ハイキング Feed

2023年9月30日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                            。

四国八十八箇所の全区間を歩いて巡る...㈱琴参観光主催の

「がんばらない遍路道歩き」第16期の第36行程が

9月17日に開催されました。

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今回は松山市の旧伊予北条から、瀬戸内の海岸線を

今治市に向けて北上する...伊予路の約25㌔の行程。

夏休み明けで久々の歩行に加え、最高気温32度の酷暑、

更に日陰のほぼ無い中の歩行という悪条件の為に、

かなり過酷な歩きになりました。(weepsweat01

それではレポートです。enter

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歩き出しは旧伊予北条の柳原エリア。

曇天で爽やかな風が吹く中の歩行で安堵していたのですが...

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遍路道を1本外れ、海岸伝いに歩きました。

海辺で釣りをされている方が多く、声を掛けるも

どの方も釣果は無さそうでした。

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沖へ約300㍍先の海上に浮かぶ、鹿島が見えてきました。

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ここ伊予北条は、作家・脚本家の早坂暁さんの出身地で、

NHKドラマの「花遍路」の舞台となった場所。

そのモニュメントが在ります。

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もう、すっかりお日様がサンサンと降り注ぐ...

抜けるような青空に激変 (bearing

周囲は稲穂が実る田園風景が続きます。

そしてここから前方の山越えの道を辿ります。

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本区間は全て舗装された車道歩きが基本。

標高100㍍足らずの峠越えですが、悪戦苦闘中。

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ようやく峠を越えることが出来ました。

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峠を越えると、瀬戸内海... そして眼下に

浅海の集落。

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そして浅海に激下りdownwardright

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青色に少し緑掛かった海の色こそ、瀬戸内海の色。

しばし瀬戸内シーサイド・ウオークを愉しむ...

筈でしたが、日陰も無く、気温の上昇が止まりません。

この辺りで歩行を一時中断し、バス内でお休みされる方が

出始めました。中には足が釣り始めた方も...

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松山市から市境を越えれば、今治市菊間町。

ここ菊間は、瓦の一大産地として有名。

遍路道上にも沢山の瓦工場が建ち並んでいます。

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でっかい鬼瓦ですね。

その口の中で記念撮影 cameraannoy

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歩き始めて、約12.6㌔地点の

遍照院さんで午前の歩行が終了。

ここの山門の仁王様ですが、ナント鬼瓦です。

皆さん、冷房の効いたバスの中で食事をされたのでした。

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午後の歩行の再開。

菊間の町並みを歩きます。

随時バスが併走するので、各自の判断で歩行を

中断したり、はたまた再開したり...

無理をせずに参加出来るのが、「がんばらない遍路道歩き」の

良い所なんです。

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海岸線に出たり、町中に入ったりを繰り返す道のり。

午後からは風がほぼ無く、日陰も少なく、過酷さは増す一方。

アスファルトの路面から、ム~ッとした熱風が湧き上がる感じ...

スタッフのザックに取り付けた温度計は既に35℃越え。

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菊間には石油基地も在り、工業製品出荷額も多いそうです。

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伊予亀岡の町並みを歩行。

もうすぐ16㌔地点を通過。

でも風が無い。風さえ有れば...

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休憩時に日陰に座り込む人が多い。(coldsweats02danger

「ちょっと難しいかな?」

この状況を判断し、本行程の中断を決意。

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プラティパスを凍らした冷水を首筋に掛けると

「生き返るわぁ(happy02)」と絶賛する人が続出sign03

「その水を私にも掛けてぇ」と行列が出来てしまったぁ?

ホント、驚きです。

今まで抱いて貰って、体温を下げる使い方はして来たのですが、

まさか冷水を身体に直に掛ける様な使い方は初めて...

