2025年4月

2025年4月 8日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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4月6日は、石鎚山系の山々に囲まれ、「四国の水がめ」とも

呼ばれる早明浦ダム湖を有する...自然豊かな高知県大川村を

訪ねました。ちょうど四国のド真ん中に位置しています。

村民は約350人。離島を除けば、日本で1番人口の少ない村だと

お聞きしました。

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この日は春を迎えたばかりの大川村を舞台に、登って、食べて、

お花を楽しんで... そんな春を謳歌する休日をプランニング。

レポートです。enter

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まずは愛媛県と高知県の県境にそびえる、野地峰(のじみね)

山頂を目指して、トレッキングのスタート。

今年は残雪が遅くまで残った様ですが、すっかり解けていました。

樹林帯の中のジグザグの登りをゆっくりと登っていきます。

木漏れ日と沢のせせらぎ、小鳥のさえずり...そして吹き抜ける風~。

山登りが楽しめる季節の到来sign01 (happy01good

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いつしか樹林帯を抜けて、山頂部の笹原帯へ。

背後には黒岩山、そして登岐山が見えています。

建造物はマイクロウェーブ反射板で、この山の

山岳同座に欠かせないシンボル的存在になります。

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眼下には大川村の集落、そして幾つもそびえる峰々。

「結構登って来ましたぁ。」(coldsweats01

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標高1,279mの野地峰山頂に登頂。

登山初挑戦の方も余裕で登られました。

この天気、山岳風景で、山登りが好きになって

くださると良いのですが...

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西側には大座礼山、東光森山と...

あこがれの縦走路がつながる峰々が見えています。

北には法皇山脈と眼下には富郷ダムも。

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お楽しみのランチまでの時間をカウントダウンしながら、

ゆっくりと下山。「慌てない...慌てない…」

この日は他に3名の登山者がいらっしゃいました。

ウエアリングは、半袖アンダーウエアに長袖カットソーの

2枚で十分でした。頂上部は風が吹けば雨具の上着を羽織れば、

大丈夫です。下界は18℃に達する陽気だったそうです。

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スミレを発見。ツツジが咲く山ですが、まだまだ蕾は

小さかったですが、花芽はしっかり付いていました。

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下山後はお待ちかねの地元特産のお肉が登場sign01

幻とも云われる「大川黒牛」と「土佐はちきん地鶏」。

大人気のバーベキュー大会の開幕です。(happy02)/

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お肉が次々と焼き網に乗り、良い色に焼き上って行きますheart04

炭火を使っているので、余計な脂が落ちて、くどさがありません。

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ロケーションも最高で、登った山並みも見えています。

でも誰もお肉に夢中で、景色に見惚れるなんて...(笑)

標高850mでのバーベキュなんて、贅沢ですね。

ちょうど対岸の山で大川黒牛が放牧されていますし、

登った山の下でははちきん地鶏が育てられています。

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「滅茶苦茶、美味し~いsign03

牛のうま味、甘味がしっかりと感じられて、大絶賛。(happy02good

加えて、特製たれ、特製ポン酢、特製の塩を使えば、

味変も楽しめて、バクバクと行けちゃいます。

また「鶏が柔らかくて良かったぁ」「クセが無くて美味しかった」と

こちらの評判も上々でした。

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20人分の肉を一気に平らげたのでしたぁ (coldsweats02

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食べる極意とは...

①肉は決して急がずに、ゆっくりと味わって食べるべし...

