うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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4月5日は愛媛県上島町の積善山(せきぜんやま)に登りました。
積善山は瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の中の通称「ゆめしま海道」に
属する岩城島(いわぎじま)にそびえる山で、春には3000本の
桜が山をピンク色に染め上げる...「桜の島」として有名です。
この日は生憎の曇天でしたが、午後からは陽射しも出て、
最高気温は16℃まで上昇しました。
お目当ての桜は、下の方はほぼ満開に近く、見応えは十分。🌸🌸🌸
中腹は場所や種類により、咲いていたり、開花が遅れていたり、
中には花吹雪で散り始めたモノも...🌸🌸
山頂部はまだまだ開花したばかりで、2部咲き程度に感じました。🌸
中腹より下では紫色の鮮やかなツツジが開花。一方、黄色のミモザの
見頃はもう少し先の感じでした。
平日だったので、登山客は50~60名程度。マイクロバスが2台。
マイカーも70~80台、意外と自転車が10台程、見掛けました。
今年は開花がほぼ例年並みで、この週末の花見客は多そうですね。
それではレポートです。
この日も小漕桜公園から歩行開始で、下のエリアの
お勧めの桜、ツツジ、ミモザの競演スポットでは、
歓声が上る位に、見応えがありましたぁ
まさに 春らんまん です ()
山麓から山頂まで続く、約4キロの道沿いには、
桜並木が続いて、通称「天女の羽衣」とも称されます。
その片鱗を十分感じることが出来ました。
桜の種類は、ソメイヨシノが多いですが、色々な種類の
桜が植えられていて、微妙に色や花の形が違っていて、
その分バラエティーが豊富で、愉しめます。
上空を見上げると、また一段と艶やかで、
春らしい風情に心惹かれます。
下部は車道歩きですが、中腹部で土道を歩きました。
「妙見メンヒル」と呼ばれる、巨石信仰のエリアゾーンです。
路面は真砂土で滑りやすいので、しっかりとしてアウトソールの
ロウまたはミドルカットシューズがお勧めです。
中腹部で少し桜が見れないゾーンが有りましたが、
高度を上げると、再び桜ゾーンに突入。
中には花吹雪の中、ピンク色の絨毯も...
ホント、色んな桜が楽しめるのが面白いですね。
上部では、モミジの芽吹きにも遭遇。
若々しく萌える薄緑色は春山のご褒美かも知れません。
山頂下では、地元の出店も有り、ちょっと寄り道を...
柑橘ジュースや揚げたてのタコの天ぷらが人気でした。
そうそう、この島は「青いレモンの島」としても有名で、
レモン自体、またレモンを使ったスイーツがお土産に人気です。
夕日の展望台を経由して、山頂へ。
結構な激登りになります
山頂に続く桜並木は残念ながら2部咲き程度。
山頂に建つ、パノラマ展望台に到着。
ここでランチタイムにしました。
標高約370mの山頂のモニュメント。
少し春霞が掛かっていましたが、周囲360度に広がる
瀬戸内海と多島美を愉しむことが出来ましたぁ
下山開始です。
午後からは晴れ間も出て、桜の色合いもGOODに
廻りのシーサイドビューも愉しみながら
再び、桜見ハイキングを心行くまで堪能しました。
凄く快調に下山出来たので、少し足を延ばして、
「ゆめしま海道ウオーク」をしばし体験。
生名島から佐島へ架かる橋を歩けば、背後には
先程登った積善山が洋上に浮かんで見えました
アフターハイクに、またまたお邪魔したのは、
「いんおこ」で有名な因島お好み焼きの名店、
越智お好み焼き店です。
店主ご夫妻の手際良いへラ遣いを拝見しながら、
愉快なお話を聞きながらの楽しい時間は、
島ならではのゆったりとした「島時間」そのものでした。
アツアツのいんおこを頬張れば、もう言葉は要らず、
黙々と食べ進むのみ ()うま~ぃ
油を一切使わず、大盛りザクザクキャベツがヘルシーで
「いんおこは別腹、別腹~」で皆さん完食。
おご馳走さまでした。
今年の春は天候が不安定で、なかなか桜見ハイキングに
出掛けられません。
四国高松もようやくこの週末が見頃に近づく感じです。
ベースキャンプ高松店スタッフ