べースキャンプ高松店です。
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九州に遠征し、祖母山に登りました。
今回歩いたのは神原コース。
日本百名山の深田久弥も歩いた由緒あるルートです。
。
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朝は曇っていましたが、次第に晴れ間が広がり、爽やかな山の空気を満喫。






べースキャンプ高松店です。
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九州に遠征し、祖母山に登りました。
今回歩いたのは神原コース。
日本百名山の深田久弥も歩いた由緒あるルートです。
。
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朝は曇っていましたが、次第に晴れ間が広がり、爽やかな山の空気を満喫。
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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「阿波の国一国参り」を歩いて完全踏破する...
「ゆっくり楽しむ遍路道歩き」第3期生の第3行程が、
主催琴参観光、当店スタッフのフルサポートの下、
5月18日(日)に開催されました。
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第3回目にして、遂に四国遍路最大の難所と呼ばれる...
藤井寺から焼山寺への「遍路ころがし」が登場
お遍路さんが転がる位な、急な勾配の道のりが続きます。
果たして皆さん無事にクリア出来たのでしょうか?
それでは、レポートです。
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前回歩き終えた10番切幡寺から下った場所からスタート。
背後には讃岐と阿波の県境を分ける...阿讃山脈が横たわっています。
前回まで歩いて来た東西に延びる撫養街道から別れ、進路は南へ。
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阿波市の八幡エリアを歩いていると、なにやら奇声が?
ニワトリか?動物の様な変な鳴き声が聞こえて来て、
皆さん不思議がっていたら、ナント大きな神社の境内で、
剣道の打ち込み練習に遭遇。
「やぁ~」とか、「とらやぁ」とか... 甲高いウラ声だったので、
合点が行きました。それにしても朝早くから物凄い剣士の数...
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次なる札所、11番藤井寺を目指します。
周囲は田畑が広がる、田舎の風景。
のどかぁ、ですねぇ。
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そうしたら行く手を塞ぐ土手が現れ、そこを登ります。
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土手を越えると「四国三郎」吉野川の中州へ...
川は2つ流れていて、まずは北側の大野島橋を渡ります。
橋には欄干が存在せず、洪水時には水面の下に沈む...
いわゆる沈下橋ですね。
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日本最大の川の中に在る島の善入寺島を縦断します。
広さは500ヘクタールも有り、そこに家屋は一切無く、
広大な耕作地が広がっていて、まるで北海道の様な風景です。
「こんな広い場所が在るんですね。知らなかったぁ~」()
この日は、キャベツ、ブロッコリー、じゃがいも、ズッキーニ、
カボチャ、お豆さん、ネギに、スイカ等の畑を拝見しました。
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そして南に流れる本流に架かる川島潜水橋へ。
予想外の水量と水流の速さに驚かされましたが、
川のせせらぎと川面にそよぐ風の心地良さは格別でしたぁ()
前2回は街道歩きの雰囲気が濃かったので、一気に解放感に
満たされたような空間でした。
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実はこの潜水橋を歩くお遍路さんの風景は、遍路道の中でも
インスタ映えする、人気の撮影スポット。
そして吉野川を北岸から、南岸に渡ったことになります。
市町村的には、阿波市から吉野川市へ。
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(旧)川島町界隈を歩きます。
眼前には川島城。
・
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一時東進した後に、再び南下すれば、藤井寺はもうすぐ。
道沿いのお家のお庭には春のお花が一杯植えられて、
歩きながらフラワーウオッチングを楽しませてくれました。
春の4、5月は街中歩きもこんな楽しみ方があるのです。
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小高い丘に登って来ました。
遥か後方には、朝一で歩き始めた吉野川北岸の阿讃山脈が
ぼんやりと見えています。
この日は気温が少し高めで、遠望が霞んでしまいました。
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歩き遍路で無ければ決して通らない...藤井寺を逆方向から
訪れることに…
それまでとは風景が一変し、緑の世界に入った感じがして、
爽やか~、かつ、ひんやり~...
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お寺を参拝する前に、駐車場でロウカットのウオーキングから
ハイカットのトレッキングシューズに履き替えを...
