ベースキャンプ高松店です。
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今回は台湾トレッキング3日目のレポートです。
本日は草嶺(そうれい)古道を歩きます。
草嶺古道とは、130年余りの歴史を持つ...
新北市貢寮区遠望抗から宣蘭県頭城鎮大里までの
山間に続く道を指します。
約9㌔程のシダ植物の森を抜けると太平洋の大展望。
そして大寺院に下りて、縦走の完了
その後は夜市に出て、夕食を食べて、3日目の終了となりました。
草嶺古道の入口で、現地ガイドと一緒に歩くコースを確認。
台湾月桃です。
古道では常緑広葉樹林、針葉樹、そして亜熱帯雨林の
特色を備えたヒカゲヘゴ(大型のシダ科植物)が見られます。
苔むす、石の階段を登ります。
今日の登る標高差は約300m。
オオタニワタリが寄生する樹林帯。
下山口では新芽をキレイに摘んで、露店で
地元の方が販売していました。
しばらく歩くと休憩所が在るピクニックエリアに到着。
ゴミ一つ落ちていない...気持ちの良い場所です。
写真の右手には(見えませんが)トイレ棟があります。
水洗でとても清潔でした。洗面台は本物の大理石製。
さすがに大理石の本場だなぁ...と感心しきり。
更に歩いていくと、だんだん周囲に大きな木が少なくなり、
ススキの原になって来ました。
峠の向こうには、太平洋~
強い風の影響で大きな木が育つことが出来ません。
低木ばかりで急に視界が明るくなってきました。
峠のすぐ手前に「虎字碑」という石碑が有りました。
風が強く、歩行が困難な辛い道を開拓した精神が
伝わってくる様です。こちらも国家三級古跡指定です。
遥かに登って来た谷を振り返って眺めます。
峠の展望台から、太平洋~。 \()/
この海岸線を南に約200㌔辿れば、先般の
地震のあった花連県があります。
大里へ下って行きます。
石段の道も終わり、海も近づいて来ました。
大きなオレンジ色の屋根...
「大里天公廟」(またの名を草嶺慶雲宮)は、玉皇大帝(天公)を
祀る寺院で、地元の人の信仰を集めています。広い海を眺める
敷地に多くの建物が建っていました。
本殿の中は、このきらびやかさ
清代に開かれた...この道のり。
一味違った台湾を垣間見た、古道歩きになりました。
古道歩きを終えてホテル近くのシーリンの夜市へ。
土曜日ということも有り、道一杯の人です。
大混雑、大賑わいでした。
地元で人気のお店で、各自食べたいモノをゲットしての
ディナータイム
私の締めは牛肉麺で、決まり
牛のテールスープにそうめんに似た麺が入った...
優しいお味のメニューでした
明日はいよい帰国です。
ベースキャンプ高松店スタッフ