夏場の暑い時期に、これから流行るかも (coldsweats01

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歩き出しから、約21㌔地点の星の浦海浜公園で

歩行を終了。疲れた身体をクールダウンすべく、

鈍川温泉でゆったりと入浴して頂きました。spa

9月の中旬で、まさかここまで暑いとはsign01

予想外の暑さに見舞われましたが、皆さん大人の判断で

無理をせずに歩いて頂き、本当に感謝です。<(_ _)>

次回は、今治市内の札所巡りの行程。

どうか、涼しくなります様に...

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月23日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                            .

9月20日は奈良にハイキングに出掛けました。

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今回は西国六番札所の壷阪寺を拝観したら、

「日本三大山城」の高取城に登り、その後奥明日香に下り、

下山後はお彼岸を迎えたばかりの初秋の奥明日香を

ライト・ウオークする欲張りプラン。

お天気は曇り時々晴れ。午後から崩れる予報でしたが、

結局降ることはありませんでした。

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まずは西国六番札所の壷阪寺を参拝。

奈良県高取町の山腹に建つ山寺です。

ここから歩き始めます。

かつて西国ウオークで、七番岡寺まで歩いた記憶が

よみがえりました。あの時は長かったぁ。

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お寺の外を周り、車道から土道に入ります。

多くの先人が歩いた道のりを辿ることに...

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本コースは見所が満載なので、十分お楽しみ頂けると

思います。お勧めのコースです。good

まずは摩崖仏群がお出迎え。

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登山道上に何ヶ所も摩崖仏群が現われます。

素朴でしっかりと彫られた石仏達は、風化して

野趣風情が漂い、とっても魅力的です。(lovely

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今回はアップダウンも比較的少なく、入門~初級レベル。

下界は30℃越えの暑い一日でしたが、山中は日陰も多く、

風も通り、快適でした。

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高取城址に入って来ました。

少し雑に築かれた石垣が、城址の中心に進むに連れて、

だんだんと石が大きく、造りが立派になっていきます。

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「あ~山城ですか?」と受け流していた方も、その規模や

立派さに驚く方がほとんど...

「こんなに素晴らしいとは...」(coldsweats02

昨今の城ブームでも人気上位の山城なんです。

張り廻られた石の城壁を進み、本丸へ。

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本丸は標高583,9mで、本日の最高点。

意外と広く、風の抜ける木陰で昼食を取りました。

人気の山城ですが、すれ違ったのは3組、5名のみで

静かな道のりでした。

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本丸から奥明日香へ下ります。

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登りは整備状況が良かったですが、下りは路面に石が錯乱

していたり、道幅が狭まったりする箇所も在りましたが

概ね問題無しです。

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道の分岐に、居ましたよ。(happy01note

そのユニークな表情が大人気の

「猿石」です。

一説では「魔除け」の意味合いを持つ、「結界石」だとか...

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奥明日香、栢森に下ります。

ほとんど山の中腹をトラバースする道のり。

標識が所々で設置され、分かり易い一本道に

近い道のりです。

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終盤の下り道で、一部台風の影響でしょうか?

倒木や道の崩落箇所が見られましたが、迂回路が

作られて、ゆっくり歩けば大丈夫!

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栢森に無事下山。

活動時間:3時間15分 歩行距離:6.17㌔

消費カロリー:943カロリー 

総上昇量:351m 総下降量:472m

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下りた場所は、ちょうど飛鳥川に綱が掛かる場所です。

栢森では「女綱」が掛けられています。

この風景もナカナカお目に架かれないですね。

不思議な神事です。

ここから明日香の石舞台に歩いて下れますが、距離が長いので

今回は車でスルーしました。<(_ _)>

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「不思議なことに、秋の彼岸になると彼岸花が咲くのよね」

そう云われるぐらいに正確に咲く彼岸花ですが、今年は

暑さの所為でしょうか?少し遅め…見頃はまだ1週間ほど先かな?

