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2024年8月24日 (土)

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

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暑~い夏の山歩きは、正直厳しいです。

なんか、スカッとする様な...

夏季の山歩きの提案って、出来ないモノかなぁ...

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そんな中、8月23日に四国を抜け出し、

広島市内で 夏山スペシャルshineshineと題した、

「トレッキング」&「滝修行」のドッキング企画に

出掛けて来ました。

今回も現地の広島湾岸トレイル協議会の強力なサポートを

頂きました。

まずはトレッキングへ。

台風接近で、朝から蒸し暑い中のスタート。

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広島市内では紅葉で有名な三瀧寺から、宗箇山(そうこやま・

標高356m)を目指します。この山周辺は「広島南アルプス」と

称される山岳エリアになります。

緑溢れる...美しいお寺は、外国からの参拝者が多かったです。

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境内は見所も多く、三の滝、二の滝、そして「三滝の名水」を

経由して、一の滝。そこから山に取り付きました。

青モミジの世界から、竹林へ。

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案内して頂いたのは、有名な着物女子リーダー。

例え北アルプスでも、どんな山でも着物で登るから、

驚きです。そして頼りになります。 (happy01good

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物凄く歩きやすい...快適な道のりで、更に眺望が

得られる、山歩きが楽しくなる道のりでした。

更に風が通り抜けて、下界の暑さがウソの様な、

涼やかなトレッキングとなり、一同大感激。

心配していた虫も余り居ませんでした。

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宗箇山(標高356m)に到着。

瀬戸内海、島々、そして眼下には広島市内も見渡せる、

大パノラマ~sign01 青空と澄んだ空気感~「最高で~す heart04 

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宗箇山からは縦走スタイルで、237.0峰(高峠山)へ。

こちらの展望も素晴らしく、木陰でランチタイム。riceball

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さすが中四国の中心地、広島市。

でもこんな大都会ながら、近郊の周囲には山々が

張り巡らされていて、自然を間近で感じることが出来る、

素敵なエリア。

広島市内の山並みをぐる~と廻る、全行程約293.8㌔を

誇るロングトレイルの『広島湾岸トレイル』は歩き応えが有り、

またアクセスに交通機関が利用できる利便性も有り、是非とも

挑戦して頂きたいトレイルです。

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尾根を下れば、市街地へ下山。

ここからしばし住宅地の中を、滝修行の地まで歩きました。

お山区間は涼しかったけど、さすがに下界は暑かったぁ。

いや、暑過ぎましたぁ 気温は35℃超え~(coldsweats02sweat01

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距離約7㌔。上り約487m、下り約345m。

レベル入門~初級の歩行内容でした。

教順寺の「滝の観音」まで歩いたら、いよいよ「滝修行」体験。

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静かで落ち着いた お寺の広い境内に、1本の綺麗な滝。

神聖な空間です。

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いざ滝を前にすると、意外と水圧を感じる程の迫力。

チョロ・チョロでは無く、ダ・ダ・ダ~ァ~ という感じ。

雨が少ないと聞いていたのですが、意外に水量が有り、ビックリ。

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勇壮なほら貝の登場 (coldsweats02

かなり本格的です。

そして滝入り前の入念な作法を教わりました。

教えて頂いたのは、「献水の滝物語」の皆さん。

優しく、分かりやすく、緊張を解きほぐす様に...

白の装束をまとい、経を唱え、お不動さんにお祈りして、

お塩を撒いて、いざ滝入り。

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皆さん、初体験でしたが、ナカナカの度胸っぷりsign03

左右に揺れる水流を正面で受けて、全く体がぶれる

ことも無く、堂々とした滝入りでした。

聞けば、水圧が凄くて、息が出来ない...そんな感じらしく、

でも水温は26℃で、 冷たい感じでは無くて、爽快な気分で

滝に打たれたそうです。

折角なので2回打たれましたが、2回目は落ち着いて望めたみたい。

「心身共にしっかりと整いましたぁ (lovelygood

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滝行を終えたら、温かいドリンクを頂き、

この滝にまつわるお話を、ナント紙芝居でお聞きしました。

半世紀上に渡り、たった一人でこの滝のお水を

原爆で亡くなられた犠牲者の方の慰霊碑に献水をされた

宇根さんのお話でした。

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偶然遊びに来ていた中学生達も加わり、平和の尊さを学ぶ

機会を得ることが出来ました。

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サポート頂きました皆様、本当にありがとうございました。

色んな体験が出来て、本当に良かったです。<(_ _)>

ただ登って、下るだけじゃあ無い...

