2024年10月
笠ヶ岳 ~山レポート~
ベースキャンプ高松店です。
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9月28日~10月1日で、北アルプスの日本百名山の
笠ヶ岳へ登りました。
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ルートは新穂高温泉口から入山し、笠新道を登り、
笠ヶ岳山荘で宿泊。翌日は稜線を歩き、弓折岳を
経由して鏡平山荘まで下り、宿泊。
最終日は新穂高温泉口に下山と云う内容です。
お天気は本降りの雨では無かったですが、ガスが
掛かっていました。
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初日の笠新道入口。ここから1日で、標高差
約2,000mを登って行きます。 ()FIGHT
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ガスの中、稜線に出て、笠ヶ岳の山頂が見えた時、
やっぱり嬉しいですよね。
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抜戸岩の間を歩きます。
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抜戸岩は思った以上に大きくて、自然の威力を
感じさせられました。
そして山頂直下の笠ヶ岳山荘へ。
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翌朝。山荘から登ること15分。
標高2,897mの笠ヶ岳の山頂に到着。
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標高2.500mの稜線上には、真っ赤に色付いた
チングルマが地表を彩っていましたぁ。 ()
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見えそうで、見えない...双六岳の稜線。
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13時頃、弓折岳分岐から鏡平山荘へ、小池新道を下ります。
まだガスが槍・穂高連峰に掛かっていましたが、夕方には
しっかりと見える様になりました。
鏡平山荘で宿泊。
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鏡池で撮影した夜空。
槍穂高連峰の稜線に降り注ぐ星 ☆~
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最終日の鏡池での夜明け。
足元には、ナント霜が降りていました。
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前日まではガスで見えなかった大展望が欲しいまま
西穂高から焼岳、奥には乗鞍岳まで見えていました。
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北アルプスでは槍ヶ岳ほど尖っていませんが、明らかに
「それ」と分かる...笠を被った様な独特な山容は、
存在感が抜群で、山岳同座には欠かせません。
山が連なる...賑やかな銀座界隈からちょっと離れていて、
ついつい登りを後回しにされる、孤高の山って感じがします。
でも北アルプスにそびえてくれて、その存在に感謝したい名峰です。
ベースキャンプ高松店スタッフ
双六岳 ~山レポート~
ベースキャンプ高松店です。
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9月28日~10月1日の4日間で、四国を抜け出して、岐阜と
長野県にまたがる...北アルプスの双六岳に行って来ました。
初日は移動日で、山麓のホテルに泊まり、ゆったり温泉に浸かり、
翌日からの山行に十分備えることが出来ました。
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翌朝は新穂高温泉から入山。標高は1,090m地点。
最初は左俣林道をてくてくと歩いて行きます。
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そして小池新道を本格的に登って行きますが、
よく整備されていて、とても登り易かったです。
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標高2,300mの鏡平山荘に到着。
今日は標高差1,210mも登ったことに。
ここが今宵のお宿。
山小屋の中では、1~2番を争うぐらい、綺麗で、
快適で、高評価の声が多かったです。
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夕食はコロッケと春巻き 等々。
なんと、コロッケはじゃがいもから作っているそうで、
手間暇掛けて、おもてなしされているのですね。<(_ _)>
品数も結構多くて、嬉しい限り。()//
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夕食後、小屋前から、槍ヶ岳が顔を出してくれました。
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翌日は双六岳に登りました
まずは 弓折乗越へ。
微かに山腹に草紅葉が見られました。
暑い夏から、確実に高嶺では季節が進んでいました。
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弓折乗越から、花見平に通じる稜線を歩けば、
双六小屋が見えて来ました。背後の緑と白亜の山は
日本百名山選定の鷲羽岳。
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双六小屋。 ただいま壁を塗り替え中みたい...
西鎌尾根から、槍へ。はたまた裏銀座に向かったり...
