山の情報・知識 Feed

2022年11月15日 (火)

ベースキャンプ高松店です。

11月10日から2泊3日で、南九州の日本百名山の

霧島韓国岳と開聞岳の2座を登りました。

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レポートです。enter

11月10日は高千穂河原で、天孫降臨御神火祭りが

行われるので、夕方はお祭りに参加しました。

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コロナ過で3年ぶりの開催となった天孫降臨祭の

御神火を間近で見学しました。

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翌日は神が降り立ったと云われる高千穂峰を見ながら、

韓国岳を大浪池に縦走しました。 run

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韓国岳へ登る途中。正面には韓国岳。

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3合目辺りから、硫黄岳の噴気孔。

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韓国岳の山頂から新燃岳、高千穂峰。eye

「大自然の営みを感じる~ (wobbly)」

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大浪池の上部にうっすらと円錐形の開聞岳が

見えていました。

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紅葉は終わっていましたが、大地の造形美に

ただ、ただ感動です。

エメラルドグリーンの湖面がナントも神秘的 heart04

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指宿に宿泊して、翌日は開聞岳へ。

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山頂ではガスっていました。小雨がぱらつきましたが

無事に下山しました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年11月 7日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

 

11月5日~6日は、1泊2日で愛媛県宇和島の

鬼ヶ城山系の山々を登りに出掛けました。

夜は滑床渓谷でテント泊。

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両日とも快晴で、よく歩き、よく食べ、よく寝て...

内容の濃い2日間になりました。

それではレポートです。enter

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初日、「鹿のコル」の登山口から、高月山を

目指し、歩行開始。

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なだらかな尾根道を登って行きます。

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山頂直下が特に急登になります。upwardright

この辺りはシャクナゲの群生地で、春の開花の頃は

当たり年だと「素晴らしい!」の一言に尽きますsign03

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鬼ヶ城山系の最高峰・高月山(たかつきやま/1,229m)に到着。

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「こんなことも有るのですね?」 (happy02

一ヶ所だけ、季節を間違えたのかな?

シャクナゲが咲いていましたぁup

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下山はハゼが森、毛山を通る、周回コース。

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鬼ヶ城山系の案内板で、コース確認。eye

今回は多くの山々を登ります。

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下山後、麓のキャンプ場に移動して、テントを設営 event

最近はテント泊の山旅が大人気ですnote

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すっかり暗くなり、flair ディナー・タイム beer

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焚き火は大人気ですね (happy02

童心に返って、しばしキャンプファイヤーを囲んで談笑。

深まる秋の夜長の贅沢な時間...

気温は高めで、イスカの3シーズン用のダウンシュラフで

大変良く眠れました。 xmas  eventsleepy  xmasxmas

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2日目は、山系の主峰の鬼ヶ城山からの縦走です。

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2日目も快晴sun 

「今日も歩くぞ~」

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西には青い宇和海の絶景 eye

ススキもちょうど見頃でした。

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主稜線伝いに、大久保山・八面山のピークを

越えて行きます。

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主な4つのピークを越えて、最後は

三本杭(さんぼんぐい/1,226m)に登りました

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三本杭の山頂で、ランチタイム riceball

 へへへ 見渡す限り、山の連なり...  へへへ

へへへ  四国は 「山がいっぱい」 です。 へへへ

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下山は、「紅葉の名所」として有名な

滑床渓谷(なめとこけいこく)へ。

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「日本の滝百選」の雪輪の滝。

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万年橋登山口に無事下山。

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万年橋周辺の紅葉です。maple

山上での紅葉は終わっていましたが、この辺りの

紅葉の見頃は、もう少し先の様です。

山歩き と キャンプ の 山旅...

次はどこに行こうかな?

