山の情報・知識 Feed

2023年8月19日 (土)

ベースキャンプ髙松店です。

                                              ・

「東北の山旅」の第2弾で、8月6日~8日で青森県へ。

初日は日本百名山の岩木山(いわきさん)に登りました。

「津軽富士」と呼ばれる美しい山容は、津軽平野にそびえる...

まさしく象徴的なシンボル。

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この日の岩木山は終始、山頂部だけがガスっていて、

山頂からの展望が望めませんでしたが、「」を求めて

沢山の登山者が登っていました。

今回はスカイラインで8合目へ向かい、登山リフトを利用

する... お手軽トレッキングnote

写真は9合目からの岩場のコースを見下ろしたモノ。

「結構、急勾配 sign03

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リフトを降りて、山頂まで約40分の道のりですが、

登り応えはあります。

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標高1,625mの岩木山山頂へ。

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お天気が良ければ、鳥居の先には弘前が一望出来るのに...

往路を下山したら、アフターウオークは、夜のお祭りです(happy01heart02

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青森の夏と云えば、そう「青森ねぶた祭」ですsign01

東北三大祭りにも数えられる、情緒と勇壮さを

併せ持つ...一度は見たいとあこがれる夏祭り。

今回は「山登り」と「ねぶた」の両方を愉しむ...

贅沢な山旅なのですsign03

初日はハネトの衣装をレンタルで着付けして貰い、

花笠をかぶり、お祭りに参加しましたぁ。

「ラッセラ~、ラッセラ~、、、」

汗だくになりながらも、愉しい体験が出来ましたぁ。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月18日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

                                                 。

東北の山旅のレポートです。

8月3日は、山形の蔵王に登りました。

7月31日出発の鳥海山・月山・蔵王山の東北百名山を

登る山旅も、これで終了。

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最後に相応しいお天気に恵まれ、「ドラゴン・アイ」で

最近注目の御釜も、今日は神秘的なエメラルドグリーン。

往復2時間も掛かりませんが、8合目からゆっくり登って、

コマクサの群生地を愛でながら、無事下山しました。

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稜線に見えるのは、避難小屋です。

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観光客でごった返す8合目駐車場から、約30分も

登ると、かなり静かです。

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悪天候だと地獄ですが、今日は天国でした。sun

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蔵王山の最高峰は、標高1,841mの熊野岳。

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気軽にこんな絶景に出会えるなんて、ホント幸ですね。heart01

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稜線の東側にコマクサの群生地があります。

しっかりロープで保護されていました。

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帰りに宮城県の遠刈田温泉で温泉入浴spaして、

十割そばを美味しく頂きました。

つけ汁には鴨肉も... good

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月17日 (木)

ベースキャンプ高松店です。

                                               。

東北の山旅、8月2日は日本百名山の

月山(がっさん)に登りました。

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2023年の今年、「月山卯年御縁年」でも有り、今年中に

お参りすると12年分の御利益が得られると云われています。

土日祝は2合目から8合目まで2時間以上の駐車待ちが発生する

とも言われていますが、平日ということも有り、すんなり行けました。

今回のルートはリフトを利用する...全ルート中の最短コース。

それでは、レポートです。enter

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月山登山は全部で8コースも有りますが、月山リフトを

利用して、志津口コースで...

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姥ヶ岳山腹に広がるキンコウカの群落 heart04

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山頂以外は、朝から晴れていました。

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リフトを降りての最初の1時間は、こんな木道歩きnote

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ニッコウキスゲ。

牛首を越えた頃から、岩場の心臓破りの急坂と

なりますが、お花を愛でながら約2時間程度で

登頂出来ました。

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月山神社直下は広大なお花畑。

ウサギギク。

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イワイチョウの白色の花も目立ちました。。

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ミヤマウスユキソウ。

飯豊山から秋田駒に掛けて7つの山だけに分布する

東北の誇る名花です。尾根筋の風衝草地に多く見られ、

「日本のエーデルワイス」とも言われます。

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山頂付近はガスっていましたが、登山道横の

夏のお花畑が素晴らしかったですね。(happy01scissors

こちらはハクサンフウロ。

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標高1984mの月山山頂に到着。

その後、往路をゆっくり下山しました。

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アフターハイクは、出羽三山のひとつ、湯殿山へ。

湯殿神社は湯殿山の中腹に在り、非常に謎に

包まれた場所です。

と云うのも、写真撮影禁止、参拝は土足厳禁、

参拝者はそこで見たモノは「語るなかれ」、

「聞くなかれ」とされているからなんです。

まさに秘境の超ハパワースポットです。(happy01good

初日に羽黒山、そして月山、湯殿山にもお参り出来たので、

出羽三山のコンプリート達成です。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月16日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