②ほぼ風向きは回るので、風上、風下は関係ありません。

③強者はサングラスを周到に用意。(coldsweats01

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食後は、さめうら湖を遊覧船に乗り、楽しむ予定でしたが、

湖の水量が少ないみたいで、結局船は出航しませんでした。

代わりに「大川村桜祭・しば桜祭」を見学することにしました。

途中で四国最大級を誇る、落差100mを越える小金滝を眺望。eye

開花したての桜と滝を一緒に撮影することが出来たのでした。camera

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桜祭りの会場へ。

ナント、この村で暮らすご夫婦が始めた、まさしく手作りの

個人宅でのお祭りだったのです。ご自宅の裏山を伐採し、100本の

桜の木を植えたのが始まりだとか...今年で12回目を迎えていました。

今では村の若者やサポーターがボランティアで協力し合って、

祭りを支えているそうです。お忙しい中、川上ご夫妻が直々に

ごあいさつ、ご案内して頂きました。<(_ _)>

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「うそでしょ?」「これが個人宅での会場?」 (coldsweats02

そこはまるで桃源郷の様な、うっとりする程の別世界が

広がっていたのです。芝桜、チューリップ、菜の花、

そしてほぼ見頃を迎えた桜の花、花、花。🌸🌸🌸

春に覆われた空間に、一瞬で心奪われてしまいました。(lovelyGOOD!

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むせる程の強烈な菜の花の匂いに包まれた散策道。

黄色に緑色、上には桜のピンク色...

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ご夫妻が栽培された茶葉で加工された紅茶を頂くことに...

今回も万能サーモスの山専ボトルが大活躍。

優雅なティ・タイム shine

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まろやかで上品なテイスト。cafe

周囲は山々が広がり、眼下には吉野川が流れています。

とても素敵な場所ですね。

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この日は週末でキッチンカーやスイーツの屋台も出ていました。

先程迄肉と格闘していたのに、「スイーツは別腹よ」と

まぁ皆さん、元気でなによりです。

至福の時間をまったり過ごさせて頂きました。

どうか、このお祭りが長く続きます様に...

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最後に、讃岐人にとって必要不可欠な、貴重な水がめとなる、

早明浦ダム湖に架かる赤橋を歩いて渡り、山旅を完結させました。

湖の水量は少なめで、この先の水不足が少し心配になりましたが…

大川村の自然と村民の皆様に、心より感謝申し上げます。

春の大川村も見所が満載なので、お勧めですよ。

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【歩行データ/野地峰】

歩行距離:約4㌔  行動時間:3時間1分

総上昇量:479m  総下降量:490m

消費カロリー:916カロリー

*バーべQで取得したカロリーだと、オーバーですね?

歩行レベル:入門~初級

ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年4月 7日 (月)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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4月3日は、先週の入道ヶ岳に引き続き、鈴鹿セブンサミットの

藤原岳(ふじわらだけ)登る為に、三重県へ遠征。

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云わずと知れた「花の百名山」、「日本三百名山」、

そして「鈴鹿セブンサミット」にも名を連ねる...鈴鹿山脈北部の

滋賀県東近江市と三重県いなべ市の県境にそびえる人気の山。

特に雪解け後に咲き誇る春の山野草を求めて、訪れるハイカーで

大賑わい。花好きファン必見の山となります。

それではレポートです。enter

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今回は大貝戸登山道往復のピストンスタイルで臨みます。

「表登山道」とも呼ばれている、オーソドックスな道。

心配された登山口の駐車場はギリギリで駐車出来ました。

平日ながら60~70名の登山者は居た様な気がします。

登山道の整備は良好、かつ「〇合目」の標識も設置されて、

登降の目安になってくれて、とってもありがたかったです。

ほぼ八合目までは、樹林帯の道のり...

時折木々の間から零れる木漏れ日に心癒されました。

登降時のウエアリングは長袖アンダーウエアと長袖

カットソーの2枚で十分対応出来ました。


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八合目からは周りの景色が一変。

冬枯れの広葉樹の道のり...

路面に少し雪が残った場所も...

そして路面に目を凝らして、「お花探し」のスタートnote

入道ヶ岳では、かなり見過ごしてしまったので、大反省(weep

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「九合目」に到達すると、山頂部の木々の一本、一本までが

判別出来るようになりました。「もうすぐですね」

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そしてようやく黄色の福寿草の群生地が出現。

テンションは爆上がりup 心臓はバクバク状態 heart02

土色の地面に光り輝く...色鮮やかな黄色を見過ごすこと等、

絶対にありません。

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結構な数が開花して、私達を大歓迎してくれましたぁ。

どうやら開花したばかりの花が多く、花が開き切っていなかったり、

サイズも小振りな花が多かったかな?