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年11月 6日 (日)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

高野山の山旅・後編です。

高野山は和歌山県伊都郡高野町に在る、

標高800㍍の山上盆地で、空海が切り開いた

真言宗の一大聖地。

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高野山にはお寺が117箇寺在り、その内、

宿坊は52箇寺も在るそうです。

宿泊したのは、ナント世界遺産にも登録されたお寺。

つまり世界遺産に泊まったことになりました。

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滅多に出来ない宿坊体験なので、朝のお勤めに参加。

夜はとても静かだったので宿泊は私達だけかと思いきや、

意外と多くの方が泊っていて、お勤め参加者は多かったです。

神聖で荘厳な読経の響く仏教の世界観をちょっとだけ

体感することが出来ました。*お勤め中は撮影禁止。

お勤め前後には風情ある境内も散策出来たし...

気温は11℃。比較的に温かい朝。

2日前迄はかなり冷え込んだ模様。

このお寺は5月のシャクナゲが超有名です。

NHKの大河ドラマでもちょうどタイミング良く取り

上げられた舞台で、寺の建立は時の北条政子だそうです。

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朝ご飯も美味しく頂きましたheart02

精進料理は胃腸にも優しくて、大好評でした。

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朝食後は宿坊から歩いて、奥の院へ。

小雨が降って来ましたが、大降りにはなりませんでした。

メインストリート沿いは、ほぼお寺、時々お土産物屋さん。

昨日は気付きませんでしたが、木々の紅葉が始まっていました。

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一の橋から、いよいよ聖地奥の院へ。

今回も地元のガイドさんのお話を聞きながら、楽しく

奥の院を歩きました。実は奥の院中にも町石が在ります。

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数十万基ものお墓が立ち並ぶ院内は、まさしく

歴史の教科書に出てくる大名や武将、有名人や

有名企業等のお墓や慰霊碑が一杯。

加えて古い巨杉が立ち並び、神秘的な霊域感が漂っていました。

朝から参拝者も多く、だいぶ観光客も戻って来た印象。

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「御廟橋」を渡り、お大師さんに四国八十八ヶ所の

結願報告と完歩出来た御礼参りをして来ました。

何とも言えない感謝の気持ちがこみ上げて来て、

清々しさで心が満たされていく様でした。heart01

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偶然にもお大師さんへの食事が運ばれる儀式を

間近で見ることが出来ました。

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御廟から中の橋に向かう最中の紅葉が

特に綺麗でした。maple

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奥の院をお参りしたら、今回3日目の精進料理。

このランチも滅茶苦茶に美味しかったです(happy01good

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食後はしばしフリータイムで、高野山のお土産探し。

スタッフ一押しは、老舗ゴマ豆腐屋さんでのスイーツ。

抹茶ゴマ豆腐を牛乳に浮かせて、和三盆を振り掛けた...

贅沢な一品に舌鼓。

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更に老舗和菓子屋さんのイートインで、

くるみ餅や芋菓子のスイーツのはしごを堪能sign01

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そして金剛峯寺を参拝して、自由時間を終了。

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金剛峯寺前からは、再び皆で歩行再開。

朝の雨が噓の様に、晴れ渡って来ました。sun

色付くモミジが真っ赤っか。

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壇上伽藍に在る1番石shineです。

ここから先程参拝した奥の院まで、36基の町石が立ちます。

*昨日歩いた町石道とは逆側の道のりとなります。

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朱塗りの鮮やかな根本大塔。高さは48.5㍍。

ここが高野山の修行の道場で、高野山の中心地。

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六角経蔵を皆で回してみました。

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壇上伽藍の根本大塔から慈尊院側の1番石を確認したら、

前日歩いた矢立に在った60番石を目指して、下山開始。

今回は初日は登り、2日目は下りで、町石道をつなぎます。

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「こんな山上に、なんでこんな町が...」

誰もが驚く一大宗教都市の高野山の山上を歩いてきました。

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高野山の入り口の大門を潜り、下山開始down

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最初から、急な下りのスタートsign01

昨日は歩いている人に殆ど会いませんでしたが、

今日はパラパラと30人以上の方とすれ違いました。

トレランスタイルの方もとても多かったです。

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木漏れ日射す町石道を歩いて下ります。

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幾つかの展望所も在りますが、奥深い山の中で、

俗界の景色はほとんど見えません。

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今日は1番石から60番石と昨日の約半分の距離で

加えて下りなので、気が楽です。

町石の番号を確認しながらの歩行は昨日と同じ。

途中からはやはりナカナカ数字が減りません(笑)

