山の情報・知識 Feed

2021年8月 4日 (水)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

この夏、新型コロナウイルス感染防止対策として、

多くの山小屋から宿泊される方に持参して頂く様に

お願いされている装備品のひとつが、

「インナーシーツ」です。

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当店でも在庫が非常に少なくなってきました。

小屋予約が取れた方でお持ちでない方は、

お早目にご準備されることをお勧め致します。

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upwardright) 各サンプル展示も行っています。

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また、「個人用消毒液」も必携です。

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効果が有り、かさばらず、軽量のモノがお勧めです。

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リピノア ジェル 80ml ¥550(税込)を扱っています。

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◎ アト、「ごみ袋」(ジップロックの様な密閉性の高いモノ)。

◎ 当然、「マスク」もsign03

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是非、装備のチェックにご参照ください。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年7月26日 (月)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

先日開催された石鎚山系の縦走のレポートが届きました。

これは1泊2日の行程で、「星降る山上でのテント泊」と云う...

いま流行の山行スタイルでの開催となりました。

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歩行区間は愛媛県の堂ヶ森〜ニノ森〜石鎚山をつなぐ、約17㌔。

累積標高差は、登り、約2217m、下り、約1143mにもなります。

初日は保井野登山口(標高410m)から愛大堂ヶ森避難小屋

(標高、約1600m)までの行程。

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保井野コースは深い森の中を登りますが、これが今回の最大の

難所で、厳しい登りの連続、それと重い装備が堪えました。

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お天気に恵まれて、稜線まで出ると、風がそよぎ、快適 good

緑が鮮やかな山腹と青い空、沸き立つ白雲が、最高の夏山を

演出してくれます。(写真は石鎚方向の山稜camera

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夜はテント泊・小屋泊に分かれて就寝。

初めてテントを建てる方も多く、サポートをしながら楽しく設営しました。

避難小屋周りはテントでびっちりになりました⛺️⛺️⛺️

ファイントラックとアライテントの山岳モデルが人気。

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夕食は各自バーナーでお湯を沸かしたり、料理をしたりと

楽しいひとときを過ごしました。

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ナンを焼いたり、スパゲティーを作ったり...

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ほぼ満月の夜空に!その分、星は見えづらかったです。

それと思ったよりも虫が少なかった印象です。

夜半は結構冷えて、15℃ぐらい。シュラフと防寒着は必携ですdanger

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2日目も晴れ。朝6:40のスタート。

まず鞍瀬ノ頭に登り、そこからニノ森、石鎚山と縦走しました。

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堂ヶ森をバックに、笹原の1本道を二ノ森へと向かいます。

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標高1929mの二ノ森に到着。前方には山上にガスを

従えた石鎚山が見えました。この道はこれから進む山々が

望めて、本当に気持ち良い稜線歩きが愉しめます。

縦走路の整備は良好ですが、二ノ森~西ノ冠岳コルの笹が

少し深いかなぁ...その程度に感じました。

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背後には越えて来た二ノ森。石鎚山はもうすぐ。

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陽を浴びた笹原が輝いて見えます。その向こうに

石鎚山弥山の頂上山荘も見えました。

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振り返れば、歩いて来た道のりが...

「達成感が半端ないです~」

剣山系も良いけれど、この石鎚山系の縦走路も

四国では人気を二分する素晴らしさですsign03

下山は土小屋へ。 この2日間、テント泊装備の

重い荷物を背負って長い距離を歩き大変だったと

思いますが、色々な体験ができ、思い出に残る

山行になったのではないでしょうか☺️ お疲れ様でした!

ベースキャンプ高松店スタッフ

 

2021年6月22日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

5年間で歩いて四国八十八ヶ所を完全踏破する

ウオーキング企画の第19回目。

四国内でのコロナ感染状況も随分と落ち着き、

今回は「修行の道場」土佐の国、

須崎~七子峠の約16.5㌔の区間を

久々に歩くことが出来ました。

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梅雨の中の晴れ間に恵まれた絶好のコンディション!