そんな山旅を今後とも提案して行けたら、と改めて思った次第です。

ベースキャンプ高松店スタッフ                                                                                               

2024年8月20日 (火)

ベースキャンプ高松店です。

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8月17日~19日で、鹿児島県の甑島(こしきしま)に

旅した島歩きレポートです。

甑島は鹿児島県薩摩半島から西へ、距離にして約30㌔の位置に在る

東シナ海に浮かぶ上甑島・中甑島・下甑島の3つの島から成る離島。

鹿児島の港から船で約1時間弱のアクセスで国定公園にも指定されて

いる、絶景が広がる自然豊かな島に訪れることが出来ます。

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来島の目的は、しま山100選の山2座の登頂と下甑島の

「みっちり草原」のお花畑散策~note

3島を繋げる立派な橋が出来たので、車で島巡りが

出来るのです。

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上甑島最高峰の遠目木山(とおめきやま)の

山頂436mから、上甑のトンボロ(砂州)を見下ろす...

気温は30℃越えで、暑かったですsweat01

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お昼はコシキテラスで、「断崖バーガー」を頂きました。restaurant

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上甑島と中甑島を繋ぐ、鹿の子大橋。

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こちらが新しく出来た甑大橋。

鹿の子百合(カノコユリ)がまだ残っていました。

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この橋が無い時は、下甑島へは船でアクセスしていたそうです。

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白亜時代の地層が露出している断崖。

ナカナカの見応えでした (coldsweats02

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さて、いよいよ「みっちり草原」へ登ります。

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14時過ぎですが、まだまだ暑い。sweat01

急な海沿いの登山道をよじ登ります。

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みっちり草原に出ると、海風の強風が当たって、

木が生えない草原の斜面に、鹿の子百合が

みーーっちりと咲いていました。good                      

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かなり広範囲で、ニシハマカンゾウ(黄色)と

鹿の子百合(ピンク)の群生です。

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たまにハマトラノオ。

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鹿の子百合。みっちり草原を降りる頃には、この

花粉が服に付いて、落とすのに苦労します。

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秘境感満載で、素晴らしいお花見ウオークが出来て、大満足sign03

そして海風が出てくれたので、気持ち良かったです。

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木陰が無いので、日焼け対策は完全防備でsign01

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草原周辺は断崖絶壁。

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入り組んだ断崖絶壁と大海原と花園。

自然の力強さを感じ取れる場所でした。good

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ベースキャンプ高松店スタッフ                                     

2024年8月18日 (日)

ベースキャンプ高松店です。

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8月15日~16日の二日間で、「四国の屋根」、石鎚山系の

大縦走に行って来ました。今夏のスペシャル・プランです。

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初日は西之川登山口から瓶ヶ森へ登り、山上で宿泊。

翌日は車の回送で、土小屋へ移動し、石鎚山に登り、

そこから二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森へと縦走すること、

約9時間半... 山系西側の梅ヶ市へ下山。

長くて厳しくも有り、それでいて愉しい...ロングトレイルに

大満足の山旅になりました。

それではレポートです。enter

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石鎚山ロープウェイ山麓駅から、しばらく林道を行くと、

西之川登山口が在ります。道が悪いので、車は手前に

停めて、100mぐらい歩いて、入山。

ちなみに東之川コースより「難路」と云われています。

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「お~っとsign01 危険 danger」 十郎あれ と呼ばれる地点。

東之川より難易度が高い理由が分かります。

それでも沢沿いのルートは涼しさが違いますが...

