山の情報・知識 Feed

2023年9月26日 (火)

ベースキャンプ高松店です。

                                            。

9月22日~24日、㈱琴参観光主催の「奥大日岳」ツアーで

紅葉が進み始めた、立山連峰に行って来ました。

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奥大日岳は富山県の立山連峰の大日尾根に座する山です。

剱・立山連峰と同じ山域に在る為に、ちょっぴり目立たない存在

ですが、弥陀ヶ原や室堂平からの山容は大きくて重量感の在る山です。

今回はアルプスでも人気のテント場の雷鳥沢に連泊する...

至福のテント泊山行です。(happy01)/

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人気のテント場ですが、思ったよりも人が少なかったです。

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今年最初の冷え込みで、翌朝のテントは結露が

バリバリに凍っていました。氷も張っていましたsign01

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大日尾根を歩きながら、剱岳を眺める...

贅沢な縦走路です。

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周りはガスで見えませんでしたが、奥大日岳

(標高2606m)に登頂しました。

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帰路、ガスが晴れて立山地獄谷方面の視界が

開けました。eye

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無事テントに戻りました。 event

下山後は源泉かけ流しの温泉でリフレッシュ。spa

身体に染み入れましたぁ。

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最終日の朝。 素晴らしい青空~heart04

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みくりが池に映る立山。

今年の紅葉は遅めですが、一日、一日と...

紅葉は確実に進んでいました。

早朝は極寒で、氷点下並みの冷え込みでした。

「防寒対策は必須sign01」なので、秋山にお出掛けの際には、

装備は万全にsign03

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月23日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                            .

9月20日は奈良にハイキングに出掛けました。

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今回は西国六番札所の壷阪寺を拝観したら、

「日本三大山城」の高取城に登り、その後奥明日香に下り、

下山後はお彼岸を迎えたばかりの初秋の奥明日香を

ライト・ウオークする欲張りプラン。

お天気は曇り時々晴れ。午後から崩れる予報でしたが、

結局降ることはありませんでした。

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まずは西国六番札所の壷阪寺を参拝。

奈良県高取町の山腹に建つ山寺です。

ここから歩き始めます。

かつて西国ウオークで、七番岡寺まで歩いた記憶が

よみがえりました。あの時は長かったぁ。

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お寺の外を周り、車道から土道に入ります。

多くの先人が歩いた道のりを辿ることに...

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本コースは見所が満載なので、十分お楽しみ頂けると

思います。お勧めのコースです。good

まずは摩崖仏群がお出迎え。

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登山道上に何ヶ所も摩崖仏群が現われます。

素朴でしっかりと彫られた石仏達は、風化して

野趣風情が漂い、とっても魅力的です。(lovely

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今回はアップダウンも比較的少なく、入門~初級レベル。

下界は30℃越えの暑い一日でしたが、山中は日陰も多く、

風も通り、快適でした。

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高取城址に入って来ました。

少し雑に築かれた石垣が、城址の中心に進むに連れて、

だんだんと石が大きく、造りが立派になっていきます。

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「あ~山城ですか?」と受け流していた方も、その規模や

立派さに驚く方がほとんど...

「こんなに素晴らしいとは...」(coldsweats02

昨今の城ブームでも人気上位の山城なんです。

張り廻られた石の城壁を進み、本丸へ。

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本丸は標高583,9mで、本日の最高点。

意外と広く、風の抜ける木陰で昼食を取りました。

人気の山城ですが、すれ違ったのは3組、5名のみで

静かな道のりでした。

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本丸から奥明日香へ下ります。

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登りは整備状況が良かったですが、下りは路面に石が錯乱

していたり、道幅が狭まったりする箇所も在りましたが

概ね問題無しです。

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道の分岐に、居ましたよ。(happy01note

そのユニークな表情が大人気の

「猿石」です。

一説では「魔除け」の意味合いを持つ、「結界石」だとか...

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奥明日香、栢森に下ります。

ほとんど山の中腹をトラバースする道のり。

標識が所々で設置され、分かり易い一本道に

近い道のりです。

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終盤の下り道で、一部台風の影響でしょうか?