海抜0mのかわうその里すさきからの歩行開始。

今回は3つの峠を越える、山岳遍路のややハードな

行程になります。

まずは一つ目の「角谷越え」ルートへ。

1時間の比較的に楽な歩行で、体を慣らすのには、

もって来いです。

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山道を抜けると、いきなり飛び込む太平洋の大海原。

「大 展 望 ~ eye 」

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須崎湾を見下ろす絶景ポイントですが、

高度感はかなりのモノ。

遠くはコバルトブルー、真下はエメラルドグリーン

海面が広がります。

凄いことに、この急斜面でビワが栽培され、

特産になっています。

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今回は可愛いヤマモモの実が落ちていました。

周囲に甘い匂いが漂います。

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2つ目の山岳路「焼坂峠越え」に向かいます。

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焼坂の由来に「胃が焼けるぐらいに厳しい登り」と

聞いたことがありますが、

須崎と中土佐を結ぶ山岳路で、急な登り道には大雨や

台風に因る石屑や倒木の落下が多く、更に最近の歩行者も

少ない為に少し荒れている印象でした。

特に石畳の登りは滑りやすかったので慎重にdanger

急な箇所にはロープも張ってくれて、有難かったです。

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峠まで上がれば、後は山腹を巻く滑らかなトラバース

道となり、打って変わって、歩きやすかったです。

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この遍路道もすぐ横に高速道路が出来て、時代の変遷が

見られます。遍路道を歩き始めて20数年が経ち、

最近ちょっぴり不思議な感覚を覚えます。

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昼食を挟んで、午後の歩行のスタート。

道沿いの所々には夏を彩るアジサイの花が咲いていました。

気が付けば、「もう夏至なんですねぇ」

そして3つ目となる山岳路「そえみみず遍路道」へ。

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かつての国道だった「土佐往還」の古道で、ミミズが

ニョロニョロと這う様に例えたのが名前の由来で、

地元の有志の皆さんが復元された、有難い道でもあります。

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ここも高速道路の工事でかつての遍路道は遮断され、

300段を越える物凄い階段が代替えで作られました。

「決して上は見ないでくださいsign03wobbly)」

歩く気力が萎えちゃいますので...

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今日もその厳しい洗礼を受け、足をつりそうな方、

熱中症気味の方も出ましが、何とか全員歩き通す

ことが叶いました。

昼前からは雲が掛かり、予想最高気温30℃のところ、

実気温は28℃で済みました。稜線にそよぐ微風が

最高のご褒美に感じられました。

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自然林、人工林が交錯する山岳路ですが、

階段を越えると、後は緩やかな上り坂。

でも思った以上に距離が長く感じられました。

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山岳路をさまよい歩いた感が強く、約2時間半で

山を抜けると、ホッ。

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辿り着いた七子峠(海抜289㍍)は26℃でした。

累積標高差を調べると、登りは1100㍍に達していました。

「十分な水分を持つこと!」「吸汗速乾のウエアリング」が

大切だと再認識しました。

「やり遂げた」感一杯で、帰路に就きました。

今回でひとまず夏休み。次回は四万十町を縦断し、

37番岩本寺を目指します。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年6月16日 (水)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