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最後、矢立に下山し、無事世界遺産の町石道を

つなぎ歩くことが出来ました。

秋真っ只中の高野山の山旅。

お大師さんが今も息づく...

厳かで、神秘な世界を垣間見た気がしました。

それと数年来台風で傷んだ道路の整備は随分と進み、

アクセスも大幅に改善しつつある様に感じました。

当初9月の開催予定が台風で順延されましたが、

その分涼しく、気持ち良く歩けて良かったですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年11月 5日 (土)

ベースキャンプ高松店です。

11月3日、日本百名山の剣山&次郎笈の南方向の

槍戸川を挟んで対峙する槍戸アルプスの不入山。

それと縦走路中の千手観音ブナが立つ稜線から、

南西に尾根を分ける新九郎山の2座に登りました。

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豊かに育まれた南剣山の大自然と展望、

そしてブナの巨木群と紅葉...

お天気恵まれて、楽しい山歩きとなりました。

レポートです。enter

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日本一長いオフロードの「剣山スーパー林道」の

登山口から、歩行開始。

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稜線まで登り、ひと休み~。

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目指す一つ目のピーク、新九郎山は近い。

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走路途中の標高点1646mにある千手観音ブナ

紅葉が見られて、ラッキー (happy01scissors

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新九郎のコルまで、約150㍍程の下りdown

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新九郎山頂上へ。標高は1635㍍。

後方には石立山が見えました。eye

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縦走路に戻り、展望を楽しみながら、不入山へ。

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不入山(標高1653㍍)に到着。

槍戸アルプスの最高峰です。

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足元に広がる紅葉模様maple

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新九郎山の奥の稜線は、三嶺~天狗塚。eye

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左から、次郎笈、剣山、一ノ森、槍戸山と、

主峰の剣山中心部の山岳パノラマは手の届きそうな距離。

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下山後に向かう、奥槍戸山の家の赤い屋根が見えました。

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無事、下山終了したら...

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奥槍戸山の家に直行 rvcar

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早速、人気のカレーを注文。

「めちゃ、美味そう...sign03

本日特製カレーを、美味しく頂きましたぁrestaurant

山歩き&グルメの山旅、最高ですねnote

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年11月 4日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

10月29日は高清水トレイルを歩いて来ました。

岡山県と鳥取県境沿いに続く、話題のトレッキングコースです。

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コース上からは、紅葉に彩られた景色が広がり、

秋山もいよいよ最高潮を迎えつつある...印象ですsign01

それではレポートへenter

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起点は人形峠(標高735㍍)。

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フカフカのウッドチップを敷き詰めた路面は、

足にも優しいコースとなっていますnote

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コース図も在り、整備良好ですね。

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一日の寒暖差も大きくなり、コース上の木々も

すっかり色付いていましたぁ。この辺りはブナ林。

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歩行にも余裕が有り、写真もバシャ、バシャcamera

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陽を浴びて、紅葉模様も、綺麗に見えました。

見頃はもう少し先かなぁ?

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晴れた日には雪化粧をした伯耆大山をはじめ、

中国地方の山々や日本海を望める絶景も広がりますが、

今日は残念でした。(despair

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伯州山山頂(標高1044㍍)に到着。

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陽を浴びて、がキラキラshine輝いて見えました。

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ここ鏡野町は有数の「紅葉スポット」としても知られ、

ブナやカエデの色付きが素晴らしかったです。maple

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高清水高原(標高950㍍)。

ススキもほぼ見頃。

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無事下山。

のんびりと三昧のトレッキング run

「贅沢過ぎますか?」

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年11月 1日 (火)

ベースキャンプ高松店です。

四国の高嶺では、のハイシーズンに突入!