倒木や道の崩落箇所が見られましたが、迂回路が

作られて、ゆっくり歩けば大丈夫!

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栢森に無事下山。

活動時間:3時間15分 歩行距離:6.17㌔

消費カロリー:943カロリー 

総上昇量:351m 総下降量:472m

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下りた場所は、ちょうど飛鳥川に綱が掛かる場所です。

栢森では「女綱」が掛けられています。

この風景もナカナカお目に架かれないですね。

不思議な神事です。

ここから明日香の石舞台に歩いて下れますが、距離が長いので

今回は車でスルーしました。<(_ _)>

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「不思議なことに、秋の彼岸になると彼岸花が咲くのよね」

そう云われるぐらいに正確に咲く彼岸花ですが、今年は

暑さの所為でしょうか?少し遅め…見頃はまだ1週間ほど先かな?

ナントか、咲き始めの彼岸花に田んぼの畦道で出会えました。good

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ここはかつて万葉集でも多くの恋の歌が詠まれた場所。

「飛鳥川の飛び石」と呼ばれる場所。

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再び飛鳥川の下流に架かる綱掛けに。

下流側の稲渕地区には、「男綱」が掛けられています。

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この先には稲渕の棚田が有り、この24日・25日の週末に

は一大イベントの案山子コンテストが開催されるとのこと。

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折角なので開催準備たけなわの通称「案山子ロード」を歩き、

ユニークな案山子を見学させて頂きました。

ここは多くの見学者が訪れ、数百人規模の賑わいでした。

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上部から棚田を見下ろしました。本来ならば緑の田んぼに

真っ赤な彼岸花が咲いて、綺麗な秋の風景が見れるのに...

ちょっぴり残念でした。

                                       。

歩行後は石舞台でソフトクリームを頬張り、名物の柿の葉寿司を

お土産に買って帰りました。

                                           。

「西国札所」、「山城」、「彼岸花咲く山村」、「案山子と棚田」と

見所満載だった今回の奈良ウオーク。

今度は明日香から紅葉の名所として名高い談山神社まで、

秋の多武峰エリアをのんびりと歩きたいですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月22日 (金)

ベースキャンプ高松店です
                                                       。
                                                      
 
9月15日~18日、㈱琴参観光主催のバスハイクで
 
南アルプスの北岳、間ノ岳に登りました。
 
今回は「ゆっくり北岳登頂」と「北岳間ノ岳縦走」の2つの
 
グループに分かれての山行プラン。
 
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広河原登山口から白根御池小屋までは両グループが同じ
 
行程で歩き、北岳グループはここで連泊し、北岳をピストン。
 
縦走グループは八本歯のコル経由の左俣コースで
 
北岳山荘で宿泊し、翌日は間ノ岳に登り、北岳山頂を踏んで、
 
草滑りコースを御池小屋まで下り、再び合流するプランです。
 
今回は縦走グループのレポートをお届けします。enter
 

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初日。  広河原登山口から、目指す北岳が見えましたsign01

「遥か、高か~くに、感じられました。」 (coldsweats02sweat01

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大樺沢コースは現在通行止めの為、広河原から白根御池小屋迄は

樹林帯コースのみが利用可。広河原に始発バスが着くや否や、物凄い

数の登山者が登って行きました。 秋の3連休なので大混雑。

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大樺沢二俣から、八本歯のコルを目指す左俣コースへ。

陽射しが強く、気温も高めで、とにかく暑かったです。

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八本歯のコルまでは丸太梯子が約20本連続します。

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右手に「北岳バッドレス」の岩壁が見え、取り付くクライマーがチラホラと。

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青空に白雲が湧き上がり... その先に八本歯のコルが在ります。

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コルからは宿泊する北岳山荘や大きく横たわる間ノ岳が見えました。

登って来たしんどさが吹き飛ぶ...パノラマ絶景ですheart01

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物凄い急傾斜の丸太梯子が出現sign01 「足に堪えます~」

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幾分傾斜が緩みましたが、今度は岩場の登り...

