ベースキャンプ高松店です。
・
小笠原上陸後、いきなりのディ&ナイトで島の観光を
愉しんだ翌日は、ハートロック・トレッキングに出掛けました。
・
・
父島の南端に位置する千尋岩は、別名「ハートロック」と呼ばれます。
約260mの高さの断崖には、見事にV字に切れ込んだ断層が在り、
雨などで周囲の赤土が流れ込み、大きな真っ赤なハートを創り上げました。
父島の深い森へと足を踏み入れるこのトレッキングは、まるで別世界に
迷い込んだ様な気分が味わえます。
歩き応えもあり、「小笠原でトレッキングするならここ」と云われる、
人気のコースです。
・
。
登山口です。ここから先は現地ガイド同伴の元、入山することが出来ます。
固有種の生態系を崩さないように足の裏の泥やズボンのホコリを取って、
最後に足裏に木酢をスプレーします。
・
・
テリハハマボウ、固有種だそうです。
・
・
シダ植物と観葉植物が入り乱れるジャングルの様でした。
さながら秘境体験ツアーって感じ
・
・
マルハチ。よーく見ると丸の中に逆さのハチ(八)の字が入っています。
・
・
ガジュマルのトンネルを進みます。
・
・
ガジュマルの木々の間から、さんさんと降り注ぐ太陽。
天気は抜群の晴天。半袖でもじんわりと汗ばむほどの陽気でしたが、
山の中を歩いていると、心地良い風が吹き抜け、涼しさを運んでくれました。
それにしてもこの景色 神秘的。
まるで森そのものが生きているかの様に感じさせられる、
力強い木々の姿に、思わず息を呑みました。()
・
・
日本軍が使っていた日産のジープの残骸。穏やかな自然に包まれた
小笠原諸島にも、戦争の爪痕が静かに刻まれています...
・
・
固有種のムニンシュスラン。
小笠原諸島は一度も他の大陸と繋がったことのない海洋島。
そのため、ここには他では見られない固有種が数多く生息しており、
まさに自然の宝庫です。
・
・
白っぽい苔が固有種のムニンシラヒゲゴケ。
現地ガイドのお二人の丁寧な説明のおかげで、ただのハイキングではなく、
植物や動物たちと触れ合う...深い学びの時間となりました。
・
・
ジャングルを抜けると、爽快な青空。
抜群の開放感~
・
・
ハートロックに到着。 \()/
ここまで歩いてきた汗と疲れが、この絶景で一瞬で癒されました。
広がる青い海と空、緑の森、そして遠くに見える島々がまるで
絵画の様に美しく、心が洗われる様でした。
でもハートロックに立ちながらも、その実感が湧きません。
この巨大なハートを眺めるためには、唯一海上からしか、
全貌を眺めることが出来ないのです。
でも今回はそれも実現 そのくだりは後日になりますが...
・
・
ボニンブルーの海。
ここでしか見ることのできない特別な「青」として、
多くの人々に愛されています。
・
・
さて、無事に下山して今日の夕食。
なんとアオウミガメのカルパッチョです。()/
小笠原の食文化の代表です。
・
・
この週末は、宿のすぐ裏山になる大神山神社のお祭りでした。
小さな町の各お店は、この日はほぼお祭りで休業状態。
・
・
今日はお祭りの最大のイベント、相撲大会が行われていました。
お世話になったガイドさんも出場されるとのことで、応援に行きました。
相撲大会の歓声は、夜の9時30分を過ぎても聞こえて来ました。
結局、本日もディ&ナイトのフル活動で、充実の島旅になりました。
ナカナカ経験出来ない...一生忘れられない思い出になりそうです。
明日はいよいよ母島に上陸します
・
ベースキャンプ高松店スタッフ