うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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2月23日は徳島県阿南市と美波町の境に位置し、
1等三角点を有する 明神山(みょうじんさん)に登りました。
この山はすぐ近くに、四国最東端の蒲生田岬(かもだみさき)が
在り、岬観光とセットで海を間近に感じる...山旅が楽しめます。
この日の天気予報では曇りでしたが、現地では小雨もパラ付き、
風も強く、物凄~く肌寒い一日となりました。
それではレポートです。
本日の登山口は山裾に位置する阿南市側の峯神社。
小雨降る中の歩き出しで、雨具を着てのスタート。
もうすぐ雨も上がるだろうと誰もが思っていたのですが...
登山道には分かりやすい案内板が設置されて、
整備は良好です。
細い車道を詰めて登ると、沢沿いに登る...
土の道が登場し、本格的な登りになります。
左に沢が流れて、沢に沿って登高します。
ちょうどウグイスが鳴いて、今年の初鳴きに出会えたと
云う声も...
登山道は苔むした石や暖洋性の木々で覆われた道のりに変わり、
息苦しさを感じさせない、明るめな森の中を登って行く感じ...
色鮮やかな椿の落下花が多く見られました。
沢とも別れ、傾斜も増して来ました。
もうすぐ山頂部ですよ。
一度車道に出て、ひと登りで、奥峯神社が在る
明神山の山頂です。
雨が降っていたので、あまり展望は期待していませんでしたが、
南に太平洋が望めましたぁ
そして風がとにかく強かったです。
加えて気温は3℃ぐらい。
神社から少し下った場所に、一等三角点と
山頂の看板がありました。標高は約422m。
今回は下山に四国の道を歩き、ぐる~と周遊して、
登山口に戻るコース取りです。
山頂からは山稜を西へ進みます。
途中には不思議なことに巨石群が在り、
立ち寄ることに...
振り返れば、幾つものピークにアンテナ塔が
建てられており、この景観は下界からの山岳同座には
欠かせない目印になっています。
北からの暴風を避けられる休憩所で昼食。
南西方向には牟岐大島と室戸岬らしい半島が見えました。
少しづつ西からお天気は回復傾向かしら。
四国の道を下ります。
さすがに丸太階段で、整備が行き届いていました。
船頭ヶ谷の県道に下山し、車道をテクテクと東進し、
峯神社に戻ります。
今年の初つくしです
先程登っていた電波塔のある山並みが見えてきましたぁ~。
「あそこに登っていましたよ」
下界は梅や早咲きの桜が咲いたりして、
春まじかな雰囲気が感じられました。
【歩行データ】
歩行距離:9.79㌔ 行動時間:4時間5分
総上昇量:513m 総下降量:524m
消費カロリー:1,347カロリー
アフターウオークは、四国最東端の蒲生田岬へ。
荒れた紀伊水道を間近にして、岬の上に建つ
灯台に登りました。
風は凄まじく、ほぼ台風並みで、滅茶苦茶に
寒かったです。()
でも対岸の和歌山や淡路島まで見えたのだから、
大したものです。
「お~っ、さむっ」
灯台で強風を避けて、「早く戻ろう~よ」の苦笑い。
冷え切った身体を温めるべく、かもだ温泉へ
ナカナカ来れない、まさに秘境の湯だと思います。
展望が素晴らしい立地で、立派な施設で、是非ゆったりと
温泉に浸かって、まったりして頂きたいスポットです
。
春を感じる岬の山旅を想定していたのですが、何故か?
雨と風とで極寒を感じる山旅になってしまいました。<(_ _)>
それを繰り返しながら、春へと一歩ずつ近づいているのでしょうね。
ベースキャンプ高松店スタッフ