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続いてスリリングなトラバース。

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宿泊先の北岳山荘はもうすぐ。明日は奥にそびえる間ノ岳を目指します。

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2日目。暗い内から出発。小屋に不要な荷物をデポし、間ノ岳を往復。

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日本一高い、云わずと知れた富士山。雲海に浮かんで、存在感は抜群。

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お日様が昇って来ましたよ。(happy02) 今日もお天気が持ってくれます様に...

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振り返ると、日本第2標高の北岳。

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中白根山(標高3,055m)のピークを通過。

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3000mを越えた稜線歩きは、まさに「天上の散歩道」ですnote

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間ノ岳が近づいて来ました。

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日本百名山で日本第3位の標高を誇る、間ノ岳(標高3,190m)に登頂です。

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さぁ、次は北岳に向かいます。日本一の富士山を眺めながら、日本第3標高から

日本第2標高の山へ登るなんて、贅沢過ぎませんか?

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北岳山荘の荷物を回収したら、いざ北岳へ。

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谷を隔てて、対岸には仙丈ヶ岳。

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北岳が大迫力で、ぐん~っと迫って来ましたぁ。

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北岳の登りで振り返り見た間ノ岳方面の眺望。eye

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意外と厳しい登りが続きます。

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日本第2位の標高3,193m。念願の北岳に登りましたぁsign03  \(happy01)/

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山頂から急なガレ場を下り、北岳肩の小屋で昼食を取ります。riceball

ちょうど登頂後、ガスが上がって来ました。

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北岳肩の小屋。昨年改装されたばかりで、キレイになっていました。

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山頂から約1000m程下り、白根御池小屋が見えてきました。

本日はこちらで宿泊。北岳グループと合流です。

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最終日。北岳に朝日が当たり、モルゲンロートを見ることが出来ました。

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宿泊した白根御池小屋。とても綺麗で、山小屋の域を越えています。good

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そして無事下山。紅葉にはまだ早かったですが、お天気にも恵まれた、

素晴らしい山行になりました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月14日 (木)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                                                                                    .

四国八十八ヶ所を歩いて、完全踏破する...

㈱琴参観光主催の「がんばらない遍路道歩き」は、

2ヶ月の夏休みが明け、いよいよのシーズン・イン!

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9月9日は17期の第12行程で、高知県室戸市の

山と海が繰り広げる、自然豊かな遍路道を歩きました。

天気予報では 一時雨 の予報が出ていましたが、

曇り時々晴れ、最高気温は28℃、風速2~3mで、

残暑厳しいながらも、この時期としては申し分無い

歩行条件に恵まれました。good

それではレポートです。enter

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室戸岬の西側の25番札所の津照寺から、約1㌔先に

進んだ奈良師が今回のスタート地点。

2ヶ月ぶりに懐かしい顔が揃いましたぁ(嬉)

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まずは行当岬の山上に在る、26番札所の金剛頂寺を

目指します。周囲は高知特産のナス栽培のビニール

ハウスが目立ちます。

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海抜0mから、標高差165mの山道の登り。upwardright

暖洋性の森には木漏れ日が射し、ナカナカ

風情のある山岳路。皆さん、久々の歩きなので、

汗をたっぷり搔き、息も切れ切れに...

「あ~っ、きつかったぁsweat01

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登り切った札所からは、眼下に太平洋と

横たわった室戸岬が見えました。eye

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25番札所金剛頂寺(こんごうちょうじ)本堂。

立派で素晴らしいお寺です。

かつて空海もこの地で修業した言い伝えが残っています。

通称、「西寺」と呼ばれ、室戸岬に在る最御崎寺を「東寺」とし、

その真ん中に建つ津照寺を挟んで、東西に対峙しています。

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参拝を済ませたら、行当岬を南に下ります。downwardright