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でもそれがまた可愛らしくて、無垢で良い感じ。

「咲いていてくれて、本当に良かったぁ...」(confident

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お花を愛でながらの歩行で、下見時には長く感じた登りも

思った以上に九合目からがアッと云う間で、山頂部に到達。

藤原岳山荘でおトイレをお借りして、お昼ごはんにしました。riceball

気温は約10℃、陽射しが強かったですが、風は極寒~。

防寒着を羽織り、小屋を風除け代わりに...

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食後はザックをデポして、「山頂」と呼ばれる展望台へ。

下界から眺めるとせり上がった急峻な山の印象がありますが、

山頂部は滅茶苦茶に広いカルスト地形で、そのギャップに驚かされます。

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「もうすぐ山頂で~す。」

木々も低木で疎らです。かつては雪解け時に登り、

靴がドロドロになって大変だった記憶が有るのですが、

この日はほとんど雪も解け、路面も乾いていました。

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「やったぁ~、山頂に到着」

標高は1,140m。

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南に伸びる鈴鹿山脈の峰々...

手前には竜ヶ岳、後方には御在所岳も見えています。

素晴らしい大展望sign01  \(happy01)/

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北側には雪を抱いた百名山の伊吹山らしい山容も...

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北西には鈴鹿の最高峰の御池岳(標高1,247m)、その手前には

天狗岩(標高1,171m)も見えています。

これがナカナカの曲者で、ここの展望台よりも標高が高く、

ダブルピークハントをされるハイカーも多いのですが...(sad

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この山で福寿草と一緒に見たかった花を探しに、山頂部を

ウロウロと... そして遂にそのお花と遭遇。(happy02scissors

セツブンソウ です。

これは極小サイズで、間違えて踏んじゃうかも知れません。

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のどかで牧歌的な風景を望みながら、山荘へ下る...

風は冷たいけれど、すっかり春山の雰囲気ですね。

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天気と足取りと時間を考えて、最終的に天狗岩へ向かうことに決定。

途中で雲が張り出し、急に小雪が舞い出したのにはビビりましたが...

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ゴツゴツした石灰岩の露石が際立つ...天狗岩のピークへ。

西側は切れ落ちた断崖で、ナカナカの高度感danger

こちらから眺めると、先程登った山頂がやはり低く感じます。

違った場所からは琵琶湖もしっかりと見えたし、

やはり両ピーク共に登って正解だった気がしました。good

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ここの道のりで、僅かに雪道に遭遇。

もうすぐ消滅することでしょう。

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白い石灰岩が続く道のり。「カレンフェルト」と云う光景が広がります。

四国でも同じですが、石灰質の山には特殊なお花が多く咲きますね。

そして往路を下山。

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雪雲がまるで周囲の空気を洗い流したかの様に、濃尾平野や

伊勢湾、そして名古屋のビル群までもクッキリと見え始めました。

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意外と下りは早く、無事下山。

お花、展望共にGOODな山行になりました。good

二つのスプリング・エフェメラルに出会えたのは

素晴らしい体験になりました。

そして紅葉の時期にもお勧めの山となります。

【歩行データ】

歩行距離:11.86㌔  行動時間:7時間8分

総上昇(下降)量:1,236m upwardrightdownwardright

*富士山富士宮コースとほぼ同じ標高差でした。(新五合目⇔剣が峰)

消費カロリー:2374カロリー

レベル:初中級

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帰路、高速のサービスエリアで早めのディナーrestaurant

三重県名物の味噌カツ丼を頂きましたぁsign01

                                         

昨年の御在所岳、先週の入道ヶ岳、今日の藤原岳と続き、

次なる7サミットはどの山になるのか?