ナントか、咲き始めの彼岸花に田んぼの畦道で出会えました。good

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ここはかつて万葉集でも多くの恋の歌が詠まれた場所。

「飛鳥川の飛び石」と呼ばれる場所。

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再び飛鳥川の下流に架かる綱掛けに。

下流側の稲渕地区には、「男綱」が掛けられています。

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この先には稲渕の棚田が有り、この24日・25日の週末に

は一大イベントの案山子コンテストが開催されるとのこと。

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折角なので開催準備たけなわの通称「案山子ロード」を歩き、

ユニークな案山子を見学させて頂きました。

ここは多くの見学者が訪れ、数百人規模の賑わいでした。

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上部から棚田を見下ろしました。本来ならば緑の田んぼに

真っ赤な彼岸花が咲いて、綺麗な秋の風景が見れるのに...

ちょっぴり残念でした。

                                       。

歩行後は石舞台でソフトクリームを頬張り、名物の柿の葉寿司を

お土産に買って帰りました。

                                           。

「西国札所」、「山城」、「彼岸花咲く山村」、「案山子と棚田」と

見所満載だった今回の奈良ウオーク。

今度は明日香から紅葉の名所として名高い談山神社まで、

秋の多武峰エリアをのんびりと歩きたいですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年9月14日 (木)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                                                                                    .

四国八十八ヶ所を歩いて、完全踏破する...

㈱琴参観光主催の「がんばらない遍路道歩き」は、

2ヶ月の夏休みが明け、いよいよのシーズン・イン!

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9月9日は17期の第12行程で、高知県室戸市の

山と海が繰り広げる、自然豊かな遍路道を歩きました。

天気予報では 一時雨 の予報が出ていましたが、

曇り時々晴れ、最高気温は28℃、風速2~3mで、

残暑厳しいながらも、この時期としては申し分無い

歩行条件に恵まれました。good

それではレポートです。enter

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室戸岬の西側の25番札所の津照寺から、約1㌔先に

進んだ奈良師が今回のスタート地点。

2ヶ月ぶりに懐かしい顔が揃いましたぁ(嬉)

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まずは行当岬の山上に在る、26番札所の金剛頂寺を

目指します。周囲は高知特産のナス栽培のビニール

ハウスが目立ちます。

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海抜0mから、標高差165mの山道の登り。upwardright

暖洋性の森には木漏れ日が射し、ナカナカ

風情のある山岳路。皆さん、久々の歩きなので、

汗をたっぷり搔き、息も切れ切れに...

「あ~っ、きつかったぁsweat01

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登り切った札所からは、眼下に太平洋と

横たわった室戸岬が見えました。eye

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25番札所金剛頂寺(こんごうちょうじ)本堂。

立派で素晴らしいお寺です。

かつて空海もこの地で修業した言い伝えが残っています。

通称、「西寺」と呼ばれ、室戸岬に在る最御崎寺を「東寺」とし、

その真ん中に建つ津照寺を挟んで、東西に対峙しています。

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参拝を済ませたら、行当岬を南に下ります。downwardright

