ベースキャンプ高松店です。
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6月1日(土)は、日本百名山で西日本最高峰の石鎚山の
天狗岳(標高1,982m)に登りました。
今回は行く手を阻む...岩場が手強い東稜コース。
青空をバックにそびえ立つ...ピラミダルな山容は、
アルペンムード満載 ()
四肢をフルに使うバリエーションルートのレポートです。
別名「UFOライン」で、登山口の土小屋へ。
美しい笹原のピークは、自念子ノ頭。
全国から、ここを走りたくて、多くの人が
押し寄せています。
今から登る石鎚山が見えました。
両方に羽を広げた様な...どっしりとした感じ。
この山は見る角度で全く違った姿を見せるので、
非常に面白く、驚かされることもしばしば。
土小屋の登山口をスタート。
お天気に恵まれましたが、登山客は少なめでした。
東稜基部で、ヘルメットを装着し、装備を整えました。
不安と期待が高まる瞬間
登ったり... 下ったり... を繰り返しつつ
目指す東尾根のポイントが見えました。
笹滝(ささたき)を、慎重に進みます。
笹をしっかり掴みながら...ハラハラ・ドキドキ
そして高度を稼ぎ...
「カニの横ばい」の岩場のトラバースポイントに...
横ばいを越えたら、スカイラインが見えてきたぁ。
岩場の登りは手掛かりが少なく、お助けロープを出しました。
高所恐怖症の方は絶対出来ません
四国はまさに山だらけ。
後方には幾重にも山塊が広がっています。
南尖峰を越えて、いよいよ天狗岳山頂に到着。
ここからは一般登山道ですが、かなり危険
慎重に、慎重に、岩場を伝い、i弥山に...
弥山山上には多くのハイカーが見えましたぁ。
弥山の標高は1972mで、石鎚神社頂上山荘で
宿泊も出来ます。今回は頂上社で安全登山祈願を。
弥山側から見た天狗岳。
北壁側は切れ落ちています。
さぁ、下山しましょう
見上げた石鎚山北壁。
「あそこに登ったんだよね?」
思わず、疑う 石の壁...
終日、お天気に恵まれましたね。
日本三百名山の瓶ヶ森(標1,896m)も
綺麗に見えました。
ド緊張の後の安堵感と開放感がたまらない。
そして押し寄せる...ハンパ無い達成感 ()
あくまでもバリエーションルートなので、安易な入山・行動には
自己責任でお願いします。
ベースキャンプ高松店スタッフ