う~ん。でも安全に登るのには、やはり「東之川コース」が

お勧めですかね。

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山名の由来の「瓶壺」。

この水場へダイレクトに登れるのもこのコースならでは。

「冷たくて、気持ち良さそ~う。」

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瓶ヶ森・女山(かめがもり/標高1,897m)に登頂。

標高差約1500mを登り切りました。good

男山のピークにも立ち寄る予定でしたが、雷が

鳴り始めたので、足早に避難小屋に下りました。thunder

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瓶ヶ森のテント場には先約が1組だけ居らっしゃいました。

夏場のお盆休み中だと言うのにほぼ貸切状態。

周辺は一面の笹原が広がり、開放感に富んだ

気持ち良い場所です。 

奥には明日登る...石鎚山が見えていました。

今宵は瓶ヶ森の山上で宿泊となりました。

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夜中に雷と雨が激しく降りました。

気温も一気に下がり、かなりの冷え込みに。

思わず、フリースを着込みました。

朝方には星がキレイに見えていました。heart04

「ペルセウス座流星群には、少し遅かったぁ。」

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翌日は土小屋へ移動し、まずは石鎚山への登り。

登りの途中で木々の間から、ご来光を見ることが出来ました。

「お天気は良さそう...」

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モノゲンロートの石鎚山。

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石鎚山弥山山頂(標高1,974m)から、これから歩いて越えて行く...

二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森の連なりを確認。

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縦走中、面河渓方面への分岐で看板が有り、

大雨に依る崩落で通行止めとのこと。 danger   

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石鎚山から二ノ森間は、笹が生い茂っていて、朝方は

レインスパッツを履いていないと、朝露で靴の中まで

ビショビショになります。sweat01

深い所では胸位の高さまで有り、スパッツでも無理かな?

レインパンツとスパッツの共用が必要ですsign01

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中央の尖った山容は、二ノ森。

四国のハイカーあこがれの縦走路。

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縦走路には笹が覆いかぶさり、足元が見えにくく

なっていますので、この点も要注意danger

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振り返れば、奥に石鎚山本峰。

お天気は良かったのですが、この時間になり、

ガスが湧いて来ました。

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二ノ森(にのもり/標高1,929m)に到着。

ここまでがとにかく長かったですが、ここでちょうど半分くらい。

石鎚山と堂ヶ森の中間点に聳えているので、日帰り登山だと

かなり難易度が上がります。

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二ノ森を越えて、笹原の気持ちの良い鞍瀬ノ頭への登り。

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鞍瀬ノ頭(くらせのかしら/標高1,889m)に着きました。

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下界は猛暑。西条市では最高35℃超えup

ガスが湧き上がりますが、歩く分には涼しくて、

快適に歩くことが出来ました。scissors

ガスの切れ目から、堂ヶ森が現れました。 eye

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堂ヶ森(どうがもり/標高1,689m)。

下山は梅ヶ市登山口へ。

そして無事、大縦走の完成となりました。

2日目は歩行距離は約13㌔。登り約1,000m、

下りは約1,700mでした。

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bベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月16日 (金)

ベースキャンプ高松店です。

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8月12日は、鳥取県に在る日本百名山の大山

(だいせん・標高1,729m)に登りました。

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鳥取県及び中国地方の最高峰でもある人気の山。

鳥取県西部の旧国名が伯耆国であったことから、

「伯耆大山(ほうきだいせん)」、あるいはその山容から

「伯耆富士」や「出雲富士」とも呼ばれています。

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今回も山域の北北西側の夏山登山道から入山。

いつもは大盛況の山で、登山者が途絶えないのですが、

意外や駐車場は車がまばらで、登山者も少なかったです。

きっと前日の「山の日」に登られた方が多かったのでしょうね。

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登山道は相変わらず整備が良好。

この日も下界の米子は32℃と異常の暑さ。

特に夏場は瀬戸内に負けない暑さを感じます。sweat01

とにかくゆっくりと登って行きます。

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標高1200mを越えて、6合目の避難小屋で

臨時の通行規制に遭遇。しばし待機となりました。(coldsweats02)

どうやら登山者のアクシデントが発生した模様。danger

下山中に両足が痙攣して動けない状況だとか...