お天気も安定し、を満喫するハイカーで

賑わっている様です。

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今回訪れたのは、石鎚山系の寒風山~伊予富士の2峰。

10月30日に旧寒風山トンネル先から寒風山に登り、

その後は伊予富士に縦走しました。

天気は秋晴れの快晴sun

稜線上は風も無く、陽射しが暑い位でした(coldsweats01

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本日の取り付きはここから。

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樹林帯の尾根道を登って行きます。

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「もう少しで、展望が開けますよnote

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展望台から、寒風山を眺めます。eye

「遥かに頭上の上、高~いsign01

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頑張って登って、遂に寒風山の山頂が見えてきました。

山頂は1763㍍で、一面笹原に覆われています。

つつじ等の低木帯も色付いていました。

11月末から晩秋~冬の風物詩として、霧氷が人気の山です。

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寒風山からは、一旦桑瀬峠に下り、尾根道を

伊予富士を目指して進みます。

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伊予富士山頂直下の急登りです。up

ここの最後の登りは「厳しいsign03」と定評があります。

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伊予富士山頂(標高1756㍍)に登頂。

ガスが流れ始めたので、石鎚方面は見えず...

午後からの登山者は居らず、山頂を独り占めでしたぁ。

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伊予富士から更に南西側の東黒森の眺望。eye

ガスが湧く先に、東黒森(標高1735㍍)が見えました。

その先には筒上山~手箱山の連なりも。

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縦走路から最短で、UFOラインに下山します。

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無事下山。

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は、既に林道迄下りて来ていました。

の山旅はまだまだ続きます...

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年10月29日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