バスが並走するので、荷物や装備を自在に替えられるのも、
この旅の魅力のひとつ。
「キャラバンC1-02S」は、お遍路の山岳行程では一番人気ですね。
基本設計はほぼフル装備で、履きやすく、リーズナブルな価格設定で、
初めてトレッキングシューズを選ばれる方にはお勧め
・
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またウオーキングにも、ハイキングにも兼用可能な
防水ミドルカットモデル(こちらは偶然にもメレル社)も
遍路道歩きには使い勝手が良いと思います。
こちらも履きやすく、軽量ながらソールがしっかりしていて、
香川の里山歩きによくお使い頂いている…人気モデル。
・
・
靴を履き替えて、お弁当とお水(約1L程度)、そして雨具・傘を
携行したら、11番札所藤井寺を参拝。藤井寺の標高は、約40m。
・
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ここから、いよいよ本格的な山岳行程のスタート
12番焼山寺までアップダウンが続く「遍路ころがし」区間に
遂に足を踏み入れます。
・
・
山登りが初めての方にとっては、まさに初体験。()
ドキドキ、緊張と不安が交錯する中、いきなりの急登りから...
無理をせずに先頭はゆっくりペースで歩きますので、頑張って一緒に
登って行きましょう
・
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ひと登りで標高225mの端山休憩所に到着したら、ランチタイム
お腹が空いた人は、元気な証拠
かつてはこの周辺はきれいなお茶畑だったのに、今では
その面影は無くなりましたが、歩き遍路やトレランの方の
往来も多く、登山道の整備はとっても良好です。
この日は遅い入山でしたが、5~6名のトレイルランナーに遭遇。
・
・
食後は緩やかな傾斜の登りにチェンジ
汗を掻き、身体も少しづつ順応してきました。
ナント、路面には落下したばかりの真っ白で可愛らしい無数の花。
極美ながら、この季節ならではの不思議な光景がしばらく続きました。
・
・
花の正体は、エゴの木の花。
次から、次へとハラハラと花が落下していきます。
この日の遍路道には広範囲に、かつ花数が多く散乱し、
目を楽しませてくれました。
加えて、良い香り~ ()
ちなみに花言葉は、「壮大」そして「清楚」
・
・
道は山腹を巻く、トラバース道へ。
ほぼフラットな道のりで少し余裕が感じられる区間。
新緑とツツジが咲いた道のりは深山幽谷の雰囲気。
今までが市街地の歩行だったので、ガラッと変わって、
周りには家も集落も全くありません。
多くのお遍路さんがその余りにも大きなギャップで、
心細く感じられるそうですよ。私達は集団歩行なので、
安心感があります。
・
・
誰もが思い浮かぶ、「これぞ、遍路道 」と云わんばかりの
自然豊かな山岳エリアを縫い歩く道のりは、
「最後まで残った空海の道」とも称されています。
厳しいけれど、人気の高い道のりになります。
・
・
初めての下り行程に入ったら、長戸庵(ちょうどあん)に到着。
阿波市と神山町の境の尾根の上に当たります。
標高は約440mで、藤井寺から標高差400mを登りました。
「ちょうど良い休憩所」が名前の由来ではありませんが、まさしく
休憩にはGOODなポイントに建っています。
・
・
本日最後の登り区間に入って来ました。
気温は意外と低く、森の中は18℃。
時折風もそよいでくれましたが、
それでも湿気が高く、蒸し暑かったです。
持参したお水の消費も早く、改めてお水の有難さが分かりました。
・
・
最後は本日の最終目的地の柳水庵(りゅうすいあん)に、無事下山。
ここの下りの石階段が苔蒸して、滑りやすく、要注意でした。
ちなみに柳水庵の標高は、約500m。
・
・
スタッフも大変心配していましたが、全員が無事に
歩き通すことが出来ました。
素晴らしいです
天気予報では午後から降水確率が高くなっていましたが、
歩行後、神山温泉の入浴中に、雨が降り始めました。
汗をしっかり掻いた後のお風呂でさっぱりとリフレッシュ
これで「遍路ころがし」区間の約半分を歩き切りました。
次回はこの続きの山岳路を12番焼山寺を目指して、登って、
ガーンと下って、ググ~っと登って、最後は鍋岩に下る...
多くの先人達が歩いてきた信仰の道のりを辿ります。
・
【歩行データ】
歩行距離:15.01㌔ 行程時間:6時間50分
総上昇量:822m 総下降量:498m
総消費カロリー:2,084カロリー
、
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
ベースキャンプ高松店限定の
特別企画を、開催致します。
・
.