岬の山上は意外と平坦で、いわゆる海岸段丘の

地形を形成しています。

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ここの下りは、とっても 秘境感 が漂う道のり。

往時の面影を残す...石畳の道も現れますが、

台風の通過路としても有名な室戸ですから、

石畳は苔むして、かなりスリッピーdanger

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立派な古木が点在し、それを縫い歩く道のりは

まさしく「いにしえの山岳遍路道」と云えるでしょう。

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緑豊かな山塊から降りて来ました。

山腹にはビワ畑が広がります。

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今日の昼食は、道の駅キラメッセ室戸で、

地元ならではの名物料理 restaurant

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室戸名物のクジラ料理に舌つづみ (happy01

人気NO1の クジラの竜田揚げ定食。

昔よく食べた給食が懐かしく思い出されました。

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太平洋を望むレストランの2階を貸し切りに

して頂きました。<(_ _)>

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次に向かう羽根岬が海上に横たわっています。

いつもは豪快な太平洋の波は、静かで凪いでいました。

昼からも土佐湾を北上して歩きます。

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土佐湾沿いの シーサイドウオーク。

  ~ run ~ run ~ run ~ run ~

旧道と新道を交互に歩いて行きます。

道端にはハイビスカスブーゲンビリアが咲き乱れ、

南国情緒もたっぷり。

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吉良川の町並みを通過。

ここは土佐の古い街並みが保存されたエリアで、

白い土佐漆喰や水切り瓦の家屋が立ち並び、

レトロな雰囲気が漂います。

あと1ヶ月ズレていたら、10月第2土日はこの地区の

秋祭りだったので、ちょっぴり残念ですが...

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「暑さ」を想定して、少しでも励みになる様に、

夏らしいお接待を用意していました。

地元産の スイカ の登場sign01

休憩時にカットして貰い、リフレッシュsign03

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曇天で直射日光が遮られるものの、さすがに暑かった!

防暑・UV対策、水分しっかり目で臨んで頂きました。

久々と云うことで心配していましたが、意外と皆さん

元気、元気 で驚かされました。(bleah

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長いアスファルト道歩きから、最後に山越えが

待っていました。ただ標高差は110m程度...

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羽根岬を東西に山越えする、中山峠越えも

自然たっぷりの素晴らしい道のりなのです。

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ここも海岸段丘の地形で、山上は広々とした

耕作地が続いていました。ひと昔前は田んぼや

畑だったのに、今は草がボウボウです。

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海岸段丘を下れば、再び太平洋に。

本日の歩行最終点の加領郷(かりょうごう)

港が見えて来ました。

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加領郷で歩行終了。

見事、歩き切りましたぁ。 \(coldsweats01)/

所要タイムは約7時間。歩行距離は約18㌔でした。

暑い夏場は歩き遍路の方がさすがに少なかったですが、

秋のお遍路シーズンの到来で、歩きの方も増えて来ました。

相変わらず海外勢(欧米系)が多い様に感じますが…

                                                                                                                 .

次回は土佐湾沿いのシーサイドウオークから、再び

山上の27番札所神峯寺(こうのみねじ)へ登ります。

少しは秋めいた気温になります様に...  

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月21日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

                                            ・

青森県の山旅の後編になります。

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8月7日は下北半島へ移動し、ウオーキング散策へ。

まずは霊場の 恐山 を歩きました。

日本三大霊場のひとつで、ナカナカ行けない...

一度は是非とも行ってみたい秘境のひとつ。

恐山も濃霧注意報が出ていて、すっかりガスの中。

でも逆にその方が雰囲気が出て、良かったです。

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恐山の極楽浜に在る宇曽利湖。黄色なのは、

海底から硫黄が出ている為...

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極楽浜と風車。

地獄と極楽を歩く...不思議なウオークになりました。foot

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そして本州最北端の地へ。

そう、有名な大間崎。fish

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お昼は一気に、秘境から俗界へ引き戻されましたぁ。

大間ですもの...マグロでしょ。good

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その後、仏ヶ浦公園では巨大な岩のオブジェの

中を歩きました。

神秘的な巨岩・奇岩の一大景勝地です。

「これまた不思議な世界観を体感」

青森は本当に自然豊かな所ですね。

                                              ・

下北半島から、津軽半島へ移動したら、夜は

再び、ねぶた祭りを観覧しました。

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お祭りの最終日で、海沿いでは花火大会が開催shine

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「これは 壮~観~」 (happy02paper

海の上を回る山車と花火のコラボsign03

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今年最優秀賞は牛頭天王を題材にした、この山車でした。

秘境巡り と ねぶた に酔いしれた山海の歩く旅...

