うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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今年から、再び懐かしく京都を歩いています。
今回は毎秋11月の中・下旬に必ず訪れていた京都きっての紅葉の名所の
栂ノ尾から清滝川に沿い歩き、嵯峨・嵐山を巡る...秋を愛でる山旅へ。
レポートです。
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京都駅からバスに乗り、周山街道を北上。![]()
辿り着いたのは「三尾」と呼ばれる...紅葉の名所。
11月18日の朝の気温は8℃。曇天で小雨がパラパラ。
まだまだ早いだろうと思っていたのに、周囲の紅葉は
まさに今が真っ盛りの状態で、出迎えてくれましたぁ。
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栂ノ尾から、京都トレイルの北山から西山コースを辿ることに...
清滝川沿いの紅葉もマズマズ。朝早くて、観光客も少なめ。
「いや~、懐かしい風景 (
)」
風景や雰囲気が余り変わっていないので、ひと安心。
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高雄周辺も赤色が多く色付いて、見応えがありました。
この日は若干風が強くて、ハラハラと落ち葉も風情を演出
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実に歩行路上には名刹がいっぱい点在しており、とても1日では
全てを拝観することなど出来ません。今回も絞って、お参りさせて
頂くことにしました。まずは急な登り坂を登り、神護寺へ。
いきなりの登りでしっかり汗をかきました ![]()
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山門前から境内を眺めると、紅葉模様が...
標高も若干高いので、ここの紅葉が今日一で早い感じがしました。
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境内は広大で立派なお寺です。わざわざ登って来た甲斐がありました。
紅葉度合いにも大満足 ![]()
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先を急ぎたいのに、どうしてもこの素敵なシチュエーションが
「別にゆっくりしたら、いいじゃん」と、参道途中の茶屋へと誘います。 (
)
名物のもみじもちとホットで、まったりと...
「紅葉を愛でながらの,至福のティ・タイム
」
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周囲を高い山に囲まれた、錦雲渓沿いを歩行。
行き交うハイカーも少なく、静かな道のり。
川のせせらぎと鳥の声に包まれ、山と木々を眺めながら
伸びやかに歩くことで心が落ち着く...自然豊かなエリア。
路面に多少水が流れている箇所も有るので、防水ロウカット
シューズがお勧めですね。
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川を渡れば、広い錦雲渓広場へ。紅葉に覆われていました。
いつもはここでお弁当を広げる場所になります。
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川の横のすぐ間近を歩くトレイルは涼やかな道のり。
夏場の清涼ウオークにも最適なコースかも...
多少のアップダウンや岩場も有り、面白さもあります。
この日は落ち葉筏も少なく、まだ紅葉は長く楽しめそうかな?
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清滝エリアに入って来ました。
「火伏の神」を祭る愛宕神社への表参道登山口の
紅葉は特に素晴らしかったぁ。
黄色からオレンジ、赤へと変わる色彩の変化に、
季節の移ろいを感じつつ...
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金鈴峡へと続く京都トレイルと別れ、オリジナルコースで
嵯峨・嵐山方面へ。
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鳥居本が見えて来ました。ここから嵯峨エリア。
今まで見なかった観光客、それもほとんどが海外の方で
一気に増えて来ました。活気に満ち溢れていますね。
本当に別世界に飛び込んだ感じ (
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更にここから名刹のオンパレード。「どこをどう巡るか?」
これはナカナカ難しい問題ですね。(
)?
この周辺は歴史を感じさせる和のテイストが随所に溢れた町並みが
残っていて、海外の方に人気が出るのがよく分かります。
化野念仏寺に寄ってみましょうか
千灯供養で有名な古刹です。
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百人一首にも出て来る、小倉山を望む道のり。
山腹には紅葉模様が浮かび上がて見えました。
当時の人も、この季節の移ろいを愛で、歌を詠んだのですね。
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常寂光寺にも立ち寄りました。かつては長蛇の列で拝観が大変でしたが、
この日は大混雑にも遭わず、ゆっくりと回遊することが出来ました。
境内はまだまだ緑の木々も多く、こちらは見頃は少し先でしょうか?
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紅葉木もチラホラ。また太陽の光でその表情をコロコロと変えるので、
思わず長居をしてしまいましたぁ。過去には落ち葉が緑の苔に
降り積もって、その風雅な情景が極美過ぎて、今でも忘れられない程です。
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亀山公園を登り、間近で小倉山を望み、「川下り」で有名な
保津川渓谷を眼下に眺めて、「竹林の小径」へ。
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道路に出れば、物凄い人だかり (
)
嵐山ならでは記憶ある風景に遭遇。
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渡月橋を渡り、阪急に乗り、大混雑から脱出。
やはりパーク&ライドが必要なエリアですね。
京都の秋を駆け抜けて歩いて来た...そんな感じです。
紅葉は見頃なので、是非お早めにお出掛けください。
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【歩行データ】
歩行時間:4時間27分 歩行距離:12.2㌔
総上昇量:352m 総下降量:452m
消費カロリー:1,142kcal
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ベースキャンプ高松店スタッフ






