岬の山上は意外と平坦で、いわゆる海岸段丘の

地形を形成しています。

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ここの下りは、とっても 秘境感 が漂う道のり。

往時の面影を残す...石畳の道も現れますが、

台風の通過路としても有名な室戸ですから、

石畳は苔むして、かなりスリッピーdanger

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立派な古木が点在し、それを縫い歩く道のりは

まさしく「いにしえの山岳遍路道」と云えるでしょう。

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緑豊かな山塊から降りて来ました。

山腹にはビワ畑が広がります。

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今日の昼食は、道の駅キラメッセ室戸で、

地元ならではの名物料理 restaurant

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室戸名物のクジラ料理に舌つづみ (happy01

人気NO1の クジラの竜田揚げ定食。

昔よく食べた給食が懐かしく思い出されました。

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太平洋を望むレストランの2階を貸し切りに

して頂きました。<(_ _)>

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次に向かう羽根岬が海上に横たわっています。

いつもは豪快な太平洋の波は、静かで凪いでいました。

昼からも土佐湾を北上して歩きます。

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土佐湾沿いの シーサイドウオーク。

  ~ run ~ run ~ run ~ run ~

旧道と新道を交互に歩いて行きます。

道端にはハイビスカスブーゲンビリアが咲き乱れ、

南国情緒もたっぷり。

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吉良川の町並みを通過。

ここは土佐の古い街並みが保存されたエリアで、

白い土佐漆喰や水切り瓦の家屋が立ち並び、

レトロな雰囲気が漂います。

あと1ヶ月ズレていたら、10月第2土日はこの地区の

秋祭りだったので、ちょっぴり残念ですが...

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「暑さ」を想定して、少しでも励みになる様に、

夏らしいお接待を用意していました。

地元産の スイカ の登場sign01

休憩時にカットして貰い、リフレッシュsign03

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曇天で直射日光が遮られるものの、さすがに暑かった!

防暑・UV対策、水分しっかり目で臨んで頂きました。

久々と云うことで心配していましたが、意外と皆さん

元気、元気 で驚かされました。(bleah

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長いアスファルト道歩きから、最後に山越えが

待っていました。ただ標高差は110m程度...

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羽根岬を東西に山越えする、中山峠越えも

自然たっぷりの素晴らしい道のりなのです。

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ここも海岸段丘の地形で、山上は広々とした

耕作地が続いていました。ひと昔前は田んぼや

畑だったのに、今は草がボウボウです。

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海岸段丘を下れば、再び太平洋に。

本日の歩行最終点の加領郷(かりょうごう)

港が見えて来ました。

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加領郷で歩行終了。

見事、歩き切りましたぁ。 \(coldsweats01)/

所要タイムは約7時間。歩行距離は約18㌔でした。

暑い夏場は歩き遍路の方がさすがに少なかったですが、

秋のお遍路シーズンの到来で、歩きの方も増えて来ました。

相変わらず海外勢(欧米系)が多い様に感じますが…

                                                                                                                 .

次回は土佐湾沿いのシーサイドウオークから、再び

山上の27番札所神峯寺(こうのみねじ)へ登ります。

少しは秋めいた気温になります様に...  

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月13日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

                    。

9月2日~3日で、中国山地の名峰2座を巡る山旅を

入門テント泊編で行いました。

今回はその後編レポートです。

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2日目は島根県太田市にそびえる三瓶山(さんぺさん)に

登りました。大山隠岐国立公園に属し、島根県のほぼ

中央部に位置する... 火山で、日本二百名山にも選定。

国引き神話にも登場する名峰ですが、今回は宿泊しているので

時間がたっぷり有り、ぐる~っと反時計回りで全山縦走しました。

S1

登山口は姫逃池コースの起点から...

S2

まずは主峰の男三瓶山を目指して、登って行きます。

標高を上げるとブナやコナラ、ミズナラの自然林が

素晴らしい景観を造り上げていました。

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ホントに素晴らしい天候に恵まれましたね。sun

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標高1125.9mの男三瓶山に到着。

周囲360度の大展望が広がっていましたぁ。

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日本海から、遠く鳥取大山や中国山地の山並みが

パノラマビューで見えるのですから、大感動sign03

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山腹はススキの穂が、風に吹かれていました。

夏から 季節は すっかり秋の装いへ...