最高の夏の思い出になりました。scissors

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月18日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

                                                 。

東北の山旅のレポートです。

8月3日は、山形の蔵王に登りました。

7月31日出発の鳥海山・月山・蔵王山の東北百名山を

登る山旅も、これで終了。

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最後に相応しいお天気に恵まれ、「ドラゴン・アイ」で

最近注目の御釜も、今日は神秘的なエメラルドグリーン。

往復2時間も掛かりませんが、8合目からゆっくり登って、

コマクサの群生地を愛でながら、無事下山しました。

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稜線に見えるのは、避難小屋です。

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観光客でごった返す8合目駐車場から、約30分も

登ると、かなり静かです。

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悪天候だと地獄ですが、今日は天国でした。sun

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蔵王山の最高峰は、標高1,841mの熊野岳。

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気軽にこんな絶景に出会えるなんて、ホント幸ですね。heart01

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稜線の東側にコマクサの群生地があります。

しっかりロープで保護されていました。

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帰りに宮城県の遠刈田温泉で温泉入浴spaして、

十割そばを美味しく頂きました。

つけ汁には鴨肉も... good

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年8月10日 (木)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                                。

8月5日は、比婆道後帝釈国定公園指定で、広島と島根の

県境に横たわる...日本三百名山の吾妻山(あずまやま)を

訪ねました。

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とてもたおやかな山容で、夏の高山植物が一杯sign01

中腹には池が点在したり、美しい広葉樹林が広がり、

更に山頂からの展望は360度の抜群の眺望を誇り、

変化に富んだ...それでいて入門レベルで愉しめるので

盛夏のハイキングには超お勧めですgood

それではレポートです。enter

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今回は吾妻山(旧)休暇村ロッジを起点に山頂に登り、

ノ原を経由して、ぐる~と周遊する...約3.8㌔、

標高差234mの約2時間コース。

天候は、曇り時々晴れ。山頂の気温は28℃。

登山道の整備は最良で、歩きやすかったです。

週末ながら他の登山者は居らず、貸し切りでした。

写真は原池から登り始めで、池には赤、薄ピンクの

蓮の花が華麗に咲いて、歓迎してくれましたぁ。

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可憐なイヨフウロ。

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盛りのヒヨドリソウには、アサギマダラが

たくさん止まっていました。

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樹林帯を抜けると、周りは山だらけ...

短時間でこの素晴らしい眺望が得られのが、GOOD!

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上部は樹林が少なく、陽が射し込む原っぱには

夏の高山植物のお花畑が点在します。note

この日は、カワラナデシコ、イヨフウロ、ヤマハッカ、

ホタルブクロ、オオバギボウシ、ホソバノヤマハハコ、

そして秋の到来?ワレモコウ、ホツツジも見れました。

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こちらはツリガネニンジン。

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眼下には先程登って来た旧休暇村のロッジが

見え、遠くには見渡す限りの山々がぐる~り。eye

逆方向には、遠く山陰の宍道湖も見えましたぁ。

暑い最中にも拘わらず、大展望が欲しいまま。

でも伯耆大山は雲の中でした。

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吾妻山、標高1238mに登頂sign03

登りで少々陽射しにやられてしまいましたが、

涼風が吹き上がる山頂は快適そのもの (happy01scissors

山頂付近では、トンボが多く飛び回っていました。

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山頂から周遊コースへ。

左手には比婆連山が横たわり、連山とほぼ並行して

緩やかに下って行きます。

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南ノ原まではヒヨドリソウが咲き誇る...

