ベースキャンプ高松店です。
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九州遠征の3日目のレポートです。
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由布岳に登った翌日は、国東半島峯道ロングトレイル上の中山仙境へ。
駐車場から無明橋、高城(標高317m)、馬ノ背を経る、周回コースに挑戦。
標高は低くても、抜群の高度感が伴う...かつての修験道の超難関コースです。
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登山口の夷耶馬農村公園駐車場を出発。
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ロングトレイルのコースとなる超難関コースですが、
天候不順時にはエスケープが可能なコース取りも可能です。
今回はそのエスケープ道を利用し、超難関コースへと
取り付くことにしました。
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無明橋。この橋の上を渡ります。
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「無明橋」とは、国東半島峯道の岩場に取り付けられた石の橋で、
下から支えられた橋脚部を全く持たない構造になっています。
ちょうど2つの石を組み合わせただけで、強度を持たせている感じ...
幅も細く、とってもスリリング。当然手すりも無く、バランスを崩すと
滑落の恐れがあります。眼下は高度感を伴う景色が広がり、高所恐怖症の
方には極めて過酷な場所になり、度胸が試されることにもなります。
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考えれば、考えるだけ、恐怖感が増します。(
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国東半島には、中央から放射状に国東二十八谷と呼ばれる数多くの谷が
形成されて、凝灰岩や溶岩の浸食により生じた奇峰奇岩が一杯。
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早朝の中山仙境は岩峰がそそり立つ、独特の景観美の中、
静寂と緊張感に包まれていました。
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進むたびに、次なる高峰がドンドンと現れてきます。
片や岩場が好きな方は、楽しくなる一方…
逆に高所恐怖症の方は気が重くなる一方…
しっかりと設営された鎖場が続きます...
ここを登ると高城(標高317m)に到着です。
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鎖場を越えたら、今度は痩せ尾根の通過が控えています。
ナカナカ、気が抜けませんね。
「馬の背」と呼ばれる場所です。
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ほぼ垂直の鎖場を下ると、隠洞穴(かくれうと)という洞穴へ。
ここまで来ると、一安心。
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現在地と書いてあるところから、ぐるっと周回しました。
「イヤイヤ、高度感が凄かったぁ」 (
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岩場や鎖場が連続するスリル満点の尾根歩きを堪能し、
帰路に就きました。
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ベースキャンプ高松店スタッフ