眼下にはこれから縦走する峰々が望めましたが、

それぞれのピークのアップダウンが結構キツそう (coldsweats01)

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折角登ったのに、物凄いガレ場の急降下です。

苔むした岩場は、要注意sign01

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まだ下るの? (weep

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道端には紫色の宝石、マツムシソウがいっぱい up

こちらも秋を代表する花です。

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子三瓶山に登り返します。

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「フ~ッ」sweat01

子三瓶山(標高961m)に登頂。

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振り返れば、男三瓶山の雄大な山容。

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孫三瓶山(標高907m)にも登頂。

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大平山(標高854m)を経由して、

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最後はアンテナ塔が建つ...女三瓶山(標高957m)に

登り、火口原を囲むピーク群の縦走を完成 \(happy02)/

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下山はテント泊した北ノ原へ。

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西日本有数の湧出量を誇る、三瓶温泉で汗を流し、

2日間の登山の疲れを癒し、帰路へ。

約7時間半の長丁場。9.4㌔の歩行距離。

上昇・下降共に1000m越えのハードな山行でしたが、

その分、達成感は半端無かったです。good

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月 8日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

                            。

9月2日~3日で、中国山地の名峰2座を巡る山旅を

入門テント(泊)編 で行いました。

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1日目は島根県飯南町と広島県庄原市にまたがる...

大万木山(おおよろぎさん/標高1212m)に登りました。

「島根県民の森」で、ブナの天然林やタタラ製鉄にまつわる

遺構等、自然と歴史文化の薫る山です。

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今回の起点は門坂駐場からスタート。

時計回りで山頂をぐ~るっと周遊するコース取り。

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ますは滝見コースを辿り、権現滝へ

山の中に水が豊かに流れています。

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ブナが立ち並ぶ森を歩く...

花も人気の山で、特にサンカヨウが咲く季節の

5月もお勧め。新緑も素晴らしいですsign01

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標高1218mの山頂に到着。

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タコの足を逆さにした様な...存在感のあるブナの木。

通称、「タコブナ」が有名です。

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山頂展望台からの眺め eye

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非常に整備が行き届いていて、歩きやすかったです。

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無事下山。行動時間は約4時間40分。

歩行距離は約7㌔で初級レベル★。

上りは約680m、下りは約730mでした。

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三瓶山へ移動。

山麓の北ノ原キャンプ場でテント泊です。(happy01

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今回はテント泊用の荷物のピックアップも楽で

入門テント泊としては最適なサイト。good

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回を重ねる毎に、キャンプ飯に凝り出す傾向が...

美味い肉系の焼き料理は、欠かせません(笑)

当然野菜も欠かさず、健康に気づかいも...

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こちらは「焼き鳥屋さん」の登場 sign02

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火を使えば、ビールが進みますよね。beer

「たまりませ~ん」

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テント泊を大満喫の夜が更けてゆきます heart02

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月 7日 (木)