気持ち良い 高原漫歩 heart04 で~す。

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陽射しが隠れ、涼風が流れる南ノ原で

ランチタイムに riceball

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この山のもうひとつの楽しみは、素晴らしい

広葉樹の森。 xmasxmasxmas

木漏れ日が射す森には、すっかり癒されました。

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池ノ原と呼ばれるだけあって、大池、瓢箪池等の

池巡りも出来ます。

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下山したら、青空に雲の面積が広がって来ました。

今回はこの後に岡山県新見市哲西町に在る「西の尾瀬」と

称される鯉ヶ窪湿原を訪ねました。

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1980年に国指定の天然記念物に指定された

鯉ヶ窪(こいがくぼ)湿原は3.6hで遊歩道を

一周すれば、約2.4㌔もあります。

植物は380種を数えるそうです。

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当然、全周しましたぁ。

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湿原を代表するオグラセンノウ。

吾妻山で見たカワラナデシコと同じナデシコ科で

濃い赤色が際立っています。

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こちらはラン科のサギソウ。

見たかった花に出会えました。

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高山植物が多く咲く山での必需品は、

虫除けスプレーshine

個人的には、ハッカ入りがお勧めです。

今度は紅葉の時期、吾妻山から比婆山に縦走したいですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年7月16日 (日)

ベースキャンプ高松店です。

                                         ・

宿毛湾でテント泊した、翌日のレポートです。

7月12日は高知県宿毛市沖ノ島に在る妹背山(いもせやま)、

標高401.1mに登りました。

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「沖ノ島」は高知県最西部の宿毛市の片島から、更に

南西に約24㌔に位置する...太平洋に浮かぶ、

高知県唯一の有人離島で、その最高点に当たるのが、

妹背山頂上です。四国百山、四国百名山にも、また日本の

「しま山100選」には高知県唯一選定されています。

そうなると登らない訳には行きませんよね(coldsweats01

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宿毛の片島港から定期船に乗船して、一路沖ノ島へ。

便数が少なく、また冬~春に掛けて、強風に因る欠航も有り、

ナカナカ登ることが難しい山のひとつとも言えます。

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宿毛湾内は穏やかですが、外洋に出る感じで、

次第に波が高くなることも...

この日はとても安定していました。good

またこの島は釣り人にも人気です。fish

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沖ノ島の母島港に上陸です。

石の階段と石を積み上げた壁が島ならではの

独特の風景だと思います。

「それにしても立派な造りですねsign01

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どこか、懐かしい?

ノスタルジックな島風景の中を歩きます。

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随分と登って来ましたぁ。

母島港が眼下に見えます。eye

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とにかく蒸し暑い一日でした。sweat01

お花が一服の清涼剤に感じられます。

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島の高台へ向けて歩き、ようやく登山道の入口へ。

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新しい標識も在り、ありがたかったです。

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「山伏のすだじい」、巨木です。

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山伏神社の鳥居。

島民の生活の息遣いが感じられました。

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山頂の展望台は風化が激しく、立ち入り禁止danger

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妹背山山頂に到着。

残念ながら周囲は藪の中で展望は無し。

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来た道を一旦戻り、途中から弘瀬地区を目指して、

縦走することにしました。弘瀬には島内の別の

港が在ります。

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仏が丘を経由し、滑りやすい石の道を下れば、

ようやく弘瀬集落が見えてきました。

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南国情緒たっぷりのハイビスカスがお出迎え。

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無事、弘瀬に到着し、妹背山縦走の完了。

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弘瀬港から宿毛港に戻り、帰路に就きました。

トレッキング&テント泊の山旅。

次回は8月の石鎚山系大縦走の予定です。

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テント泊にご興味のある方は、ただいま店頭エントランスにて

代表的な山岳用テントのサンプル展示を行っていますので、

是非覗きにお出で下さい。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年7月15日 (土)

ベースキャンプ高松店です。

                                                 。

7月11日~12日で、高知県の四国百山の

今ノ山 と 妹背山 の2座を登って来ました。

今回は1泊2日で、宿泊はなんとテント泊。

愉快で自由度抜群の山旅になりました。

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まずは初日のレポートです。

四国百山の今ノ山(いまのやま)は、高知県幡多郡三原村と

土佐清水市にまたがる、標高865.2mの山です。

四国西南山地に属しています。山頂付近には航空機の管制

レーダーが在り、国の重要な施設なので立ち入りが厳しく

規制されています。

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車道にいきなりゲートが出現。(coldsweats02

ここから先は「立ち入り禁止」danger

ゲート脇から歩行開始です。

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登山道はしっかり存在します。

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樹林帯の登山道にはこんな涼やかな沢も...

