うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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「四国八十八ヶ所の全行程を完全踏破!!」を目指す、
主催琴参観光・当店スタッフが完全サポートする
「がんばらない遍路道歩き18期」の皆様と
9月28日に徳島市内を歩きました。
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夏休み明けの5回目にして、30㌔を越える長距離歩行と
なりましたが、皆さん元気でみごと、完歩されました。
例年だと猛暑でダウンされる方が続出するハードコースですが、
今回は曇りで気温も26℃~28℃、風速3~4mと、この猛暑が続く
9月としては、ほぼ最高の歩行条件に恵まれて、ラッキーでした。
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前回は最後豪雨の中、滑り込むような形で歩行を終えた、
四国霊第13番札所大日寺が今回のスタート地点。
早朝の静かな札所で参拝を済ませたら、いざ歩行開始
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まず午前中は、徳島市内の5箇寺を巡る内容。
次から次へと札所が現れ、参拝を繰り返します。
地元ではお正月に「5ヶ所参り」と称して、このお寺群を
廻るのが古くから親しまれているそうです。
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約2,3㌔、30分歩けば、14番常楽寺に到着。
小高い丘の上に建つ、風情ある佇まい。
癒されますね。
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境内はゴツゴツした岩肌の地層ががむき出していて、
岩が流れている様な景観なので「流水岩の庭」と呼ばれています。
「皆さん、気に入った岩の上で波乗り感覚で...」
そんなこんなで、「お遍路さんの波乗りサーファー」の図となりました。
風格ある本堂を有した15番国分寺...
街中の16番観音寺...を経由して進めば、
背後には徳島市のシンボル・マウンテンの眉山(びざん)。
この山の移ろい行く眺めが、今回の見所かも知れません。
この時点では、ちょうど山の西側を歩いています。
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17番井戸寺が見えて来ました。
ここで午前の札所巡りがひと段落。
境内には「面影の井戸」が有り、井戸を覗き込み、
水面に自分の顔が映っていたら、3年間長生き出来るのだとか...
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真正面に眉山を捉えましたぁ。
そして長く沿い歩いて来た鮎食川を右岸に渡れば、
この川ともようやくお別れとなります。
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本日のランチは、徳島名物の徳島ラーメン
眉山の麓の人気店の可成家(かなりあ)さんの行列に加わりました。
近くの運動公園では野球にテニスにと、大勢の大会関係者で賑わいでおり、
この人気のラーメン店は行列必須の大人気繁盛店なのです。
但し、うどん、ラーメンは回転が早いので、助かります。
本場の徳島ラーメンを前にして笑顔が零れます。
メニューも豊富で、結構悩みましたよね。
四国を歩いて旅する訳ですが、同時に味覚でも
四国の美味しいモノを食する旅路なのです。
歩く風景は忘れても、食べたモノは忘れないです。(笑)
皆さん、「とっても美味しかったぁ」と大好評
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今回私は豚骨、鶏ガラと鯛、煮干、うるめ節などの
魚介系Wスープ仕立ての「香り」1.5玉を頂きました。
いつもはうどんバカですが、意外とあっさり、コク上手で
次回は違ったメニューも頂きたくなりました。
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正規の遍路道とはちょっと逸脱して、眉山界隈を歩く
「四国のみち」に足を踏み入れ、山裾をぐる~と廻ることに。
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再び、遍路道と合流し、眉山ロープウェイの乗り場となる
阿波踊り会館で少し長めのクールダウン。
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長時間歩いていると、足だけじゃあ無くて、手もむくみます。
「手を心臓より上でブラブラさせて、足も軽く上げてみて…」
そうしたら、阿波踊り歩行の完成で~す。 √()√
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いつしか、眉山の真東を通過。
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まだまだ余裕の笑顔が見えますね。
今回は二軒屋から国道55号にアクセスして、
国道を南下することにしました。
かつては旧道を歩いていたのですが、若干距離が長くて、
更に歩行帯が無くて危険なので、最近はこちらの歩行が多いです。
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歩き遍路の方にとって、コンビニはオアシス的な存在。
晴れ間が出て、気温が上昇し掛けたので、コンビニでひと休み。
冷たい飲料の補給やアイスでのクールダウンも...
バスでの荷物のやり取りも出来て、本当にありがたい存在です。
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徳島市を抜けて、小松島市へ。
遥か後方に、眉山が大分小さくなりました。
物凄く歩いていることが実感出来るのです。
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国道沿いを離れ、18番恩山寺の山門を潜り、
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この日初めての土道の登りを頑張れば...
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遂に今日の最終目的地の18番恩山寺に到着。
ゴ ~ ル
よく歩き切りましたぁ
最後しっかりと参拝すれば、身も心も達成感に包まれて、
清々しい気持ちになりました。
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皆さん、頑張って歩いたご褒美として、よく冷えた
珠玉の緑の大玉のシャインマスカットを
差し入れさせて頂きました。
【歩行データ】
歩行距離:30.08㌔ 行動時間:約9時間
消費カロリー:2,784カロリー
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次回の第6行程は、再び遍路転がしの行程へ。
20番鶴林寺の山岳行程に、こうご期待ください。
ベースキャンプ高松店スタッフ