ベースキャンプ高松店です。
・
7月27日~30日は、㈱琴参観光主催で
当店スタッフ・現地山岳ガイドがサポートするバスハイクの
「 白馬岳 ~ 蓮華温泉縦走 」に行って来ました。
白馬岳は後立山連峰を問わず、北アルプスの中でも
「鉄板」とも云える...人気の山です。
今回は猿倉から入山し、白馬大雪渓を登り、白馬岳から
蓮華温泉までを縦走する... 山小屋2泊のゆったりプラン
「唐松岳」・「鹿島槍」・「不帰ノ嶮」に続く、ゴタテ第4弾のレポートです。
初日は猿倉荘の在る、猿倉登山口からスタート。
お天気は最高 。
林道歩きの途上から、目指す白馬岳が見えました。
「あそこに登りますよ」 ()↗
「結構、高~いぃ ()」
馬尻に到着。
この先は盛夏でも雪が残る... 白馬大雪渓なのです。
軽アイゼンを装着し、大雪渓に取り付きます。
約2キロの雪の斜面は、白馬の夏の風物詩でもあります。
下は氷雪、上は盛夏の気温なので、温度差が激しく、
非常にガスが湧きやすい場所ですが、その分、涼しいで~す。
*雪渓上に堆積した岩石が音も無く、滑り落ちることも多く、
常に上部の 安全を確認、また休憩も取らずにこの危険地帯を
最速で抜ける 必要性があります。
雪渓中盤。傾斜度もぐ~んと増してきます。
後ろを振り向くと、登る人の隊列がず~っと続いています。
この日は金曜日ですが、たくさんの人が登っていました。
左手にはお花畑...遠くには白亜にそびえる杓子岳。
大雪渓を登り、アイゼンを脱着したら、そこは
夏の色とりどりの高山植物が咲き誇る... 葱平。
「花の白馬」ならではの素晴らしい光景に一同大感激。
今宵宿泊する白馬山荘が見えてきました。
白馬山荘は日本一の規模を誇ります。
「もう、ひと踏ん張り」
夕食後、外に出ると夕日で空が焼け始めていました。
左が杓子岳、右が白馬鑓ヶ岳。
・
2日目のレポートです。
まずは小屋から15分ほど登り、白馬岳の
山頂(標高2932m)へ。
白馬岳登頂後、これから歩く...稜線を眺めます。
振り返れば、白馬岳。
この地形は非対象山稜とも呼ばれ、尾根の東側は
鋭く切れ落ち、逆の西側は割となだらかなのです。
船越ノ頭から、白馬大池が見えました。
稜線上にはコマクサの群落も。
白馬大池に到着。
山上に広がる湖面は神秘的で、とても美しい風景。
池畔には白馬大池山荘が在ります。
ついつい、長居したくなる景勝地ですね。
ここから栂池に下ることも出来ますが、
私達は蓮華温泉を目指します。
蓮華温泉ロッジに到着。
山歩きはここまでで、遂に歩き切りました。\()/
野天風呂巡りが愉しめる温泉で汗を流したら、
宴会のスタート
山の話に花が咲きましたぁ。
・
山中2日間共に日中は天気が凄く良く、暑かったです。
こまめな水分補給が必要です
夕方からは雷雨になりました。
今夏は、特に早めの行動が鉄則ですね。
今回は雪渓歩き、お花畑、稜線歩き、最後には
ご褒美の温泉 と、内容の詰まった山行なりました。
ベースキャンプ高松店スタッフ