10月27日は、鳥取県の伯耆大山の東側山麓の

川床~一向平区間の古道を歩いて来ました。

大山町から琴浦町への町境越えの道のりです。

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中国自然歩道にも選定されていて、かつては

大山参拝と牛馬市の往来の為に、江戸時代に

整備された古道になります。

天候は晴れ時々曇り。お昼の大休峠で気温は約9℃。

寒いと思いきや、風はほぼ無くて、アンダーウエアと

薄手のカットソーの2枚で、ほぼ歩けました。

それではレポートです。enter

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25日に大山では、初冠雪が観測されましたが、

行きの車窓からは頂上部にうっすら白い雪が見えました。

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歩き出しは大山本峰の北側の川床登山口。

平日にも拘わらず、駐車場は既に満車状態。

実は隠れた紅葉の人気コース。

ここを起点に、今回は縦走スタイルで、

下山口の一向平までの約9㌔の道のりを歩きます。

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コース上には真新しい標識が設置されて、

とても心強く感じられました。

昨年はコース上で台風に因る倒木の為に、途中で

通行止めだったので、久々の通り抜けになります。

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阿弥陀川を渡り、山並みに取り付きます。

笹原の下草に、ゆったり間隔で自然林が立ち並び、

息苦しさが無い...本当に気持ちの良い登山道です。

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山腹を縫い歩く道のりですが、周囲は秋色に

少しずつ色付いている感じがしました。

この辺りで標高は800㍍ぐらい。

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高度を上げて行くに連れて、秋色の度合いが

変わってくるので、ドンドン期待が高まりますよね。

陽射しもちょうど出て来て、良いあんばいです。

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登山道の整備状況はとても良いのですが、

今回は路面に結構水が流れていました。

厳しい登りも余り無く、緩やかな登り、

もしくはフラット道も出て来て、歩きやすいです。

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標高900㍍辺りはこんな感じ。

随分葉が緑から黄色、オレンジ、赤と豊かな色彩を

見せてくれる様になりましたぁ。

 紅 葉 帯 に 突 入 sign03

 maple run maple run maple run maple

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途中には石畳の風情のある道も出てきましたが、

苔むした石畳の上はスリッピーで、かなり危険danger

陽が射し込んで、気分も最高ですnote

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前方に矢筈ヶ山(標高1358.4㍍)が見えて来ました。

今日の最高所で、昼食予定地の大休峠はもうすぐです。

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標高1112㍍の大休峠(おおやすみとうげ)に到着。

ここは4差路で登山道の要の場所。避難小屋も在ります。

周辺の紅葉もまさに最高の状態でした。

紅葉を愛でながらのランチriceball

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大山方向には、宝珠尾根から続くユートピア

避難小屋も見えていました。eye

山の上部は積雪の影響でしょうか?

紅葉カラーは皆無でした。

雪も随分解けて、白⇒紅葉⇒緑 の三段紅葉に

期待していましたが、残念 (weep

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昼食後は、一向平への下り行程へ。

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矢筈ヶ山の山腹をトラバースしますが、

ちょうど南面に当たり、風が弱い分、

落葉が少なく、紅葉を存分に愉しめました。

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大山の東壁方向ですが、本峰はこの奥に隠れています。

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この日の紅葉のベストは、大休峠南西の

標高1100~900㍍周辺でした。

道の上にも、横にも、下にも秋色がいっぱい(happy01

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矢筈ヶ山の南から、大休口まで降下がスタートdown

何ヶ所も路肩が狭く、スリリングなコーナーリング

ポイントが有り、本ルートの要注意箇所ですsign03

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この標識で距離が一目瞭然。ありがたいです。

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紅葉木の背後には、烏ヶ山(からすがせん)

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コース上にはブナやミズナラの木々が多くて、

どちらかと云うと黄葉の道なのですが、この下りでは

モミジ、ナナカマドも有り、紅葉が楽しめます。

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大休口まで下って来ました。危険個所を

通過し、ちょっぴり安堵していたら、

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先の徒渉ポイントの水かさが意外と多くて、

ビックリ(wobbly)。

でも何とか、無事にクリア。

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水音が大きくなって来ると、大山滝が近い証拠。

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日本の滝百選にも選定された名瀑の大山滝。

しばし自然美を鑑賞。eye

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登山道が川と化していました。

雨の日や降水後の催行は微妙ですね。

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そして吊り橋を渡れば、

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本日最大の人工物の急な階段上りが待っていました。

余りの急傾斜を前に皆さん、もう笑うしか無かったです。

「ここを越えなければ、帰れない...」

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遥か頭上には雪を抱いた大山本峰がようやく、

顔を出してくれました。

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標高600㍍ぐらいまで下って来ましたが、

周辺の山並みの紅葉はまだ先ですね。

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無事、一向平に到着。楽しい道のりでした。

歩行距離:約9㌔  行程時間:約6時間

総上昇量:約546m 消費カロリー:1900㌍

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回送担当者のとびきりの大山の写真のおまけpresentです。

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大山紅葉の撮影ポイントの鍵掛峠からの写真camera

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それと紅葉の山並み。

紅葉の山旅は、まだまだ続きます...

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年10月28日 (金)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

10月22日~23日の二日間、琴参観光主催で

和歌山県の「高野山の山旅」が開催されました。

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四国八十八ヶ所を無事歩き終えたら、高野山奥の院へ。

お大師さんにその報告と御礼参りに行くのが慣習ですが、

今回は「がんばらない遍路道歩き15期」の御礼参りとの

コラボ企画となりました。

レポートです。enter

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歩き出しは、高野山の入口の九度山の慈尊院。

かつて女人禁制の為に、山上に行けないお大師さんの

お母様がお住まいになられていて、お母様思いの

お大師さんが月に九回も御訪ねになられたのだとか...

