うどん県、ベースキャンプ高松店です。
1月27日に日本百名山の徳島県の剣山
(標高1955㍍)に登りました。
貞光から国道438号線を利用し、見ノ越登山口へ。
第2ヘアピンからは道路上に雪が出現。
しっかりと除雪されていますが、
スタッドレスタイヤが必須でしょうね。
このタイヤの威力は素晴らしく、過去には
ノーマルタイヤにチェーンで90度回った
こともたびたび(怖)(>_<)
帰りは2駆なので、安全対策として
チェーンを装着し、トロトロ運転で下山。
また鹿2頭に遭遇。気をつけねば!
今回は見ノ越から、山頂のピストンです。
天気は晴れ。風も弱く、歩行日和に恵まれました![]()
登山口には仮設のトイレがありました。
登山道は最初から雪があります。![]()
樹林帯の歩き出しは日陰で、雪質は固く締まり、
凍結箇所も...スリッピーなので危険!
劒神社の境内でアイゼンを装着することを
絶対にお勧めします。
またこの最初のトラバース道は雪崩の危険性が
ありますので、くれぐれもご注意ください。![]()
視界が開け、左上部にロープウェイ西島駅が、
右上には山頂部が見えてきました。
振り向くと、(左)三嶺、(中)塔ノ丸、(右)矢筈山が
クッキリと見えました。![]()
今回はトップスには、finetrack社のドライレイヤー・
ベーシックに、同社メリノスピンサーモを重ね、
中間着にはFoxfire社のウール・ハーフジップを...
シェルはノースフェース社のゴア対応モデルを着用。
ボトムスにはノースフェースのタイツを履き、マムート社の
Trekkers 3.0 SO Pantsを重ねました。
実はここで「6本爪アイゼン」を装着しました。
正直「遅かった」と反省しています。
四国の一般的な雪山歩きには、「6本爪アイゼン」が
汎用性が高く、お勧めです。
そして「ダブルストック」に、雪専用の「スノー
バスケット」は必須![]()
深雪対策として「ワカン」と滑落停止対策に
「ピッケル」も持参しましたが、
今回は使用しませんでした。
西島からは陽が射す箇所も多く、雪表面が解けていましたが、
無色の凍結箇所には、アイゼンが良く効いてくれます。
今回は「刀掛けの松」を通る尾根コース。
次郎笈峠に向かう鳥居を潜って「遊歩道」標識の有る
トラバース道は傾斜が急で路肩も狭く、冬場は非常に
滑落の危険がありますので、絶対にお勧めしません。![]()
ここ数日は新雪が降った形跡も無く、トレースがしっかりと
残されていました。沈み込みや踏み抜きはほぼ無く、用意していた
スパッツやレインパンツも着用しませんでした。
でも少しトレースを外れると、やはり踏み抜きにはご用心![]()
雪量的には深い所で、ヒザ上ぐらいありました。
頂上は間近です。青空にうろこ雲がたなびいていました。
山頂部に到着。
西日本の第2標高に当たります。
ようやく他の登山者に遭遇。本日は6名に
出会いました。
気温は山頂付近で-5℃程度。
広いウッドデッキで、しばし展望に酔いしれる...
この日は、遠く石鎚山も見えましたよ。
吊り尾根の向こうには、次郎笈(じろうぎゅう/
標高(1930㍍)で、四国第3標高の山になります。
そして遠くには、日本二百名山の三嶺(みうね/
標高1894㍍)と剣山地の西エリアを形成する峰々。
近年、人気の縦走路になっています。
北側の展望は、手前に長い尾根を持つ塔ノ丸(標高/
1713㍍)。「スノーシューハイクにモッテコイ!」の山。
奥には矢筈山(標高1848㍍)を最高峰とする
祖谷山地(いやさんち)の峰々。
本当に素晴らしい眺望に大満足です![]()
冬山には是非、温かい温度を長時間キープしてくれる
魔法瓶、「サーモス 山専ボトル」をお試しください。
今回は「カップ麺」と「おしるこ」に使用しました。
寒い中で温かいモノを頂くと、元気が出ます!
下山しても、剣山(左)、次郎笈(右)がずーっと顔を
出してくれていました。(
)![]()
今回の山行活動時間は3時間45分。歩行距離は5.54㌔。
総上昇量は606㍍でした。
剣山は標高がほぼ2000㍍で、一旦冬型で荒れると大雪、強風、
視界不良、気温低下、通行障害、雪崩の危険性が伴いますので、
細心の注意が必要になります。![]()
紅葉のレポートに続き、本当に久々に剣山の雪の時期、
コンディションが良い中を、登ることが出来ました。
季節毎にまた登りたくなる…そんな魅力的な山ですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ

