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木漏れ日が射し込む、照葉樹の森の中の道。

「青空が見えてますよ。」

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今ノ山の山頂に到着。

約1時間ちょっとのコースタイムでした。

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青空に白雲が湧きあがり、もうすぐ梅雨が明けるのかな?

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樹木の陰に入り、ランチタイム riceball

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国土交通省管轄の施設です。

合衆国でテロが起こってから、航空管制の厳重度が

一段と強化されています。

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下山後は宿毛市の咸陽島公園で、海を眺めながら、

明日の妹背山に備えて、キャンプ泊ですheart04

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この海の遥か先が、四国最南端の足摺岬です。

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毎度、愉しみのキャンプ飯 (happy01wine

「凝る人は、トコトン凝りますネ」

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船が行き交う、宿毛湾でのキャンプ  ~~ ship ~

夕陽が波間で輝く、美しい風景。

「山でのキャンプとは、また違った楽しみがありますね」

遠くの山並みは、愛媛県との県境の山並み...

ゆったりとした時間が流れてゆきます

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年7月10日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

                                                          ・

前回に続いて、礼文島のハイキングレポートです。

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歩行最終日は、桃岩展望台 と 礼文林道コース。

全体的に今年は花の開花が早く、礼文島固有種の

レブンウスユキソウにもナントか出会えましたぁ。

冬の季節風が強く、樹木が育たない場所には、

高山植物が生き生きと育ちます。

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7月5日も天気が良かったみたいですね。

早朝、海を挟んで、海原に浮かび立つのは利尻岳。

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イブキトラノオと桃岩。

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まるで絵葉書の世界~sign01

でも足元は半端無い...ぬかるみです (weep

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「これが見たかったぁ。」

レブンウスユキソウshine

群生地は5分咲きでしたが、この時期に

お目に掛かれて良かったです。

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大火の後に少しずつ植林しているそうですが、

100年経ってもナカナカ元に戻らない...

厳しい自然環境です。

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利尻空港から千歳空港へ帰る時に、

観光タクシーで島内を観光出来ました。

こちらは利尻岳の裾野に在る姫沼。

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干場できれいに干された利尻昆布。

以前バイトしていた頃を思い出しました...

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長い様でアッ云う間の「利尻と礼文の島旅」でした。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2023年7月 9日 (日)

ベースキャンプ高松店です。

                                      。

利尻島から、「花の浮島」 礼文島へ。

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礼文島の初日は、浜中からスカイ岬、ゴロタ岬、

そして最北端のスコトン岬を目指し...全長約12.4㌔を

歩いて、3つの岬を巡った様です。

このコースではお花だけで無くて、海食崖が造り出す礼文島の

西海岸の眺望を楽しくことが出来ます。

それではレポートです。enter

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昨日11時間掛けて登った「洋上アルプス」の利尻岳shine

海を挟んで、礼文島からも綺麗に見えました。

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澄海岬(スカイ)の展望台。

曇っている所為か?残念ながら、いつもの

エメラルドグリーンの海ではありませんでした。

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スカイ岬から丘を越えて、目の前にあるゴロタ岬を

左奥まで縦走します。run

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エゾカンゾウと透き通った鉄府の海を眺めるハイカー。

ほのぼのとした島風景です。

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ハマウツボ。

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アツモリソウの群生地は、今はエゾカワラナデシコが満開。

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スカイ岬を背に、今度はゴロタ岬に向かって登ります。

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ゴロタ山の手前は、レブンシオガマやオニシモツケ、

オオシシウドが咲き誇っていました。

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ゴロタ山を越えて、正面に見えるスコトン岬へ

下って行きます。

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トド島とスコトン岬。

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海鮮づくしの豪華な夕食up 

「これは凄いsign03

会話も、お酒も進んだことでしょう。

ベースキャンプ高松店スタッフ