『店舗限定企画』
\()/
.
今フェアは、税込3,300円以上の
店内商品をご購入で
10% OFF です
・
*1点につき3,300円(税込み)以上の商品が対象です。
*対象外の商品は、ファイントラック、ミレー(ティフォンファントム)、
好日山荘100周年モデル、食料品、燃料、クリアランス、特価品、書籍、
修理品、お取り寄せ品です。
*割引対象品は、好日山荘メンバーズのポイント付与は対象外。
期間は5月23日(金)~31日(土)の限定9日間。
夏山前のとってもお買い得な限定企画です。
新作をはじめ、各コーナー充実の品揃え展開中。
是非、この機会をご利用ください。()
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
5月8日は愛媛県の西赤石山(にしあかいしやま)に登りました。
四国では有数のアケボノツツジが広範囲で咲き誇る...
ピンク色が山肌を染める光景見たさに、誰もが必ず一度は
登った経験がある...そんなお馴染みの山です。
週末は訪れるハイカーが一杯で、路駐必須の覚悟が要ります。
・
・
今年は春先の寒気の影響で開花が遅れていましたが、GW辺りから
気温上昇に伴い、ようやく開花が始まったばかり...
この日はピークには早かったですが、見応えは十分でした。
それではレポートです。
・
・
今回は山系の南側の新居浜市旧別子の日浦登山口から、
山頂をピストンする...オーソドックスなコース取り。
かつて銅の産出で栄えた別子銅山の遺構が随所に点在し、
山と渓谷に広がる豊かな自然と歴史遺産を同時に楽しめる...
ナカナカ面白い山行エリアだと思います。
緩やかな登りでダイヤモンド水に到着したら、冷水で喉を潤し、
銅山越えを目指して、登りのスタート。
・
・
川を左岸に渡れば、銅山越えへの近道。
登山道の整備は良好で、道幅も広く、歩きやすい。
・
・
かつての坑道跡を見学したりして、往時の繁栄ぶりを
伺い知ることが出来ます。
こんな山奥にかつて1万人以上が暮らす山岳都市が在ったなんて、
にわかに信じ難しです ()
・
・
銅山越え(標高1294m)で、稜線まで到達したことになります。
ここまでの区間には紫色のミツバツツジが多く咲くのですが、
この時は既に開花済みの木が多かったです。
代わりに開花したてのオオカメノキの白花がお出迎え。
・
・
尾根道を北東へ登って行きます。
周辺は新緑の真っ最中
背後には石鎚連峰の山々が顔を出しています。
・
・
前方の山肌が色とりどりの春の色で賑わいで居ました。
「ウワ~、キレイ 」「今日登れて良かったぁ」
嬉しそうな声が聞かれましたが、まだまだ...
お楽しみはこれから、ですよ。
・
・
東山を越えて、じんわりと高度を上げて行くと、
樹幹の奥に、なにやらピンク色のドット模様がぁ...
遂に西赤石山の山容が見え隠れし出しました。
どれだけピンクが広がっているか?
楽しみですね
・
・
上空には青空が広がり、お天気は良さそうだったのに、
急に瀬戸内海側からガスが湧き上がり始めました。
この日は平日ながら登山者は多く、50~60人位に遭遇しましたが、
ガスを気にして下山を急がれる方も目立ちました。
それにしてもこの稜線は長い...
もうすぐかと思わせて、いわゆる偽ピークが多いのです。
・
・
ミツバツツジのエリアから、アケボノツツジのエリアに
入って来ました。周りは贅沢にも、ピンク色のアケボノばかり...
.
.
青空にピンク色が浮かぶ様に、咲いています。
どちらかと云うと。か弱く、デリケートな印象。
・
・
咲いている花数は多めで、今年はアケボノツツジの当たり年かも。
・
・
西赤石山の山頂(標高1,626m)に到着。
南西側斜面にもチラホラとピンクのドットが...
.
.
主稜線の東側には、日本二百名山の東赤石山がそびえます。
・
・
ガスが上がるのを待って、山頂付近でランチ
山頂は17℃でした。
頃合いを待って、北側の兜岩(かぶといわ)へ。
これがまた物凄い急傾斜の道のりで、登降者の
すれ違いで結構渋滞する、大変な箇所。
足元も良く無い...スリッピーな路面...