登山道が交わるので、登山者の往来が多い所です。
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小屋から双六岳に向かう、登りがスタート。
反対側の西鎌尾根には厚い雲が掛かっていました。
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「巻道」・「中道」・そして「稜線コース」と3つのルートがあります。
今回は「稜線コース」を登ります。
この山はなだらかな傾斜が続く、高原状の山容です。
ハイマツの緑と草紅葉の対比がキレイでしたが、
これでもまだ早い感じですかね。。。
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登りながら、鷲羽岳や水晶岳...裏銀座方面は
良く見えていました。
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この日はほぼ曇りで、朝方に少し霧雨が降った
程度です。山頂付近はジャケットを着て歩くのが
ちょうど良い気温で、登る条件はGOOD
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眼下に広がる...北アルプスの連なり。~()~
三俣蓮華~鷲羽~水晶~
いつかは歩いてみたい縦走路
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「天空の滑走路」
なだらかな道が続いています。
お天気が良ければ、目の前に槍ヶ岳がど~んと
見えるのですが、生憎の曇り空で見えませんでした。
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標高2,860mの双六岳(すごろくだけ)に登頂 \()/
「花の百名山」にも選ばれているので、お花畑が
見られる夏もお勧めです。
この日は標高差約560mのアップ&ダウン。
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往路を戻り、鏡平山荘に連泊。
夜中に星がきれいに見えました。☆
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最終日は見事に晴れました。
鏡池からの「逆さ槍」
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登りと違った景色を愉しみ、下山。
穂高~焼岳~乗鞍と...クッキリ見えました。
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天を突く、独特な穂先を持つ ... 槍ヶ岳も。
秋山はまさに始まったばかり。
まだまだ秋色を探す山旅は続きます...
ベースキャンプ高松店スタッフ
八巻山 ~山レポート~
ベースキャンプ高松店です。
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9月23日は赤石山系の八巻山(はちまきやま)に登りました。
愛媛県新居浜市別子山に位置し、荒々しい岩稜歩きが
スリル満点の、四国では人気のハード系の山。
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この日はお天気に恵まれました。
稜線上は風が強くて、その分涼しかったです。
気温は20℃に届かない位でした。
それではレポートへ。
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登山口の筏津登山口には、かつて栄えた別子銅山の
展示があります。坑道跡ですね。
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内部はこんな感じで、見応えが十分あります。
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そしてここから、入山になります。
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この登山道の状況を皆さん気にされる方が多いですが、
修繕もされていて、この日は特に問題は感じませんでした。
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苔むした橋。所々で横木が破損していますが、
手すり としてワイヤーが張られていて、ゆっくり
歩けば、大丈夫です。
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分岐に到着。今回は時計回りに歩くので、左に曲がり、
下山時はくる~っと廻って、右側から下りて来ます。
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ちょっとだけ厄介な渡渉点に来ました。
飛び石伝いに渡渉しますが、沢底は苔むして、
滑りやすいので、要注意
たまに増水して渡れないことも...
最悪に備え、ヘッドライト、ツエルト、エマージェンシーシート等の
野宿対策も装備に加えられることをお勧めします。
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赤石山系の縦走路まで登って来ました。
下の樹林帯の登りは、とっても蒸し暑かったです。
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赤石山荘前でランチタイム。
残念ながら、もう営業はしていません。
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山荘から、今から登る八巻山を見上げました。
茶色の独特の岩肌が連なっています。
山稜はこの「かんらん岩」で形成されています。
またこの周辺は四国随一とも云われる...高山植物の宝庫。
この日はマツムシソウとリンドウが見れました。
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いよいよ岩稜帯へ。
八巻山へ直登しま~す。
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北側には瀬戸内海。
稜線付近に低い雲が掛かり、流れが速かったぁ。
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東側には、近くに東赤石岳も。
今回はダブルでのピークハントはしませんでした。
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そして西側に、前赤石山。
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標高1,698mの八巻山山頂に到達。
登り応えがありましたね。
この日は週末で1団体と個人の方とで、約20名の
登山者に出会いました。
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スリルある岩稜帯は、いかがでしたか?
アルペンムードもナカナカのモノでしょ。
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これが、噂の 「ゴリラ岩」。
シビアーな歩行中でも、ちょこっとリラックスさせてくれます。
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再び、縦走路に戻り、
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無事下山。()/
なんせ、標高差1,100m以上も有る、かなり厳しい、
手強いコースです。ここを登れたら、大体の四国の山なら、
どこでも登れますよ。
ベースキャンプ高松店スタッフ
トレランシューズが新入荷!
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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ザ ノースフェイスから、新たに靴が入荷しました。
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とっともレアーですね。
ナント。。。厚底トレイルランニング・シューズ ()ヤッタ~
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ノースフェイス アルタメサ500 ¥22,000(税込)
メンズ 重量 約300g ウイメンズ 重量 約280g ソール張替え不可
ロードから山岳トレイルまで、とっても走りやすいトレランシューズ。
やわらかい履き心地で、クッション性重視の今、最も注目度が高い
厚底ソールのロウカットモデル。
「どこまでも走れそうな...」そんな気持ちにさせられる1足
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「どうですか? 」 このミッドソールの厚みは...
