うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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8月5日は、比婆道後帝釈国定公園指定で、広島と島根の
県境に横たわる...日本三百名山の吾妻山(あずまやま)を
訪ねました。
とてもたおやかな山容で、夏の高山植物が一杯
中腹には池が点在したり、美しい広葉樹林が広がり、
更に山頂からの展望は360度の抜群の眺望を誇り、
変化に富んだ...それでいて入門レベルで愉しめるので
盛夏のハイキングには超お勧めです
それではレポートです。
今回は吾妻山(旧)休暇村ロッジを起点に山頂に登り、
南ノ原を経由して、ぐる~と周遊する...約3.8㌔、
標高差234mの約2時間コース。
天候は、曇り時々晴れ。山頂の気温は28℃。
登山道の整備は最良で、歩きやすかったです。
週末ながら他の登山者は居らず、貸し切りでした。
写真は原池から登り始めで、池には赤、薄ピンクの
蓮の花が華麗に咲いて、歓迎してくれましたぁ。
可憐なイヨフウロ。
盛りのヒヨドリソウには、アサギマダラが
たくさん止まっていました。
樹林帯を抜けると、周りは山だらけ...
短時間でこの素晴らしい眺望が得られのが、GOOD!
上部は樹林が少なく、陽が射し込む原っぱには
夏の高山植物のお花畑が点在します。
この日は、カワラナデシコ、イヨフウロ、ヤマハッカ、
ホタルブクロ、オオバギボウシ、ホソバノヤマハハコ、
そして秋の到来?ワレモコウ、ホツツジも見れました。
こちらはツリガネニンジン。
眼下には先程登って来た旧休暇村のロッジが
見え、遠くには見渡す限りの山々がぐる~り。
逆方向には、遠く山陰の宍道湖も見えましたぁ。
暑い最中にも拘わらず、大展望が欲しいまま。
でも伯耆大山は雲の中でした。
吾妻山、標高1238mに登頂
登りで少々陽射しにやられてしまいましたが、
涼風が吹き上がる山頂は快適そのもの ()
山頂付近では、トンボが多く飛び回っていました。
山頂から周遊コースへ。
左手には比婆連山が横たわり、連山とほぼ並行して
緩やかに下って行きます。
南ノ原まではヒヨドリソウが咲き誇る...
気持ち良い 高原漫歩 で~す。
陽射しが隠れ、涼風が流れる南ノ原で
ランチタイムに
この山のもうひとつの楽しみは、素晴らしい
広葉樹の森。
木漏れ日が射す森には、すっかり癒されました。
池ノ原と呼ばれるだけあって、大池、瓢箪池等の
池巡りも出来ます。
下山したら、青空に雲の面積が広がって来ました。
今回はこの後に岡山県新見市哲西町に在る「西の尾瀬」と
称される鯉ヶ窪湿原を訪ねました。
1980年に国指定の天然記念物に指定された
鯉ヶ窪(こいがくぼ)湿原は3.6hで遊歩道を
一周すれば、約2.4㌔もあります。
植物は380種を数えるそうです。
当然、全周しましたぁ。
湿原を代表するオグラセンノウ。
吾妻山で見たカワラナデシコと同じナデシコ科で
濃い赤色が際立っています。
こちらはラン科のサギソウ。
見たかった花に出会えました。
高山植物が多く咲く山での必需品は、
虫除けスプレー
個人的には、ハッカ入りがお勧めです。
今度は紅葉の時期、吾妻山から比婆山に縦走したいですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