うどん県、ベースキャンプ高松店です。
4月16日に広島湾岸トレイル・広島本コースの
NO7を歩きました。通算25回目の来広です。
今回は上深川駅~鬼ヶ城山~白木山~三入を縦走。
「広島湾岸トレイル」とは、世界でも類を見ない
都市隣接周回型のトレイルで、平成28年7月に全通。
注目度が非常に高いコースです。
47山60峰14峠18河川3瀬戸4島を越える道のりは、
総全長289㎞を誇り、国内有数を誇ります。
そのコースの中でも難易度★★★★は、私達には
未経験ゾーンで、ビビりマクりの「白木山コース」
でしたが、遂にその時が来たのです。
コロナ蔓延防止の影響で、昨年12月以来で、
約4か月ぶりの歩行再開ながら、いきなりの
最難関コースへのトライになりました。()
前々日からの雨も上がり、開催日は晴れ
気温も低く、絶好の登山日和。
山全体が若い緑色に萌えて、大歓迎してくれました。
今回はJR上深川駅からのスタート。取り付きの
鬼ヶ城山の山並みが眼前に広がって見えました。
民家を抜けて登山道に入ると、すぐに沢沿いの道のり。
急登じゃあ無くて、緩やかな登りが嬉しいですね。
清流のせせらぎと鳥のさえずりが心地良かったです。
心配していた徒渉点も水量が少なくて、問題無し。
露石でスリップも無かったです。
沢を離れると、本格的な登りが始まりました。
ゆっくりしたスピードで高度を稼いで行きます。
道の整備状況は素晴らしく、歩きやすかったです。
「ウワ~、めちゃぁ、急~!」
上は見ないでおきましょう(笑)
「大分登りましたね。」
「水分補給の休憩!」
眼下に登ってきた上深川エリアが望め、少しホッと…
登山道横にはツツジが現れて、
思わぬ「ツツジロード」に大感激。
「二十畳岩」と呼ばれる山岳名所を訪ねました。
「怖い~」と云いながらも、実はこんな道のりが
大好きな皆さんです。
広い大きな岩に立てば、抜群の展望が開けていました。
トレイルに戻り、尾根を目指して、再スタート。
急な登り傾斜は続きます。
ようやくアンテナ塔の建つ尾根に到着。
ここまで登れば、後は大丈夫でしょう。
今回も現地の広島湾岸トレイル協議会の皆さんに
サポート頂き、本当に有難かったです。 <(_ _)>
悪路を4駆で支援頂き、要所でドリンクや
おやつまで頂きました。
ポカリと水に、チョコレート菓子も。
元気を貰いました。
鬼ヶ城山(標高737m)に到着。
「登り切れば、後はダラダラの横歩き」と
お伝えしていましたが、
意外とアップダウンが在りました。
白木山頂の強風を警戒して、手前のアンテナ塔の
建つピーク下でランチ。
協議会の方から、お接待に、手作りのお漬物を頂きました。
これが絶品で、かつてぜんざいをふるまって頂いた時にも
味わった味で、皆さんよく覚えており、大感激になりました。
尾根の道のりも結構ありました。
林道の横の尾根道の木々を縫い歩く、
緑のトンネルが続きます。
ようやく白木山山頂に到着です。
遥か後方には瀬戸内海と宮島も見えています。
「ヤッタ~」
広々とした山頂部で、その開放感が良いですね。
四国は見えませんでしたが、360度の
大パノラマが見渡せました。
その中には、かつて越えた山々も望め、
感激もひとしお ()
白木山からは三入側に下山します。
これがまた最初は、急な下りでした。
本当に路面が乾いていて助かりました。
皆さん、木に掴まりながらの下山です。
山道から林道歩行にチェンジ。
咲き誇るフデリンドウに遭遇。
本日3回目のお接待は、コーヒーブレイク
「至れり、尽くせり」でした。
途中でリタイヤも出来る安心感も有り、本当に
心強かったです。
萌ゆる山並み が最高の季節ですね。
「この時期が好き」と云う方も多かったです。
三入に無事下山。
歩行距離:約14㌔。
累積標高差:1313m。
全員無事歩き通すことが出来ました。
振り返れば、白木山。良い山でした。
そして、コースは可部連山に続きます...。
べースキャンプ高松店スタッフ