うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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今年、日本一早いソメイヨシノが開花したのは、ナント
四国の高知県だったそうです。
そんな日本一早い桜を求めて、3月27日に桜見ウオークを
伊予との県境の仁淀川町界隈で愉しみましたぁ。

長雨が続いた、一瞬の晴れ間に恵まれた、貴重な一日。
気温は一気に上昇し、21℃を記録。「暑かったぁ」
四国山地の北側の瀬戸内エリアではまだまだ桜は固いつぼみで、
本当に高知で桜が開花しているなんて、全く思えなかったのですが、
現地では桜がほぼ満開状態の見頃を迎えており、それは、それは、
素晴らしかったです
それではレポートです。

まずは花桃の鑑賞からのスタートです。
寺村花の里を訪ねました。ここは地区の方の手作りの公園で、
遊び心がいっぱいの楽しいエリアです。
花桃はちょっぴり見頃には早くて、3~5部咲きの感じでしたが、
紅・白・ピンクの強い色合いは強烈なインパクトを与えてくれました。
大きな山塊と深い渓谷が生み出したモノトーンの自然のパノラマに
明るく色付いた春の色彩が人里に溶け込んで、まるで桃源郷の世界に
紛れ込んだ様な...夢見心地な気分 (
)

上には花桃、下には菜の花が咲き乱れ、
心はルン・ルンで、ホント楽しく歩かせて頂きました。

まぁ、時間に追われるハードな山登りでは無いので、
まったりした時間も大切に
今日は各スポットで手作りの和菓子や名産のお茶の販売も有り、
お花見で訪れる観光客が結構いらっしゃいました。
意外とアジア圏からの訪日客も多くて、皆さん日本の桜に大感激されていました。
今日の歩行グレードは超入門編 

続いて四国の一本桜としては、超有名な
「ひょうたん桜」に会いに行きました。
「桜」という地名のエリアに在りますが、この木の周辺には
桜が数多く植えられて、今では「桜の園」の様になっています。
この日は平日ながら、駐車場はほぼ満車で、その人気のほどが
伺えました。

これが噂に聞く、ひょうたん桜。
樹齢約500年、樹高は約21m、根元周りは約6m。
高知県の天然記念物にも指定されている、エドヒガン桜。
こちらは谷側から見上げた風貌で、畏敬すら感じます。

こちらは山側からの素晴らしい眺め。
カメラマンが多かったです。
ほぼ満開を迎えていました。

少し歩き、振り返ると、物凄い桜の密集度で、壮観な眺め 
お天気に恵まれて、最高の景色です。

続いて訪れたのは、大渡ダム湖の湖畔。
この湖畔にはソメイヨシノが約1600本も植えられており、
しばしレイクサイドウオークに興じましたぁ。
濃い緑色の湖面には桜の影が映り込み、何とも幻想的。
こちらの桜は3部~5部咲きと云った所でしょうか?

ダムを見下ろす展望所で、ランチタイム
本日は産直で購入した高知ならではの田舎寿司~。

午後からは、更に最奥エリアの別枝エリアへ。
真冬の2月に「土佐の3大奇祭」にも数えられる「秋葉祭り」が行われる
エリアですが、春はしだれ桜が咲き、多くの花見ファンが押し寄せます。
まずは市川家のしだれ桜を見に行きました。
ほぼほぼ満開で、降り注ぐ様は圧巻

そしてお祭りの際のお練りが行われる道のりを
上部の中越家まで歩きます。
マイクロバスも数台来ていました。

何故、その道のりを歩くのか?
それは春を謳歌するお花がいっぱい見られるから...
まずは大石家の見事な、しだれ桜が歓迎してくれました。

更に紅白のおめでたい...桜の競演の中を潜り...

こんな山間の集落なのに、色とりどりの春の色に包まれて、
心はすっかり魅了されていきます。

そして辿り着いた中越家には、まさに滝が降り注ぐごとし...
これまた凄いエドヒガンのしだれ桜が待っていてくれたのです。
当初、「咲き始め」と聞いていたのですが、今日の気温で一気に
開花が進み、5部咲き近くに感じました。

もはや、桜の大化け?
ピンク色が大爆発しています
もうここまで来れば、その凄さに感動の価値観がすっかり変わって、
普通の桜では何とも思わない位になってしまいました。(悲)
感覚が麻痺してしましましたぁ (
)

アフターウオークは人気のお茶農家のお店を訪ねました。
「桜」と特産の「沢渡茶」を愉しむ春限定のワッフルを
美味しく頂きました。
お茶の香り、桜の味わいが同時に楽しめて、これまた幸せな
気持ちに浸りました。
。
ひと足早く、春を先取りして、ちょっぴり得した気持ちに...
自然豊かな仁淀川町がまた好きになった、春のお花見、歩く旅。
他のエリアの開花状況が非常に気になりますが...
お花見の山行は始まったばかり...
こう、ご期待ください。
ベースキャンプ高松店スタッフ