                                         ・

8月12日~13日の2日間で、「四国の屋根」とも

呼ばれる...石鎚山系の山岳縦走とテント泊の山旅に

出掛けました。この夏、最大のテント泊イベントです。

2日目の写真&レポートです。

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2日目の行程は、瓶ヶ森のテントを撤収したら、ひとまず下山。

その後バスで土小屋まで移動し、そこから石鎚山に登り、

表参道コースを逆に面河渓に下る... 内容です。

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翌朝、快晴 sun

これから登る石鎚山がクッキリ見えています。

翼を大きく広げた様な...美しい山容 heart02

この日は5時起床。6時出発でした。

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朝7時、土小屋から石鎚山に取り付きました。

この日、登山者は意外と少なかったです。

登山道からは昨日登った瓶ヶ森が見えて、

ナカナカ感慨深い眺めになりました。

こちらもどっしりとした、たおやかな山容です。

男性らしい石鎚山 と 女性らしい瓶ヶ森...

今回は石鎚山系を代表する、この2座を登ることが

出来たのですscissors

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日本百名山の石鎚山・弥山(標高1,972m)に登頂。

眼下にはこれから下る... 表参道のコースが

確認出来ました。

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弥山からは天狗岳も綺麗に見えましたsign01

やはり朝早くの出発は良いこと尽くしですね。

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石鎚山から東側の山並みです。

素晴らし~い眺望は見ていて飽きません。

手前が西ノ冠岳、左に二ノ森、奥に鞍瀬ノ頭で、

最奥が堂ヶ森。堂ヶ森の山頂直下の反射板まで

見ることが出来たのでした。eye

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石鎚弥山から一旦下り、堂ヶ森の縦走路へ。

その途中から、面河渓に下ります。

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表参道コースから、石鎚山を見上げました。

頂上山荘も見えています。

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左側は切れ落ちて、足場の岩も水が流れていて、

緊張するガレ場は、フィックスロープを掴みながら、

慎重に通過。danger

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愛媛大学石鎚小屋に到着。

ここでお昼休憩を取りました。riceball

ナント、バイオトイレもあります。

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ブナやミズナラの広葉樹、モミやツガの針葉樹が

交錯する原生林の中を下り、面河登山口に

下りて来ました。

愛大小屋までは登山道も余り良く無くて、

登山口までは長~い、長~い下りでした。

この日の歩行時間は約7時間。

登り729m、下りは激下りの1550m。downwardright

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面河渓では家族連れ等多くの人が水遊びを

していました。皆さん飛び込みたい気持ちを

ぐっと迎えて、バスに向かいました。

この後、お風呂で汗を流し、帰路に。

おつかれさまでした。 <(_ _)>

2日間共にお天気に恵まれて、充実した山旅になりました。

次回のテント山行は、9月の剣山系縦走の山旅の予定です。

こう、ご期待ください。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月15日 (火)

ベースキャンプ高松店です。

                                                ・

8月12日~13日の2日間で、「四国の屋根」とも

呼ばれる...石鎚山系の山岳縦走とテント泊の山旅に

出掛けました。

この夏、最大のテント泊イベントです。

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初日の行程は、東之川登山口からスタートして、

日本三百名山の瓶ケ森(かめがもり)に登る難関コース。

登頂後は山頂から約20分下った、瓶ケ森第1キャンプ場で

テント泊という。。。ワクワクするプランです。

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東之川の登山口から入山。

上空には青空に白雲が立ち上る...夏山らしい光景に、

俄然、登頂意欲が高まります。(happy02)/

バスは山上で使うテント・食材一式を載せて、瓶ヶ森

の駐車場へ移動して、待機。 bus

だから装備は軽くて済むので,ホント助かります。heart04

但し気温は高めなので、水分はしっかり目で用意sign01

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 山頂までは約5.8㌔・標高差1,000mを越える道のり

