
2025年9月19日 (金)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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夏休み明けの9月から、再び当店スタッフがフル・サポートする

「遍路道歩き」の各班が再始動。

今春、新たに歩き出した「ゆっくり楽しむ3期生」も、

この9月21日(日)から歩行が再開されます。

休み前の6月のレポートを掲載して、厳しくも達成感に満ち溢れた

遍路ころがし行程を振り返りたいと思います。

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6月15日は第4行程を開催。お遍路さん泣かせの「遍路ころがし」の中でも

遍路道史上最難関と云われる行程の後半戦が開催されました。

「空海の最後まで残った道」と称される山岳路は、自然豊かな阿波の

山野の雰囲気、そして古から多くの先人が歩いて来た歴史が感じられる、

「信仰」と「癒し」の道のりです

この日は梅雨時期ながらお天気に恵まれて、更に午前中は涼しく歩けました。

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今回の歩き出しは11番藤井寺と12番焼山寺の中間点に位置する、柳水庵。

徳島県吉野川市と神山町の市町境に当たる、標高約500m地点です。

一路、12番札所の焼山寺を目指し、山岳路に足を踏み出しました。

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遍路道から北を覗き込むと、結構標高の高い所に来ていることを実感。

眼下にはホタルが有名な美郷の山村が広がっています。

谷から涼風が吹き上がり、とっても気持ち良かったです。

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柳水庵から緩やかな登り道が続きます。

「ひと山越えますよ」

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「へんろころがし」で云うと、4/6 の開始地点となります。

「まだ4/6 (coldsweats02)」 or 「もう4/6 (happy01)/」

気持ちの持ち様ひとつで、ネガティブにも、ポジティブにも...

一人で歩き遍路をしていると自分の今まで気付いていなかった内面と

対話することになり、これがいわゆる「自分自身の再発見の旅」と

よく云われる所以だと思います。

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「う、ひょ~っ、樹間から射しこむ...神々しい陽射し」

まるで光に導かれている様だぁsign01

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そして標高差245mを登り、浄蓮庵に到着。

別名「一本杉庵」とも呼ばれています。

一旦登りを終えて、多くの方が休憩される場所。

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石段の上には、お大師さんの大きな石像が、迎えてくれました。

厳しい登りの後に突然現れたその柔和なお姿を拝見すると、

全く信仰心の無い方でも、そりゃあ信仰心って芽生えるモノheart04

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最初の登りを終え、今度は標高差約345mの激下り enter

この日は登って、ぐ~んと下って、ぐ~ンと登って、最後はまたまたぐ~ンと下る…

登りが2回、下りも2回のアップ・ダウンが伴う行程。

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今夏は梅雨が短く、雨も少なく、路面は比較的に乾いており、

例年に無く、歩きやすかったです。

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眼下が開け、神山町左右内(そうち)の集落が見えて来ました。

もうすぐ下山ですよ。

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そうしたら、今度は谷を隔てた焼山寺山へ登り返します。

堂々とした山塊に圧倒されます。

ナンカ、下るのがモッタイナイよねぇ。(weep)~

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久々に出会う山村の風景 eye

この辺りは、ユズ、梅等の果樹栽培が盛んです。

南には剣山系に続く山並みが広がっています。

明るく開けた眺めは開放感に富んでいますね heart01

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集落から更に谷底を流れる左右内谷川まで下ります。

水場にユキノシタが咲いていました。

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標高約400mまで下りました。次は12番札所を目指して、標高差が

約300mの登りとなります。そして遂に6/6の標識を通過。

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ほぼ樹林帯の歩きなので、強烈な陽射しを遮ってくれて、

ありがたいのですが、風がもう少し欲しいところ...

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結港、急な登りが続きます。この日はハイカーが少なく、

途上で出会ったのが3名で、全てトレランの方ばかり。

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途中の林道出合で、昼食タイム riceball

熱中症対策で、しっかりと水分も補給。

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ここを抜けると札所は近いですよ。

なんとか、脱落者も出ず、登り切ることが出来ました。good

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四国霊場第12番札所、焼山寺(しょうざんじ)に到着。

札所の標高は約700mで、四国霊場では2番目の高さになります。

ちなみに一番高いのは、66番雲辺寺で標高約900m。

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この日のお参りは、この焼山寺の一箇寺のみ。

自家用車で廻られるお遍路さんが多く参拝されていました。

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スタッフからの本日のお接待は、半解凍のエビ。

じゃあ無くて、グレープフルーツshine

薄皮を向いて、少量の砂糖をまぶして、冷凍庫へ。

イスカ社の保冷バッグの性能は素晴らしく、凍らせた状態で

朝から4~5時間バックパックで背負っても、ほぼ半解凍状態をキープ。

今後も夏場の暑さ対策で活躍してくれそうです。good

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今回は大玉8つを使いました。

最近スーパーでは大玉の品揃えが少なく、探すのがひと苦労...

