ベースキャンプ高松店です。
最北の「日本百名山」の利尻岳のレポートが届きました。
早朝の4時出発で、往復約11時間の長丁場だった様です。
8合目の長官山から、利尻岳の山頂の素晴らしい眺望です。
それでは7月3日のレポートです。
登山道整備状況では、1歩上がれば、2歩下がる...
有名な3mスリットの箇所がコロナ渦の間に整備されており、
安全に歩きやすくなっているそうです。
3mスリットを上から。
指で触れるだけで崩れ落ちる、火山性のもろい
スコリア地層が剥き出しになっていて、雨水の浸食や
流出で、谷間の様にえぐれています。
以前は浮石でスリップしたり、登山者のすれ違いで
渋滞していましたが、これなら安全に歩けますよね。()
第2見晴らし台に出たところで、雲海の上に出ました。
9合目から、山頂までが、長丁場の踏ん張りどころ
ボタンキンバイの群生地。
こちらが色鮮やかな、ボタンキンバイ。
左上が、花の浮島「礼文島」。
山頂まではもう少し。
チシマイワブキ。
利尻と大雪山の一部に咲いています。
イワベンケイとアズマギク。
正面が標高1721mの狭い山頂。
右がローソク岩。
ようやく登頂ですね。
噴出した熔岩が固まって、柱状に浸食されて出来たそうです。
午後は雲海も消え、青い海が見える様に...
第1展望台にて。
4合目。
トドマツとエゾマツの樹林帯を下ると、
登山口まであと少し...
そして無事下山。
おつかれさまでした。
ベースキャンプ高松店スタッフ