先日、7月末の本山行に備え、愛媛県の石鎚山系の

二ノ森(にのもり・標高1929㍍)に下見に入りました。

二ノ森は石鎚山の南西に位置し、愛媛県では第2標高、

四国では第4、西日本でも第5標高を誇る...高嶺の山です。

今回は西側の保井野(ほいの)登山口からの歩行スタート。

まずは石鎚連峰の西の端、堂ノ森を目指します。

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この日は生憎の曇りcloud

ガスが掛かり、展望は良くありませんでした。

樹林帯を抜けると、標高1400㍍辺りから上は、

笹に覆われて、まるで笹の大海原の様です。

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堂ヶ森へのルートはほぼ2つ。今回とは違って

梅ヶ市(うめがいち)からも登れますが、最近は伐採が進み、

個人的には自然林の中をたっぷり愉しめる保井野コースが

好きですね。但し木の根っこが多く露出している箇所もあり、

特に雨の日の下りのスリップ転倒には要注意danger

そして「虫」が多くなってきましたので、防虫対策も必須sign01

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ようやく堂ヶ森(どうがもり・標高1689㍍)に到着。

標高差約1130㍍の登りでした。sweat01

人工物はマイクロウエーブ反射板で、遠くからも目立ち、

山岳同定の良い目印にもなっています。

そしてようやく主稜線に辿り着いたことになります。

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堂ヶ森から東へ、笹原の1本道が続きます。

石鎚山系に続く...四国での有数のロングトレイル。

素晴らしい縦走路に思わず感激です。(happy02

でも残念ながら、山の上は全く見えそうにありません。

時期によって縦走路は、笹ボウボウで進退が大変な

こともありますが、今回は草刈りをしてくれており、

とても歩きやすく、持参したスパッツは装着せずに済みました。

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途中の鞍瀬ノ頭のピークにも登りました。

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そして遂に、二ノ森登頂sign03

堂ヶ森からの標高差は、約240㍍です。

このピークは東の石鎚側からも、堂ヶ森側からも

ちょうど中間に位置し、どちらからもアクセスが大変で、

ナカナカ日帰り山行には厳しい山のひとつです。

周囲の展望は皆無。ここから更に東の石鎚山までは、

約1時間40分の距離になりますが、本日はここまで。

往路を戻りました。

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帰り道でようやく雲が切れ始めました。前方には

堂ヶ森のたおやかな峰が広がっています。

笹原に点々とした木々は、四国シラベやダケカンバ等。

あと、注意点としては、稜線に出るとご覧の様な笹原が続き、

陽射しを遮る木々が無いので、夏場の熱中症にも要注意danger

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振り返り見た二ノ森方面は最後まで見えずじまいdown

眼下には赤い屋根の愛大小屋が見えました。

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立派な小屋です。

急な雷雨の際などには本当に頼もしい存在ですsign03

横におトイレも在りました。

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下山中に眼下に面河ダム湖が見えましたよ。

例年7月には堂ヶ森周辺ではピンク色のササユリが

咲くのですが、今日は見ることが叶いませんでした。

約6時間の山行タイムで、途中2パーティに出会いました。

下見もバッチリ出来たので、本チャンが楽しみです。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年6月15日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

今日は地元の高松市民にもお馴染みの里山の

石清尾山(いわせおやま・標高232㍍)に登って来ました。

天候は曇り。気温は28℃で、暑かったですが、樹林帯の中は

風がそよぎ、比較的に歩行条件は良かったです。

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時間的にはお昼前と云うことで、うどん県人的には、

お昼の混雑前の狙い目タイム!heart04

腹ごしらえで、ひとうどんnoodle食べてから登ることに…

登山口近くにうどん屋さんを発見(lovely

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「吾里丸うどん2」(ごりまるうどんツー)さんにて、

ぶっかけうどん(冷・中サイズ)と揚げたての天ぷら

(鶏胸肉・ナス・半熟玉子)をチョイス。

太めの麺・コシとも申し分無く、美味しく頂きました。

これで炭水化物もしっかりと補給完了 (coldsweats01

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登り口は石清尾八幡神社。頭上には岩清尾山塊が広がっています。

お客様でもこのコースをトレーニングの一環として、登られる方が

多い様に思います。登山コースも多く、今日はヤマケイの分県別の

紹介コースを歩いてみます。

ちょうど草刈りの終わったばかりの登山道は整備は良好good

でもちょっとした岩場も在り、標高の低い割には登り応えが有りsign03

 「舐めてたら痛い目に遭いますよ」

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今日は道中に真っ赤なつつじの回廊が現れて、

季節感もたっぷり。山上ではアジサイも見れました。

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標高が上がるに連れて、眼下には高松市内の中心部が

見下ろせて、「本当に市街地に隣接しているんだな~」と感心しきり。

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約40分で石清尾山の頂上展望台へ。瀬戸内海や島々が望めて、

展望は申し分無し。何よりも風が心地良くて、ハイカーが

一休みするには最高の場所かも。

今日はハイカーが10数名、ランナー1名とすれ違いました。

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展望台からは南へ、ほぼ水平な樹林帯の中を歩きます。

歩行内容は「登る」から「歩く」に転じました。

要所には地図看板や石の標識も整備され、道迷いにも安心。

登山道は広いアスレチック場や公園の外側を廻り込む様に

在り、コロナ渦においては密を避けられるのも良いですね。

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森林浴には「もってこい」の気持ちの良い林間コース。

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歩行中には幾つものビューポイントが出て来ます。

対岸には五色台(ごしきだい)の山塊も見えました。

「讃岐平野」と称されるだけに平野が多い印象ですが、

周囲を見渡すと「山」が意外と多いことに驚かされました。

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そしてこの山上には3~7世紀に築かれた古墳が約200も

点在しているのだとか。石を積み上げた積石塚が多いらしい。

歩行的には各古墳がコースの目印になり、分岐等が

分かりやすくなっています。写真は「猫塚」です。

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今日は歩けませんでしたが、更に南への縦走路が延びています。

