2023年1月19日 (木)

遍路道歩き17期 ~阿波路~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

先月の琴参観光主催の「がんばらない遍路道歩き」

17期の第4行程のレポートです。

この日も晴れて、最高の歩行日和に恵まれました。

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今回は前回の「遍路ころがし」の続きで、

前半は山岳路、後半は車道歩きをつなぐ...

約21㌔のミックスルート。

特に後半が「長~く感じられる」行程です。

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歩き出しは標高約700mの四国霊場第12番札所の

焼山寺(しょうざんじ)。気温は10℃を下回っていました。

ここから標高差460mを一気に下ります。down

が、すぐに大きな蛇が現われて、一同ビックリ(bearing

実はこの焼山寺には大蛇伝説が有り、「その由来に

ちなんで出現したのかな?」そんな気も...

「まさか12月の寒さにまだ居るとはsign03

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杉木立xmasの植林帯を下って行きます。

道の整備状態は問題無し。

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途中で「元祖お遍路さん」と称される衛門三郎

(えもんさぶろう)とお大師さんが出会った場面を

再現したモニュメントが在り、お遍路さんには

大切な場所になっています。

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杖杉庵(じょうしんあん)の大イチョウの

色付いた落葉が綺麗でした。

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更に標高240mの鍋岩まで、急降下が続きます。

「木漏れ日射す道のりは、気分が良いですね。」

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鍋岩からは集落間をつなぐ、かつての生活道を

歩きますが、とにかく秘境ムードが凄く感じられます。

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車道歩きだとかなり大廻りするところですが、

遍路道だと随分と歩行距離が短縮されます。

基本下りなのですが、1区間のみ峠越えの登りが

在ります。

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再び標高差215mを登り、標高455mの玉ヶ峠で

少し早めのランチriceball 気温は約6℃。

日陰で極寒でしたぁ。

峠には風情あるお地蔵様が優しい眼差しで佇んでいました。

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南側に開けた、神山町ののどかな山間を

下って行きますnote 眼下には鮎喰川(あくいがわ)

流れています。陽射しをたっぷり浴びて、

昼食後の歩行は少し眠たい感じ... 

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標高約85mの阿野集落に下山。

ここで靴を「トレッキング」から「ウオーキング」にチェンジ。

まるで翼が生えた様に、足が軽く感じられます。heart04

ここでまだ10㌔地点。半分も来ていません。

後半戦のスタートsign01

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道端にはお遍路さんが休憩中?と思いきや...

なんと、かかし のお人形さん でした。(coldsweats01

ほのぼのとする情景です。

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遍路道の道端の人影は全て かかし ?

右の腰かけたご夫婦も、左前方の農作業の人影も、

全てが かかし でした。

たまに かかし が、急に動いて驚く事態も(笑)

本物と偽物、ほぼ分からないクオリティの高さです。

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鮎喰川に架かる潜水橋で、「ハイ、ポーズ!」

高所恐怖症の方には怖い高さです。

ちなみにこれらは、かかし ではありません。(笑)

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南北に高い山並みがそびえ、その間を鮎喰川が蛇行して、

その川の流れに沿って下って行きます。

駒坂エリアがちょうど本日の中間点です。

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ほぼフラットな車道歩きが続きます。

問題は日暮れまでに最終ポイントに着くか、どうか?

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単調な歩きに疲れたタイミングで、お接待タイムsign03

道端でテーブルを開き、温か ぜんざい を 振舞いました。

ヌクヌクで、甘くて、大好評 sign03

「パワーを頂きました」

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長々と歩いて来た神山町から、遂に徳島市内に入場。

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日の暮れる中、歩行は続きました。

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遂に四国霊場第13番札所大日寺に到着し、歩行終了。

おつかれさまでした。

本日も頑張って歩いて頂きました。

「前回の遍路転がしよりも厳しかった」との声も。

さて次回は約27㌔の長距離歩行に挑戦!

徳島市内の札所巡りです。

ベースキャンプ高松店スタッフ