です。登り出しから植林帯の急登が続きます。sweat01

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台ヶ森の鞍部を経由し、瓶ヶ森の女山(おんなやま/

標高1897m)に到着。

「氷見二千石原」と呼ばれる広大な笹原が広がります。

山頂は残念ながら、ガスで覆われていました。

この後、男山経由で一旦、瓶ヶ森駐車場に下ります。

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駐車場で待機していたバスから、キャンプ装備を

ピックアップしたら、「さぁ、テント泊装備を持って」、

第1キャンプ場に登り返します。

初日の歩行時間は約6時間越え...

累積標高差は、登り1,412m、下り285mでした。

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テント設営後はガスも上がりました。

ハードだった山行を無事終えて、「達成感と

開放感が半端無~いsign03

素晴らしい山上での夕景の中、宴会が始まりましたぁ。

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テントは全部で20張ぐらいでしょうか?

人気のテントは、やはり山岳テントに特化した

アライテント と ファイントラック製のモノ。

軽量でしっかりとした作りは、信頼と実績があります。

アト購入後のメーカーのメンテナンスもGOODsign01

「空が赤く焼けて来ましたょ。」 (lovely

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テント場からは、下界の西条市の夜景が見えました。

四国の山上でのテント泊  moon3

流星群の降る夜...

沢山の流れ星に大感動でした。 ――   

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月12日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                            

「やってきましたぁ! 今年も8月11日が...」

そう、今年の「山の日」は、鳥取県の日本百名山で

中国地方で一番標高の高い大山・弥山に登りました。

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いつもはお店でお客様をお迎えしている「ヤ―マン」も、

毎年1回きりの出張の日。

今年で8回目の同行登山になりました。

それではレポートです。enter

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今回は「伯耆富士」とも呼ばれる、美しい山容を

誇る人気の山。日本海が近く、独立峰なので、

気象状況が厳しいことが多々あります。

朝の時点では下の裾野だけが少し見えた程度で、

山はすっぽりと雲の中に包み込まれていました。

今回は「夏山登山道」を往復する、オーソドックス・コース。

お昼過ぎの天候回復の予報を信じて歩行開始sign01

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歩き出しはこんな雰囲気のある参道を登って行きます。

私も実に十数年ぶりの大山登山で、当時はとにかく

段差が大きく、女性陣には不評だった気がしたのですが...

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今回は物凄く登山道の整備がされていることに

驚かされました。非常に歩きやすかったです。good

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ブナ等の樹林帯の中の階段状の登山道を登って行きます。

ゆっくり登って行けば、大丈夫なのですが、この日下界の

鳥取市では最高気温が37℃を記録していました、

山中も蒸し暑く、汗でグショ、グショになりました。sweat01

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歩く道もそうですが、標識もしっかり設置されて、

〇合目の標識、標高〇〇〇mの標識は、歩く目安となり、

非常にありがたかったです。 <(_ _)>

*ここは6合目下の行者谷別れ。

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ようやく6合目の避難小屋に到着。

登山者で賑わっていました。

9時前のスタートでしたが、多くの下山者と途中で

すれ違いました。

「この人達は一体、何時から登っているのかしら?」

トレランの方や小さな子供連れの家族で登られる方も...

この日は「山の日」で物凄い大混雑を心配していましたが、

意外と登山者は少なめで、200~300人ぐらいだったでしょうか?

皆さん、台風の影響を心配されたのかな?

登山道を譲り合いながら、スムーズに上下が流れていました。

傾斜的には6~8合目が、結構登り応えがありました。

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樹林帯を抜けましたぁheart04

敢えて雲の中に突っ込んで登って来ましたが、

断続的に小雨が降ったり、止んだりの繰り返し...

