2月28日(火)第5回!
前川&大浦で楽しみにしていた大文字山へ行って参りました
そうです!
前回は大寒波の雪の影響で急遽コースを変更したため飛ばしていた
蹴上から大文字山を経て哲学の道までのコースです
前々回、ねじりまんぽを抜けたのが
ちょっと懐かしくなるくらい前のことのような気がしつつストレッチ☺
素朴な案内の矢印に従ってレッツGO!
歩き始めてすぐにインクラインの線路が。
明治時代に琵琶湖から京都まで引かれた水路「琵琶湖疎水」。
インクラインは高低差のある舟だまりの間を、舟を台車に乗せて運んだ傾斜鉄道だそうです。
ダイナミック!
この琵琶湖疎水によって日本初の水力発電所と路面電車が誕生したんですって。
なんだかその時代の人々のパワーや情熱を感じる場所でした。
しばし静かな道をまっすぐ進むと分かれ道に。
まっすぐ行くと【33-1】から【34】【35】…【38】へ。
左手に行くと日向大神宮を通り【33-2】【33-3】から【38】へ。
私たちは日向大神宮を通るコースを選択。
こちらは「京の伊勢」とも呼ばれる神明造の神宮で
伊勢神宮と同じく天照大御神が祀られています。
「下宮」
「内宮」
さらに歩みを進めるとなんと!
アマテラスがお隠れになったという神話で有名な天岩戸が。
予想外(下調べ不足?!)のパワースポット出現にテンションUP☝☝
もちろん通り抜けました☺
しばらく山の中の道をうねうね行くと
私達的には見慣れない光景が!!
鞍馬辺りでも「木の根道は足元に気を付けて!」などと言われたことがありますが
根っこ、根っこ、根っこ!!!
この木の根は半端ないっ!
数日前にTV放送で見たアバターのエイワを連想させる不思議な光景でした。
以前歩いた将軍塚や山科方面を右手に眺めながら歩みを進めます。
木々が途切れると心地よい風が…と言いたいところですが
この日も快晴☀
まさかのムーンとした熱気があがってきてびっくりでした。
写真を撮り忘れましたが
【44-1】【44-2】辺りから山頂手前の【45】までの地層が
とても興味深いものでした。
宇治の大吉山で見た赤っぽい地層の黒っぽいバージョンのような感じで
こちらも古いものに違いないと…
帰宅後調べてみると
はるか昔、中世白亜紀ごろにマグマの高熱で熟変成作用を受けた
ホルンフェルスという硬い岩石の層のようです👀
比叡山と大文字山は硬いホルンフェルスでできていて浸食されず高く残り
間の部分は熟変成作用を受けていない花崗岩が分布しているため浸食がすすみ
これによって比叡山から大文字山の現在の山並みが形成された、とのこと。
…わくわくするのは私だけ?
この日は平日でしたが何組かのグループと抜きつ抜かれつしながら山頂へ。
銀閣寺側から登ってこられた方も多く
お昼時ということもあり山頂は多くの京都トレイラー(?)で賑わっていました🍙
昼食をサクッと済ませ【45】に戻って本日のゴール【48】霊鑑寺を目指します。
地図で見ると等高線の幅狭めのところを一気に降るイメージ…。
【46】俊寛僧都忠誠の碑~楼門の滝あたりの険しさはなかなかのもの😲
ポールを使って慎重に☺
「ここまっすぐ下ります?」
「あってる?」
「ほんまに?」
と二人で何度も地図を確認しながら降りました。
降りたところで見上げると
楼門の滝!!
あまり人が通らないのか
ふかふかやわらかい杉の枯葉を踏みしめ着実に下っていきます。
標高465mとそう高くはない山なのに
いろんな表情を見ることができておもしろかったです。
ところどころに古くから信仰の山だったんだなぁと感じさせる
自然の厳しさや荒々しさも垣間見れられて
とても魅力的なコースでした。
少しずつ民家のある道に出て舗装された長い長い坂道をくだると
前回のゴール地点でもあった【48】霊鑑寺前に到着。
ふと見ると先月雪景色だった哲学の道も
すっかり春の雰囲気に。
京都の季節の移ろいもしっかり感じられた一日でした。
【コースMEMO】
👆🚩スタート地点:京都地下鉄蹴上駅→(3分)【30-2】ねじりマンポ【31】インクライン入口
→(5分)【32】舟だまり→(10分)【33-1】日向大神宮コーストの分岐
→(10分)天岩戸→(10分)根っこ道→(20分)将軍塚・山科方面が見える道
→(60分)大文字山山頂→(30分)俊寛僧都忠誠の碑→(5分)楼門の滝
→(15分)山から民家のある下り坂へ→(10分)🏁ゴール【48】霊鑑寺前
→(5分)チョイ足し 哲学の道
■送り火で有名な火床は実は京都一周トレイルのコースに入っていない!!
■大文字山のメジャーな登山コースはどちらかというと今回のコースではなく
銀閣寺側から上がるコース。
今回のコースの方がややハード(前川談)☺
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