ベースキャンプ高松店です。

                                。

8月24日~27日で、㈱琴参観光主催の

「バスハイク」で、北アルプスの奥穂高岳に

登りました。行程は上高地から入山し、涸沢で

2泊する...ゆったりプラン。

015

天気は午前中が良く、午後から崩れる...パターン

の連続でしたが、クライマックスの奥穂の山頂では

360度の大展望を堪能し、大満足でした。

それではレポートです。enter

O2

上高地から歩行開始。あこがれの河童橋の遥か先には

穂高の峰々が明るく輝き、期待で胸がときめきます。heart02

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現地ガイドさんのお話では、最近午後は雷雨が多い

とのこと。雨が降らぬ間に行程は前倒し気味にsign03

横尾からは本格的な登山道になります。

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本谷橋は休憩の絶好ポイントです。good

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標高2300mの涸沢に到着。

今回のベース基地となる...涸沢小屋が見えました。eye

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秋の最盛期にはテントが1000帳も張られる程の

人気の涸沢のテント場は、100帳前後でした。

奥にはおでんが人気な涸沢ヒュッテ。

雨が降る前に小屋に入れたので、明日の奥穂登頂に備え、

ゆったりと英気を養うことにしました。

  mist     mist     mist

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翌朝は朝の5時前に、ヘルメットを装着し、

涸沢小屋を出発。

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モルゲンロートが穂高の峰々を包み込み始めましたぁ。

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実は翌朝はこの素晴らしい景色を見ることが

出来なかったので、登りながら素晴らしい景色を

心行くまで堪能出来たので、ラッキーでした。(lovely

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岩が散積する道のりから、ザイテングラートの

取り付きはもうすぐ。

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ザイテングラートは、ストックをしまい、

手足を使って岩場を慎重に登って行きます。

この日も滑落事故が起きたそうです。danger

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標高2996mの白出のコルに建つ穂高岳山荘へ。

奥穂アタック前にひと休み。

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さぁ、いよいよです。

天気は申し分無いです。

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核心部のハシゴや鎖場の後は、比較的なだらかな

登りとなります。

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少し登って振り返ると...

槍ヶ岳が見えてきましたぁ (happy01heart04

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そして、ここを登ると...

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突然、ジャンダルムが姿を現しますsign01 ヒャ~up

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雲海の上に浮かぶ山頂には登山者の姿も。

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私達も日本第3標高を誇る...奥穂高岳(標高3,190m)に

登頂で~す \(happy01)/

ガスが掛かる前に登れて、本当に良かったです。

大展望に酔いしれましたぁ~。

   mist     mist     mist

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涸沢小屋に連泊後、翌朝、上高地に向けて下山。

2023'の夏の終わりを飾る...素晴らしい山旅になりました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月23日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

                                                 ・

8月18日~20日で、日本百名山の八ヶ岳連峰、

南八ヶ岳エリアの主峰の赤岳に登りました。

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今回は美濃戸口から入山し、南沢コースを行者小屋へ。

そして文三郎道経由で赤岳に登頂し、赤岳天望荘で宿泊。

翌日は地蔵尾根を下り、往路を戻る...

オーソドックスな行程でアルペン的な山風情をたっぷりと

満喫することが出来ました。

それではレポートです。enter

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南沢コースは、豊かな沢と森林が体感出来ます。

苔むした空間は、「素晴らし~い」 (happy01sign01

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とても珍しい花に遭遇。

 ミヤマモジズリ。

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かつて沢だったであろう...白河原からは、前方に

屏風のような連なりの八ヶ岳連峰が見え始めました。

そして飛び出た岩峰の大同心も。

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近づいてはじめて分かる高度差 updown

「あそこのてっぺんに立つの?」

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文三郎道を経由して、山頂直下の岩稜に

取り付きました。周囲はすっかりガスの中...

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標高2899mの赤岳の山頂に登頂sign03

山頂を越えて、宿泊地の天望荘へ下ります。

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稜線には、コバノコゴメグサ

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秋の到来を告げる...トウヤクリンドウも。

この時期らしく、午後からは雷雨に見舞われて、

天望荘への下山中に、びしょ濡れになりました。

赤岳天望荘の快適な設備のおかげで、なんとか

調子を取り戻すことが出来ました。

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翌朝はみごとに晴れましたぁ sun

昨日登った赤岳も見えてビックリ!

「あそこから下って来たの?」

北アルプスや富士山まで360度の大展望を

存分に楽しむことが出来ました。eye

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下山は地蔵尾根を下ります。

岩場の連続で、クサリやはしごも在ります。

最大限の慎重さが求められます。danger

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往路を無事下山しました。

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そう云えば、今月のヤマケイは、八ヶ岳特集sign01

バリエーションも沢山有り、個性ある山小屋も一杯。

是非、山行計画の参考に...

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月22日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                            ・

8月14日に高知県土佐郡大川村にそびえる、

大座礼山(おおざれやま)に登りました。

石鎚山系東エリアの愛媛・高知県境から

少し南に派生したピークです。

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この山は山上部にブナの巨木が点在し、

「四国の白神山地」と呼ぶハイカーが居るぐらい...