そして下見が終わっていないアトの2座をいつ登るのか?

ヒルが出ない間に登らなきゃ (coldsweats02

ベースキャンプ高松店スタッフ                ・

2025年4月 5日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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3月30日は、四国から三重県へ遠征し、鈴鹿セブンサミットの

ひとつ、入道ヶ岳(にゅうどうがだけ)に登りました。

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「鈴鹿セブンサミットshine」と云う名前の響きに憧れて、

是非7つとも登ってみたいなぁheart01 そんな想いを胸に秘めて、

春のお花が咲き始めたばかりの、この山に取り付きました。

レポートです。enter

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今回の登山口は、ポピュラーな椿大神社(つばきおおかみやしろ)

最盛期のウイークエンドで駐車場の混雑が心配でしたが、ナントか

無事に停めることが出来ました。登山者は多く、数百名規模に感じました。

やはり中京圏、関西圏の真ん中で、アクセスが良いですよね。

まずは神聖な神社に参拝。安全登山をしっかりと祈願し、登山開始。

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春のお花が目当てなので、登りは井戸谷コースをチョイス。

車道、キャンプ場を越え、2回程沢を徒渉したら、本格的な

登山道に変貌。一気に傾斜も増してきます。

本コースは沢沿いを登るので、十分面白さも感じられますよ。

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流れる水流のすぐ横を登って行きます。

濡れた岩は滑りやすいので、要注意danger

でもこの沢周辺が、実に春の山野草の宝庫でもあるのです。

ひたすら目を凝らし、花の咲いている場所を探しながら...

                                                                                                                                              ,

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                                                                                                                                    .

登山道の整備は良好で、危険なポイントには

フィックスロープや鎖が設置され、避難小屋や標識もバッチリ。

ただ路面はザレている箇所も多く、滑りやすいです。

行き交う登山者は花目当ての方が多く、本コースは大盛況でした。

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                                                                                                                                        ,

最初に出会った花は、シロバナネコノメソウ。

恥ずかしながら、直前の下見では見つけられなかったのですが、

それもその筈で、滅茶苦茶に小さい、小さい小さい

可愛らしく、白い中に赤色が際立っています。

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私には見えなかったのですが、ニッコウネコノメソウ。

お花の写真は同行頂いたゆうさんから貴重なお写真を

ありがたく提供頂きました。 <(_ _)>

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こちらはネコノメソウで、一番多く、分かりやすかったです。

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今回、一番見たかったミノコバイモ(絶滅危惧Ⅱ類)。

四国で見られるアワコバイモより、色が薄くて繊細なイメージ。

出会えて本当に嬉しかったですheart04

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こちらは、カンアオイ。小さなお花です。

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コミヤマカタバミ。

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期待していた福寿草は残念ながら、ほぼ終了していました。

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木々では標高の低い場所で、馬酔木の花が咲き始めていました。

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沢沿いから、谷筋の道へ。

この日は曇天でしたが、避難小屋辺りから小雪が舞い始めました。

急いで上だけ雨具を装着しましたが、以降降ったり、止んだり...

真冬に戻ったような...強烈に寒い一日でした。

その分、とっても登りやすかったですが…

登山道上には積雪は残っていませんでした。

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稜線に近づく程に寒さと風が強くなり、稜線下でランチタイム。riceball

下山者から「上は風が強かったです」の声が多く、正解でした。ok

眼下には濃尾平野がうっすらと見えていました。eye

                                                     。

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馬酔木のトンネルを抜ければ、鳥居の建つ...

入道ヶ岳(標高906m)の山頂です。

標高は1000mを切っていますが、登り応えは十分sign01

山頂の気温は約5℃。北北西の風がやたら強かったです。

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広い山頂部を有しており、約20分程で周回出来るコースが有り、

時計周りで歩いてみることに...                                  ・

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北の頭から谷を隔てた先には際立つピークを持つ...

鎌ヶ岳(かまがだけ/鈴鹿7サミットのひとつ)が見えました。

いつかは登りたい...岩山です。

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そして南には先程登った本峰山頂も...

