うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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1月23日は広島県尾道市のしまなみ海道上に浮かぶ、
因島(いんのしま)にそびえる山塊...ご当地アルプスとしても
大人気の『因島アルプス』を縦走しました。
12月にも登りましたが、余りにも大人気で、
アンコール山行になりました。
先月は紅葉がまだ残っていましたが、今は冬枯れの縦走路。
暖冬だったのに、この日からは寒気が急に南下して来て、
小雪が舞ったり、暴風が吹き荒れたり...
でもその分遠望も効き、遠く対岸の愛媛県や徳島県の
山並みも確認出来ました。
レポートです。
今回も登山・下山口は椋浦峠。(標高は117m)
往復縦走の形態です。
落ち葉の降り積もった登山道は、滑りやすく、
加えて急登なので要注意
遥か頭上へと伸びる階段状の道のりは
島の最高峰の奥山直下迄、続きます。()
段差の低い・高いが有って、高い所は
物凄く登りの訓練になりました(笑)
極寒だったにも拘わらず、身体はポッカポカで、
アウターシェルを脱ぐ人が続出。
そして最高峰の奥山(標高390m)に到着。
広い空間の先は展望所。
赤い村上水軍ゆかりののぼり旗が風になびいていました。
奥山から山塊を東から、西へ縦断。
緩やかな道は少なく、アップダウンが伴います。
だから歩き応えは十分に堪能できますよ。
稜線に出れば、風が一気に強まりました。
道の整備状況は相変わらず、抜群。
小雪がチラ付き、降り続けば間違い無く、
高速道路が通行止めになる様な感じでした。
路面には若干白い雪が残っていました。
落葉の木立からは瀬戸内海がず~っと白く輝いて
見えました。まさしく海上アルプスなのです
山塊の西のピーク、青影山の長い山頂部に到達。
標高275mの青影山の頂上です。
ここはかつて村上水軍のお城が在った場所。
南は瀬戸内の多島美の絶景が広がる...
ちょうど良いタイミングで、晴れ間も出て来ましたね。
展望を愉しみ、ランチタイム
「絶対風が強くて、寒くて食事なんか出来な~い」と
思っていましたが、不思議にも大丈夫でした()
ちょうど食事時間が終わる頃、再び海から風が上がり、
雪が降り始めて来たから、ビックリ ()
海上では低く垂れ込めた雪雲が幾つも見えました。
急いで下山開始。
午後は晴れ間も出て、景色が一変。
周りの風景が色付いて来ました。
縦走路上には所々で展望場が在り、素晴らしい眺望が
愉しめて、因島アルプスの最大の魅力かもしれません。
海を挟んで対岸の四国の石鎚山系や剣山系の山並みも
確認出来ました。
最初の急登は、復路では「激下り」に変貌 ()
白く光っていた海は、陽が射せば、鮮やかな
青色に変わりました。そして無事下山。
【歩行データ】
歩行距離:8.82㌔ 行動時間:4時間51分
総上昇量:871m 総下降量:904m
総カロリー:1,680カロリー
アフターウオークはお待ちかねの「いんおこ」タイム
土生エリアの地元の名店「越智お好み焼き店」で
「いんおこ」(略して「因島のお好み焼き」)を頂きました。
今回も焼き始めから、女主人のコテ捌きや工程を拝見しながら、
助っ人の御主人さんの楽しいお話を聞きながら、本当に貴重な
時間を過ごすことが出来ましたぁ。
40年来使い続けた鉄板で焼き上げた「いんおこ」。
油を一切使わず、胃に持たれず、あっさりしていて、
広島風の蒸し焼きと云うより、コテで押さえて押し焼き風で
野菜のキャベツや具材が水っぽく無いのが特徴かも。
前回はうどん玉、今回はソバ玉を試しましたが、どちらもGOOD!判定。
隠し味の「のしいか」が良い味出しています。
「美味しかったですよ」
今回は因島スィーツを探しに町ブラも...
名産の「はっさく」を使ったスィーツが人気でした
「山歩き」と「ご当地グルメ」が合体した「ご当地アルプス」の山旅は
新しい山歩きのトレンドになる可能性が十分にありますね。
ベースキャンプ高松店スタッフ