雨具の上は時折羽織りましたが、結局ズボン下は

履くことが無かったです。

つまり完全な雨では無かったのです。

また台風の余波も心配でしたが、風は強くは無かったです。

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9合目に到達。国の天然記念物指定のダイセンキャラボクや

高山植物を保護する為の木道が整備されています。

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山頂部のお花は雨露に濡れて、綺麗でした。

盛りはこの白い、サラシナショウマ。

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こちらはシコクフウロ。

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「夏山花火」のシシウドも。

他にもシモツケソウ、キュウシュウコゴメグサ、クサボタン、

ソバナ、ヤマジノホトトギス等が見られました。

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12時過ぎに頂上避難小屋に到着し、ランチタイムriceball

天候不順時にはありがたい存在です。

気温は18℃で、皆さん汗で濡れた身体には肌寒い様子でした。

私はファイントラック社のドライレイヤー・クールで臨みましたが、

ベーシックタイプの選択がベターだったかな?と思いました。

水は2Lで十分でした。

小屋内では売店が営業中で、温かいココアを頂きました。cafe

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大山 弥山山頂(標高1709m)で記念撮影。

「ヤーマン」も高々と持ち上げられて、嬉しそう...

『山の日、バンザイ ヽ(^o^)丿

時折周りが明るくなったりして、天気の急激な回復が

期待させられましたが、残念ながら、その淡い期待は

叶いませんでした。(weep

「また、登りに来なさい。」

きっと、そういうことですね。

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往路を下山。路面はおしめり程度の濡れで、

スリップに余り注意が要りませんでした。

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下ってくると樹間からは木漏れ日も...

そして蒸し暑さと大量のセミの声。

下山後の温泉とかき氷が素敵なご褒美になりました。

                               ・

素晴らしい山岳風景に最後まで出会うことは

出来ませんでしたが、「登ったぁsign03」という充実感で

満たされた「2023年の山の日」になりました。

山の仕事に携わる身で、この日に登れたことに感謝。

ヤーマンは来年、どの山に登りたいかなぁ?

                                    ・

歩行データ:

行動時間:6時間27分   歩行距離:7㌔

カロリー:2589カロリー 総上昇量:946m

平均スピード:1.1㌔/h 

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月11日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

                             。

8月1日から、東北の山旅がスタート!

初日は日本百名山の鳥海山(ちょうかいさん)に登りました。

鳥海山は、山形と秋田の両県にまたがる、標高2,236mの

活火山。裾野長い優美な山容で、人気の高い山です。

今回は日帰りで、象潟口からの往復コースを辿りました。

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山頂付近はガスで覆われていましたが、終始高山植物が

豊富で、目を愉しませてくれました。

それではレポートです。enter

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この日は早朝の4:45に登山口を出発。

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途上、御浜小屋周辺から眼下に鳥海湖。

そして首を垂れた...チョウカイアザミ。

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ニツコウキスゲに代わり、このトウゲブキが満開。

緑の山塊に、またこの黄色が映えます。

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ハクサンシャジン。

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可愛らしいヒナコザクラ。

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紫色のイワブクロと周りの白い花は、

チョウカイフスマ。

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イワギキョウもいっぱい。

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イワベンケイがみごとに群生していました。

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山頂直下の岩石が堆積したゴロゴロ帯を登ります。

遠くから眺めると優しい山容ですが、実はこんな

岩屑が降り積もった感じの山頂部なのです。

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岩の裂け目に登山道があります (coldsweats02

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鳥海山の最高点は新山で、標高は2236m。

無事登頂しましたが、周囲はガスの中でした。


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遅くまで残る雪渓。

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火口湖の周辺は、高山植物の宝庫shine

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大分数が減りましたが、ニッコウキスゲが咲いていました。

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こちらはマルバシモツケ。

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ホテルに戻ると、山頂が姿を現していました。

標高差1300mを誇る長大な山岳路は

歩き応えが十分でしたsign03

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月 9日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

