うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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5月4日の「みどりの日」は、愛媛・高知県境の
東光森山(ひがしみつもりやま)に登り、まばゆい新緑の
みどりを身体いっぱいに浴びてきましたぁ!
天気は快晴。朝は少し寒かったですが、
午後は一気に気温が上昇.
でも谷から吹き上げる微風が心地良くて、
爽やかな季節を歩くことが出来て、ラッキーでした。
それにしても急登りポイントが多く、登り応えは十分
特に下りはズルズル路面に悩まされましたし、気が抜けない...
そんなスリリングな場面も多かったです
他の登山者は10名前後。GWにも拘わらず、静かな山域です。
期待していたアケボノツツジ、その白花やミツバツツジの白花は
既に落花していて、見れませんでした、「残念」()
それでは、レポートです。
登山口の大田尾越から、いきなりの急登がスタート。
激登りポイントにはフィックスロープが設置されて、
登山道の整備は良好に感じました。
ツツジはほぼほぼ終わっていましたが、代わって
シャクナゲの開花が始まっていました。
稜線上でようやくミツバツツジの花に出会えました。
辛うじて何本か、花が残ってくれていました。
GW中の雨でだいぶ落花が進んだみたい...
緑のトンネルが続く稜線から、行く手に東光森山が見えました。
端正で美しい山容ですね。
美しい森は今がまさに新緑の盛り
「み ど り の 日 、万 歳 \()/ 」
立派なブナの木に遭遇 ()
本峰の取り付きまで来ましたが、上空に見える山頂部は
大分高く見えました。そう、ここからが本日の本番がスタート
尾根を左に、右に巻き...
木の幹や根っこやロープに捕まり...
急な登りが山頂まで続きます
振り返ると、標高1587.6mの大座礼山。
山腹の新緑が鮮やかです。
傾斜は増す一方...
露石は浮石も多く、踏ん張ると落石を起こします
岩場でようやくアケボノツツジに出会えました。
ミツバと明らかに違うショッキングピンク色で
木々の中に浮かんでいる様に見えます。
頂上直下で最高傾斜に挑みます。
もはや崖の様相です。
この辺りは足場が悪くて、ズルズルの状態で踏ん張れません。
そして東光森山山頂に登頂
標高は1486.2m。
山頂でランチにしました。
石鎚連山の素晴らしい眺望
筒上・手箱山~平家平~笹ヶ峰・ちち山~沓掛山
ちょっぴり尾根を東へ散策し、盛りのミツバツツジを鑑賞。
いつの日か、別子山まで縦走してみたいですね。
下山開始。いきなりの激下り
安全策でお尻で降りるという手もあります。
とにかく足場が悪いので、8ミリ×30mのフィックスロープを
張ることにしました。
その後も往路を慎重に下りましたが、
ほぼ登りと同じ時間を要しました。
「本当にこんな急な所を登ったの?」と
疑いたくなる様な場面も多かったです。
無事、下山。ナカナカ歩き応えがありましたぁ
<歩行データ>
歩行距離:4.08㌔ 行程時間:5時間8分
総上昇量:805m 総下降量:840m
*フィックス張りで数回往復したので高度を稼ぎました。
通常は、上昇・下降量が約538m位です。
総カロリー:1,841カロリー
アフターハイクは、日本最大級の藤棚を見学しました。
ちなみに4月30日に下見で入った時のフォトです。
ここのツツジの勢いは素晴らしくて、上空にも、
そして路面にも赤紫色で染まった光景が忘れられません
そして白いアケボノツツジが3花だけ、なんとか、
見ることが叶ったのです。
雨の日は危険なので、天気の良い日に再チャレンジしてみたいですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