ベースキャンプ高松店です。
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東京の最高峰・雲取山へ。
鴨沢から石尾根を辿り、往復およそ10時間の長い山旅。
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序盤は小雨に包まれながらも、樹林帯が優しく雨を遮ってくれた。
やがて稜線に出ると風が冷たくなり、山頂に近づく頃には本格的な雨。
気温は6度。底冷えする寒さの中、山頂直下の避難小屋で早めのお昼。
しっかりと身体を温めてから、再び歩き出す。
静かな山頂には誰もおらず、雲の中にたたずむ幻想的な景色。そして下山。
樹林帯に入る頃、空が轟き、雷と共に激しい雨が降り出す。
あまりの土砂降りに思わず笑いがこぼれるほどの自然の洗礼。
それでも全員が無事に鴨沢の登山口へ戻り、この長い一日を歩ききった。
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鴨沢コース序盤の登山道。よく整備されていてトレランの人も
快適に走っていました。
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富士見ターンと看板には書いていますが、今日は木々の間や
山頂からは残念ながら富士山は見えませんでした。
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新緑のブナとミズナラの森に、
ひっそりと、それでいて確かな存在感を放つレンゲツツジ
静けさの中に、彩りがそっと浮かび上がる初夏の山。
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七ツ石小屋の前のサラサドウダンツツジは見頃を迎えていました。
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新緑と霧に浮かぶ、トウゴクミツバツツジ。
七ツ石山の手前にて。
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標高1,757m。石尾根縦走路の中継点・七ツ石山。
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山梨県川の斜面にはミツバツツジが見頃でした。
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左に富士山を見ながら…と言いたいところですが残念ながら見えませんでした。
でも、雲取山といえば、この広々とした尾根道歩きじゃないでしょうか。
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鹿よけのゲートをくぐるとヘリポートと十人平野営場に到着。
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ブナ、カラマツの森と急坂をいくつか越えれば、避難小屋が見えてくる。
最後のもうひと頑張りで坂を登りきって待望の山頂に到着! ()
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雷雨の中、無事に下山。今日の温泉は丹波山のめこい温泉です。
雨に打たれた体をしっかりと癒やしてくれました。
温泉を出る頃には雨上がりの日射しが差し込んで来ていました。
雨と霧と静寂に包まれた、忘れられない雲取山の一日。
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*5月31日(土)に登った山行レポートを編集し、掲載致しました。
ベースキャンプ高松店スタッフ