ベースキャンプ高松店です。
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12月10日は、四国遍路の藤井寺~焼山寺区間の
山岳遍路道を歩いて来ました。
この区間は「最後まで残った空海の道」とも称されて、
荘厳な雰囲気が漂う...古からの巡礼路。
札所で云うと、徳島県の11番札所から12番札所で、いわゆる
「遍路ころがし」と呼ばれる、四国八十八ヶ所の遍路道の中でも
最大の難所になります。 レベルは初中級★★。距離は12.9㌔。
好天に恵まれ、紅葉の名残も感じられ、多くの先人達が古から辿って来た
道のりを気持ち良く歩くことが出来ました。
それではレポートです。
11番札所藤井寺で参拝後、出発
落ち葉降る遍路道...
へんろころがし 1/6。
木漏れ日が降る道のり...
明るくて、冬の空気が澄んで、最高です
最近では「癒し」を求めて、海外の方の歩行者も
物凄く増えています。
登り始めて約1時間半で、長戸庵(ちょうどあん)に到着。
辺りは大銀杏の黄色の葉で埋め尽くされていました。
更に1時間半で、ほぼ中間点となる柳水庵(りゅうすいあん)に
到着。ようやくひと山越えて、下って来た感じです。
ここでお昼休みにしました。
昼食後、2つ目の登りに掛かり、石段を登り切ると
弘法大師像が出迎えてくれる...浄蓮庵(じょうれいあん)に
着きました。
別名「一本杉庵」とも云われ、大きな立派な杉の大木を
背後にして立っていました。
そしてここから2つ目の大下りがスタート
左右内集落の林道横断点で嬉しいお接待。
この日は歩く人も少なく、10名以下でした。
意外とトレランの方がいらっしゃいました。
へんろころがし 6/6 。
いよいよ、ラストの厳しい登りが始まります。
急登が続きます...
まだ14時なのに、日の傾きが早いこと
山の夕暮れは特に早いので、ヘッドライトは
必須です。
12番札所の焼山寺(しょうざんじ)に到着。
おつかれさまでした。
ベースキャンプ高松店スタッフ