                                                     ・

7月27日~30日は、㈱琴参観光主催で

当店スタッフ・現地山岳ガイドがサポートするバスハイクの

「 白馬岳 ~ 蓮華温泉縦走 」に行って来ました。

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白馬岳は後立山連峰を問わず、北アルプスの中でも

「鉄板」とも云える...人気の山です。good

今回は猿倉から入山し、白馬大雪渓を登り、白馬岳から

蓮華温泉までを縦走する... 山小屋2泊のゆったりプランnote

「唐松岳」・「鹿島槍」・「不帰ノ嶮」に続く、ゴタテ第4弾のレポートです。enter

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初日は猿倉荘の在る、猿倉登山口からスタート。

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お天気は最高 sun

林道歩きの途上から、目指す白馬岳が見えました。

「あそこに登りますよ」 (happy01)↗

「結構、高~いぃ (coldsweats02)」

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馬尻に到着。

この先は盛夏でも雪が残る... 白馬大雪渓なのです。

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軽アイゼンを装着し、大雪渓に取り付きます。

約2キロの雪の斜面は、白馬の夏の風物詩でもあります。

下は氷雪、上は盛夏の気温なので、温度差が激しく、

非常にガスが湧きやすい場所ですが、その分しいで~す。

*雪渓上に堆積した岩石が音も無く、滑り落ちることも多く、 

 常に上部の 安全を確認、また休憩も取らずにこの危険地帯を

 最速で抜ける 必要性があります。

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雪渓中盤。傾斜度もぐ~んと増してきます。

後ろを振り向くと、登る人の隊列がず~っと続いています。eye

この日は金曜日ですが、たくさんの人が登っていました。

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左手にはお花畑...遠くには白亜にそびえる杓子岳。

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大雪渓を登り、アイゼンを脱着したら、そこは

夏の色とりどりのが咲き誇る... 葱平。

「花の白馬」ならではの素晴らしい光景に一同大感激。

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今宵宿泊する白馬山荘が見えてきました。

白馬山荘は日本一の規模を誇ります。

「もう、ひと踏ん張りsign03

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夕食後、外に出ると夕日で空が焼け始めていました。

左が杓子岳、右が白馬鑓ヶ岳。

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2日目のレポートです。sun

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まずは小屋から15分ほど登り、白馬岳の

山頂(標高2932m)へ。

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白馬岳登頂後、これから歩く...稜線を眺めます。eye

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振り返れば、白馬岳。

この地形は非対象山稜とも呼ばれ、尾根の東側は

鋭く切れ落ち、逆の西側は割となだらかなのです。

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船越ノ頭から、白馬大池が見えました。

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稜線上にはコマクサの群落も。

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白馬大池に到着。

山上に広がる湖面は神秘的で、とても美しい風景。

池畔には白馬大池山荘が在ります。

ついつい、長居したくなる景勝地ですね。

ここから栂池に下ることも出来ますが、

私達は蓮華温泉を目指します。

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蓮華温泉ロッジに到着。

山歩きはここまでで、遂に歩き切りました。\(happy01)/

野天風呂巡りが愉しめる温泉で汗を流したら、

宴会のスタート beer

山の話に花が咲きましたぁ。

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山中2日間共に日中は天気が凄く良く、暑かったです。

こまめな水分補給が必要ですsign01

夕方からは雷雨になりました。rainthunder

今夏は、特に早めの行動が鉄則ですね。

今回は雪渓歩き、お花畑、稜線歩き、最後には

ご褒美の温泉spa と、内容の詰まった山行なりました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月 4日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

                                          。

7月27日~30日で、㈱琴参観光主催で

当店スタッフ、現地山岳ガイドがサポートする

バスハイクの「不帰ノ嶮」のツアーが実施され、

その写真が届きましたので、掲載致します。

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日本三大キレットのひとつの不帰ノ嶮(かえらずのけん)は、

浸食によって形成された峰々で、わずかな距離の中で、

300mの高低差を繰り返す... 厳しい岩峰として、

また「難所」として知られるコースです。

                                                                                                                  .

お天気にも恵まれて、高山植物、温泉、スリルある岩稜が

ギュッと詰まった... 2泊3日間の山旅になった様です。

写真は八方池から見た、不帰ノ嶮ですが、山腹に雪を

携えて屏風のような、どっしりとした山容なのですが、

近付けば、凄まじい岩稜帯の連続なのです。danger

                                                                                                。

7月は後立山連峰の山行が続きましたが、

唐松岳、鹿島槍ヶ岳に続く...3コース目になります。

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初日は猿倉から、白馬鑓温泉を目指しました。

2021年リニューアルされた雲上の天然温泉で宿泊。

源泉かけ流しの湯を堪能 spa

コース上は、お花も一杯だったそうです。

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2日目は鑓温泉から、天狗の大下りを下り、

核心部の不帰ノ嶮を越えて、唐松岳を目指しました。

とにかく「大下り」の、激下りっぷりには皆さん、

とても、とても 驚かされたみたいでした。(coldsweats02

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不帰ノ嶮Ⅰ峰へ...

