うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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5月9日は大阪と奈良の県境にまたがる、標高959mの
大和葛城山(やまとかつらぎさん)に登りました。
天気は曇りのち晴れでしたが、上空の寒気の影響で
結構肌寒くて、休憩時には1枚上着が必要でした。
お目当てはナント云っても、頂上付近のヤマツツジの大群落。
お花の状況はほぼド満開で、見頃の終盤に入ったかな?
『一目百万本』と称される...圧倒的な真っ赤の景観に、
すっかり心躍らされましたぁ ()/
平日ながら登山者も多く、人並みが途切れません。
ロープウェイからは観光客がドッと繰り出して、
海外からの旅行者も多く、皆さん素晴らしい光景に
大満足されていました。
それではレポートです。
今回は御所側のロープウェイ葛城登山口駅の横からのスタート。
登りは北尾根新登山道を登りました。
でっかい山容を誇る、大和葛城山。
ちょうど新緑のシーズンを迎えていました。
北尾根も登山道沿いの風化が進んでいる様です。
浸食が進んだ路面は一部えぐれた場所も在り、
大きな段差を乗り越えるのにひと苦労。
でも独特の景観は、まさに葛城山そのもの。
結構な急登ですが、気温が低く、登りやすかったです。
傾斜が緩くなると、まばゆい新緑の中に、
紫や赤色のツツジが顔を出し始めました。
背景が緑で、また一段と花色が引き立ちます。
頂上部の群落も良いですが、ポッ、ポッと
咲いているのを眺めるのも風情が有ってGOOD
北尾根の途中から、自然研究路へ。
アップダウンも少なく、ハイカーも少なく、
鳥のさえずりを聞きながら、新緑を眺めて、
のんびりと歩くのにはお勧めなコースです。
そしてロープウェイとの道と合流。
多くの観光客がつつじ園を目指されていました。
これがうわさのつつじ園 ()
お昼前にちょうど陽が射して来たら、一段と真っ赤に
輝き出して、圧巻の景色を造り出してくれましたぁ
真っ赤に染まるつつじの大群落を望んでの昼食
「ぜいたく過ぎますか?」
食後はつつじ園をぐる~っと散策
インスタ映えする...お気に入りの1枚を求めて、
しばし撮影タイム
どこをどう撮っても、素晴らしく絵になります
下まで降りて来ました。
上を見上げれば、こんな感じで、
つつじ園のまた違った景色が楽しめます。
登り返しが堪えますが、まさしくつつじ三昧で、
疲れも吹き飛ぶ...素晴らしい散策路でしたぁ
谷を隔てて大きな山容を誇るのが、金剛山。
この葛城山も同じく金剛山地に属しており、
山地の第1、第2標高を分け合います。
また人気のダイヤモンドトレイルが通る山群です。
山頂部からは奈良盆地が見えました。
大和葛城山山頂に登頂
下山は櫛羅の滝コースを下りました。
いわゆる周遊コース。
こちらは至る所でかつての登山道が崩落して、
新たに整備された階段などが目立ちました。
危険表示やトラロープが張られ、安全措置が
しっかり取られている様に感じました。
ただ大雨や台風等の異常気象時には避けた方が
良さそうです。
櫛羅の滝の横を通過し、無事下山しました。
林床に花は少なく、チゴユリ、クルマムグマ、ムラサキケマン...
一方樹木ではツツジ以外に、桐や藤の花が見られました。
<歩行データ>
歩行距離:8.84㌔ 行動時間:4時間58分
総上昇量:725m 総下降量:725m
消費カロリー:1,586カロリー
まだまだ春の花の山歩きは続きます。
ベースキャンプ高松店スタッフ