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谷越しに、石清尾山頂を望む。

「結構ぐる~と歩きましたね。」

南下したコースは、東側に少し下り、栗林トンネルの上を通り、

紫雲山(しうんざん)方面へと向かいます。

紫雲山は特別名勝「栗林公園」の背後にそびえて、借景ともなる

山塊。山全体が緑の木々、特に松の木で覆われています。

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下りの途中で赤い実が沢山転がっていました。

ヤマモモの実でした。

標高166㍍の稲荷山からは一気に下りがスタートdown

花崗岩の石屑が厄介な下りになるので、要注意 danger

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今日は幅広3E+の軽量の人気のミドルカットモデルの

シリオP.F.156-3を履いて来たのですが、ビブラム社の

メガグリップの滑りにくいソールの威力を実感出来ました。

「素晴らしいですね。」 (smile

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*シリオ P.F.156-3GTX ¥17,930(税込)

 幅広モデル ・片足約400g ・ソール張替× ・防水

登山口までの周回コースでしたが、約3時間程、掛かりました。sweat01

水は1L程度を使用。頂上の公園辺りには自販機も在るので、

補充は可能です。おトイレも多く点在していますし、車道にも

出会えますので、最悪タクシーcarを呼べる場所も在ります。

安心を担保しつつも、歩き応えも十分有って、日頃の体力増進や

トレーニングにも良いコースだと感じました。

*でも最近、「道に迷って大変だったぁ」と仰っていたお客様が実際に

いらっしゃったので、早い時間の山行と地図と携帯電話(フル充電)と

ヘッドライトはくれぐれもお持ち頂くことをお薦め致します

ベースキャンプ高松店スタッフ

 

2021年6月 9日 (水)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

テントを担いで、行きたいフィールドへ、

身軽に出掛ける、そんなアウトドアスタイルに、

興味を持たれる方、特に若い方が多いですね。

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そんな方に、「初めてのテント泊 装備ガイド

なる小冊子bookを、当店カウンターでお渡ししています。

 

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これは「山と渓谷」の6月号に掲載の特別企画をまとめたモノで、

テント・シュラフ・マット・ストーブ・ザック・靴などの必要な装備品を

写真入りで、とても分かりやすく、紹介しています。

ご希望でしたら、是非スタッフに声をお掛け下さい。(無料です)

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四国内で、初めての山でテント泊eventをするのならば、

「瓶ヶ森」や「剣山」がアクセスがしやすくて、お勧めです。

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当店ではナカナカ一歩を踏み出せないでいる方の

「山岳テント泊デビュー」を応援しています。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年6月 8日 (火)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

石鎚山系の西部に位置する皿ヶ嶺(さらがみね

標高1,278m)に登った写真が届きました。

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  ~~~~~ 大パノラマ eye ~~~~

遥か先には、瀬戸内海と島々の大展望が広がります。

良く整備された登山道は、初心者やファミリーでも

登りやすい山として親しまれている人気の山。

山名の由来は山頂の近くにお皿の様な平坦地の

竜神平(りゅうじんだいら)があることに由来すると云われています。

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竜神平には愛大小屋houseや水場があります。

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登山道には大きなケヤキやブナの巨木xmasに出会うことが

出来て、森林浴にもお勧めですね。また「花の山」としても

有名で、紅葉、雪化粧など...季節毎に楽しめます。

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特に夏場は涼しい冷気が吹き出す風穴が、大人気sign01

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その環境を利用して、ヒマラヤケシを育てていますが、

独特の青い花(ブルーポピー)は1輪だけ咲いていました。

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今年は梅雨入りが早く、虫も多くなってきました

是非、虫除け対策もしっかり、ご準備ください。

こちらは人気の「虫除けスプレー」です。

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当店書籍コーナーでは四国内近郊の山のガイドブックも

取り揃えておりますので、是非ご利用ください。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年6月 7日 (月)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

四国有数の山岳縦走路、剣山系の三嶺~剣山の

日帰り縦走のレポートが届きましたので、ご案内致します。

このルートはヤマケイの6月号の「全国テント泊ベストルート31」

にも取り上げられて、非常にお問い合わせの多いコースです。

今回は単独での周遊山行スタイルになります。

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出発は朝6時。三嶺登山口の名頃(なごろ)からのスタート。