右上には唐松岳山頂。

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黒部の谷を挟んで、剱岳が見えています。eye

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ピークを越えて、振り返れば...

手前が不帰ノ嶮Ⅰ峰。

その奥が天狗の大下り。

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Ⅰ峰から、Ⅱ峰へと、いよいよ核心部へ。

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Ⅱ峰の北峰に登頂。

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唐松岳山山荘が見えてきました。

ようやく安堵の瞬間sign01

2日目はここで宿泊です。

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最終日も抜群の天候。sun

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百名山の五竜岳もクッキリ見えました。

最終日は八方尾根を下り、ゴンドラ・リフトで

下山します。

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八方池から、登って来た不帰ノ嶮を眺めたら、

達成感が半端無かったそうです。

それにしても池に映り込んだ、逆さ山岳パノラマは、

素晴らしいですね。good

今回のレベルは、「チャレンジ上級で、最難関レベル。

ルートファインディングも難しく、単独行の方は

3箇所も迷われたとのことでした。

本当に、おつかれさまでした。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月 3日 (木)

ベースキャンプ高松店です。

                                           。

7月27日~30日で、㈱琴参観光主催で

当店スタッフがサポートするバスハイクの

「鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳縦走」に行って来ました。

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後立山連峰の盟主の鹿島槍は、双耳峰の優美な

山容を持つ...人気の山です。

唐松岳に続き、ゴタテ第2弾のレポートです。enter

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初日は大谷原から西俣出合、赤岩尾根を登り、

冷池山荘を目指しました。

ここは赤岩尾根の取り付き。

今朝は雲一つ無い晴天でしたが、午後近くに

なると雷雨。thunderrain

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登りっ放しの赤岩尾根。今日は同じ登りの人は

全く居ませんでした。

みんな、滝汗でした。 (coldsweats01sweat01sweat01

赤岩尾根の長い急登は焦らず、ゆっくり

登ることが、攻略のポイント。

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イチヤクソウをはじめ、2000mを越えると

お花が見え始めます。

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赤岩尾根の最後の登りsign01

眼下に大町の町並みが見えています。

ナントか、雨が降る前に山小屋に到着出来ました。

雷雨は富山を越えて、長野県の山麓で鳴り響いていました。

山小屋ではもちろん、宴会がスタート beer

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2日目は鹿島槍ヶ岳の南峰へ登りました。

午前中は天気も良く、風が少しありましたが、

心地良いぐらいでした。

人はまばらで、静かな山行が愉しめました。

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この日は早朝に冷池山荘を出発し、布引山を経由し、

鹿島槍ヶ岳に登頂し、往路を下山し、そこから一路、

爺ヶ岳を通り、種池山荘で宿泊する行程。

写真は山荘横の池に映る冷池山荘です。

おトイレもお部屋も綺麗で、快適でした。

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さぁ、今日は真ん中の南峰へ登りますよnote

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登山道横には、チングルマの花穂。

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クルマユリ。

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最初の登りは、布引山です。upwardright

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イワオウギやイブキトラノオのお花畑が、

稜線に咲き誇っていました。(lovely

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こちらはイブキジャコウソウ。

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2700mを越えた稜線で、ナントニホンザルの群れ?

お花畑に佇む猿の姿は、とても不思議でした。

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最後の急登り...

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ようやく山頂に到着。標高は2889m。

立山、剱岳をはじめ、後立山連峰の峰々も

見えていました。good

展望を満喫したら、往路を下山。

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稜線の樹林帯には、キヌガサソウ。

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冷池山荘に戻ってきて、ランチタイム noodle

山荘特製のラーメン¥1100を美味しく頂きました。

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爺ヶ岳の南峰直下に在るコマクサの群落。

後方には剱岳の雄姿。eye

13時過ぎからは山麓では雷が鳴っていましたが、

雨は降りませんでした。

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今日もよく歩きましたぁ。

種池山荘で美味しい夕食を頂き、宿泊。sleepy

翌日は柏原新道を下り、無事下山しました。

グレードは「ファイト中級」。

登り応えも十分で、お花有り!大展望有り!の

充実した山旅になりました。

ベースキャンプ高松店スタッフ