うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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1月18日に、徳島県の塔ノ丸(とうのまる)に登りました。
塔ノ丸は四国山脈の主稜線を形成する東の盟主の
日本百名山の剣山と祖谷川を挟んで対峙する、
なだらかな尾根を有する...四国では有数の
スノーシューハイクが愉しめる山として人気です。
それではレポートをどうぞ
今回の登山口は標高約1、445mの夫婦池の登山口。
国道438号線のアクセスは標高900m辺りから積雪の
路面凍結が有り、4駆・スタッドレスタイヤ装着で何とか
到達出来ました。2駆ならタイヤチェーン必須です
登山道は先週末に登られた方の足跡が僅かに残る程度...
路面は凍結しており、チェーンアイゼン、又は6本爪アイゼンを
最初から装着して登りました。
コースは夏道を往復することにしました。
主稜線の北側のトラバース道を進みます。
北側の深い谷には要注意
ダブルストックが安定感ある歩きをサポートしてくれます。
尾根に出る迄は、積雪量はほぼ20㎝未満。
ご参加頂いた皆様はしっかり装備を準備されていました。
今回大活躍だったのが、こちら。
■チェーンアイゼン CAMP ICE MASTER R ¥8,580
軽量で装着・脱着が容易で、傾斜がきつくない雪山だったら、
ガンガン歩けます。爪高15ミリのカーボンスチールスパイクが
13箇所配置され、高い強度と耐久性を誇ります。
■スパッツ ISUKA GORETEXライトスパッツMID ¥5,390
防水透湿性能の高いゴアテックスを使ったスパッツで、深雪でも
ズボンや靴内に雪の侵入を遮断し、保温効果も得られます。
冬道との合流点から樹林帯を抜ければ、笹原の
稜線に出ます。例年ならば、一面真っ白な雪野原が
広がっているのですが、今年は暖冬の影響で雪が物凄く
少ない状況が続いています。 ()
当初はスノーシューを履いて歩く予定でしたが、今回は
見送ることになりました。
でも少ないながらも、雪道歩きは十分、愉しめましたぁ
不思議なもので登山道が在る稜線伝いのほぼど真ん中には、
深い所でひざ下の30~40㎝位迄、積雪量が有りました。
それも降ったばかりの新雪でした。
今回はツボ足で歩きましたが、多少踏み抜きにもご用心
「 バ ン ザ イ ヽ(^o^)丿」
深雪のストックの必須アイテムも大活躍
■ LEKI ツアーリングバスケット ¥990
これが無ければ、雪面に深く刺さり過ぎて普通に歩けません。
ある程度で止めてくれるので、安定感良く歩くことが出来ます。
ようやく最奥に塔ノ丸のピークが見えて来ました。
なだらかな尾根は意外と長く、「もう着いた」と思っても、
ピークらしきモノが続いていて、歩き応えも十分堪能出来ます。
登山道のみ雪道が続き、まるで「ホワイトカーペット」のごとく、
わざわざ登山者の為に雪が敷き詰められたか?の様...
1,682mの前衛ピークから一旦下ります。
山頂直下の急登を登れば...
標高1,713mの塔ノ丸の山頂に到着 \()/
可愛い、即席の雪だるまをデコレイト
天気予報では曇り後雨。風速16mの予報もありましたが、
時折陽射しも有り、結局、雨や雪は降らず仕舞いで、風も
ほぼ問題は無かったです。他の登山者は無し。
山頂でランチにしました。
谷を挟んで標高1、893mの日本二百名山の三嶺。
徳島と高知の県境の山です。
こちらは日本百名山の剣山(左)と兄弟峰の次郎笈(右)。
登山中は標高1、800m辺りで雲が張り付いていましたが、
ようやくその全容を見せてくれたのでした。
冬山の必需品として、超お勧めはこちら。
■魔法瓶 サーモス 山専ボトル 500ml ¥6,050
100℃のお湯が6時間後でも77℃をキープしてくれる、
軽量約280gの頼もしい相棒です。*この色は廃盤色ですが...
寒い時に温かいモノを飲むとホッとします~
カップ麺やコーヒーにもお使い頂けます。
サイズは750と900mlの3サイズがあります。
山頂の気温は1℃でした。
山のレポートでは必須のアイテム。
■ 温度計 SUN Lumaシップ ¥1,540
さぁ、下山開始。
遥か先まで続く稜線を下って行きますョ。
初めて雪山に来られた方も、とっても楽しそう ()
はしゃぎながら、足跡の無いバージンスノーを駆けて行くと...
「ウワ~! ハマったァ 」 「抜け無い~」 ()
これだから、雪山は楽しいこともいっぱいあるんですよね。
楽しかった雪山トレッキングを無事下山し、
アフターハイクに剣山木綿麻温泉で汗を流し、帰路に。
【歩行データ】
歩行距離:7.53㌔ 行動時間:5時間14分
総上昇量:495m 消費カロリー:1,800カロリー
山行グレード:初中級 ★★
下界は春っぽい日もありますが、四国の高嶺ではまだまだ新雪も在り、
雪山を愉しむことが出来ますよ。
ベースキャンプ高松店スタッフ