ベースキャンプ高松店です。
・
宿毛湾でテント泊した、翌日のレポートです。
7月12日は高知県宿毛市沖ノ島に在る妹背山(いもせやま)、
標高401.1mに登りました。
「沖ノ島」は高知県最西部の宿毛市の片島から、更に
南西に約24㌔に位置する...太平洋に浮かぶ、
高知県唯一の有人離島で、その最高点に当たるのが、
妹背山頂上です。四国百山、四国百名山にも、また日本の
「しま山100選」には高知県唯一選定されています。
そうなると登らない訳には行きませんよね()
宿毛の片島港から定期船に乗船して、一路沖ノ島へ。
便数が少なく、また冬~春に掛けて、強風に因る欠航も有り、
ナカナカ登ることが難しい山のひとつとも言えます。
宿毛湾内は穏やかですが、外洋に出る感じで、
次第に波が高くなることも...
この日はとても安定していました。
またこの島は釣り人にも人気です。
沖ノ島の母島港に上陸です。
石の階段と石を積み上げた壁が島ならではの
独特の風景だと思います。
「それにしても立派な造りですね」
どこか、懐かしい?
ノスタルジックな島風景の中を歩きます。
随分と登って来ましたぁ。
母島港が眼下に見えます。
とにかく蒸し暑い一日でした。
お花が一服の清涼剤に感じられます。
島の高台へ向けて歩き、ようやく登山道の入口へ。
新しい標識も在り、ありがたかったです。
「山伏のすだじい」、巨木です。
山伏神社の鳥居。
島民の生活の息遣いが感じられました。
山頂の展望台は風化が激しく、立ち入り禁止
妹背山山頂に到着。
残念ながら周囲は藪の中で展望は無し。
来た道を一旦戻り、途中から弘瀬地区を目指して、
縦走することにしました。弘瀬には島内の別の
港が在ります。
仏が丘を経由し、滑りやすい石の道を下れば、
ようやく弘瀬集落が見えてきました。
南国情緒たっぷりのハイビスカスがお出迎え。
無事、弘瀬に到着し、妹背山縦走の完了。
弘瀬港から宿毛港に戻り、帰路に就きました。
トレッキング&テント泊の山旅。
次回は8月の石鎚山系大縦走の予定です。
テント泊にご興味のある方は、ただいま店頭エントランスにて
代表的な山岳用テントのサンプル展示を行っていますので、
是非覗きにお出で下さい。
ベースキャンプ高松店スタッフ