救助のヘリがやって来て、無事収容されたのでした。

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お天気は終日に渡り、雲が流れる感じでした。

眼下には元谷とその背後に連なる宝珠尾根。

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こちらは日本海と弓なりの海岸線が特徴的な弓ヶ浜。

左側に米子の町も見えています。eye

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大山の弥山山頂に到着。

標高差約1,000mを登って来ました。sweat01

下界の暑さはどこにやら...

とっても涼しくて、長く居ると寒く感じるくらい (bearing

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山頂直下には頂上避難小屋が在り、天候不順時、

夏場は特に雷雨対策にありがたい存在です。thunder

売店が併設され、お水やカップヌードル、はたまた

Tシャツも販売されています。

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往路を下山。

雲間に素晴らしい眺望が開けたダイセンキャラボクの道。

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6合目下で、夏山登山道と分かれ、行者登山道へ。

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大神山神社奥宮を経由して、無事下山しました。

下山後は雨が降り出しました。

日本海に面した独立峰なので、午後からは雲が掛かる

ことが多いので、午前中が勝負ですね。

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頂上は涼しかったけれど、やはり登りでは暑く、

十分な水分が必要不可欠ですsign01

今回も事前アナウンスで、2L程度を用意して頂きましたが

これぐらいの水分量はお持ちになられた方が良いですね。

アト、汗で失われるNa (ナトリウム)、カリウム、マグネシウム、

鉄分、亜鉛等のミネラル分の補給に、お塩やミネラル・ウオーター等で

対策されることをお勧め致します。

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月15日 (木)

ベースキャンプ高松店です。

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8月9日~11日で、中央アルプスの日本百名山選定の

空木岳(うつぎだけ・標高2,864m)に登りました。

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今回は池山尾根往復のコースです。

天気が良くても稜線上での風の影響が受けやすい為に、

木曽駒からの縦走で過去に何度か断念したことがありました。

菅の台スキー場駐車場から山頂までの標高差は、ナント

約2,000mも有り、1日で登る標高差としては、かなり上級編。

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池山尾根コースと云えば、「小地獄」と「大地獄」。(sad

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太くて、大きな鎖を使って、この崖を登ります。

宿泊装備を背負い、登るのには、かなりの負担に...

                                                                                                                 。

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大地獄と小地獄は、ヤセ尾根に付けられた名前で、

1歩踏み外すと、地獄行きってことでしょうか?

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陽射しがよく入る、カラマツの樹林帯。

樹間からは青空が覗いています。

今回はお天気に恵まれました。good

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モミジハグマ

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花崗岩の白砂の尾根には巨岩が立ち並びます。

この岩は「駒岩」と云う名前です。

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最後の力を振り絞って登ります。sweat01

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山頂直下の駒峰ヒュッテ(こまほうひゅって)で宿泊。

避難小屋ですが、夏の時期は管理人さんが居てくれて、

お水やビールの販売もありますが、一応自炊が原則。

要予約で40人定員なので、土日は直ぐに満室になります。

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空木カールのお花畑。

この時期、コバイケイソウとチングルマは終わっていました。

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雷鳥2羽に出会う事も出来ました。heart04

そして往路を戻り、無事下山となりました。

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月14日 (水)

ベースキャンプ高松店です。

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甲斐駒ヶ岳を登った翌日は、仙丈ヶ岳に登りました。

こちらもお天気に恵まれました。

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3つのカールを抱く、雄大な山容、お花畑に咲き誇る

高山植物は素晴らしく、別名「南アルプスの女王」とも

呼ばれる名峰です。

「仙丈」の名前は、広大なカールの大きさが千畳分も在る...

と云う所から付けられたそうです。

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まだ暗い内から北沢峠を出発し、山頂を目指しました。

なんたって、帰りのバスの時刻が決まっているので、

遅れることが許されません。

樹林帯の登りで、朝日に遭遇。sun

「神々しい瞬間」

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小仙丈ヶ岳のピーク(標高2,864m)が見えましたぁ。

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振り返ると、昨日登った甲斐駒が見えました。

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小仙丈ヶ岳に到着。

奥には仙丈ヶ岳のカール地形が広がります。

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そして仙丈ヶ岳(標高3,003m)に登頂sign03

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甲斐駒の山頂はガスに覆われてしまいましたが、

仙丈のピークからは遮るものが無い、山岳パノラマを

存分に愉しみました。eye

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眼前に甲斐駒を眺めながら、下山へ。

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富士山、右側には北岳も。

日本の高嶺NO1とNO2を同時に見れるなんて、

贅沢過ぎですか?

