うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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11月4日は京都府北エリアの日本海に面した山岳トレイルの
「天橋立トレイル」を歩いてきました。
この日は晴れ。気温は12~16℃。風速約2mの抜群の登山日和。
紅葉の始まったばかりのトレイル上からは山海の展望が広がり、
起伏に富んだ道のりは歩き応えも有り、爽快な歩行を楽しむ
ことが出来ました。 レポートです ![]()
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訪れたのは、「日本三景」のひとつ、「天橋立」のたもとにある
宮津市。「海の京都」で売り出し中の観光都市です。
先月歩いた「大江山連峰トレイル」のサブコースとして、人気の
本トレイルを今回はチョイス。抜群の知名度を誇り、その名前から
「是非とも歩いてみたい
」と思っていたトレイルに遂に足を踏み入れました。
今回は滝上公園から反時計回りで、U字を描き、「日本の滝百選」の
金引の滝に下山する内容です。
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最近は日本海側のお天気がすっきりしない日が多かったのですが、
この日は本当に恵まれました。お天気だと青い海と天橋立が色んな
形で姿を変えて、楽しませてくれるのです![]()
ただ美しい海だけじゃあ無くて、抜群の存在感を誇る天橋立を眺める
コース取りは、ナカナカ考えられたトレイルになっています。![]()
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トレイル上には平岩山、妙見山、題目山と3つの顕著なピークが
存在し、海からせり上がった連なりは標高が低い割には意外と急傾斜で、
登る内にドンドン汗が出て来て、意外と暑かったです。そして山深い印象も...
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登山道には一斗缶がぶら下がった所が数か所有りました。
多分熊避け対策で「ガンガン叩いてね」と云うことでしょうか?
これが意外と面白いアトラクションとなりましたぁ(
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植林帯、自然林が混ざったトレイルは整備が行き届き、
とても歩きやすかったです。紅葉にはまだまだ早くて、
この日は紅葉が始まったばかり...そう感じました。
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天橋立がほぼストレートに見えて来ました。
外海側の砂州が白く際立ち、海の色が内海と全く
違って見えました。![]()
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セルリアン・ブルーに広がる宮津湾。
素晴らしい海の風景に出会えましたね。
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トレイル上にはフィックスされたトラノコロープが点在し、
登降時にはありがたい補助となりました。
これだけの設営はナカナカお目に掛かれません。<(_ _)>
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これから先、ドンドンと紅葉が進むのでしょうね。
路面にはたくさんのどんぐりが落下していました。
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そして路上には色んな動物達の足跡が...
下見の入山時は曇天で道中誰にも会わず、心細かったですか...
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コース上の最高点となる妙見山(標高370m)で昼食を取り、
進路は東から南へ。コース的には妙見山までが登り応えがありました。
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コースは反射板や林道を越えたら、西に進路を変えて
アップダウンを繰り返します。稜線上は涼やかな風が吹いてくれました。
それぞれ急なポイントでは、やはりフィックスロープがしっかり張られ、
コースを逸脱していないことが一目瞭然で、ありがたい存在でした。
ロープは危険箇所の通過ということよりも、歩きやすさの補助の意義が
大きいですね。今回も他の登山者は皆無で、静かな山旅となりました。
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登って来たスカイラインが反対側から見えました。
平岩山、妙見山辺りですね。![]()
ぐる〜っと廻り込んで来たことを実感![]()
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題目山(標高264m)に到着。
山頂からは今日一番の大展望が待っていましたぁ \(
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広々とした日本海のパノラマビュー。
「本当に素晴らしい絶景ポイントでしたぁ。」
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お約束の「股覗き」にも挑戦![]()
石の上からは旨い具合に天橋立が逆さまに見えました。
ちょっとバランス取りには注意が必要でしたが...
簡単に、時短に風景を楽しみたい方にはこの題目山だけの
ピークハントがお勧めですね ![]()
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題目山からはロープを頼りに、急降下 ![]()
でもほとんど安全な道のりです。
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沢に降り立てば、最後は金引の滝に下ります。
沢の徒渉はやや注意が必要です。
ここでもフィックスロープが大活躍。
トラバース道の下りは滑りやすいので慎重に![]()
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「日本の滝百選」の金引の滝は想像を遥かに超える、
大きくて立派な滝でしたぁ![]()
夏場は避暑地として人気みたいです。
帰路で天橋立の文殊エリアに立ち寄って、お買い物タイムも。
こうして大江山連峰トレイル②も無事終了。
来月は再び連峰の東側を登るプランを予定しています。
【歩行内容】
歩行時間:4時間45分 歩行距離:6.2㌔
総上昇量:488m 総下降量:504m
総消費カロリー:1,040Kcal
グレード:初級
ベースキャンプ高松店スタッフ



















