2016.12.14

天候急変の吹雪とトイレ

朝は風が強かったからか、そこそこ寒いという感じで起床。

 

その後、南下をしましたが、本日は出発後いきなり天候が悪化。

何もない平原の道路で強風と共に雪が降り始め、かなりの吹雪となりました。

しかも最初はきつめな登りが続き汗をたくさんかかされ、その後はひたすら30分くらい緩い下りと、汗冷えには最高のコンディション。

温度はマイナス8度くらい。

とにかく急な強風と吹雪で、直撃を受けている顔右側が本気で凍傷になるかと思い、顔の筋肉を動かしつつ対応。それでも、感覚がなくなってきたのでたまに拳でバンバンたたき血流を維持しながら漕ぎました。

なんなのこの状況。

正直、雪なめていました。

 

しかも途中、白線の車道に近いところを走っていたとかで通報されたらしく、後ろから警察登場。

吹雪の中の職務質問。

もう雪で白線がどことか全く見えません。

とりあえず優しく対応されましたが、もう少し外側走ってね、という話でした。

次の街(残り5マイル、約8キロくらい)まで送ろうかと言われましたが、近いので自分で行ことにしましたが、本日はかなり心折れました。

 

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ようやくたどり着いた町は小さく、サブウェイに入りましたがインターネットは使えず。

簡易ホテルみたいなのがあったので、さすがに今日だけは泊まろうかと思いましたが、負けるわけにはいかないので踏みとどまりました。ちなみに、もうオレゴン州です。

 

どこも雪が積もりすぎているため、今日はようやく見つけたコロンビア川の近くの閉鎖されたトイレの屋根付き入り口で寝ます。

トイレの入り口か・・・。

なぜトイレの入り口で・・・。

しかも、寝る場所から反対方向に住宅が並んでいるのですが、なんか暖かそうですしクリスマスの装飾がなされていますし楽しそうですね。

いまもしんしんと雪が降っているため、場合によっては明日はあまり動けないかもしれません。そこそこ不安です。

本日は結構大変な日でして、心がほんの少し折れました。

ピンチだったので走行中の写真がありません。ご了承ください。

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本日の南下30キロ。

(更新日時20161221)

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