.
.
一旦大下りの後は、この岩壁を登り返し、岩山の頂上へ。
この山域独特の赤茶色の路石が印象的です。
。
・
実にこの兜岩から見上げた西赤石の北面にこそ、
アケボノツツジのピンク色が広がって見える...
大絶景ポイント
頑張って来た甲斐がありましたね。
素晴らしい光景に心が弾みます。
今年は久しぶりに良く咲いている様です。
・
・
北斜面の下側までピンク色が広がっていました。
・
・
いやいや、大満足の展望台です。(
)
・
・
大満足で往路を戻ります。兜岩の不安定な
岩稜帯は特に慎重に...
・
・
そして再び、西赤石山の山頂へ戻り、下山開始。
・
・
いつしかガスも晴れて、日本二百名山の笹ヶ峰と沓掛山とが
描くU字尾根の奥に、遠く石鎚山も顔を出していました。
・
・
特に難しい所はありませんが、岩場は慎重に...
/
・
登っていた西赤石の山容を振り返る...
,
,
日本の南限で県の天然記念物に指定されているツガザクラ。
ようやく咲いたばかりで、可愛らしい薄ピンク色をしています。
・
・
銅山越えで振り返り見た広大な山岳パノラマ。
左奥の緑色の無い山容が、西赤石山のピーク。
微かにピンク色で染まって見えました。
確かに西赤石山までは遠い道のり…
・
・
ダイヤモンド水まで戻れば、下山はもうすぐ。
折角の名水を前に、しばしコーヒーブレイクしませんか?
冷たい湧水でアイスコーヒーを作りました。
「う~ん。美味いねぇ」
お供はフィナンシェで
・
【歩行データ】
歩行距離:12.22㌔ 行程時間:7時間45分
総上昇量:1,080㍍ 総下降量:1,050㍍
総消費カロリー:2,623㌍
グレード:初中級 ☆☆
ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
。
・
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
5月4日のGWの最中、愛媛県と高知県の県境にそびえる...
四国山地の東光森山(ひがしみつもりやま)に登りました。
・
・
この山はツツジの木が非常に多く、4月末から5月中旬に掛けて、
花を愛でる山行にはもってこい。とりわけ、珍しい白いアケボノ
ツツジが見られるとあって、知る人ぞ知る、花の名山です。
但し、急登とスリッピーな足元には注意が必要ですが...
レポートです。
・
・
今回は大田尾越の登山口から、東へ伸びる尾根に取り付きました。
逆の西側には大座礼山が対峙しています。
登り口からは、いきなりの急登となり、安易に登られると
きっと「まじっ...」となると思います。 ()
登り始めはやや肌寒く感じたのですが、薄着にしていて正解でした。
・
・
尾根道には、ちょうどシャクナゲがつぼみから開花に
向かっていました。昨年に比べて、一週間程遅めかな?
この山域では、ツツジの開花から少し遅れて、シャクナゲが
開花するので、アバウトですがどちらかは見れると思います。
・
・
急登を登り切るとフラットな道のりへ...
ホッとするや否や、辺りには赤系の艶やかな花が
ポツリ、ポツリ... そしたらその数は増して行き
遂には圧巻の素晴らしい光景が広がっていました。
「ツツジのトンネルだ~い」 \(
)/
・
・
この日はお天気に恵まれて、青い空に咲き誇る花々が
物凄く映えて、心はウキウキ状態に
朱色はミツバツツジ。
ピンク色はアケボノツツジ。
単色に無い2つの色が混ざり合った...
2つのハーモニーが奏でる極美の空間~
まさに今こそ、花盛りのとき...
。
・
急に眼前にこれから登る、東光森山の山頂部が見えました。
際立った、美しい山容ですが、登りが手強そう...
・
・
折角急登を登ったのに、鞍部へと下ります。
冬枯れだった森は、ようやく芽吹きが始まったみたい...
そう云えば、5月4日はまさに「みどりの日」。
若葉色に染まり行く森で、みどりをしっかり体感し、
リフレッシュ出来ましたぁ \()/
・
・
鞍部から本峰に取り付きましたが、これがまた急で~ ()
木や根に捕まり、足元を確認しながら、身体をよじって登って行きます。
・
・
谷を隔てた対岸には、どっしりとした大座礼山の山塊。
ちなみに大座礼山の標高は、1、587m。
・
・
ドンドン、傾斜は増す一方...