慈尊院を参拝したら、歩行開始ですnote

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この道は世界遺産に登録されている「信仰の道」。

古来より、多くの参拝者が歩いて来た1200年もの歴史ある、

由緒ある参拝道なのです。いきなりの急な石階段が登場sign01

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登りだして直ぐに、この石柱が在ります。

「百八十町石」shine

今回歩くのは「町石道(ちょういしみち)と呼ばれ、

山上の高野山の中心に在る壇上伽藍の根本大塔までの区間、

1町(約109m)間隔で、この町石が設置されており、

その数字が減ることで、高野山に近づいた目安になります。

1日目は矢立(やだて)までの登り。矢立には60町石が在ります。

180番石から60番石まで、120町石分を歩くことになります。

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109㍍歩くと、直ぐに次の町石が出てきます。

「これが179番石?これだと、楽勝ね(happy01)」

そんな楽勝ムードが漂っていましたが...

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朝晩に冷え込む日が続き、「高野山山上は

10℃を切る様になった」と聞いていたのに、

登り出せば、やっぱり暑かったです。

アンダーウエアに薄手カットソーで十分。

町石道周辺は、ミカンの一大産地で、

無数の立派ながぶらさがっていました。

「美味しそう...」

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木々に包まれた道のりは、爽やかでおごそか。

お天気にも恵まれて、木漏れ日が射して、美しいshine

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標識もしっかり設置されていますが、分岐も

多く有り、詳細な地図携行をお勧めしますsign01

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歩き出しは、結構登って行きます。upwardright

背後に高野山に連なる山並みが見えてきました。

気温の上昇で、水分がちょっと心配に...

「1Lではちょっと厳しいかな?」

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眼下に広がるのは橋本方面、そして紀の川。

この展望を眺めながら、昼食ですriceball

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参加者の多くが道の駅九度山で「柿の葉寿司」を

購入されて、美味しく頂きましたぁheart01

個人的にはお魚は苦手ですが、これは美味しいです。

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町石道沿いに、柿農園の方の嬉しいお接待も有り、

熟した大きなを頬張れば、甘くて美味しいup

水分を心配していましたので、ホント大助かりです(感謝)

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食後は緩やかな登りと変わり、軽快に歩を進めました。

木が陽射しを遮り、暑さも幾分和らいで良かったですね。

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存在感ある町石と美しい道のりに御満悦です。

フラットな水平道もようやく出てきました。

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六本杉手前の登り。道の整備状況も良好。

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ひとつ、ひとつ...町石を数えながらの歩行が続く。

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「二ッ鳥居迄は、もう少しですよ。」

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二ッ鳥居からは、眼下に天野の里が見えます。

日本の山里の、のどかな風景~ eye

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二つの鳥居が横に並ぶ...不思議な場所でした。

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道は緩やかな下り坂も出てきました。

急激な登りも下りも無くて、かなり歩きやすいです。

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世俗とはかけ離れた道のりですが、ナント

ゴルフ場に隣接しており、Tショットする

ゴルファーを一時見学。

「ナイス、ショットsign01golf

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西日射す樹林帯の道のりは、暗くなるのが早い。

楽勝と思われた道のりでしたが、町石の数が

ナカナカ減らないので、多少戸惑いも(despairsweat01

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そしてようやく60町石の在る矢立に到着し、

1日目の歩行を終了。歩行距離は約15.5㌔でした。

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今日は高野山の宿坊での宿泊。

滅多に無い、体験が出来そうですね。

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宿坊の夕食は、当然ながら、精進料理sign03

ゴマ豆腐に、一人鍋も付いて、豪華でした。

食材の本来の味を生かした料理はどれも美味しく、

特に皆さんが絶賛したのが、ごはんの美味しさでした。

お風呂に入って、皆さん直ぐにお休みになられたのだとか...

静かで穏やかな高野山での夜が更けていきました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年10月27日 (木)

ベースキャンプ高松店です。

10月23日は紅葉に彩られた蒜山三山縦走へ。

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鳥取県と岡山県の境に位置する、上蒜山、中蒜山、

下蒜山からなる連山です。

三山縦走ならば、星★★★の中級レベル。

アップダウンも多く、足を攣る方も毎回いらっしゃいます。

この日はお天気に恵まれて、歩行条件は最高でした。

それではレポート、行ってみましょう。enter

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歩行スタート!

