うどん県、ベースキャンプ高松店です。
3月26日は、新型コロナウイルスの蔓延防止が
解除されたことを受けて、久々に地元讃岐の
遍路道を歩きました。 ✿
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ナント、讃岐路は 2022年の初歩き となりました。
歩き出しは善通寺市の74番甲山寺。
風が強く、咲き始めの桜の枝を激しく揺らします。
75番善通寺に到着。
広い境内に立派な寺宇が建ち並び、目を見張ります。
そう、「善通寺」と云えば、弘法大師空海の生誕地です。
今回は香川でもちょうど真ん中辺りに位置し、
中讃(ちゅうさん)と呼ばれるエリアに点在する
札所を辿る道のりになります。
旧道沿いには、所々に遍路導(へんろしるべ)が
残されて、かつての道のりが判別出来ます。
76番金倉寺では、山門前の桜が花を開いて、
歓迎してくれました。この日は雨が降ったり、
止んだり…の繰り返し。
広大な讃岐平野は今のシーズン、麦畑が広がって
いました。「うどんになるのかな?」
多度津町に在る77番道隆寺に到着。
札所が多いので、お参りも大変です。
丸亀市内に入り、お昼は定番の「さぬきうどん」
スタッフは、「肉ぶっかけ」でスタミナ補充と、
ナスの天ぷらで野菜不足を解消?
桜の名所としても人気の丸亀城を通過。
あと1週間先が見頃ですかね。
土器川を渡り、東進。
「好日山荘百名山」の讃岐富士も見えてきました。
宇多津町に入れば、厄除けで有名な78番郷照寺。
国道から一歩、旧道に足を踏み入れれば、
風情を残す町並みが現れます。
おひなさまの頃は、家々にひな人形を飾り、
それを見に来る観光客が溢れる路地です。
瀬戸大橋の玄関口となる坂出市に入りました。
かつて賑わっていた中心部のアーケード商店街を
突っ切って歩いていきます。
左手に巨大な五色台の山塊が見えてきました。
遍路導に導かれ…
ひたすら歩いて、札所でお参りして、また歩いて…
そんな過酷な歩行にも、嬉しい憩いの時間が到来!
八十八場(やそば)で、名物のところてんを
おやつに頂きました。
カッパを着れば雨が上がり、カッパを脱ぐと雨が降る…
そんな繰り返しと久々の歩行ということで、疲労感が漂う
中での憩いのひととき。 笑顔がこぼれます。()
ちなみに多くの方は、「酢醤油」のさっぱり系を
注文しましたが、やはりここは、「黒蜜きなこ」でしょう!
桜咲く79番高照院を参拝。
「完全に晴れた」と思って、ニコニコして歩いています。
道端には菜の花も咲き乱れています。
春爛漫の讃岐路を堪能しました。
最後は80番国分寺を目指して歩きました。
次回は五色台の山岳遍路道、後半は高松市内の
札所巡りウオークで、過酷さには定評がある行程。
あと3回で結願です。
頑張って歩き切りましょう。
ベースキャンプ高松店スタッフ