例年スリッピーでぬかるんだ様な路面状況に泣かされますが、
今年は意外と乾いていて、物凄く歩きやすく感じました。
GWにも拘わらず、訪れるハイカーは少なく、10数名程度。
本当に静かな山域です。
・
・
念願の白いアケボノツツジに出会うことが出来ましたぁ()
早い、遅い、ヤレ風が吹いて、ヤレ雨が降って...
そんなこんなで、ナカナカお目に掛かれない、貴重な花なので、
素晴らしいタイミングでの山行となり、ホント感謝です。
今年は全般的に花の開花が遅れ気味なので、それが功を奏したみたいです。
・
・
山頂直下は更に傾斜は増し、恐るべき激坂に
・
・
「登って来ましたよ」
まさに四国は山ばかり...
・
・
標高1,486mの東光森山山頂に登頂
山頂でランチタイム
尾根では風がやや強く感じられましたが、
アラ不思議?山頂はほぼ風も無く、陽射しが照り付け、
ポカポカ陽気でしたよ。
・
・
しばしツツジを求めて山頂部をお散歩...
立派なブナの大木にも遭遇出来ました。
・
・
下山開始...
急登だったポイントは、今度は急下りと化します
フィックスロープを頼りに、ゆっくり、ゆっくりと...
・
.
もはや、崖下りに近いかも... ()
,
,
この日、一番、二番を競う、花数を付けたアケボノツツジ。
上空にピンク色が浮かんでいるような感じ...
去年に比べると、確かに4~5日遅い開花ですね。
散ったばかりの花びらも有り、上も下もピンク色。
・
・
直下りが有れば、トラバースも有り...
ナカナカ歩き応えがありました。
登降が同じコース取りなのに、登山道をロストして
しまう場面も... 巻き道を直下降してしまいそうになる箇所が
幾つかありました。「アレ、おかしいなぁ?」そんな時は
尾根の左右をよく確認してくださいね。
,
鞍部から振り返ると、その勾配の厳しさが分かりました。
そして山頂部にはピンク色に染めるアケボノがやたら多かったです。
・
・
下山時に登りでは気付かなかった白いミツバツツジも。
これもナカナカ見ることが出来ないですよ。
・
・
いつしか上空には、太陽の周りに虹色の輪っかが...
「ハロ現象」と呼ばれるモノで、別名「白虹」とも云うそうです。
・
・
北側には別子の谷を挟んで、赤石山系の日本二百名山にも名を
連ねる東赤石山も見えました。登山口の筏津登山口には広い駐車場が
ほぼ満車で、四国外ナンバーも多く、人気の高さが伺えました。
・
・
下山後、アフターウオークに直径45mを誇る...日本最大級の
藤棚を観にゆらぎの森へ行きました。こちらも開花しており、
壮観でした。良いGWのお花見山行になりました。
【歩行データ】
歩行距離:3.8㌔ 行程時間:4時間18分
総上昇量:572m 総下降量:489m
総消費カロリー:1、602カロリー
歩行レベル:初中級★★
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
。
5月15日は鈴鹿セブンサミットのひとつで、非常に人気の高い...
竜ヶ岳(りゅうがたけ)に登りました。
ちょうどこの時期は山腹に白い羊の群れが現れると聞き、
「是非ともその光景を観てみたい!」と云うことでのセレクトです。
・
・
果たしてその羊たちは現れてくれたのでしょうか?
レポートです。
・
・
今回は宇賀渓の登山口からのスタート。さすがに平日で、
駐車場は余裕で駐車出来ました。
コースは登りが遠足尾根、下りは金山尾根の周遊コースを
辿ることにしました。レベルは初中級に設定。☆☆
渓谷沿いの川のせせらぎを聞きながら林道を歩行。
前週に結構雨が降ったみたいで、川の水量は多かったです。
・
・
竜の雫を越えて、遠足尾根に取り付きます。
尾根上まではほぼ3ステップを踏む登りですが、最初が
最も急こう配で、ジグザグを刻みながらの植林帯の登り。
一気に汗が吹き出しました。
第2、第3では、階段状の登りが減り、随分登り易く感じました。
・
・
尾根の上部に出ると、風景は一変。
自然林の豊かな森が広がっていました。
新緑に染まったグリーンシャワーを浴びる様な道のり。
そんな中に際立つ真っ赤なレンゲツツジが時折現れて
その対比にすっかり心奪われてしまいました。
「白」を求めて来たのに、「赤」に魅了されるとは...