最初の取り付きが登山道整備中で、若干変わって

いましたが、直ぐに従来の道と合流します。

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登山中の水場は2ヶ所。三嶺山頂下の水場を確認。

*浄水器が必須です。今回は2㍑を用意して、実際は

1.5㍑を消費しました。夏場は3㍑位は必要ですね。

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美しい笹原の先に、日本二百名山の「三嶺」の山頂。

赤屋根は避難小屋。その右奥に山上池。

この三嶺(徳島側・みうね、高知側・さんれい)の人気は、

四国NO1~2の呼び声も。

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標高1893㍍の三嶺山頂に到着。徳島・高知の県境に位置します。

今回のザックは、カリマー社の ultimate22 を使用。

超軽量670gで、強度も高く、シンプルで使い勝手が良いです。

ちなみに価格は15,400円(税込)。日帰りにお勧めですよ。

左右のサイドポケットには3段折り畳み式のストックと

500mlの水筒を収納しています。

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三嶺から南下し、カヤハゲのアップダウンdownupを繰り返し、

物部白髪山(ものべしらがやま)の分岐から、進路は東へ。

北側には先程登った三嶺の山並みが広がって見えます。

 

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丸石(標高1684m)まで到達。途中には平和丸、

高ノ瀬(こうのせ)と幾つかのピークを越えますが、

余りアップダウンを気にすることも無く、笹原の中に

延びる1本の縦走路を快適に歩くことが出来ました。

*雨天や雨天後の歩行には雨・露除けのスパッツが便利です。

ここからは真正面に、次郎笈や剣山の素晴らしい展望が開け、

心ときめく縦走路となりますnote

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次郎笈の北側トラバース道。ここには最後の水場。

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振り返れば、三嶺から続く縦走路が見える。

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次郎笈(じろうぎゅう・標高1930㍍)の山頂を往復

すれば、最後は眼前の日本百名山の剣山(標高1955m)

を残すのみ。

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最後の登りで振り返り見た、次郎笈。

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無事、見ノ越(みのこし)に下山。

トイレがリニューアルされていました。

山岳行程では時間にして、約8時間。20㌔の行程になりました。

ここから登山開始の名頃までが、約10㌔、2時間の

車道歩きになりましたが、結構ハードなので、

山中での1泊の行程をお薦め致します。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年6月 3日 (木)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

烏ヶ山(からすがせん)の山歩きレポートが届きました。

鳥取県伯郡琴浦町と日野郡江府町の境に在る、

大山の南東にそそり立つ鋭峰・烏ヶ山(1448m)。

中国山地第3位の高さを誇る独立峰で、南方から仰ぐと、

怪鳥のまさに羽ばたかんとする姿が山名の由来と云われています。

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鬼女台の展望所からの眺めです。

左に伯耆大山  右に烏ヶ山 。

梅雨の晴れ間の抜群の天候sunに恵まれました。

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手前のピークから、真正面に烏ヶ山が

まさしく、そそり立つて見えます。「格好良い~」

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無事、登頂sign03  (happy02good 「ヤッタ ~ ~ ~ 」

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8合目から上の登山道脇には、オオイワカガミが開花中heart04

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岩場の通過は要注意 dangerです。

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今回はもうひとつの気になるお花を見に、

周遊コースを選択。象山(ぞうやま)へ寄り道。

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お目当ての アカモノ が咲いていました。

岩峰と高山植物を楽しむことが出来ました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2021年5月24日 (月)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

徳島県三好市と、高知県大豊町の境に位置する

三方山(さんぽうやま・標高1303m)のレポートが届きました。

登山道は京柱峠からのルートがメジャーですが、今回は

祖谷側(いや)から登りました。

※アプローチ道の林道が通行止の為、迂回路は要確認。

中尾登山口は薄い踏み跡あり、今久保登山口からは荒れた

不明瞭な登山道で、地図とコンパス又はGPSがあれば安心です。

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梅雨の中休み。お天気sunに恵まれた山行になりました。

三方山の山頂には青空と白い雲がたなびき、山腹の

緑が一段と色鮮やかに映りました。

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登山口は、こんな感じです。

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道中には手作りの案内板が設置されていました。

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高知側は植林帯の中を歩くことが多いですね。

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徳島側は、自然林の広葉樹の中を...

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山頂に到着しました。高知側は展望良し。

正面に梶ヶ森が見えます。

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途上には通称「シャクナゲ尾根」と呼ばれる尾根が在り、

シャクナゲが多い場所ですが、ほぼ終わり掛けていました。

でも、ナントカ見れて、良かったです。 (happy02good

ベースキャンプ高松店