四国では有名なブナの山になります。

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四国に台風7号が最接近する前日でしたが、

登山口では青空も見えて、風も強くは無かったです。

いつもはこの時期、車から降りるとアブが押し寄せて

来ますが、この日はとても少なく、ひと安心。

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今回の登山口は太田尾越の先の林道沿いの

駐車場。コースは山頂のピストンになります。

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の徒渉が幾つか有ります。

通常なら問題はありませんが、先の台風6号の

豪雨の影響でしょうか?水量が意外と多かったです。

防水素材のハイカット登山靴がベスト good 

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標高差は約508mで、比較的に登りやすい...

初級レベルの設定。急登は最初と途中の

井野川越からと最後の山頂手前の3箇所。

大部分は山腹の緩やかなトラバース道。

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でも途中で丸太橋が2箇所有り...

ここが滑りやすくて、要注意sign01

また谷側に切れた箇所も有るので、慎重さが

求められます danger

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山中なのに、結構が多くて、涼感たっぷり

周りの緑豊かな木々共々、癒されます~note

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ここは大北川の源流に当ります。

井野川越までトラバース道を歩き、尾根を

登り、山上部へ。

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枯れたブナの巨木のオブジェが出現。

何とも痛々しい姿です。

人が入れ無い様に周囲にはロープが張られています。

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でも世代は更新されて、立派に成長するブナの木も...

全滅しないで、本当に良かったです (confidentホッ

この木は横に大きく伸び、存在感は抜群ですsign03

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ブナの回廊に圧倒されます。

自然豊かなは、最高ですねnote

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開けた登山道から、先にこんもりとした山容が...

ここからもうひと登りで山頂です。

パラパラと小雨が降り出しましたが、雨は直ぐ上がり、

結局下山迄雨具は着なくて済みました。

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山頂直下の急な登りup

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標高1,588mの大座礼山の山頂に登頂 (coldsweats01)/

残念ながら周囲の展望は見えず...

山頂にオトギリソウが数輪、咲いていました。

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木々、そしてに包まれた...緑一色の世界。

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ブナの下でランチタイム。riceball

気温は約20℃で、時折谷から吹き上がる風が

涼しく、快適でした。

そして往路を下山。

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大北川源流の上部は、美しい滑滝の様です。

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「慎重に、慎重に、、、」

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再びを徒渉して...

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無事下山しました。

他の登山者は無し。

台風を考慮し、行程を前倒し気味にさせて頂いた

おかげで、マイントピア別子でゆっくりお風呂で

汗を流すことが出来ました。spa

今度は春のアケボノツツジの咲く頃に...

更に、秋の紅葉の時期も良さそうです heart01

【歩行データ】

活動時間:3時間58分  歩行距離:5.84㌔

消費カロリー:1,636カロリー

総上昇量:約570m  平均スピード:1.5㌔ 

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月21日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

                                            ・

青森県の山旅の後編になります。

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8月7日は下北半島へ移動し、ウオーキング散策へ。

まずは霊場の 恐山 を歩きました。

日本三大霊場のひとつで、ナカナカ行けない...

一度は是非とも行ってみたい秘境のひとつ。

恐山も濃霧注意報が出ていて、すっかりガスの中。

でも逆にその方が雰囲気が出て、良かったです。

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恐山の極楽浜に在る宇曽利湖。黄色なのは、

海底から硫黄が出ている為...

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極楽浜と風車。

地獄と極楽を歩く...不思議なウオークになりました。foot

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そして本州最北端の地へ。

そう、有名な大間崎。fish

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お昼は一気に、秘境から俗界へ引き戻されましたぁ。

大間ですもの...マグロでしょ。good

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その後、仏ヶ浦公園では巨大な岩のオブジェの

中を歩きました。

神秘的な巨岩・奇岩の一大景勝地です。

「これまた不思議な世界観を体感」

青森は本当に自然豊かな所ですね。

                                              ・

下北半島から、津軽半島へ移動したら、夜は

再び、ねぶた祭りを観覧しました。

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お祭りの最終日で、海沿いでは花火大会が開催shine

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「これは 壮~観~」 (happy02paper

海の上を回る山車と花火のコラボsign03

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今年最優秀賞は牛頭天王を題材にした、この山車でした。

秘境巡り と ねぶた に酔いしれた山海の歩く旅...

最高の夏の思い出になりました。scissors

ベースキャンプ高松店スタッフ