まるでワイン選びで「白」か?はたまた「赤」か?
悩める子羊ちゃんなのです。()
・
・
昨秋に訪ねたときは、ここの紅葉の素晴らしさに感動でしたが、
モミジも多く、思った通りで新緑もピカイチ。
・
真上を見上げるとこんな感じ...
緑のグラデーションが折り重なって...
本当に良い季節に来ることが叶いました。
・
・
林床の花は意外と少なくて、イワカガミとカタクリ、
スミレと山頂直下のキランソウぐらいしか確認出来ず...
。
・
尾根の北側をトラバースして、再び尾根に出ると、西側が開けて、
うっすらと竜ヶ岳の山頂が姿を現しました。
「結構、遠いね」そうなんです。でもその分、しっかりと縦走を
楽しむことが出来るので、ロングハイカー好きにはお勧めのコース取り。
・
・
「咲いていましたよ シロヤシオがぁ...」
ようやく羊を一頭、確認 ()/
・
・
遠足尾根に関せば、多くの開花木に遭遇しました。
既に落花したものも有りイの、まだつぼみのも有りイの、
尾根の北斜面にも多くの木が開花して、まさにピークに
向かっている印象。今年はひよっとして大当たり年かも。
・
・
気品があり、清楚な花ですね。
見惚れてしまいます
しかし1本の木に付く花数が半端無いです。
良いモノが観れて、本当にラッキーでした。
「赤」も良かったですが、さすがにこの純白を観れば、
「白」かなぁ ()
・
・
更に尾根を進むと、「?」
「なんじゃあ、これは...」
花が無ければ理解できなかったです。
馬酔木(あせび)の若葉が造り出した多色美。
黄色、緑、赤色、茶色...
これはこれで素晴らしい景色に遭遇出来た気がしました。
そしてその中を縫う様に登山道が伸びています。
・
・
谷を隔てた向こうの山塊は、同じく7サミットの藤原岳。
・
・
ここを登れば、金山尾根との分岐点です。
登山道はとても整備されていて感心~。
真新しい緑色のロープがそれを物語っていました。
下山後、任意の入山料を少し奮発。
・
・
稜線には笹原が広がり、チラホラと登山者の姿が見え隠れします。
竜ヶ岳はたくさんの登山道が有り、色んな方面から登ってくるので、
40~50名ぐらいのハイカーが登っていた様に感じました。
・
・
いよいよラスト。山頂へのダイレクトな登り。
なだらかで優美な印象を受ける山容ですね。
周囲の展望も開け、気持ちの良くなる道のり。
・
・
気温が高ければ厳しいと思いますが、山頂部は16℃ぐらい。
かなりコンディション良く、登頂出来ました。
この日は風がやや強くて、急ぎ1枚防寒着を羽織り対応。
体感は10℃ぐらいに感じました。
・
・
ほぼコースタイムの3時間で、ゆったり登ることが出来ました。
終日曇天で、残念ながら周囲のクリアな展望は無く、残念~。
広い山頂部に腰を下ろし、風を避けてのランチタイム
多くのハイカーが今年初の羊の出現を目撃しようと登っていましたが
「1週間早かったわ」の声が聞こえてきました。
・
・
お天気がこの先、悪くなる予報だったので、下山を開始。
・
・
下山の金山尾根の上部で、またしてもシロヤシオの群落に遭遇。
この日、一、二を争う花数の木です。
凄い花数に圧倒されました。
さすがにこれだけの花が咲くならば、毎年咲くのにも大変さが分かります。
やはり当たり年、外れ年って、有りますよね。
・
・
金山尾根は比較的に短時間で登れるコースなので、
登りに人気のコースみたいです。
・
・
結構急傾斜の下りも有り、ゴツゴツした岩場でスリップすれば、
大事故につながるので、ナカナカ気が抜けません。
・
・
途中からは脂分の含んだ落ち葉が降り積もった道のり。
その下には露石が隠れていて、難儀しました。
・
・
白滝まで下り、川を徒渉すれば、朝歩いた林道に戻ります。
1週間前は増水して丸太橋が冠水していたそうですよ。
・
・
ぐる~っと二つの尾根を廻って、無事下山。
背後には竜ヶ岳が遠くに幻の様に聳えて見えました。
それは山頂直下で見えた優美さとはかけ離れたシャープさを
際立たせていました。
今回は羊の大群には出会えませんでしたが、咲き誇るシロヤシオに
出会えて本当に良かったです。
これで鈴鹿セブンは「御在所岳」「入道ヶ岳」「藤原岳」と続いて4座を
登頂したことになりました。来月は天気が良ければ「鎌ヶ岳」にチャレンジ予定。
うん。やはり個人的には竜は大好きな山ですね。
【歩行データ】
歩行距離:10.6㌔ 行程時間:6時間15分
総上昇量:912㍍ 総下降量:930㍍
総消費量:2,214カロリー
ヒルに遭遇しませんでした。
・
ベースキャンプ高松店スタッフ
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
・
今春から新たにスタートしたロングトレイル企画。
琴参観光主催、当店スタッフがフルサポートする...