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山頂部を一周したら、下山は別の二本松尾根コースを下山。

途中から結構な急斜面が現れました。

井戸谷同様に、気が抜けない下りでした。

本山ではこの周遊コースが人気だと聞いてはいたのですが、

下りも井戸谷コースを下山された方が多かった様でした。

登降を同じにして、よりお花を探された方が多かったのかな?

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無事下山したら、急にお天気が良くなり、朝以上に

下界では桜の開花が進んだ様に感じました。

【登山データ】

歩行距離:9.07㌔  行程時間:5時間43分

総上昇量・下降量 : 共に817m upwardright downwardright

消費カロリー:1708カロリー

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この周辺は伊勢茶の一大産地らしく、茶畑が多く点在。

その北側に優美な姿でそびえるのが入道ヶ岳になります。

春のお花と秋の紅葉にお勧めの良い山ですgood

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お土産に名物の「とりめし」を購入。

これがナカナカ美味しいsign01

伊勢名物の赤福と一緒に、ペロリと頂きました。(happy01

鈴鹿セブンサミット完登を目指して、次は「花の百名山」、

福寿草咲く...春の藤原岳を目指します。

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2025年4月 2日 (水)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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4月1日は、今年日本で一番早く桜の開花宣言を行った(3月23日)、

高知県の清流仁淀川が流れる...自然豊かな仁淀川町を訪ね、咲き誇る

桜や花桃をウオーキングを交え、思う存分に楽しんで来ました。

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この日は生憎の曇り空。気温は朝方少し寒かったですが、

中は13℃まで上昇し、風も無く、気持ちの良い春の行楽

日和になりました。

お目当ての桜や花桃は、どのスポットもほぼほぼ満開に近い...

ベストコンディション。まさに見頃を迎えていました。good

それでは、レポートです。enter

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最初に向かったのは、寺村花の里公園。

国道33号線で町内に入るなり、車窓に飛び込んで来た

色鮮やかな花桃が山の斜面を埋め尽くす光景に思わず歓声が

上がった...その場所を訪ねました。

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花桃は少しだけ開花が遅れていましたが、ようやく桜に

追い付いて、見頃を迎える迄になりました。

今回は訪問を例年より少しだけ遅くしたのが功を奏し、早く開花した

桜と遅れていた花桃を一緒に楽しむことが出来たのでした。good

花桃は桜と違い、白やピンクや赤色等の多色美が華やかな印象を与え、

思わずウキウキして、春の到来を感じさせてくれます。lovelyscissors

それと花の形でしょうか? 清楚で凛とした感じがします。

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この公園はこの地区の方が真心を込めて、手作りで整備した

公園だそうです。「これでもかぁsign03」と云う位の見応えのある

花木数を誇り、花の状態もしっかりと日頃から管理されている様です。

地元の方からは「どこから来たの?」と多く声を掛けて頂き、

フレンドリーさが土佐らしくて良いですね。<(_ _)>

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上を見れば、花桃、更に桜の数々...

下にはコントラストを際立たせる菜の花...

周囲は高い山に囲まれ、眼下には仁淀川が流れ、

「桃源郷って、こんな感じかな...?」

外国からの訪問者も多く、皆さん目を輝かせて、

日本の素晴らしい春の情景に見惚れていましたよ。

それも無料で、これだけのモノを見られるなんて...

                                                                                                                                                                  ・

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テーブルや椅子が用意された立派な休憩所で特別に

用意して来た「お抹茶野点セット」の登場shine

サーモスボトルにお湯を入れて持参し、抹茶茶碗とシャカシャカとで、

セルフサービスでお抹茶を点てて頂きました。

アクセクと山登りも良いけれど、たまにはのんびりと...

