うどん県、べースキャンプ高松店です。
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連日、暑い日が続きますね。
こんな時は、下界の猛暑を抜け出して、
涼やかな水辺のハイキングがお勧めです。
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今回「涼」を求めて訪ねたのは、三重・奈良県境の
赤目四十八滝 (あかめしじゅうはちたき)。
随所に名瀑を散りばめた渓流沿いのハイキングを、
涼やかに愉しむ予定。
降水確率は50%で、13時から雨予報でしたが、
結局は晴れときどき曇りで、雷は鳴りませんでした。
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例年、紅葉を狙って秋の時期に訪れることが多いですが、
今回は「ヤマケイ7月号」の「夏の日帰り名山」に取り上げ
られていたのを見て、夏季に初めて訪れました。
起点はリニューアルされたばかりの赤目滝水族館。
平日ながら夏休み期間と云うことで、ハイカー、観光客も多く、
ナカナカの盛況ぶり。海外からの訪問者も...
散策路に歩行者が途切れることはありませんでした。
やはり、皆さん「涼」を求めているのかな?
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急峻な山に囲まれた渓谷は、奥深く、意外と川幅は広く、
四国にはお目に掛かれないスケール感は感動モノ
散策コースの整備状況はほぼ完璧で、滝内を監視される
スタッフも随時パトロールされているので、心強いです。
道中にはたくさんの滝が在り、見所は多いですよ。
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夏のこの時期は、とにかく緑が素晴らしい
太陽が高く、渓谷に降り注ぐ光が緑の鮮やかな
グラデーションを造り出します。
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散策路とは言え、滝を高巻く箇所が何ヶ所も。
しっかりとしたハイキングシューズがお勧め。
急な箇所、危険な箇所には手すりが設置されているので、
安心ですね。
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滝を見ながら、沢を間近で眺めながらの歩行は「涼やか~」と
云いたいのですが、下界の気温は32度を超えていて、
渓谷内も予想以上の蒸し暑さを感じました。
「これでは涼どころじゃあ無いかも...」
「泳いだら、さぞかし気持ち良いだろうなぁ...」 ()/
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最近は夕立も多く、「水量は多めかな?」と考えていましたが、
これまた意外に降雨が少ないらしく、水量は少なめ。
でも透明度は高く、まさしく清流。魚も多く泳いでいました。
流れが止まった川面には周囲の風景が映り込み、ナカナカの風情。
み ど り の 水 鏡
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加えて河原には苔むした お抹茶色の世界...
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百畳岩辺りから、渓谷内に微風がそよぎ始めたと思ったら、
徐々に思い描いていた「涼」が感じられてきましたぁ。
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渓谷内の岩壁の至る所で、イワタバコが咲いていました。
紫色の星型☆の花です。
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渓谷内で一番迫力が有り、壮観な滝は、荷但滝(にないだき)かな。
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今回は琵琶滝を最終目的地としました。
滝の入口から、約2,870mの距離、徒歩約80分。
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ここが今日一番の「涼」ポイントでした。
滝から流れ込む冷気、マイナスイオンもたっぷり。
この場を離れるのをためらう位、とても涼しかったです。
ここまで歩かなければ得られない体験、体感。()
あと、意外と虫が少なかったですね。
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往路を戻り、無事下山。
歩行距離は約6㌔、標高差は約200mの内容でした。
汗をしっかりと搔いたので、渓谷入口の温泉で
リフレッシュ
紅葉の時期とはまた違った夏の渓谷歩きに大満足で
帰路に就きました。
ベースキャンプ高松店スタッフ