うどん県、ベースキャンプ高松店です。
7月17日は愛媛県宇和島の鬼が城山系の
日本三百名山の三本杭(さんぼんぐい)に
登りました。
最近は天候が不安定で、この日も雨は降らない
ものの、どんよりとした曇天。下界は28℃まで
上昇していましたが、山中は涼風が吹いてくれて、
まさに天然のクーラーの中に居るみたいでした。
風の影響で、虫も少なめで助かりました。
今回はスーパー林道の登山口からスタート。
時短優先で、最速ルートを辿ります。
まずは主稜線を目指しての登り。
眼下に宇和海がぼんやりと見えました。
猪のコルで主稜線に合流。
ここから稜線を、大久保山目指して登ります。
ひぐらしが鳴いて、のどかな雰囲気でした。
背後には山系の名を持つ、鬼が城山。
樹林帯を抜け、大久保山(標高1156㍍)の山頂です。
稜線上はとても歩きやすく、整備も良好
ただ猪の糞が多いのが難点でした。
木々に光を遮られ、花はほとんど見られませんでした。
程無く、八面山(やつづらやま/標高1166㍍)山頂。
ここから一旦、急降下
「あ~、もったいないなぁ」
個人的には「四国一美しい道」だと思っている...
吊り尾根の主稜線に出てきました。
低い笹原にまばらに木々が生えて、窮屈さを全く
感じない、ストレスフリーの空間にホッとさせられます。
そんな道から、前方に目指す三本杭が見えて来ました。
熊のコルの4差路を越えると、三本杭への登りがスタート。
美しい森の中の道のりが続きます。
山頂直下には動物除けのゲートが3箇所有りました。
実はこの辺りは鹿さんが多く生息しています。
この写真は下見で遭遇した雄鹿。
三本のタルミと呼ばれる地点からの最後の登り。
笹原の広い山頂部へ。
三本杭(標高1226㍍)に登頂。
歩いて来た大久保、八面山の眺め。
意外と結構な距離を歩いて来た印象でした。
山頂でランチ。周囲には見渡す限り、山、山、山。
「四国は山ばかりですねぇ」
さて、下山開始。
3連休の中日にも拘わらず、途中で出会ったのは
1組2名のみ。静かな道のりでした。
帰り道、ブナの大木でパワーをチャージ。
ブナやヒメシャラの美林に大感激 ()
トラバースせずに、往路を忠実に下山。
よって登り返しもそれなりに。
宇和海が少し見え始めたのかな?
尖ったピークは権現山。
秋の紅葉の時にまたあの素晴らしい道を
歩いてみたいですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