でも喜んで貰えたのが、なによりでした。<(_ _)>

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最後は12番から、下界の鍋岩まで下る行程。

今度は標高差約470mの激下りenter

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ここの下りもしっかりと整備は行き届いています。

次なる札所ですが、徳島市内の13番大日寺となり、

距離にすると、約21㌔先です。

次々回10月の行程での到着の予定。

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標高差約260mを下れば、杖杉庵へ。

ここは「お遍路さん第1号」、つまり私達の大大先輩となる方と

お大師さんが出会ったと伝わる、伝説の場所。

その出会った場面を再現したモニュメントが設営されています。

お遍路さん第1号は、衛門三郎さんと云われます。

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午後からはすっかり気温も上昇。疲れた顔も...

温度計は25℃をオーバー。(sad

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なんとか、鍋岩まで降りて来ました。

「いや~、よく歩きましたね。」

これにて「へんろころがし」行程の完了です。

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神山温泉で汗を流し、すっきりとして帰路に...

次回は神山町の山岳路、リバーサイドウオークの2本立てで

お送り致します。

是非気持ちはポジティブに、そして楽しく歩いて行きましょうnote

【歩行内容】

歩行距離:9.8㌔  行動時間:6時間25分

総上昇量:523m  総下降量:846m

消費カロリー:2,039kcal

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ベースキャンプ高松店スタッフ

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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9月17日(水)は、高知県と愛媛県の県境稜線にそびえる...

たおやかで美しい峰、平家平(へいけだいら)登りました。

名前の由来は平家の落人伝説に由来するのだそうです。

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山頂部は一面が笹原に覆われていて、独特な景観を誇り、

四国のハイカーでも開放感に富んだ山岳風景に心惹かれる方が

多い様に感じます。

レポートです。enter

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今回も高知県側の高薮登山口からの入・下山です。

比較的に楽に登れるので、入門者から初級レベルの方に

お勧めのコースです。アクセス道はほぼ問題無し。

夏場はアブに囲まれることもありますが、今回は大丈夫でした。

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下界は猛暑ですが、四国の山上は確実に秋の装い...

秋を代表する紫色のトリカブトの花を発見。

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派生尾根に至る道のりは、緑で包まれた回廊。

さすがに紅葉は全くしていませんでした。

登山口は約24℃で、汗がじんわり出て来ました。

道中、他の登山者は皆無。天気予報が芳しくなかったからかな?

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路面には落下した、青いどんぐり達。

怪しそうなキノコも数多く見掛けました。

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派生した尾根に取り付いたら、尾根の南側をトラバースし、

急な登りで尾根を乗越します。本日一番の登りupwardright

路面は予想外ながら、余り濡れておらず、歩きやすかったですが、

全般的には、石や木の根はスリッピーなので、気を付けてください。

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登った後、下れば、後は緩やかな登りへ...

ここは左右共に急な断崖の痩せ尾根なので、慎重にsign01

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針葉樹、広葉樹が混ざった、美しい森を歩く感じ...

例年以上に気温が高いので、紅葉はやや遅れるのかな?

午前中は青空も覗き、木漏れ日が感じられました。

尾根の東側ではヘリの旋回が長く続き、訓練だったのかな?

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「笹が深く伸びて、歩きにくかったぁ」と聞いていたので、

足元はスパッツ、レイン下、ストックで笹をかき分けて...と

覚悟をしていました。また最近よく報道されていますマダニ対策で

「マダニ避けスプレー」をしっかりと準備してきました。

こちらは当店では防虫関連では人気の3本に入る商品になります。

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緩く登る道のりなので、本当に登り易いです。

周りの緑や森を楽しんだり、そうそう野鳥も多くて、

鳴き声も常に聞こえるので、ネイチャーハイクにもGOODgood

少しだけですが、セミの声も聞こえていました。

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登山道脇にはまだまだ青い、刈ったばかりの笹が...

