うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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12月4日は広島県の芸予諸島北東部に位置する
因島(いんのしま)を訪ねました。
以前広島県の天満屋福山店さんの店舗レポートで初めて知った
『因島アルプス』に是非とも登ってみたい と思っていて、
ようやく実現出来ましたぁ。
今回は東側の椋浦峠を起点に、島内最高峰の奥山を越えて、
西側へ縦走。青影山まで歩いて、往路を戻るピストン行程です。
お天気に恵まれて、微風がそよぎ、紅葉が残る道のりは
とても歩きやすく、樹間から時折覗く青い海と移ろう島影が
特に印象的でした。それではレポートです。
在りました。標高は117m。市町村では尾道市に属します。
まだまだ紅葉木が点在し、明るい道のりが続きました。
植林帯よりは、自然の常緑・紅葉木が多かった気がします。
登山道の整備は良好で、看板の設置も整い、
歩きやすい道のりです。
ただ登りはクヌギ系の油分の多い落ち葉でスリッピー、
落ち葉の下は花崗岩の砕けた真砂土が乾いた状態で、
更に踏ん張りが効きにくく、若干登りにくく感じました。
遥か上にまで木道が伸びていて、直ぐに体温調整を実施。
最初から厳しい登りでしたが、最高峰の奥山(標高390m)からは、
眼下に素晴らしい瀬戸内のパノラマ・ビューが広がっていました。
期待していた四国山地の展望は残念ながら、無かったです。
奥山に登れば、フラット道が出現!
しばし心地良い道のりでしたが...
そこからは下り道となり、大山峠へと続きます。
風をさえぎる谷間には素晴らしい紅葉模様が
しっかりと残っていました。
縦走路は意外とアップダウンが伴います。
里山と舐めていたら痛い目に遭うかも?
今回のグレードはそこをを加味し、初級レベルに設定★。
そして昼前に青影山(標高275m)に登頂
ここは村上水軍ゆかりの城址が在った場所。
赤いのぼり旗は水軍を意味するのかな?
絶景を眺めながらのランチタイム。
眼下には因島の町並みと穏やかな瀬戸内海、
長崎瀬戸を挟んで、対岸には愛媛県のゆめしま海道の島々も。
多島美を満喫出来る、素晴らしい展望所ですね。
気温は8℃~14℃で、陽射しが強く、遠望は利きませんでした。
他の登山者は1組2名のみで、静かな山道でした。
ちなみにゆめしま海道側からは因島アルプスが
こんな感じに見えます。
まさしく「洋上アルプス」みたいですね。
昼食後は往路を戻りました。
当然ながら、登りのアップはダウンに、
ダウンはアップに変わり、登り返しも多くて、
時間的には行きも帰りも大差は無かったです。
午後は若干陽射しが緩んできました。
周囲も少しだけクリアになって来た様です。
対岸には岩城島の桜の名所の積善山の雄姿も。
奥山から登山口までの急坂は慎重に
下山後はズボンの裾や登山靴の砂埃が凄かったです。()
【総歩行距離:8.55㌔】【消費カロリー:1,671カロリー】
【総時間:5:05分】【総上昇量:788m】【総下降量:825m】
アフターウオークは皆様のリクエストにお応えして、
因島グルメの通称「インオコ」(因島お好み焼の略)を食べに、
土生港界隈を散策し、路地裏のお店に吸い込まれる様に入店を果たしたのでした!
多くのお好み焼屋さんは夕方からの営業も在り、14時辺りで一旦営業を終了する
お店も多いらしく、温かく迎え入れてくれた「越智おこのみ店」さんに感謝でした。
創業来の40年を有した大きな鉄板を囲んで、
この道30年以上の女主人と談笑しながら、
まずは麺を焼く所から、その無駄の無い工程を拝見するのは、
本当に貴重で、楽しい時間となりました。
「ソースはおたふくですかぁ?」
「うちは特製のそんなに甘くないソースです」
「のしいかを入れるのが特別やねぇ」
薄い生地に、大盛りキャベツと天かすと鰹節、のしいか、
うどんや中華ソバを挟んで、豚肉を乗せて、再び溶いた生地を掛けて、
最後は玉子をトッピングして、濃厚なソースをたっぷり掛けて完成~
ハフ、ハフしながら、口に頬張れば、モチモチの麺の触感と蒸し焼きの
キャベツや具材達の混然一体の旨味、ホクホク感がたまりませ~ん()
「のしいかが効いている」「これは美味いね」
お山では決してお目に掛かれない笑顔が零れています。
ランチ後にも拘わらず、全員完食とは驚きです。
このお好み焼きは油を一切使っておらず、意外と
あっさりしていたのも印象的でした。
食後にお接待でおミカンまで頂きました。
『ごちそうさまでしたぁ』『良い体験になりましたぁ』
その後に、これまた因島名物の『はっさく大福』を購入して、
上機嫌で、島を後にしたのでした。
『あ~っ、愉しかったぁ』
今後も「ご当地アルプスの山旅」は続きます。
ベースキャンプ高松店スタッフ