うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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11月30日は、愛媛県と県境を分ける...高知県の
仁淀川町の3つの渓谷を歩いて来ました。
「奇跡の清流」と呼ばれる仁淀川が流れる、この町には
幾つもの個性ある川とその流れが造り出した美しい渓谷、
そして自然豊かな山々が在ります。
近年話題の「仁淀ブルー」を探しに...
また青と競演を奏でる、紅葉を探しに...
晩秋の水辺のウオーキングを愉しみましたぁ。
それではレポートです。
この日、まず訪れたのが、『岩屋川渓谷』。
余り観光化されていない、知る人ぞ知る...
ちょっぴり秘境感漂う所が魅力のエリアです。
実はここを歩いたのはかなり昔のことで、
最近は歩行路が荒れて、歩行困難と聞いていたのですが...
夏場と違い、水量が少なくて、ちょっぴり安堵しました。
この週は風が強い日が多く、渓谷周辺の落葉が進んでいました。
残念ながら、僅かにその残り香を感じる程度。
気温は一日を通しても低く、6℃~8℃程度でした。
もちろん、この渓谷内で人に遭うことはまずありません。
夏の増水期は流れの下に沈んでしまう飛び石は
しっかり出ていて、問題無く渡れそうです。
昨夜降った雨で若干濡れていましたが、左岸から右岸へ、
慎重に飛び石を渡って進みます。
歩行路の横はゴツゴツ岩の滝の様な流れなので、
落っこちない様に気を付けて下さいね。
程無く、第2徒渉点を通過。
川の流れがゆったりな場所では、とても水の色が澄んでいました。
この辺りでほぼ中間点の「あきば橋」周辺。
当初はここで切り上げる予定でしたが、余りにも順調に
来れたので、最後まで歩き切ることにしました。
前半は川歩き的な場面が多かったのですが、
後半は岩場の歩き的な場面が多かったです。
ここは狭い岩場を通り抜けるゾーン。
山から流れて来た巨石群が造り上げた造形美に
驚かせられながら、時に洞窟の様な場所を潜ったり、
岩の折り重なった下を「大丈夫なのか?」と潜ったり...
この狭い巨石の通路は、「島の岩」と呼ばれる場所。
「面白かったぁ」()/
ディズニーランドも楽しいですが、こちらも決して
引けを取らない...大自然が造り上げたスぺクタルな
アトラクションなのです。
最後に「太郎釜」を通過して、全長2キロに渡る岩屋川
渓谷歩道を完全踏破したのでした
紅葉もしっかり見ることが出来ました。
お腹が空いたので、ランチにしました。
訪れたのは、中津渓谷ゆの森。
お洒落なレストランでのランチ
贅沢過ぎますか?
ここの食事も大好評でした。
食後は、2つ目となる...『中津渓谷』を歩きました。
ここは一般の観光客も多く、20名位に遭遇しました。
整備された遊歩道が上流に伸びています。
それでも、この雰囲気はナカナカのモノです
最後に辿り着いたのは、巨大な滝。
『雨竜の滝』の絶景です。
やはり夏場と違い、水量はかなりの少な目でした。
ちなみに夏場はこんな感じ
川の色は深い緑色を湛え、「仁淀ブルー」と
云ってもOKですね。
その後、最後の3つ目に訪れたのが、『安居渓谷』。
石鎚山系の南側に位置します。
まずは『仁淀ブルー』の出現率が非常に高いとされる
「水晶淵」に行きました。
「わぉ~、これはすごい 」
澄み切った水面から、湧き出る様な青緑の色合いは、
まさしく『仁淀ブルー』
皆さん、納得の美しい色でした。
そして名瀑の「飛龍の滝」を見に行き、
渓谷ウオークを締め括りました。
今回のアフターウオークは、池川茶園の
茶畑プリンで決定
歩行後の絶品スイーツは欠かせません
ベースキャンプ高松店スタッフ