多分先週の3連休後に刈ってくれたものだと思われます。

スパッツや雨具下を履くこと、ストックで笹をかき分けることを

想定していたので、凄くありがたかったです。

ほぼ全区間に渡り、下草は刈られ、整備は極めて良好でした。

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そして森林帯を抜け、いざ山頂部の笹原帯へ

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リンドウの花が開いていますよheart04

四国の笹原帯で人気の秋の花になります。

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山頂が近付いているので嬉しいですが、傾斜は増す一方...

背後には今まで取り付いて歩いていた派生尾根が見えています。

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笹原に続く一本の登山道。

上空に白雲が覆い始めています。

急げ、急げ...

ガスが先か? 登頂が先か?

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この山はガスに包まれることも所中で、一旦覆われると

周囲の展望は皆無。更に吹きすさぶ風も強く、風の通り道にも

なっています。天気予報では午後から雨予報が多く、心配

していましたが、結局一滴も降りませんでした。

傾斜も緩み始めれば、山頂はもうすぐですよ。

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標高1,693mの平家平の山頂に登頂sign01

気温は20℃前後で快適でした。(happy01)/

風は吹き上がり、やはり高嶺は最高の避暑地ですね。

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折角なので、笹原帯の縦走路に足を踏み入れてみましたぁ run

ご覧の通り、一面が緑色の笹に覆われています。

まさしく、雲上の大草原~shine

四国の山上では笹を食べる鹿の食害が問題になっていますが、

ここはナントか防がれている様です。

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条件が良ければ、360度のパノラマ大展望が見れるのですが、

一瞬だけ、西側の冠山(標高1,732m)が姿を出してくれました。

近くに見えますが、歩いたら片道約1時間の行程。

往復ならば約2時間で、レベルは初中級に跳ね上がります。

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山頂に戻り、お昼にしましょうnote

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下山すれば、よ~く分かったのですが、意外と路面に段差や

障害物(岩、石)が多く、深い笹で被われていたら、かなり神経も

使うし、労力も必要になったことでしょう。

更に笹は刈っているのに、リンドウ等のお花は刈っていないという

高度な作業をされており、感心しました。

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往路を戻り、無事下山。

木の香温泉で汗を流し、心身共にリフレッシュし、帰路に...

愛媛県四国中央市で物凄い土砂降りに遭遇。 rvcar thunder

山の中で遭わずに済み、ホッとしました。

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【歩行データ】

行動時間:5時間46分   歩行距離:5.7㌔

総上昇量:639m     総下降量:642m

消費カロリー:1,386kcal レベル:初級

                             

ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年9月16日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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「遍路道歩き」の各班は、6月以降夏休みに入りました。

35℃を超える真夏の歩行は、かなり危険が伴いますので...

そして九月に入り、秋遍路のシーズン・イン。

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9月13日は主催琴参観光、当店スタッフがフルサポートする

「がんばらない遍路道歩き17期生第30行程」が開催され、

懐かしい参加者の皆さんとの再会、再び四国八十八カ所結願を

目指しての歩く旅が動きはじめましたぁsign01

レポートです enter

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6月に歩き終えた愛媛県西予市宇和町下川の歯長峠入口が

今回の出発点。清流肱川に沿っての歩行から歩行開始。

最近四国では午後から降雨が多く、イマイチ天候が安定しません。

そして夏から続く暑さも、ナカナカ解消されませんね。(despair

この日の歩き出しは薄曇りが功を奏して、随分歩きやすかったです。

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遍路道沿いの田んぼでは稲刈りが既に終わった所も...

今日歩く宇和エリアは、清流肱川の美しい水と昼夜の寒暖差が

大きいと云う立地の利点を活かし、愛媛では「米どころ」として有名。

今ではこんな稲干し風景はほとんど見掛けなくなりましたが、

ノスタルジーが感じられる...日本の田舎の原風景です。

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宇和野村線から離れ、旧道歩き~ run

分岐には遍路道の所在を示す道標が有り、この辺りは

「四国のみち」と「遍路道」が被った区間となります。

いつものことながら、3ヶ月ぶりとなる久々の歩きなので、

先頭の歩行ペース取りの感覚がナカナカ掴め切れません。

速いのやら、遅いのやら... (sad)sweat01

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そうそう、ここの特産品では、ぶどうや梨が有名。

遍路道の傍にもブドウ畑が点在し、皆さん羨望のまなざし(lovely

8月末から出荷が最盛期を迎え、いまも収穫真っ只中でした。

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熱中症を警戒して、水分補給などの休憩を適時実施。

路面には葛(くず)の花びらが落下。紫色の絨毯の様。

参加者の方からよ~く冷えたぶどうのお接待を頂けば、

それが呼び水となり、「ぶどうを買いたい(happy02)」

そんな衝動が抑えられなくなってしまいました。

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近くの道の駅で休憩時間を利用して、産直を覗いてみると大量の

ぶどうがまだ残っていました。その瞬間、「ブドウ欲」に目が

眩んだのは、云うまでも有りません

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道の駅どんぶり館を後にして、一路43番明石寺へ。

傘を差していますが、雨では無くて、日除け用として...