「ゆっくり楽しむ遍路道歩き第3期」の第2行程のレポートです。
・
。
4月20日は阿波の国、吉野川北岸コースの約15㌔を歩きました。
お天気は曇り、気温18~20℃、微風2~3mのベストコンディション。
新緑、そして季節の花々が咲く春本番を迎えた道のりを、多くの札所を
巡りながら楽しく歩き切ることが出来ましたぁ。 ()
・
・
歩き出しは徳島県板野郡上板町七條。
初回参加出来なかった方々も加わり、第2回目がスタート
毎月1回集う...大人の遠足の様ですね。
・
・
かつては藍染、阿波和三盆等で栄えたエリアですが、
その面影を感じながら旧街道を西進しました。
・
・
本日最初の札所は、6番安楽寺。竜宮城を連想させる...
竜宮門の前で集合写真
・
・
広く整然とした境内、そして新緑のお庭は心落ち着く空間。
朝の早い時間、さわやかな気持ちで参拝させて頂きました。
・
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6番から約1.2㌔歩けば、もう7番十楽寺に到着。
初回は5箇寺、今回も5箇寺と...お参り三昧の道のり。
おかげで読経も息が揃う様になってきました。
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徳島に流れる大河の吉野川に沿う様に西に伸びる...
撫養街道(むやかいどう)を歩きます。
道沿いには人家が多く、どのお庭も手入れが行き届き、
とにかく春真っ盛りのお花が一杯咲いて、明るく迎え入れてくれる様で、
これも素晴らしいお接待だと感じました。
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周囲の田んぼには既に水が張られ、田植えが間近みたい...
こんな風に季節感を肌で感じられるのも、歩き遍路ならでは
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歩行中にイチゴ農家の露店でゲットした獲れたての
苺 🍓を、お接待させて頂きました。
甘くてフレッシュで、滅茶苦茶に美味しかったですね。
現地の旬の味覚を味わうのも、楽しみのひとつ。
お寺を忘れても、食べたモノはそうそう忘れることはありません(笑)
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そしてスタッフが準備してきた露店の資材を開封。
じゃあ無くて...
お抹茶タイムを開催~
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お抹茶を入れたら、サーモスでお湯を注ぎ入れて、
アッ、お茶菓子もしっかりと用意しましたぁ...
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あとのお抹茶を点てるのは、セルフサービスが
私達歩き遍路の流儀
予期せぬ、お抹茶の野点に感激して頂けたみたいで、
準備してきた甲斐がありましたぁ ()GOOD!
こうして「ゆっくりと歩く」のが今回の遍路旅の特徴なのです。
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高さ13㍍を誇る、四国最大級の山門を潜れば...