こうして北沢峠に無事下山し、バス時刻にも間に合う事が

出来たのでした。good

ベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月13日 (火)

うどん県、べースキャンプ高松店です。

                          ・

連日、暑い日が続きますね。

こんな時は、下界の猛暑を抜け出して、

涼やかな水辺のハイキングがお勧めです。

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                                     ・

今回「」を求めて訪ねたのは、三重・奈良県境の

赤目四十八滝 (あかめしじゅうはちたき)。

随所に名瀑を散りばめた渓流沿いのハイキングを、

涼やかに愉しむ予定。

降水確率は50%で、13時から雨予報でしたが、

結局は晴れときどき曇りで、雷は鳴りませんでした。

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                                                                                              .

例年、紅葉を狙って秋の時期に訪れることが多いですが、

今回は「ヤマケイ7月号」の「夏の日帰り名山」に取り上げ

られていたのを見て、夏季に初めて訪れました。

起点はリニューアルされたばかりの赤目滝水族館。

平日ながら夏休み期間と云うことで、ハイカー、観光客も多く、

ナカナカの盛況ぶり。海外からの訪問者も...

散策路に歩行者が途切れることはありませんでした。

やはり、皆さん「涼」を求めているのかな?

                                            ・

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急峻なに囲まれた渓谷は、奥深く、意外と川幅は広く、

四国にはお目に掛かれないスケール感は感動モノ annoyannoyannoy

散策コースの整備状況はほぼ完璧で、滝内を監視される

スタッフも随時パトロールされているので、心強いです。good

道中にはたくさんの滝が在り、見所は多いですよ。

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                                                                                                   .

夏のこの時期は、とにかくが素晴らしいsign01

太陽が高く、渓谷に降り注ぐ光がの鮮やかな

グラデーションを造り出します。

                       

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                                  ・

散策路とは言え、滝を高巻く箇所が何ヶ所も

しっかりとしたハイキングシューズがお勧め。

急な箇所、危険な箇所には手すりが設置されているので、

安心ですね。

                           。

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                                        ・

滝を見ながら、沢を間近で眺めながらの歩行は「やか~」と

云いたいのですが、下界の気温は32度を超えていて、

渓谷内も予想以上の蒸し暑さを感じました。sweat01

「これでは涼どころじゃあ無いかも...」

「泳いだら、さぞかし気持ち良いだろうなぁ...」 (happy02)/

                       ・

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最近は夕立も多く、「水量は多めかな?」と考えていましたが、

これまた意外に降雨が少ないらしく、水量は少なめ。

でも透明度は高く、まさしく清流。魚も多く泳いでいました。fish

流れが止まった川面には周囲の風景が映り込み、ナカナカの風情。

み ど り の 水 鏡 shine

                                          ・

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                                     ・

加えて河原にはむした お抹茶色の世界...

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                                        ・

百畳岩辺りから、渓谷内に微風がそよぎ始めたと思ったら、

徐々に思い描いていた「」が感じられてきましたぁ。

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                                             ・

渓谷内の岩壁の至る所で、イワタバコが咲いていました。

紫色の星型☆の花です。

                            。

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                                ・

渓谷内で一番迫力が有り、壮観な滝は、荷但滝(にないだき)かな。

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                                    ・

今回は琵琶滝を最終目的地としました。flag

滝の入口から、約2,870mの距離、徒歩約80分。

                          .

