2022年7月21日 (木)

三本杭 ~山レポート~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

7月17日は愛媛県宇和島の鬼が城山系の

日本三百名山の三本杭(さんぼんぐい)に

登りました。

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最近は天候が不安定で、この日も雨は降らない

ものの、どんよりとした曇天。下界は28℃まで

上昇していましたが、山中は涼風が吹いてくれて、

まさに天然のクーラーの中に居るみたいでした。

風の影響で、虫も少なめで助かりました。

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今回はスーパー林道の登山口からスタート。

時短優先で、最速ルートを辿ります。

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まずは主稜線を目指しての登り。

眼下に宇和海がぼんやりと見えました。

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猪のコルで主稜線に合流。

ここから稜線を、大久保山目指して登ります。

ひぐらしが鳴いて、のどかな雰囲気でした。

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背後には山系の名を持つ、鬼が城山。

樹林帯を抜け、大久保山(標高1156㍍)の山頂です。

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稜線上はとても歩きやすく、整備も良好note

ただ猪の糞が多いのが難点でした。

木々に光を遮られ、花はほとんど見られませんでした。

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程無く、八面山(やつづらやま/標高1166㍍)山頂。

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ここから一旦、急降下down

「あ~、もったいないなぁ」

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個人的には「四国一美しい道」だと思っている...

吊り尾根の主稜線に出てきました。

低い笹原にまばらに木々が生えて、窮屈さを全く

感じない、ストレスフリーの空間にホッとさせられます。

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そんな道から、前方に目指す三本杭が見えて来ました。

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熊のコルの4差路を越えると、三本杭への登りがスタート。

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美しい森の中の道のりが続きます。

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山頂直下には動物除けのゲートが3箇所有りました。

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実はこの辺りは鹿さんが多く生息しています。

この写真は下見で遭遇した雄鹿。

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三本のタルミと呼ばれる地点からの最後の登り。

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笹原の広い山頂部へ。

三本杭(標高1226㍍)に登頂。

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歩いて来た大久保、八面山の眺め。

意外と結構な距離を歩いて来た印象でした。

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山頂でランチ。周囲には見渡す限り、山、山、山。

「四国は山ばかりですねぇ」

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さて、下山開始。

3連休の中日にも拘わらず、途中で出会ったのは

1組2名のみ。静かな道のりでした。

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帰り道、ブナの大木でパワーをチャージ。

ブナやヒメシャラの美林に大感激 (happy01)

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トラバースせずに、往路を忠実に下山。

よって登り返しもそれなりに。

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宇和海が少し見え始めたのかな?

尖ったピークは権現山。

秋の紅葉の時にまたあの素晴らしい道を

歩いてみたいですね。

ベースキャンプ高松店スタッフ