クッション性と反発性が高い「DREAM」を採用。
履いてみると、驚きのソフトなクッショ二ング ()
接地面積も広くて、安定感が抜群
少しだけ背が伸びた様に感じました。(笑)
ローリング動作もスムーズで、厚底靴でよく感じられる
回内運動化にも抑制的でナチュラルな足運び。
またアウトソールのグリップ力も十分です。
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つま先のプロテクション、ヒールのしっかりとしたタブ等の
細やかな対応は、さすがにノースらしいですね。
気になるアッパー部は環境配慮のリサイクル素材の
エンジニア―ドメッシュ仕様で、通気性が良さそうです。
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軽くて、質感も良く、普段履きにも全然OK。
膝が痛い方にも良いかも。
ジムトレーニングにもしっかり使えそうです。
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商品は靴コーナーの入口の第1エンドの最上段で
陳列中になります。
是非、試し履きをしてみて、ご検討ください。
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ベースキャンプ高松店スタッフ
遍路道歩き16期 ~讃岐路~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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9月22日は、琴参観光主催の「がんばらない遍路道歩き」
16期の皆さんと地元讃岐路を歩きました。
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88番大窪寺の結願まで残すところ、あと2行程。
今回は高松市内から、屋島・八栗と2つの山岳路を巡り、
志度寺に下り、結願に「リーチ」を掛ける予定。
それではレポートです。
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夏休み前の6月に、この9月の残暑を見越して、歩行距離の
貯金をしていたのが、功を奏しましたね。
この9月は大分行程がゆったり目で、余裕があります。
地元の高松市内から、メサの地形を持つ...屋島の山上の
札所を目指して、歩行開始。
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標高約280mに建つ、四国霊場第84番屋島寺に向けて、
登りがスタート
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2ヶ月の夏休み明けの歩き出しとしては、かなり
キツメでした。朝は曇天ながら、気温は28℃と
蒸し暑く、汗が噴き出しました。
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屋島の山上でちょっぴり寄り道をして展望場へ。
眼下には瀬戸内海と高松市内が広がる...
素晴らしい大展望が待っていました。
右下に映る丸い輪っかにご注目
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屋島山上名物の「かわらけ投げ」に挑戦
丸い瓦を投げて、その輪を通れば、願い事が叶うのだとか...
ワイ、ワイ...と楽しそうなひととき~
21名が挑戦し、2名が見事に通過したのでした。
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84番札所の屋島寺に到着。
しっかりと参拝させて頂きました。
さすがに山上は少し涼しく感じられました。
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参拝後は山上を後に、東側に下ります。
こちらは八栗方面の眺め
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遍路道史上、多分一番の激下りかな?
危険を伴う急降下
「ここを本当に下るのですか?」()
雨が本降りになる前に通過出来たのでラッキーでした。
降雨時はまず回避する区間になります。
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いや~、キツかったねぇ。
屋島下に無事下山。
下界に下れば、また蒸し暑さに苛まれます。
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マンホールの図柄は有名な那須与一の扇の的。
そう、この地はかつて源平の屋島の合戦の舞台だった場所。
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屋島を下ったら、豪雨に遭遇。
時間降水量は約16ミリで、側溝には大量の水が
一気に流れ込んで、怖い位でした。
でもその分、気温も約3℃下がり、25℃に。
風も2~4m吹いて、歩行条件は改善されました。
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この日のランチは、地元でも超人気のうどん屋さんへ。
予約が出来ないことを承知で飛び込みましたが、
ナント1時間待ちの表示で、店舗周辺は行列が出来上がっていました。
うっかりしていましたぁ。この日は秋の3連休の中日に当たり、県外の
お客さんが詰め掛けていたんです。 ()
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。 冷やしぶっかけうどんを頂きましたぁ
地元民も絶賛のもちもちで、こしが有る触感
お出汁もGOOD
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今回は徳島・岡山からの参加者も居ましたが、
「美味しかったぁ」と仰っていました。
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午後は再び次なる山岳霊場を目指して、登って行きました。
雨は小降りになったので、傘で対応される方が多かったです。
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標高約230mに建つ、四国霊場第85番札所八栗寺に到着。
いつもは背後にそびえる五剣山が見えるのですが、この日は
雲に隠れてしまいました。
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参拝後は再び東へ、今度は車道を志度へ下ります。
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志度の旧街道を歩き...
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四国霊場第86番札所の志度寺を参拝したら、
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高松道の高速の高架下まで歩いて、歩行終了。
約22㌔の道のりでしたが、途中で2箇所の登り・下りが
伴い、結構歩き応えが有ったみたいです。
いよいよ、次回は88番大窪寺で結願予定です。
第48行程にて、感動のフィナーレへ。
ベースキャンプ高松店スタッフ