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                                  ・

ここが今日一番の「」ポイントでした。

滝から流れ込む冷気、マイナスイオンもたっぷり。

この場を離れるのをためらう位、とても涼しかったです。

ここまで歩かなければ得られない体験、体感。(lovelyscissors

あと、意外と虫が少なかったですね。

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                                ・

往路を戻り、無事下山。

歩行距離は約6㌔、標高差は約200mの内容でした。

汗をしっかりと搔いたので、渓谷入口の温泉で

リフレッシュ spa

紅葉の時期とはまた違った夏の渓谷歩きに大満足で

帰路に就きました。

ベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月12日 (月)

ベースキャンプ高松店です。

                                                   ・

8月9日~11日で、南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の

日本百名山の2座に登りました。

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まずは甲斐駒ヶ岳(標高2,967m)のレポートです。 (happy01paper

花崗岩の白い山肌が美しく、「南アルプスの貴公子」とも

呼ばれる名峰です。

素晴らしいお天気に恵まれました sun

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登山口の北沢峠行きのバスは、始発から物凄い人が

並んでいて、今シーズン一番の人出だそうです。

今回はこもれび山荘さんにお世話になりました。

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最初は樹林帯の歩行です。

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まず双児山(標高2,649m)に登り、そこから越えて行く

山並みが見えます。

手前のピークが駒津峰で、幻の様に背後にそびえるのが、

目指す甲斐駒ヶ岳です。 eye

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岩場が出てきましたが、まだまだ序の口。

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大迫力で山容が迫って来ますが、まだ先は遠く、

「アレを登るのかぁ...」  絶句sign01

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急傾斜の岩場の下りを鎖を使い、下りました。

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山頂手前はザレた砂利道で、足を取られます。

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甲斐駒ヶ岳の山頂に到着。 \(happy01)/

残念ながら、ガスってて、展望はありませんでした。

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往路を戻りました。

下山も登りup、下りdownが有るので、遠い道のりです。

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登って来た甲斐駒ヶ岳を振り返れば...

達成感が込み上げてきました。

それにしても素晴らしい雄姿shine

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こもれび山荘の夕食は、ハンバーグとスープカレー。

ナカナカの豪華な食事 restaurant

翌日の仙丈アタックに備え、栄養もしっかり補給出来ました。

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ベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月 4日 (日)

ベースキャンプ高松店です。

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長野県の北アルプス、常念岳から蝶ヶ岳への

縦走2日目の写真が当店スタッフより届きましたぁ。

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この日も最高の天候に恵まれたみたいですね。

昨日宿泊した常念小屋(標高2460m)を出発し、まずは

日本百名山の常念岳へ登ります。

常念小屋の背後には、横通岳、そして大天井岳が見えてます。

更に最奥には裏銀座の鷲羽岳~黒岳の山姿も...

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結構登り応えがある...岩屑の道のり。

小屋からは約400mの上昇up

標高2857mの常念山頂を目指します。

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                                                                                                               。

常念岳山頂を踏み、右手に槍・穂高連峰のパノラマビューを

眺めながら、真っ直ぐに延びた蝶ヶ岳への縦走路へsign01

でも意外とアップダウンが多く、決して楽では無い道のり。sweat01

ハイマツの緑と花崗岩の露石、白雲と青空が広がる景観...

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そして夏の高山植物に彩られた道のりに、大満足だった模様。

夏と初秋の花々が混在していますね。

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真っ赤に染まるアーベントロート。

槍の穂先もクッキリです。good

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bベースキャンプ高松店スタッフ

2024年8月 3日 (土)

ベースキャンプ高松店です。

                                              。

8月第1週の週末に、北アルプスの前山アルプス、

日本百名山の常念岳から蝶ヶ岳へと縦走スタイルの山行へ

出掛けている当店スタッフより、写真が届きましたので、

ご紹介させて頂きます。

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久しぶりに出会った...抜群の天候に感謝 (happy01)/

槍を眺めながら、常念小屋のベンチで、まったりタイム。

素晴らしいシチュエーション shine

羨まし過ぎます。

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今回は一の沢コースを登りに使いました。

20℃を越える暑さでしたが、沢沿いの涼しげな水音を

聞きながらの歩行は、心地良かった様です。

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夕食はハンバーグに、野菜たっぷり...

またしても大盛りのライスかな...

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眼前には日本百名山の常念岳。

明日、越える所...

                                                                                                       。

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槍をバックに、雲が流れる...

夕暮れのひと時、

夏山ならではの素晴らしい一日に恵まれた様です。

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bベースキャンプ高松店スタッフ