2024年1月24日 (水)

因島アルプス縦走 ~山レポート②~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

                               。

1月23日は広島県尾道市のしまなみ海道上に浮かぶ、

因島(いんのしま)にそびえる山塊...ご当地アルプスとしても

大人気の『因島アルプス』を縦走しました。

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12月にも登りましたが、余りにも大人気で、

アンコール山行になりました。

先月は紅葉がまだ残っていましたが、今は冬枯れの縦走路。

暖冬だったのに、この日からは寒気が急に南下して来て、

小雪が舞ったり、暴風が吹き荒れたり...

でもその分遠望も効き、遠く対岸の愛媛県や徳島県の

山並みも確認出来ました。eye

レポートです。enter

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今回も登山・下山口は椋浦峠。(標高は117m)

往復縦走の形態です。

落ち葉の降り積もった登山道は、滑りやすく、

加えて急登なので要注意danger

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遥か頭上へと伸びる階段状の道のりは

島の最高峰の奥山直下迄、続きます。(shock

段差の低い・高いが有って、高い所は

物凄く登りの訓練になりました(笑)

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極寒だったにも拘わらず、身体はポッカポカで、

アウターシェルを脱ぐ人が続出。

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そして最高峰の奥山(標高390m)に到着。

広い空間の先は展望所。

赤い村上水軍ゆかりののぼり旗が風になびいていました。

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奥山から山塊を東から、西へ縦断。

緩やかな道は少なく、アップupwardrightダウンdownwardrightが伴います。

だから歩き応えは十分に堪能できますよ。

稜線に出れば、風が一気に強まりました。

道の整備状況は相変わらず、抜群。good

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小雪がチラ付き、降り続けば間違い無く、

高速道路が通行止めになる様な感じでした。

路面には若干白い雪が残っていました。

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落葉の木立からは瀬戸内海がず~っと白く輝いて

見えました。まさしく海上アルプスなのですsign01

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山塊の西のピーク、青影山の長い山頂部に到達。

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標高275mの青影山の頂上です。camera

ここはかつて村上水軍のお城が在った場所。

南は瀬戸内の多島美の絶景が広がる...

ちょうど良いタイミングで、晴れ間も出て来ましたね。

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展望を愉しみ、ランチタイム riceball

「絶対風が強くて、寒くて食事なんか出来な~いsign01」と

思っていましたが、不思議にも大丈夫でした(coldsweats01

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ちょうど食事時間が終わる頃、再び海から風が上がり、

雪が降り始めて来たから、ビックリ (wobbly

海上では低く垂れ込めた雪雲が幾つも見えました。

急いで下山開始。

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午後は晴れ間も出て、景色が一変。

周りの風景が色付いて来ました。

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縦走路上には所々で展望場が在り、素晴らしい眺望が

愉しめて、因島アルプスの最大の魅力かもしれません。

海を挟んで対岸の四国の石鎚山系や剣山系の山並みも

確認出来ました。

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最初の急登は、復路では「激下り」に変貌 (coldsweats02

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白く光っていた海は、陽が射せば、鮮やかな

青色に変わりました。そして無事下山。

【歩行データ】

歩行距離:8.82㌔  行動時間:4時間51分

総上昇量:871m   総下降量:904m

総カロリー:1,680カロリー

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アフターウオークはお待ちかねの「いんおこ」タイムsign03

土生エリアの地元の名店「越智お好み焼き店」で

「いんおこ」(略して「因島のお好み焼き」)を頂きました。

今回も焼き始めから、女主人のコテ捌きや工程を拝見しながら、

助っ人の御主人さんの楽しいお話を聞きながら、本当に貴重な

時間を過ごすことが出来ましたぁ。

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40年来使い続けた鉄板で焼き上げた「いんおこ」。

油を一切使わず、胃に持たれず、あっさりしていて、

広島風の蒸し焼きと云うより、コテで押さえて押し焼き風で

野菜のキャベツや具材が水っぽく無いのが特徴かも。

前回はうどん玉、今回はソバ玉を試しましたが、どちらもGOOD!判定。

隠し味の「のしいか」が良い味出しています。

「美味しかったですよheart01

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今回は因島スィーツを探しに町ブラも...

名産の「はっさく」を使ったスィーツが人気でしたnote

「山歩き」と「ご当地グルメ」が合体した「ご当地アルプス」の山旅は

新しい山歩きのトレンドになる可能性が十分にありますね。

ベースキャンプ高松店スタッフ