うどん県、ベースキャンプ高松店です。
10月4日(火)に、西日本一標高の高い、
石鎚山(いしづちさん)に登りました。
朝の移動時は、小雨と霧で周囲は全く見えず
仕舞いでしたが、歩行中は、曇り 時々 晴れ。
予想外の気温の高さにはビックリ!()
お目当ての紅葉は、ちょうど始まったばかり...
そんな状況でしたが、眺望も得られて、
愉しい山行になりました。
それでは、レポートです。
今回はUFOラインを通り、南側の土小屋登山口
からの往復登山となりました。
歩行距離は約9㌔。
標高差は約480㍍。
レベル★★の「初級」の設定。
歩き出しは風が強く、少し肌寒く、雨具上着を羽織りました。
整備の行き届いた登山道を快適歩行
最初はアップダウンの少ない緩やかな道のり。
余りの暑さに上着を脱ぎました。
アンダーウエアに夏用の行動着を重ねた2枚で、
全然余裕でした。
早朝に降ったであろう雨で、路面や周囲の木々も
濡れてしっとりとした雰囲気に包まれていて、
穏やかな森の匂いに、心が和んで行きます。
道の両側にはリンドウも開花中。
そしてツツジの紅葉帯に遭遇。
紅葉を愛でる楽しさは、秋山ならでは
鶴ノ子ノ頭を越えて、登りが始まりました。
笹原には、ウラジロモミが点在しています。
振り返れば登り口の土小屋も見えています。
道中にはブナ等の巨木も見られ、森林浴も十分
お楽しみ頂けて、さながらネイチャーウオーク。
東稜分岐から二ノ鎖下までは石鎚山北面下の
トラバース道を進みます。幾つかのルンゼを
通過しますが、付近はお花畑が点在するエリア。
今日も、ハガクレツリフネソウが見れました。
シコクフウロ。
どちらも夏から秋に掛けて咲くお花。
高度は1700㍍を越えて、紅葉の落ち葉も
チラホラと見られる様になってきました。
ロープウェイからの表参道コースと合流する
二ノ鎖小屋下はもうすぐですよ。
二ノ鎖小屋からはほぼ垂直に掛かる2本の鎖場ルートが
在りますが、今回は巻き道を使いました。
横は断崖絶壁で、落ちたらOUT
巻き道はしっかりと鉄階段(手すり有り)が整備されて、
高所恐怖症の方にも安心して登降して頂けると思います。
見上げた場所は石鎚山のほぼ北面で、
いち早く紅葉が見られる場所。
黄色、オレンジ色が確認出来ました。
今年はだいぶ紅葉が遅い感じですね。
谷を挟んで東側には瓶ヶ森とそれに続く、
石鎚連峰の峰々。
ようやく、晴れ間が出てきましたぁ
弥山山頂直下まで登れば、西側に続く...
西ノ冠岳、二ノ森も顔を出していました。
石鎚山・弥山(みせん/標高1972㍍)に登頂
風が少し吹きましたが、寒さは余り感じられません。
山頂では約50名程度の登山者。場所を気にすること無く、
平日ならではで、ゆったりとランチが食べれました。
朝の車中で雨が降り出し、「どうなるものか?」と
心配していましたが、霞んではいたものの
周囲の山々の展望も有り、大満足()
お目当ての紅葉は、ちょうど始まったばかり。
お日様の加減で、ピラミダルな天狗岳の紅葉模様が
刻々と表情を変えるので、見ていて飽きることがありません。
昨年は少し早かったので、今年は早めに設定したのですが、
例年並みの10日辺りか?それ以降に見頃を迎えそうな感じがしました。
そして偶然にも、山頂で同じ好日山荘グループの鹿児島の
A-RUKU(アルク)店の今村さんにバッタリ遭遇したのでしたぁ
「はるばると四国遠征、ご苦労様です !(^^)! 」
弥山から下山開始。
今日は北壁に取り付くクライマーも居ましたよ。
南東面もバッチリ見られて、ホント良かったです。
前方に岩黒山と筒上山を眺めながら、無事下山。
ゆったりとした... 良い山行になりましたぁ。
次の週末は、紅葉を求めて物凄い人出で、
きっと大渋滞するんだろうなぁ?
ベースキャンプ高松店スタッフ