下蒜山登山口から笹原を抜け、下蒜山山頂を目指します。

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いきなりの急登ですが、素晴らしい山容を

前にすれば、俄然登頂意欲は高まりますheart04

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振り返れば、尾根が陽で輝く秋色の絶景。

ススキの穂が揺れ、奥には抹茶色の笹原と

色付き始めた樹林帯との対比が楽しめました。

昨年と比べると、今年は少し色付きが悪いのかな?

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それにしてナカナカ手強い...登りです(coldsweats02

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第1座目となる下蒜山山頂(1,100 m)に到着。

この山頂からの展望は、特に素晴らしかったです。

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左に烏ヶ山を従えて、白亜にそびえる伯耆大山 eye

「お~っ、格好良い、い」

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下蒜山を後に、次なる中蒜山に向けて出発sign01

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素晴らしい縦走路が続きます。

でも下ってdownwardright、登るのはupwardright、ちょっとモッタイナイかな?

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第2座目となる中蒜山山頂(1,123 m)に登頂。

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中蒜山からは、最後となる三山の最高峰・上蒜山へ。

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遂に、上蒜山山頂(1,202 m)に到達sign03

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眼下に広がるのは、蒜山高原。

とってもリゾート感が漂っています。

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そして、無事下山。

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雲上スカイラインの空中漫歩は、

最高に気持ち良かったです。

三山制覇で、達成感も十分感じられましたね。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2022年10月26日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

10月22日に、高知県物部町と徳島県三好町の県境、

四国山地中央部に在る 三嶺 に登りました。

*高知側では「さんれい」、徳島側では「みうね」と呼ばれます。

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高知県の最高峰(1893㍍)で、日本二百名山。

*徳島県の最高峰は剣山で日本百名山。

山頂部は笹原にコメツツジが群生して、紅葉の時期には

多くの登山者を集めます。

それでは今回のレポートです。enter

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今回の登山口は、徳島側の名頃。

山行スタイルは、山頂ピストンの往復登山です。

この日も駐車場は満車で、多くの登山者で賑わっていました。

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まずは樹林帯の登山道を歩きますが、鹿の食害が

進んでいる感じですね。

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長かった樹林帯を抜けると、この笹原の道となり、

展望が一気に開けますsign03

岩場にはコメツツジの紅葉帯 eye

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落葉した樹木も多かったですが、今まさに紅葉の

見頃を迎えつつありました。

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三嶺ヒュッテでランチタイムriceball

悪天候時には本当に助かります。

お泊りの方も増えていますね。

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食後は、三嶺本峰に登りますよnote

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お天気に恵まれました。sun

陽を浴びて、笹原が輝いていました。

そして赤茶色に色付いたコメツツジ群

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山頂からの眺望も素晴らしかったですup

これ程に見られるのは久しぶりかな?

剣山への縦走路です。南側で後方には物部白髪山。

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更に東側の奥には先週登った石立山も。

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一方、北側は祖谷山脈の連なりが見えています。

寒峰~烏帽子山~矢筈山。

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東側には西熊山、そして円錐際立つ、天狗塚。

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そして遥か先には、剣山と次郎笈も。

ほぼ360度のパノラマ展望が欲しいまま~。eye

まさしく四国のハイカーのあこがれの場所shineですよね。

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そして三嶺での忘れてはいけない景観がこちら。up

山頂付近にある池と赤屋根のヒュッテ、そして笹原。

実はこの三嶺が「四国一の山だsign03」と公言される方も

実際に多いんですよね。

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素晴らしい展望を愉しんだら、下山開始。

往路をゆっくりと下山しました。

紅葉狩り山行を存分に楽しめて、本当に良かったです。

ベースキャンプ高松店スタッフ