2023年8月10日 (木)

吾妻山 ~山レポート~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                                。

8月5日は、比婆道後帝釈国定公園指定で、広島と島根の

県境に横たわる...日本三百名山の吾妻山(あずまやま)を

訪ねました。

Dsc00275

とてもたおやかな山容で、夏の高山植物が一杯sign01

中腹には池が点在したり、美しい広葉樹林が広がり、

更に山頂からの展望は360度の抜群の眺望を誇り、

変化に富んだ...それでいて入門レベルで愉しめるので

盛夏のハイキングには超お勧めですgood

それではレポートです。enter

Dsc00278

今回は吾妻山(旧)休暇村ロッジを起点に山頂に登り、

ノ原を経由して、ぐる~と周遊する...約3.8㌔、

標高差234mの約2時間コース。

天候は、曇り時々晴れ。山頂の気温は28℃。

登山道の整備は最良で、歩きやすかったです。

週末ながら他の登山者は居らず、貸し切りでした。

写真は原池から登り始めで、池には赤、薄ピンクの

蓮の花が華麗に咲いて、歓迎してくれましたぁ。

Dsc00289

可憐なイヨフウロ。

Dsc00290

盛りのヒヨドリソウには、アサギマダラが

たくさん止まっていました。

Dsc00293

樹林帯を抜けると、周りは山だらけ...

短時間でこの素晴らしい眺望が得られのが、GOOD!

Dsc00303

上部は樹林が少なく、陽が射し込む原っぱには

夏の高山植物のお花畑が点在します。note

この日は、カワラナデシコ、イヨフウロ、ヤマハッカ、

ホタルブクロ、オオバギボウシ、ホソバノヤマハハコ、

そして秋の到来?ワレモコウ、ホツツジも見れました。

Dsc00306

こちらはツリガネニンジン。

Dsc00312

眼下には先程登って来た旧休暇村のロッジが

見え、遠くには見渡す限りの山々がぐる~り。eye

逆方向には、遠く山陰の宍道湖も見えましたぁ。

暑い最中にも拘わらず、大展望が欲しいまま。

でも伯耆大山は雲の中でした。

Dsc00314_2

吾妻山、標高1238mに登頂sign03

登りで少々陽射しにやられてしまいましたが、

涼風が吹き上がる山頂は快適そのもの (happy01scissors

山頂付近では、トンボが多く飛び回っていました。

Dsc00329

山頂から周遊コースへ。

左手には比婆連山が横たわり、連山とほぼ並行して

緩やかに下って行きます。

Dsc00342

南ノ原まではヒヨドリソウが咲き誇る...

気持ち良い 高原漫歩 heart04 で~す。

Dsc00347

陽射しが隠れ、涼風が流れる南ノ原で

ランチタイムに riceball

Dsc00355

この山のもうひとつの楽しみは、素晴らしい

広葉樹の森。 xmasxmasxmas

木漏れ日が射す森には、すっかり癒されました。

Dsc00362

池ノ原と呼ばれるだけあって、大池、瓢箪池等の

池巡りも出来ます。

Dsc00363

下山したら、青空に雲の面積が広がって来ました。

今回はこの後に岡山県新見市哲西町に在る「西の尾瀬」と

称される鯉ヶ窪湿原を訪ねました。

Dsc00374

1980年に国指定の天然記念物に指定された

鯉ヶ窪(こいがくぼ)湿原は3.6hで遊歩道を

一周すれば、約2.4㌔もあります。

植物は380種を数えるそうです。

Dsc00378

当然、全周しましたぁ。

Dsc00379

湿原を代表するオグラセンノウ。

吾妻山で見たカワラナデシコと同じナデシコ科で

濃い赤色が際立っています。

Dsc00395

こちらはラン科のサギソウ。

見たかった花に出会えました。

Dsc00365

高山植物が多く咲く山での必需品は、

虫除けスプレーshine

個人的には、ハッカ入りがお勧めです。

今度は紅葉の時期、吾妻山から比婆山に縦走したいですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