こんな風雅な時間も良いモノですよ。(confident

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お茶のお伴は、道の駅で購入した...桜餅。

花桃と野点で、本日の掴みはOK~ good

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次に向かったのは、四国内の一本桜としては超有名な「ひょうたん桜」。

樹齢約500年。樹高21m。根元周り6mを誇る...県の天然記念物に指定。

巨大で立派なエドヒガン桜の古木です。現地情報だと「散り始め」と云う

ことでしたが、最近の寒の戻りの影響でしょうか?

満開の状態をキープして、例年以上に多くの方が見に来られていました。

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陽の加減や見る角度で、全くその印象が変りますね。

よく写真で見るのが、この角度からのモノ。

四国に住む方は名前でよく聞くと思いますが、実際にその目で

見られた方はまだまだ少ないと思いますので、是非一度は

その素晴らしい情景をご覧頂きたいと思います。

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「桜」と云う地区名だけ有って、桜の木の数は半端無い。

山間ののどかな集落の風景、周囲の山々、咲き誇る菜の花と

桜の競演をしばし歩いて体感しました。

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花桃、一本桜、その次に楽しむのは、ソメイヨシノです。

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舞台は大渡ダム湖畔へ。

仁淀川に架かる赤橋を右岸に渡り、ダム湖畔をウオーキング。

湖畔に植えられた1600本のソメイヨシノの桜並木を眺めながらの歩行です。

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湖面は深いグリーンを湛え、桜並木が湖面に映り込んで、

独特の幻想的な風景を醸し出していました。

ウオーキングと云いながらも、ほぼほぼ写真や動画の撮影会に

なってしまいましたが...(coldsweats01

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ソメイヨシノだけあって、白色を基調に、ほのかに薄ピンク色で、

個人的には儚い(はかない)イメージがあります。

「今日は色んな桜が楽しめて良いね」

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ランチはダム湖を見下ろす展望所でお弁当を広げました。

先程の花の里公園で、田舎寿司と鮎の塩焼きを購入したら、

550円で、お腹いっぱいになりました。

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最後は土佐三大奇祭のひとつ、冬2月に開催される「秋葉祭り」の

舞台となる別枝エリアの枝垂れ桜のスポットを周遊へ。

ここは市川家のしだれ桜で、見学させて頂きました。

とっても品が有って、端麗で、今日一の優美な桜に出会えました。

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降り注ぐかの様な満開の桜の花、花、花...

圧倒されますね。「素晴らしいheart04」のひとこと。

かつては夜行で京都まで桜を見に通ったことがありましたが、

四国でも京都に負けない、素晴らしい桜の名木が有るのです。

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最奥の中越家に咲く枝垂れ桜を見に、急な坂道を

登って行きますが、この道のりにも桜の巨木が点在し、

またまた何度目かの、撮影会が始まってしまいました(笑)

紅白の別種の桜の門番っぷりがこれまた凄くインスタ映えし、

ナカナカ前に進ませてくれません。(sad

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これが樹齢約250年の中越家の枝垂れ桜。

巨大で精霊が宿っている様な佇まい...

標高が一番高い分、これでもまだ五分咲きとお聞きしました。

大満足の一本枝垂れ桜でした。good

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数多くの桜に出会えたお花見ウオーキングになりましたが、

もうこれだけ見れれば十分で、「何年か分の桜を一気に見れた

気がします!」 そんな声も...

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アフターウオークは、この辺りの特産のお茶を生産する

茶農家さんがやられているお店へ。

茶葉や地のモノをふんだんに使った絶品スイーツを美味しく頂き、

この春の花見ウオークを締めくくりました。

頂いたのは「春のワッフル」shine

春限定の商品で、自家製桜クリーム、桜塩漬け、桜あんこや

お茶の大福が入った...お茶と桜の両方を味わえるスイーツです。good

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帰路、香川に戻れば、いかに仁淀川町に桜の木が多かったかを

実感させられました。個人的には土佐の仁淀川町と阿波の神山町は、

四国の桜の双璧エリアだとの認識です。

どうぞ、春を感じる桜の咲く季節をお楽しみください。

ベースキャンプ高松店スタッフ