本日、無事に3泊4日のラトルスネイク島調査から無事に帰還、下山しました。久々に喫茶店でのんびりしています。
すごい気楽に行けるかと思っていたラトルスネイク島でしたが、残念ながらたどり着けずでした。たどり着けずというより、拝むことすらできませんでした。
それ程までに陸路からの侵入を拒む場所にありますので、行こうという方はおとなしくボートかカヌーで行きましょう。
最大の誤算は、そもそもの話まず道があると聞いていたのですがなかったことです。ラトルスネイク島の近くにキャンプ場があるので、そこまでは道を利用して気楽に行けるかと思ったのですが、多分ボートで上陸して使うキャンプ場でして、山側から行く道、ないです。
当然、地形図を利用した藪漕ぎも、探検部出身ということもあり慣れているため考えました。コースとしては、中腹まで8キロ山道を歩いた後、最短直進で2キロ、道を選んだとしたら3キロ弱の藪漕ぎ(長いなー正直全くやりたくないなー)。どの道、中腹まで行って考えようと思い出発しましたが、このオカナガンマウンテンナショナルパークの山道が基本岩稜エリアでして、途中から切り立った岩肌に拒まれて藪漕ぎとかいう状況じゃありませんでした。600~700mと決して標高の高い場所ではないのですが、地形の特徴なのか切り立った岩が非常に多いです。陸路ではちょっとラトルスネイク島、行ける気がしないですね。
「そもそもナショナルパークなので藪漕ぎしようというスタンスは良くない!」と負け惜しみを言ってみたりしてみます。
18日、19日はラトルスネイクアイランドよりさらに南にある浜辺で宿泊し、そこから海岸線をわたっての侵入も試みましたが100mくらい進んで敗退。岩稜エリアで、とてもじゃないですが進めないです。
結果としては5日間はこんな感じ。
15日、16日・・・オカナガンマウンテン登山入口に向かいつつ自転車移動。及び余った時間で湖を観察オゴポゴ探す。オゴポゴ観察出来ず。
17日・・・オカナガンマウンテン入山。ラトルスネイク島への藪漕ぎできそうな道を探すも険しいの岩肌が多いので諦める。湖の見えない山中での宿泊。
18日・・・出会った登山者に教えてもらった南の浜辺からラトルスネイク島を目指すも断念。午後からの時間をすべて使い湖を観察オゴポゴ探す。オゴポゴ観察出来ず。
19日・・・一日かけて湖を観察オゴポゴ探す。オゴポゴ観察出来ず。
「今日は、オゴポゴを目撃するために一日ずっと湖を見ていましたが、残念ながら何も目撃出来ませんでした。」
という日が人生の中でたまにはあってもいいのではないでしょうか。
そもそもですが、11月は1960年~2000の40年間で5回しか目撃例のない月でして、改めて計算すると目撃確率は絶望的でした。
目撃確率
1200日(40年×30日)で5回目撃=240日に1回…
一日観察して見られる確率=0.41%。
しかも、あくまでこの0.41%というのは湖のどこかに現れたという数字なので、今回私が観察した南側(目撃集中率70%)をかけると
0.41%×0.7%=0.29%
三日間頑張って湖を見ていても、オゴポゴを見ることのできる確率1%未満とか、涙ですね。
ちなみに、12月は4回しか目撃がないため更に確率が悪化します。
一応今回は希望的仮説として、季節による出現回数変化説ではなく、季節による行動範囲変化説(つまりは、寒い冬の時期も水面には出てきているが、人の近寄らないラトルスネイク島付近にしか現れていないのではないかという説)を考えたのですが、うまくいきませんでした。
一日ぶっ続けで湖を観察して学んだことは、同じ姿勢で寝袋に入っていると疲れるということと、たくさん寝たのにまただんだん眠くなってくるということです。
明日からは大人しくオカナガン湖南側を走り、南のルートを抜けてバンクーバーに向かいたいと思います。
(2016年11月20日)
5 ÷ [ 365(日)×40(年)=14600 ] = 0.00034 = 1回/2,920日のような気がしなくもないですが。*うるう年除く。詳しく計算は
理系の方に任せます。
めっちゃ楽しそうな冒険してますね!
ケロウナのクリストファーさんにこのサイトとタツキさんのこと教えて貰いました。(と言ってもクリストファーさんには直接会ったこと無いですが)
しかも自分も明日からバンクーバー行きますよ!
応援してます。
自分も自転車では無いですが旅の写真ブログをやってます。(^ ^)