うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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11月12日(水)は紅葉の渓谷ハイキングに、高知県の仁淀川水系を
訪ねました。近年、仁淀川は「奇跡の清流」とも呼ばれ、その水の色の
特徴的な青緑色が「仁淀ブルー」と持て囃され、とにかく国内外から多くの
来訪者が訪れる...一大観光エリアになっています。
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私どもでは秋11月に決まってこのエリアを訪ねていますが、
今回は例年とはまた違ったスポットを織り交ぜて、自然豊かで
奥深い山域に色付く紅葉と美しい水辺に浮き上がるブルーを、そして
その対比と調和を愛でる渓谷ハイクをプランニングしました。
レポートです ![]()
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まずは、いの町の人気スポットの「にこ淵」へ。
この日はちょっぴり残念なことにお天気は生憎の曇り。
気温は朝は7℃と冷え込みましたが、日中は16℃まで上昇し、
寒さ対策で着込んでいた人は、結構暑くなったみたいです。
周囲の山並みには秋本番の紅葉模様が確認出来ましたぁ ![]()
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久しぶりに訪ねたら、滝つぼへと下る道の整備が進み、
かつての滑りやすい土道とは雲泥の差でした (
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朝一で訪れる人は少なく、ほぼ独り占め状態で、写真も撮り放題。
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仁淀川の支流の枝川川に在る「にこ淵」は、水神の化身とされる
大蛇が棲むと今に伝わる...神秘的な滝壺になっています。
その強烈な青色の濃さこそが、このスポットの人気を誇っています。
曇天でも色褪せない独特の色調に、すっかり魅了されたのでしたぁ![]()
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いの町から、439号(よさく)を一路西へ進み、仁淀川町へ。
次に訪れたのは、高い山と深い渓谷が奏でる安居渓谷。
ここでは滝や渓流沿いをしっかり歩いて、山水が織り成す自然美を
満喫することにしました。
実にすぐ北側には「四国の屋根」を形成する日本百名山の石鎚山系の
高嶺がそびえ、そこを源にした極めて純度の高く、低温の水が流れて、
波長の短い青い光を反射し、青く見える一因だと云われています。
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渓谷沿いの広葉木は、しっかり紅葉していました。
紅葉の進み具合は、ほぼ昨年並みかな?
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荒男谷に現れた仁淀ブルーです。マズマズの色調。
「にこ淵」とは全く異なる...薄い青色を湛えた色調で、
よりナチュラルで澄み切った透明感が味わえます。
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湖面と紅葉の対比が楽しめる...秋ならではの風景 ![]()
涼やかさな夏の季節もお勧めですが、秋はやはり最高のシーズンですね。
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渓谷沿いの遊歩道を辿り、上流へ...
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ユキノシタ科のジンジソウが盛りを迎えていました。
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人気の名瀑を見に行きましたぁ。
遊歩道の整備はとても良好です。
平日ながらボチボチと観光客の姿も...
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目の前には迫力のある、落差30mを誇る、二段滝の「飛竜の滝」が出現。
水量は少なめでしたが、それでも見応え十分で周囲の紅葉共相まって、
素晴らしい渓谷美を造り出していました。
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周囲をすっぽりと山で覆われて、まさしく秘境エリアなのです。
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いつもは周囲から水が流入しで、路面が濡れていることも多く、
滑り易くて、歩行に慎重さが求められることが多いのですが、今回は
ほとんど濡れておらす、比較的に楽に歩けました。
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川の間近で仁淀ブルーを眺めながら、遊歩道を遡ります。
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ここが安居渓谷で一番仁淀ブルーの出現率が高いと云われている…
通称「水晶淵」と呼ばれる、人気スポット。
薄い青緑の色彩を湛えた水面は、透き通った水鏡のごとし...
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折角なので、水晶淵で仁淀ブルーを眺めながらの
ランチタイムにさせて頂きました。![]()
「ちょっと贅沢過ぎですか?」
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渓谷周りでは、ほぼ垂直に山が切り立ち、その急峻さに
驚かされます。山肌の紅葉はまさに今が盛りですね。
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安居渓谷を満喫した後は、中津渓谷へ移動。
ここも人気の仁淀ブルーの景勝地として有名です。
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今回訪れた中では、最も起伏が有り、危なそうに感じる道のり。
でも整備は良好です。午後になり、観光客も増えて来ました。
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「雨竜の滝」まで歩きました。
ここも水量自体は、かなり少なめでしたが、相変わらず滝の流れ落ちる
爆音が凄まじかったです。落差は20m程度ですが水量が多い降雨の後は
その舞い上がる水飛沫で、雨具が必要なくらいです。
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面白いことに、ここの青色の濃さは、にこ淵と安居渓谷のちょうど
中間ぐらいに感じました。それぞれ色調に違いが有り、訪れる人の
主観で、仁淀ブルーの印象も変わる様です。個人的には儚い色調を
魅せてくれる安居渓谷のブルーが好みですが...
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この中津渓谷の紅葉はもう少し先の方が見頃でしょうか?
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歩行後は「ゆの森」で湯船に浸かり、まったりと...
心身共にリフレッシュ (
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帰路に池川茶園の工房カフェでお茶のスイーツを味わい、
この山旅を締めくくりましたぁ
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ベースキャンプ高松店スタッフ

