若干ながら、陽射しの照り付けが強まったかな?

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この辺りでは遍路道が幾つも存在し、分かりにくいかも...

今回はオーソドックスな道のりを選択しました。

道中には大きな遍路しるべが有り、行く手を導いてくれます。

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明石寺へ続く参道は、急な上り坂 upwardright

積雪時にはチェーンの無い車が立ち往生することも...

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 四国霊場第43番札所明石寺に到着。

どっしりした本堂、そして赤い石州瓦の重厚感が印象的。

秋の3連休の初日でしたが、参拝者も少なく、静かで心落ち着く

素敵なお寺でした。久々の読経も...

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山門前の石段には青モミジの回廊が出来て、

晩秋の紅葉は更に見応えがありそうです。

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午前の歩行を終了。再び道の駅へ戻り、ランチタイム restaurant

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フリータイムのランチでしたが、レストランの利用が多かったです。

地元の特産品を使った定食から、丼ぶり、軽食、麺類まで...

食べたいモノが食べられれば... 皆、笑顔なのだぁ (happy01)/

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一番人気は、「ジオパノラマ膳 ¥1,540」

西予ジオパークの風景をお膳に取り込んだ一品shine

豆腐サラダはヘルシーで、天丼はボリューミーで、GOODgood

すっかりお腹も満たされ、午後の歩行も頑張れそう。 

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午後は明石寺の山越え行程から、歩行再開。

木々に覆われた...涼やかな山岳ルートになりました。

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やっぱり、木陰は涼しくて、時折涼風が吹いてくれて、

暑い時期の山岳路は良いですね heart04

道幅も広く、整備は良好で、雰囲気は最高 up

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山を越えれば、宇和文化の里。

風情あるレトロな町並みが出現。

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

ここからは、伊予の町並み歩きシリーズがスタート。

次回の「伊予の小京都」大洲、そして次々回は和ろうそくで栄えた「内子」。

四国でも有数の街歩きが楽しめる区間となります。

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明治15年に町民の寄付によって建てられた西日本最古級の小学校。

「開明学校」です。洋風のモダン建築がお洒落ですね。

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今日歩いて来た道のりには、この開明学校をモチーフにした

マンホールのフタが多く見受けられました。

この辺りはまさに歴史と文化に育まれた土地柄で名残が感じられます。

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一路、次なる大洲エリアを目指して、国道56号線伝いを

旧道に入ったり、出たりを繰り返して、北上。

さすがに陽射しを受けて消耗が激しかったですが、この日の西予の最高気温は

29℃止まり、薄曇りも多く、風は4~5mの南風だったので、背中から

押される様な感覚で、比較的に歩きやすかったと思います。

昨秋の今治エリアは過去一の厳しさでしたが、ここは日陰も結構有りました。

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周囲を山で囲まれた宇和盆地(標高200m前後)を北上。

見渡す限りに田んぼが広がる、雄大な穀倉地帯を突っ切ります。

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本日のおやつは、揚げたてのじゃこ天。

ヌクヌクのじゃこ天の美味しさは格別ですが…

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暑さでじゃこ天どころじゃあないみたい。

皆さん、大分疲労が感じられますね。(shock

ここは無理をせずに、当初予定していた歩行内容を

切り上げることで決断。

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道端には大きな栗の実をつけた木々や...

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首を垂れた稲穂などに、実りの秋が感じられたり...

秋の到来を肌で感じる道のりでした。

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大洲に入る山岳路の手前の 信里まで歩いて、歩行終了。

暑い中、大変おつかれさまでした。

次回はひと山越えて、大洲市内を縦断する遍路旅です。

涼しくなり、歩行条件がよくなります様に...

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【歩行データ】

歩行時間:6時間30分  歩行距離:16.9㌔

総上昇量:283m    総下降量:209m

消費カロリー:1,275kcal

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ベースキャンプ高松店スタッフ