うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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2月27日は、高知市内の南側に連なる...「南嶺/なんれい」に
登りました。アルプスという名前を持たないものの、東の浦戸湾から
西の春野町に延びた里山の連続は、アルプスと云っても良い、
素晴らしい山容で、展望も抜群、そして歩き応えも十分。
登山者も多く、整備も行き届き、ゴミ拾いをされる方も見掛けましたよ。
まさしく高知市民に愛される...ご当地アルプスだと思います。
それではレポートです。
ここ数日は天候が優れず、寒さも厳しく、「寒」の戻りの様な
お天気が続いていましたが、見事に好天に恵まれました。
本日のスタート地点は山稜の北側に位置する筆山の駐車場から...
筆山(標高118m)に登り、縦走をスタートさせます。
そして南の皿ヶ嶺(標高163m)を経由。
後方には筆山、そして高知市中心部が広がって見えます。
これから登る... 南嶺の主稜線が望めます。
道端に「嘆きの森」の看板が在りましたが、樹林帯に
覆われた...涼やかなグリーンシャワーロードが出現。
フラットな道のりを軽やかに進みます。
途中で学校を横切れば、主稜線への登りが近づきます。
この山域は沢山の登山道が存在し、色んな山行が愉しめます。
写真は吉野・深谷分岐周辺。
西側の宇津野山を踏んで折り返すことも考えましたが、
今回は鷲尾山にダイレクトで登ることにしました。
夏と違い、気温が低いので、とても快適に登れます。
標高306mの鷲尾山に登れば、南側には土佐湾の
素晴らしいシーサイド・ビュー \()/
この日は薄いブルーの海の色が水平線と同化した様な景観で、
東側にはうっすらと室戸岬方面、西側は横浪半島が見えていました。
日陰は冷たく、こんな日向はポカポカで、結構気温差がありました。
最低気温は7℃で、最高気温は11℃ぐらいでした。
風もやや強く、風速5~7m前後。場所に寄り、全く吹き方が違いました。
鷲尾山を後に、西にそびえる...山域の最高峰の
烏帽子山に向かいます。
途中で、ナント好日山荘 高知大丸店の店長の
戸田さんに出会いましたぁ 「お久しぶりです」
聞けば宮崎にご栄転だとか...
四国の山を本当に愉しんで頂いたみたいで、嬉しい限りです
今度は九州の山を思い切り愉しんでくださいね。
鞍部から烏帽子山の登り...
急な登りも短時間なので、ゆっくり登れば、大丈夫
鎖場にチャレンジし、山頂へ。
山頂は標高359mで、石土神社が在ります。
烏帽子山頂から往路を戻り、展望地で昼食
雄大な太平洋を眺めながらの贅沢な時間...
登山道は植林と自然林が共存する明るい森の中を歩きます。
この日は頭上に真っ赤な椿の花が咲いて、綺麗でした。
鷲尾山はトラバース道で通過を想定していましたが、
もう一度、鷲尾山に登りたいとの声が多くて、登り返しました。
山頂は多くの登山者で賑わっていて、ビックリ ()
この日は50名以上の登山者に出会いましたが、高知のハイカーは
皆さんとても親切でフレンドリーで、今がお勧めの山をたくさん
教えて貰いました。
下山中、高知ではメジャーなシロバナタンポポが一杯開花中。
淡い黄色のトサミズキにも出会えました
今年も春が早いかなぁ~。
帰路は少しだけ、ピッチアップして無事下山。
【歩行データ】
歩行距離:9.55㌔ 行程時間:5時間6分
総上昇量:706m 総下降量:729m
消費カロリー:1,709カロリー
アフターウオークは豪華な2本立てなのです。
まずは昨年大人気だった「らんまん」の主人公の
植物学者の牧野富太郎博士ゆかりの植物園を訪問。
「牧野植物園」
広い敷地に素敵なお庭が広がっています。
お花がいっぱいになるのは、もうすぐ先ですね。
ちょうど、「らん展」が開催中で、お花好きにはたまらない、
もう夢のような世界にすっかり魅了されました。()
アッという間の70分間でした。
そして最後にひろめ市場へ。
高知が誇る...「食」の一大屋台村で、とにかく
珍しいモノ、美味しいモノで溢れています。
人気は本場の土佐のかつおのたたき
個人的には「塩たたき」が大好きです
その他にも「うつぼのたたき」「屋台ぎょうざ」「クジラカツ」「かつお飯」
「うなぎ」「青さのりの天ぷら」「カツオのはらんぼ」等など...
「これ、全部食べれるの?」()
気が付けば、テーブルには、色んな料理がひしめいていました。
「これだから、ご当地アルプス山行は止められません(笑)」
今度は季節を替えて、是非とも別ルートで南嶺を踏破してみたいですね。
「アルプス」とは名が付かないご当地アルプスとして一押しさせて頂きます。
ベースキャンプ高松店スタッフ