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8番札所の熊谷寺に到着。
ちょうど藤の花がほぼ満開で歓迎してくれました。
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境内にはご詠歌が常に流され、荘厳なイメージに包まれています。
多宝塔から奥に登れば、小高い丘に新緑に覆われた本堂、大師堂が
在りました。
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お昼前の時間になる頃は、春のお遍路シーズン真っ盛りということで、
多くの参拝者が訪れていました。今回も外国の方を中心に歩きの方も
道中でお見掛けしましたよ。
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9番札所までは約2.4㌔と、こちらも近い距離。
周囲は住宅地から、のどかな田畑が広がる田園風景に一変。
道端にタンポポが咲く道のり。
「お腹が空いてきましたね。」()
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9番札所の法輪寺へ到着。
比較的にこじんまりとした、良いお寺さんです。
ここでお待ちかねのランチタイムにさせて頂きました。
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最近では滅多にお見掛けしなくなった農作物ですが、
たばこの葉です。昔はこの辺りも多かったのですが...
遍路道では季節以外にも、その時代の状況、趨勢等も
色濃く反映されるんです。
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道中で休憩を兼ねて、しばしシロツメクサの花飾りに挑戦。
昔遊びで作っていた乙女達もすっかり童心に戻り、でも悪戦苦闘。
えらく熱心に作っていたご夫婦がいらっしゃいました。
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みごとに完成
聞けば、ナント、ナント.ナント...
「ちょうどこの日が〇〇年目の結婚記念日だった」そうで、
参加者一同、大驚き、そして拍手の大歓声で...
忘れらないメモリアルな日になった様ですね。
ホント、遍路道の途上では、不思議な良いことが
たびたび起こります。
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撫養街道から山に向けて90度ターンして、
山上の10番札所の切幡寺を目指します。
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ここは標高差100㍍、300段の石段の登りが待っており、
次の行程の藤井寺~焼山寺の「遍路ころがし」の行程の
試金石ともなる...重要なポイント
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初めて体験する急登になりましたが、全員みごとにクリア
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本堂をバックに集合写真。
今回はここが最後の札所になります。
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このお寺の最高の時期に参拝することが出来ました。
境内にはボタンの大輪が咲き誇っていたのです。
「たてばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は〇〇~」の、
あのボタンですね。
お寺から下山したら、長らく歩いて来た撫養街道ともお別れ。
進路を南に変えて一路吉野川を目指しますが、今回はここまで。
【歩行データ・スタッフ】
歩行距離:17.2㌔ 行程時間:7時間18分
総上昇量:282㍍ 総下降量:357㍍
消費カロリー:2,170カロリー
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次回の3回目は吉野川を北岸から南岸へ渡り、11番藤井寺へ。
その後、「最後まで残った空海の道」とも呼ばれる...人気ながら
「遍路ころがし」で有名な藤井寺~焼山寺の道へ、いざ挑戦です。
こう、ご期待ください。
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ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
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5月3日(土)は船通山(せんつうざん)に登りました。
標高は1142.5mで島根県奥出雲町と鳥取県日南町の県境に位置し、
比婆道後帝釈国定公園に属します。
レポートです。
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今回は島根県側の登山道からのアプローチです。
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沢の渡渉を何度か繰り返す…変化に富んだ鳥上滝コースから
山頂を目指しました。水の流れる、せせらぎの心地良い音を
聞きながら、ちょうど芽吹きを迎えた新緑も満喫出来て、
心身共にリフレッシュ~ ()
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林床には、春のお花がいっぱい
こちらは、エンレイソウ。
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「滑りやすいので、要注意」
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大きな緑が鮮やかな葉の下には赤茶色の花が...
ハシリドコロ 猛毒です。()
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ミヤマカタバミ
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鳥上滝です。
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山頂部周辺はカタクリの自生地で、4月末から
5月上旬の開花時期には多くの登山者で賑わいます。
この日はまさに見頃を迎えていました。()
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山頂に到着。広い山頂部からの展望は素晴らしく
360°の景観が得られます。この日はお天気に恵まれ、
最高の見晴らしでした。気温は17℃くらい...
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百名山の鳥取の大山もバッチリ
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山頂部はカタクリがいっぱい
陽を浴びて、花びらをそり返して、見事な咲きっぷり~。
GW中でお天気も良かったので、大勢のハイカーが
訪れて、お花を愛でていました。
それにしても久しぶりに圧巻のカタクリの大群落を
堪能することが出来ました。大満足です。
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ボタンネコノメソウ
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往路を戻り…
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無事下山しました。
最高に楽しい、花の山歩きになりました。
次はどこの山へ、お花を見に行こうかな ()
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ベースキャンプ高松店スタッフ
ベースキャンプ高松店です。
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4月30日に佐渡島を歩いた、トレッキングレポートです。
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