ベースキャンプ高松店です。
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9月23日は赤石山系の八巻山(はちまきやま)に登りました。
愛媛県新居浜市別子山に位置し、荒々しい岩稜歩きが
スリル満点の、四国では人気のハード系の山。
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この日はお天気に恵まれました。
稜線上は風が強くて、その分涼しかったです。
気温は20℃に届かない位でした。
それではレポートへ。
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登山口の筏津登山口には、かつて栄えた別子銅山の
展示があります。坑道跡ですね。
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内部はこんな感じで、見応えが十分あります。
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そしてここから、入山になります。
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この登山道の状況を皆さん気にされる方が多いですが、
修繕もされていて、この日は特に問題は感じませんでした。
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苔むした橋。所々で横木が破損していますが、
手すり としてワイヤーが張られていて、ゆっくり
歩けば、大丈夫です。
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分岐に到着。今回は時計回りに歩くので、左に曲がり、
下山時はくる~っと廻って、右側から下りて来ます。
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ちょっとだけ厄介な渡渉点に来ました。
飛び石伝いに渡渉しますが、沢底は苔むして、
滑りやすいので、要注意
たまに増水して渡れないことも...
最悪に備え、ヘッドライト、ツエルト、エマージェンシーシート等の
野宿対策も装備に加えられることをお勧めします。
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赤石山系の縦走路まで登って来ました。
下の樹林帯の登りは、とっても蒸し暑かったです。
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赤石山荘前でランチタイム。
残念ながら、もう営業はしていません。
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山荘から、今から登る八巻山を見上げました。
茶色の独特の岩肌が連なっています。
山稜はこの「かんらん岩」で形成されています。
またこの周辺は四国随一とも云われる...高山植物の宝庫。
この日はマツムシソウとリンドウが見れました。
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いよいよ岩稜帯へ。
八巻山へ直登しま~す。
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北側には瀬戸内海。
稜線付近に低い雲が掛かり、流れが速かったぁ。
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東側には、近くに東赤石岳も。
今回はダブルでのピークハントはしませんでした。
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そして西側に、前赤石山。
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標高1,698mの八巻山山頂に到達。
登り応えがありましたね。
この日は週末で1団体と個人の方とで、約20名の
登山者に出会いました。
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スリルある岩稜帯は、いかがでしたか?
アルペンムードもナカナカのモノでしょ。
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これが、噂の 「ゴリラ岩」。
シビアーな歩行中でも、ちょこっとリラックスさせてくれます。
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再び、縦走路に戻り、
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無事下山。()/
なんせ、標高差1,100m以上も有る、かなり厳しい、
手強いコースです。ここを登れたら、大体の四国の山なら、
どこでも登れますよ。
ベースキャンプ高松店スタッフ